シス・カンパニー公演舞台「恋のヴェネチア狂騒曲」に出演している女優の若月佑美(わかつき・ゆみ/25)が、モデルプレスのインタビューに応じた。<インタビュー後編>
若月:AKB48グループさんや、乃木坂46、欅坂46ちゃん、日向坂46ちゃんなどと、グループの色というのはちゃんと違ったんだなと改めて思いました。例えば周りの方から「AKB48さんは明るくてキラキラしているけど、乃木坂46さんは落ち着いた感じですね」と言われた時に、自分たちではあまりわからなかったのですが、一歩離れてテレビ番組などで見ると、それぞれのグループの色が出ていることがよく分かりました。
AKB48グループさんが既にご活躍している中で乃木坂46ができたので、当時は「私たちらしさは何だろう?」「アイドル戦国時代の中で個性を出していくにはどうすれば良いんだろう?」と特に1期生は悩んでいたことが多かったように思います。それから8年経って、後輩にもちゃんと受け継げるくらいの色の濃さになっているということに気づけて、「ちゃんと私も乃木坂46として活動できていたんだな」とホッとしました。
若月:会います!でも卒業生が多いかもしれないです。1番最近会ったのは、秋元真夏と桜井玲香なのですが、その前は西野七瀬やかずみん(高山一実)と会いました。
― 1期生の方と会うことが多いんですね。
若月:そうですね。4期生は、私が卒業セレモニーを行う1日前にお見立て会をしていてちょうどすれ違いだったのですが、なんとなく後輩は先輩の誘いが断りづらいかなと思っていて…。断ってくれても大丈夫なのですが、2期生・3期生にはそう思わせてしまったらかわいそうだなと思ってしまって、自然と誘うのは「今日空いてる?」と気軽に言える同期になってしまうんです。
― では本当は、例えば「若様軍団」の梅澤美波さん、阪口珠美さん、山下美月さんたちから誘って欲しい?
若月:はい。行きたい…!乃木坂ちゃんが忙しいので、「この日行けます」というのを合わせてくれたのを私に投げてくれれば行きます!
― でも後輩メンバーも「若月さん忙しいから…」と思って誘えないのかもしれないですね。
若月:誘ってくれれば、深夜の12時だろうが1時だろうが行きますよ(笑)!
― この記事を後輩メンバーのみなさんが読んでくれるか、ファンのみなさんがこのことを拡散してくださることを願いましょう!
若月:初めて「女子校カルテット」の秋元真夏、桜井玲香、中田花奈に卒業することを伝えた時は、大号泣してくれて…。私が卒業することでこれだけ悲しんで泣いてくれる人や、私の存在を大きく思ってくれている人がいたんだなということは、すごく嬉しくもありがたくも思ったのですが、その反面、苦しくさせてしまったのは申し訳ないなとも思いました。
「乃木坂工事中」の時は、私、川後陽菜、西野七瀬、能條愛未と4人が卒業してしまうということで、キャプテンとして思うことがいろいろとあったのだと思うのですが、その時に桜井を見て「この人が卒業する時はもっと多くの人が涙して、きっと大切にしてくれるんだろうな」と思いました。
― 若月さんと桜井さんの仲良しペアは、“れかつき”と呼ばれ、ファンの方の間でもとても人気ですよね。若月さんの卒業セレモニーの時は、桜井さんに別れを告げ、1つの区切りをつけた印象を受けたのですが、乃木坂46から旅立つ若月さんの優しさゆえの行動だったのですか?
若月:私と桜井はもちろん仲が良いのですが、私たちよりも、ファンの方がそのペアが好きだと言ってくださる方が多かったので、そうなった時に「私がいなくなったら桜井は…」とか、逆に「桜井がいなくなったら私は…」となるのを防ぎたかったんだと思います。私とペアだと言われる桜井に対して、ずっと申し訳なく思っていました。何かある度に(桜井)玲香は「最近若(若月)とどう?」「卒業してから会っていますか?」と聞かれると言っていたので、「もっと玲香のことを聞いてあげて」と思ってしまうんです。
なので最後の卒業セレモニーの時は、桜井とのペア感は「女子校カルテット」「若様軍団」のような乃木坂46内のユニットだったと思っていただいて、これからは2人を応援してくださっていた方には乃木坂46の桜井玲香(※インタビュー当時は桜井玲香卒業発表前)、女優の若月佑美として応援していただければ、すごく素敵だなと思って、あえて少し突き放すような感じになっていました。
― 若月さんと桜井さんの“れかつき”コンビも素敵ですが、桜井さんは1人の女性としても素敵だということを伝えたかったのですね。素敵なお話し、ありがとうございました。
そして記者が何より驚いたのが、スタイルの良さ。普段から行っているスタイルキープの方法や小顔ケアを聞くと、「顔がむくみやすいので、寝る前に水分を摂りすぎないことや、夜ご飯は塩分を控えめにすることなどを心がけています」と回答。
「ドラマなどの映像のお仕事は前のシーンとの繋がりがあるので、前のシーンは顔がシュッとしているのに、次のシーンではむくんでいるとなると、その作品自体に影響を与えてしまうんです」とし、「あとは体力づくりも兼ねて、スニーカーを履いて3駅分くらい歩くこともあります」とプロ意識の高さものぞかせていた。(modelpress編集部)
会場:東京都 新国立劇場 中劇場
作:カルロ・ゴルドーニ
上演台本・演出:福田雄一
【出演】
ムロツヨシ、堤真一、吉田羊、賀来賢人、若月佑美、池谷のぶえ、野間口徹、粕谷吉洋、大津尋葵、春海四方、高橋克実、浅野和之
同作は、福田雄一監督が上演台本・演出を手がけ、カルロ・ゴルドーニによるイタリアの古典喜劇「2人の主人に仕えた召使」をもとにした作品。物語の舞台は水の都。憎み切れないお調子者の召使トゥルファルディーノ(ムロツヨシ)が、2倍の給料をせしめようと、2人の別々の主人(堤真一・吉田羊)に仕えたことから、勘違いとすれ違いの「恋の大混乱」が巻き起こる。 



若月佑美、卒業後に変化した乃木坂46の印象
― 乃木坂46を卒業して半年以上経ちますが、グループを客観的に見て思うことはありましたか?若月:AKB48グループさんや、乃木坂46、欅坂46ちゃん、日向坂46ちゃんなどと、グループの色というのはちゃんと違ったんだなと改めて思いました。例えば周りの方から「AKB48さんは明るくてキラキラしているけど、乃木坂46さんは落ち着いた感じですね」と言われた時に、自分たちではあまりわからなかったのですが、一歩離れてテレビ番組などで見ると、それぞれのグループの色が出ていることがよく分かりました。
AKB48グループさんが既にご活躍している中で乃木坂46ができたので、当時は「私たちらしさは何だろう?」「アイドル戦国時代の中で個性を出していくにはどうすれば良いんだろう?」と特に1期生は悩んでいたことが多かったように思います。それから8年経って、後輩にもちゃんと受け継げるくらいの色の濃さになっているということに気づけて、「ちゃんと私も乃木坂46として活動できていたんだな」とホッとしました。
若月佑美、乃木坂46卒業後もメンバーと交流 後輩にお願いも
― メンバーのみなさんとは最近お会いしていますか?若月:会います!でも卒業生が多いかもしれないです。1番最近会ったのは、秋元真夏と桜井玲香なのですが、その前は西野七瀬やかずみん(高山一実)と会いました。
― 1期生の方と会うことが多いんですね。
若月:そうですね。4期生は、私が卒業セレモニーを行う1日前にお見立て会をしていてちょうどすれ違いだったのですが、なんとなく後輩は先輩の誘いが断りづらいかなと思っていて…。断ってくれても大丈夫なのですが、2期生・3期生にはそう思わせてしまったらかわいそうだなと思ってしまって、自然と誘うのは「今日空いてる?」と気軽に言える同期になってしまうんです。
― では本当は、例えば「若様軍団」の梅澤美波さん、阪口珠美さん、山下美月さんたちから誘って欲しい?
若月:はい。行きたい…!乃木坂ちゃんが忙しいので、「この日行けます」というのを合わせてくれたのを私に投げてくれれば行きます!
― でも後輩メンバーも「若月さん忙しいから…」と思って誘えないのかもしれないですね。
若月:誘ってくれれば、深夜の12時だろうが1時だろうが行きますよ(笑)!
― この記事を後輩メンバーのみなさんが読んでくれるか、ファンのみなさんがこのことを拡散してくださることを願いましょう!
若月佑美、桜井玲香に「ずっと申し訳なく思っていた」
― 乃木坂46のドキュメンタリー映画も公開されましたね。劇中では「乃木坂工事中」で若月さんたちの卒業記念番組を撮影している様子も映っていたのですが、収録時に桜井さんの涙が止まらなくなってしまって、スタジオに戻ってこられなかったというシーンもありました。現場でもその姿を見ていたと思いますが、若月さん自身はどんな心境でしたか?若月:初めて「女子校カルテット」の秋元真夏、桜井玲香、中田花奈に卒業することを伝えた時は、大号泣してくれて…。私が卒業することでこれだけ悲しんで泣いてくれる人や、私の存在を大きく思ってくれている人がいたんだなということは、すごく嬉しくもありがたくも思ったのですが、その反面、苦しくさせてしまったのは申し訳ないなとも思いました。
「乃木坂工事中」の時は、私、川後陽菜、西野七瀬、能條愛未と4人が卒業してしまうということで、キャプテンとして思うことがいろいろとあったのだと思うのですが、その時に桜井を見て「この人が卒業する時はもっと多くの人が涙して、きっと大切にしてくれるんだろうな」と思いました。
― 若月さんと桜井さんの仲良しペアは、“れかつき”と呼ばれ、ファンの方の間でもとても人気ですよね。若月さんの卒業セレモニーの時は、桜井さんに別れを告げ、1つの区切りをつけた印象を受けたのですが、乃木坂46から旅立つ若月さんの優しさゆえの行動だったのですか?
若月:私と桜井はもちろん仲が良いのですが、私たちよりも、ファンの方がそのペアが好きだと言ってくださる方が多かったので、そうなった時に「私がいなくなったら桜井は…」とか、逆に「桜井がいなくなったら私は…」となるのを防ぎたかったんだと思います。私とペアだと言われる桜井に対して、ずっと申し訳なく思っていました。何かある度に(桜井)玲香は「最近若(若月)とどう?」「卒業してから会っていますか?」と聞かれると言っていたので、「もっと玲香のことを聞いてあげて」と思ってしまうんです。
なので最後の卒業セレモニーの時は、桜井とのペア感は「女子校カルテット」「若様軍団」のような乃木坂46内のユニットだったと思っていただいて、これからは2人を応援してくださっていた方には乃木坂46の桜井玲香(※インタビュー当時は桜井玲香卒業発表前)、女優の若月佑美として応援していただければ、すごく素敵だなと思って、あえて少し突き放すような感じになっていました。
― 若月さんと桜井さんの“れかつき”コンビも素敵ですが、桜井さんは1人の女性としても素敵だということを伝えたかったのですね。素敵なお話し、ありがとうございました。
若月佑美、インタビューこぼれ話
スリットの入った大人っぽいロングドレスを着こなして、爽やかな笑顔を見せながらインタビューに応じた若月。自ら撮影の提案をしたり、嫌な顔ひとつせずに常に笑顔で要望に応えてくれたりと、1つひとつの行動から人柄の良さが溢れ出ていた。そして記者が何より驚いたのが、スタイルの良さ。普段から行っているスタイルキープの方法や小顔ケアを聞くと、「顔がむくみやすいので、寝る前に水分を摂りすぎないことや、夜ご飯は塩分を控えめにすることなどを心がけています」と回答。
「ドラマなどの映像のお仕事は前のシーンとの繋がりがあるので、前のシーンは顔がシュッとしているのに、次のシーンではむくんでいるとなると、その作品自体に影響を与えてしまうんです」とし、「あとは体力づくりも兼ねて、スニーカーを履いて3駅分くらい歩くこともあります」とプロ意識の高さものぞかせていた。(modelpress編集部)
若月佑美(わかつき・ゆみ)プロフィール
1994年6月27日生まれ。静岡県出身。2011年8月に乃木坂46の1期生オーディションに合格。2018年11月に、グループを卒業。12月に卒業セレモニーを行った。卒業後は女優として活躍。ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)、「頭に来てもアホとは戦うな!」(日本テレビ系)、舞台「鉄コン筋クリート」、「恋のヴェネチア狂騒曲」に出演。同年9月からは舞台「GOZEN-狂乱の剣-」が上演予定となっている。シス・カンパニー公演「恋のヴェネチア狂騒曲」公演概要
日程:2019年7月5日(金)~28日(日)会場:東京都 新国立劇場 中劇場
作:カルロ・ゴルドーニ
上演台本・演出:福田雄一
【出演】
ムロツヨシ、堤真一、吉田羊、賀来賢人、若月佑美、池谷のぶえ、野間口徹、粕谷吉洋、大津尋葵、春海四方、高橋克実、浅野和之
同作は、福田雄一監督が上演台本・演出を手がけ、カルロ・ゴルドーニによるイタリアの古典喜劇「2人の主人に仕えた召使」をもとにした作品。物語の舞台は水の都。憎み切れないお調子者の召使トゥルファルディーノ(ムロツヨシ)が、2倍の給料をせしめようと、2人の別々の主人(堤真一・吉田羊)に仕えたことから、勘違いとすれ違いの「恋の大混乱」が巻き起こる。
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