川崎あや、52cmの超絶くびれには“秘密”があった 引退発表した今だから言えること「後輩には見せられなくて」<モデルプレスインタビュー>
2019.10.04 18:00
views
2020年3月いっぱいで芸能界を引退することを発表しているグラビアタレント・川崎あや(28)がモデルプレスのインタビューに応じた。“くびれスト”として注目を集めた52cmのくびれ、そのヒミツとは…。<後編>
「川崎あやと言えばくびれ」「くびれと言えば川崎あや」
― 今や「川崎あやと言えばくびれ」「くびれと言えば川崎あや」ですが、その武器はいつ頃から?川崎:私は胸もそんなにないですけど、グラビアを始めた当初の主流は巨乳でロリっぽい幼い顔の子だったので「君みたいな子はグラビア向いてないよ」って言われたことがあるんです(笑)。でも、そこで落ち込むんじゃなくて「なにそれ?」みたいにちょっとムカっときて(笑)、「今までいないからね、そういう子」「じゃあやってやるよ!」みたいに見返してやろうって闘争心が湧いてきました。
それで「胸がなくても武器はなんだろう?」と考えたんですけど、お尻だと倉持由香さんが尻職人として出ていたので「勝てないな」って思って、ほか考えたときに(胸とお尻の)中間の「くびれ」になったんです。
デビュー当時、割とくびれは細い方だったんですけど同じぐらいの子もいたので、まだまだ「くびれスト」と名乗れるほどではなかったですが、自分で「くびれスト」と名乗ることで自分を追い込んで、もっと細くして磨いてきました。なので、武器があったというよりは、探して作った感じです(笑)。
― キツイ言葉を受けても、それを闘争心に変えて、行動に移すあたりは流石ですね。
川崎:それまでの人生は何も考えずに生きていたんです、流れに身を任せて「人生なんとかなるかな」みたいに緩い感じに。だけど、すごくやりたいことを見つけられて、5年前に比べたら今のほうが遥かに楽しいですし、夢中になれる仕事に出会えたなって思いますね。
― 当時「見返してやろう」って思った人も、今の川崎さんの活躍を見たら…
川崎:きっと「ギャフン」って言ってます(笑)。
川崎あや「実は家でこっそり…」
― とはいえ、52cmのくびれを保つのは楽ではないですよね。川崎:大変です(笑)。今年28歳になったんですけど、やっぱり20代前半に比べると大変になってきています。20代前半は、ちょっとご飯を少なくしたり、抜いたりすれば平気で2~3キロ落ちてたんですけど、今は全然減らなくなって「これが歳を重ねるってことなんだ」とひしひし…(笑)。
正直、これまでは「キープとかしてないです」って言ってたんですけど、実は家でこっそり結構やっていて…(笑)。事務所の子がジムに通っていて事務所の方から「あやもどうだ?」って言われたんですけど、後輩に頑張ってる姿を見せるのが恥ずかしかったんで言ってなかったです(照笑)。
― 裏で努力しているタイプの先輩なんですね。
川崎:「あやちゃんやってるんだ!」って思われるのが恥ずかしくて。今は引退するって発表したからいいんですけど、その頃はちょっと負けた気がするというか、後輩には見せられなくて「いや、私はいいです」って断って、家で結構やってました。
ジムに通うことがかっこ悪いとは思ってないんですけど、表の部分だけを見せたかったというか…。今思うと逆にカッコ悪かったんじゃないかなとも思います(笑)。
「もう絶対やらない」川崎あやが発案した企画とは?
― この5年間、たくさんグラビアのお仕事をしてきましたが、思い出に残っている撮影を挙げるとしたら?
川崎:ファンの方とのバスツアーを毎年やっていて、そこで自分で計画したゲレンデでの水着撮影会です。自分で発案しておいて何なんですけど、あれは1番過酷でした(笑)。手足固まってくるし、でも笑顔じゃないといけないし…叫びながらの撮影(笑)。なんで企画したんでしょうね(笑)。
― 企画段階で予想出来なかったんですか(笑)?
川崎:(笑)。雪の中の水着ってキラキラして綺麗ですし、しかも周りの人がやってないので「これは絶対面白い!」って思ったんでしょうね。でも、ファンの方たちはすごく楽しかったみたいで「やらないの?」って言われるんですけど「もう絶対やらないです」って言ってます。
― (笑)。逆に楽しかった思い出は?
川崎:いっぱいあるなあ…富山の撮影は楽しかったですね。雑誌の撮影で初めて富山に行って、もともと海鮮系があまり得意ではなかったんですけど、富山の海鮮はめちゃめちゃ美味しかったです。5月から2ヶ月休業した時、その前に「富山に行きます」って言ってたんですけど、結局行けなかったので引退したら行こうかなって思ってます。
― 5年間やってきて「楽しかった」「辛かった」は何対何?
川崎:楽しかったが9割で、辛かったは1割ぐらい。
― 辛かったことも、楽しさに持っていこうという向上心があったから?
川崎:「胸がないのにグラビアアイドルって言えるのか?」とか色んな言葉もありましたけど、それも「なにくそ!」って頑張る力に変えることができたので、1割(笑)。あとは本当に楽しかったなあって9割ですね。
後輩たちへ…川崎あやが伝えたいこと
― 後輩たちも個々で活躍の場を広げている今、先輩として牽引してきた川崎さんがご自身の経験を踏まえて「これは覚えておいて欲しい」というアドバイスをするとしたら?川崎:「常に謙虚でいてほしいな」です。あと「周りへの感謝を忘れない」「挨拶は必ずしよう」。自分が「調子いいな」「波来てるな」という時こそ「周りを見よう」っていうのも。自分が注目されてる時、後輩のお知らせをリツイートすれば後輩も一緒に上がれるじゃないですか、そういう視野を広く持って欲しいですね。
― 自分だけじゃなくて周りにも気を配ると。
川崎:そうすると、自分にもちゃんと返ってくると思うんです。事務所全体が上がることによって自分のステージが上る可能性が高くなってくるので、もともと「自分が自分が…」っていう子はあんまりいないんですけど、謙虚に周りを見て協力し合って欲しいです。
― 川崎さん自身、そういう先輩としてのプレッシャーはあった?
川崎:ありました。1番最初に事務所に入っているので、何の仕事をするにも私が最初で「まずあやがやってみないと、次続けるかどうかわからない」という突破口でした。正直「ちょっと失敗したな」っていう仕事もあったけど、これが後輩に繋がるのかなって思えば頑張れたし、私がここで「嫌だ」て言ったら、後輩に繋がらないんじゃないかって思うことも。だから頑張らなきゃっていうプレッシャーはありました。
私は、たぶん自分のためには頑張れないんだと思います。さっきも言った通りファンの方がいるから頑張ろうって思ったし、後輩がいるから頑張れたんだと思います。
川崎あやの夢を叶える秘訣
―最後にグラビアアイドルとしてでも、1人の女性としてでも、人間としてでも、川崎さんの「夢」をお聞きしたいです。川崎:最後の最後までこのままグラビアアイドルで終わりたい、それ以外にはないです。
― やっぱりプロフェッショナルですね。
川崎:そうですか(笑)?
― では、最後に川崎さんの「夢を叶える秘訣」を教えて下さい。
川崎:とにかくやってみる。貰ったお仕事で「やってみようかな」って思ったことは一生懸命頑張るってことですね。
― まさに今の川崎さんを作り上げた夢を叶える秘訣ですね。
川崎:そうですね、とにかくやってみることが大事です。
― ありがとうございました!
往年のスターたちがそうだったように、グラビアアイドルとして終着点を迎える彼女もまた引き際が美しい。ファンはもちろん、後輩のみならず多くの同業者たちが寂しさを覚えつつ温かく送り出そうとしてくれるのは、これまで真っ直ぐ仕事と向き合い、その背中を見せてきたからだろう。
「最後の最後までこのまま」――。グラビアアイドル・川崎あやが歩みを止める最後まで、その勇姿を目に焼き付けたい。(modelpress編集部)
川崎あや(かわさき・あや)プロフィール
生年月日:1991年1月3日身長:160cm
スリーサイズ:B80/W52/H88
「ミスFLASH2016 グランプリ」ウエスト52cmという驚異的なクビレで「くびれスト」と呼ばれている。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス
-
片岡凜、日曜劇場初出演は「すごく光栄」“ドラマデビュー作ぶり”新井順子Pとの再会で贈られたアドバイスとは【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.1】モデルプレス
-
アナウンサーになるには?テレ東・田中瞳アナの回答と「夢を叶える秘訣」モデルプレス
-
テレ東・田中瞳アナの転機になった、さまぁ~ずの“ある言動”モデルプレス