「うちの執事が言うことには」神尾楓珠、“花穎さま”永瀬廉からいただいたものを明かす<モデルプレスインタビュー>
2019.05.13 12:23
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ドラマ「恋のツキ」や「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」などの出演で話題を集める若手注目株、神尾楓珠(かみお・ふうじゅ/20)。雰囲気のあるビジュアルと繊細な役どころも演じ分ける実力からミステリアスなイメージを抱かれがちだが、モデルプレスが密着した映画『うちの執事が言うことには』(5月17日公開)の大阪プロモーションでは、街ブラロケ中においしいご当地グルメを味わったり、観光スポットでピースサインを決めたりと、あどけなさの残る20歳の等身大を垣間見ることができた。
そんな密着取材の最後に行われたインタビューでも、飾らなすぎる(!)発言の連続で周囲のスタッフを笑わせる。累計発行部数110万部超のミステリー小説を実写化した『うちの執事が言うことには』ではハウスキーパー代理という役どころから、あえて現場での存在感を抑えていたというが、主演の永瀬廉(King & Prince)とは同い年とあって仲睦まじいエピソードも。ブレイク俳優として注目を浴びる今の心境や役者業にかける思いもたっぷりと語ってもらった。
神尾:食べたものが全部おいしかったです。どこも人が多くて賑わっていたし、写真でしか見たことがなかった“ザ・大阪”って感じの場所に行けて嬉しかったです。
― 名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎(永瀬)とその執事・衣更月蒼馬(きさらぎ・そうま/清原翔)が難事件に立ち向かう姿を描いた『うちの執事が言うことには』。作品をご覧になった感想をお聞かせください。
神尾:登場人物全員の関係性が縮まっていく様がうまく描かれているのが一番大事なところだと思います。それが変な矛盾もなくつながっているのはすごいなと思いました。
― 神尾さんは烏丸家でハウスキーパー代理を務める雪倉峻(ゆきくら・しゅん)という役どころですが、ご自身の演技についてはいかがでしたか?
神尾:後悔はないですが、反省点はあります。撮影したのが一年前ということもあって、現場では全力を尽くしたつもりですが、その時から比べると今はだいぶ成長したんじゃないかなと。
― 現場のことは覚えていますか?
神尾:若干…。いや、冗談です(笑)。でも本当に現場では存在感を消していたので、エピソードとかあまりないんですよ。ずっと傍観者みたいな(笑)。
― 使用人という役柄に徹していたと。とは言え、永瀬さんとは同い年で。
神尾:実は面識があったんです。でも廉はそのことを忘れていて(笑)。それで「なんで忘れてるんだよ!」みたいな話をしました。あとは…おにぎりをくれましたね。買ってきたらしいんですけど、「お腹いっぱいになったから食べて」って言われて。
― “花穎さま”からいただいたわけですね(笑)。
神尾:そうそう(笑)。なんのおにぎりだったかな…ツナマヨかなんかだったと思います。
― その時、お腹は空いていたんですか?
神尾:いや全然(笑)。
一同:(笑)
神尾:だけどせっかくもらったのでいただきました(笑)。
― 現場ではKing & Princeの「シンデレラガール」の振り付けを教え合っていたとか?
神尾:主に(清原)翔くんが。僕はダンスが苦手なので見ているだけでした(笑)。みんな和気あいあいとしていましたね。翔くんが一番ふざけていました。
― 意外ですね!
神尾:そうなんですよ。落ち着いているんですけど、なんて言ったらいいのかな…ふざけ出しそうな雰囲気なんです、ずっと(笑)。
― (笑)。“当主と執事”を演じた永瀬さんと清原さんの関係は客観的に見ていかがでしたか?
神尾:2人はずっと仲良くしゃべっていました。僕はインがちょっと遅くて、その頃にはもう現場の空気感が出来上がっていたんですけど、廉は僕のことを普通に会話に参加させてくれて。「やるなあ」と思いました(笑)。自然と人が集まってくるタイプだと思います。
神尾:言葉遣いや所作はあまり意識しませんでした。“代理”ということなので、そこはしっかりできていないほうが逆に自然なのかなと。
― 花穎さまに服を選んであげるシーンが印象的でした。普段、人に服を選んであげることは?
神尾:(即答で)全くしないです。
一同:(笑)
神尾:絶対しないですね。選んでもらうこともないです。ただただ、服に興味がないだけです(笑)。
― キッパリと(笑)。
神尾:全然わからないです。「お似合いです」と言われても「何がお似合いなんだ?」みたいな(笑)。
― センスがほしいと思うことは?
神尾:別にいらないです(笑)。今のままでいい。「服はなんでもいい」くらいがいいな。いずれ価値観が変わるかもしれないんですけど、そしたらまたその時に考えます(笑)。
― そんな中あえて聞くのですが(笑)女の子にコーディネートを選んであげるとしたら、どんなアイテムが好みですか?
神尾:露出多めが苦手なので、そうじゃなければなんでもいいです(笑)。
― それは好きな女の子だった場合、肌を大勢に見せてほしくないという意味で…?
神尾:いや違います。変な自信が見えるじゃないですか。
― 露出の多い服を着るという意志?
神尾:そうです。なんかあからさまじゃないですか。「私、こういうの着れますよ」みたいな。それがちょっと嫌です(笑)。やっぱり、服に興味ないくらいのほうがいいですよね。
(周囲のスタッフざわつく)
神尾:…いや、さすがにボーダーラインはありますよ?キャラのやつとか着てたら「おぉ…」ってなりますけど。
― キャラものはNGということで(笑)。神尾さんご自身も私服は黒一色でしたね。
神尾:シンプルなほうが好きですね。
神尾:何でもやってほしいなあ。でも一番は洗濯ですね。父親と暮らしているんですけど、あんまり服を洗わないんですよ。
― 爆弾発言(笑)。
神尾:帰ってきたら服を脱いで、そこらへんに置いて、風呂入って。さすがに部屋着はあるので、それを着て。脱いだのはそのまま。次の日また着ます。
一同:(笑)
神尾:さすがに夏は考えますけど(笑)。
― イメージに関わるのでこれ以上つっこむのはやめておきます(笑)。2つ目は何にしましょうか?
スタッフ:服を選んでもらうのは?
神尾:(即答で)いや大丈夫です。選んでもらう必要ないので。
一同:(笑)
神尾:あっ、朝起こしてもらいたいです。
― 理想の起こされ方はありますか?
スタッフ:(ロケで神戸牛を食べたので)お肉が焼かれる匂いで起きるとか?
神尾:そんなので起きられるわけないじゃないですか!(笑)でもそれはありかもしれない。朝が本当に弱くて…どうやったら起きるんだろう。今はアラームをかけてるんですけど、それでもたまに寝ちゃうんですよね。(目覚ましを)遠くに置いたとしても消して、また戻る。シャトルランと一緒です(笑)。
― (笑)。では3つ目のお願いは?
神尾:起こしてもらって、立つじゃないですか。それでなんかしてる間に、ベッドに戻れないような仕組みを作ってもらう。柵をつけてもらうとか(笑)。
― 寝起きは不機嫌ですか?
神尾:全然、一度起きてしまえば大丈夫です。朝ごはんは食べないので、作らなくて大丈夫です(笑)。
― 今回のキャストの中で、実際に執事になれそうな人はいますか?
神尾:翔くんくらいしか想像できないですね。廉は絶対に無理だし。
― 清原さんの執事っぷりはいかがでしたか?
神尾:めっちゃキマってました。カメラが回っていない時もずっと背筋が伸びていて。元々猫背と言っていたんですけど、そう見えないところがすごいなと。
― 神尾さんご自身は執事になれると思いますか?
神尾:できるんじゃないですか?……いや、絶対できないです(笑)。ひたすら人に尽くすっていうことじゃないですか。しかも(烏丸家の場合は)男!男に尽くすってキツいですよね(笑)。
― サポートという意味では神尾さんにもマネージャーさんがいますね。
神尾:そうですね。だからすごいなと思います。僕は普通に仲のいい友達みたいな関係になるので、執事として考えると敬語を使い続けたりとか、そのあたりの線引きが難しそうですね。
神尾:そうですね。一時的なものだとは思いますが、フォロワーも増えました。
― 同世代の多い現場で刺激を受けることもありましたか?
神尾:同世代もそうですけど、やっぱり菅田(将暉)くんから学ぶことが一番大きかったですね。「人のために芝居をする」というのが菅田くんのポリシーだそうです。「人(=相手)のために芝居をすれば、人も良くなるし、人が良くなると自分も良くなる」という話を聞いて、人のための芝居って大事なんだなと思いました。それから僕も強く意識するようになりましたね。
― 役者業においてこれから特に伸ばしていきたいと思う部分はありますか?
神尾:全部です。五角形のグラフで表すとしたら今はまだ全然小さいので、全部をバランスよく広げていきたい。技術的な部分もそうだし、本を読み込む力、周りに溶け込む力、役に入り込む力…全部もっと深いところまで行きたいです。
― この一年で成長したというお話がありましたが、どんな時に実感しますか?
神尾:やれることが増えた時です。自分の中に引き出しが増えて、「これやってみよう」と思ってうまくハマった時とか。「ああ、成長したんだな」と思います。成長を感じなければやっていけないです。
― ブレイクを実感することは?
神尾:全然ないです。何も変わっていないですよ。
― 最後に今後の意気込みとファンの皆様にメッセージをお願いします。
神尾:単純に演技力を磨いて、人に届けられる芝居ができるようになりたい。そうなれるように頑張ります。これからも色んな作品に出て、色んな役をやっていきたいと思うので、見守っていただけたら嬉しいです。
(modelpress編集部)
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
監督:久万真路
脚本:青島武
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys’ Universe)
<ストーリー>
日本が誇る名門・烏丸家の第 27 代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面で新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして企業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。
出身地:東京都
血液型:O型
身長:174cm
趣味:サッカー、カラオケ
主な出演作は、映画『兄に愛されすぎて困ってます』(2017)、ドラマ「アンナチュラル」(2018)、「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018)、「恋のツキ」(2018)、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(2019)など。放送中のドラマ「都立水商!~令和~」(MBS・TBS)に今井周役で出演中。待機作に映画『うちの執事が言うことには』(5月17日公開)、『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)など。
神尾楓珠、“花穎さま”からツナマヨおにぎりをいただく
― 本日はロケお疲れ様でした!初めての大阪はいかがでしたか?神尾:食べたものが全部おいしかったです。どこも人が多くて賑わっていたし、写真でしか見たことがなかった“ザ・大阪”って感じの場所に行けて嬉しかったです。
― 名門・烏丸家第27代当主の烏丸花穎(永瀬)とその執事・衣更月蒼馬(きさらぎ・そうま/清原翔)が難事件に立ち向かう姿を描いた『うちの執事が言うことには』。作品をご覧になった感想をお聞かせください。
神尾:登場人物全員の関係性が縮まっていく様がうまく描かれているのが一番大事なところだと思います。それが変な矛盾もなくつながっているのはすごいなと思いました。
― 神尾さんは烏丸家でハウスキーパー代理を務める雪倉峻(ゆきくら・しゅん)という役どころですが、ご自身の演技についてはいかがでしたか?
神尾:後悔はないですが、反省点はあります。撮影したのが一年前ということもあって、現場では全力を尽くしたつもりですが、その時から比べると今はだいぶ成長したんじゃないかなと。
― 現場のことは覚えていますか?
神尾:若干…。いや、冗談です(笑)。でも本当に現場では存在感を消していたので、エピソードとかあまりないんですよ。ずっと傍観者みたいな(笑)。
― 使用人という役柄に徹していたと。とは言え、永瀬さんとは同い年で。
神尾:実は面識があったんです。でも廉はそのことを忘れていて(笑)。それで「なんで忘れてるんだよ!」みたいな話をしました。あとは…おにぎりをくれましたね。買ってきたらしいんですけど、「お腹いっぱいになったから食べて」って言われて。
― “花穎さま”からいただいたわけですね(笑)。
神尾:そうそう(笑)。なんのおにぎりだったかな…ツナマヨかなんかだったと思います。
― その時、お腹は空いていたんですか?
神尾:いや全然(笑)。
一同:(笑)
神尾:だけどせっかくもらったのでいただきました(笑)。
― 現場ではKing & Princeの「シンデレラガール」の振り付けを教え合っていたとか?
神尾:主に(清原)翔くんが。僕はダンスが苦手なので見ているだけでした(笑)。みんな和気あいあいとしていましたね。翔くんが一番ふざけていました。
― 意外ですね!
神尾:そうなんですよ。落ち着いているんですけど、なんて言ったらいいのかな…ふざけ出しそうな雰囲気なんです、ずっと(笑)。
― (笑)。“当主と執事”を演じた永瀬さんと清原さんの関係は客観的に見ていかがでしたか?
神尾:2人はずっと仲良くしゃべっていました。僕はインがちょっと遅くて、その頃にはもう現場の空気感が出来上がっていたんですけど、廉は僕のことを普通に会話に参加させてくれて。「やるなあ」と思いました(笑)。自然と人が集まってくるタイプだと思います。
神尾楓珠、女の子の服を選ぶとしたら…
― 使用人という役どころで、特に言葉遣いなどは独特だったかと。神尾:言葉遣いや所作はあまり意識しませんでした。“代理”ということなので、そこはしっかりできていないほうが逆に自然なのかなと。
― 花穎さまに服を選んであげるシーンが印象的でした。普段、人に服を選んであげることは?
神尾:(即答で)全くしないです。
一同:(笑)
神尾:絶対しないですね。選んでもらうこともないです。ただただ、服に興味がないだけです(笑)。
― キッパリと(笑)。
神尾:全然わからないです。「お似合いです」と言われても「何がお似合いなんだ?」みたいな(笑)。
― センスがほしいと思うことは?
神尾:別にいらないです(笑)。今のままでいい。「服はなんでもいい」くらいがいいな。いずれ価値観が変わるかもしれないんですけど、そしたらまたその時に考えます(笑)。
― そんな中あえて聞くのですが(笑)女の子にコーディネートを選んであげるとしたら、どんなアイテムが好みですか?
神尾:露出多めが苦手なので、そうじゃなければなんでもいいです(笑)。
― それは好きな女の子だった場合、肌を大勢に見せてほしくないという意味で…?
神尾:いや違います。変な自信が見えるじゃないですか。
― 露出の多い服を着るという意志?
神尾:そうです。なんかあからさまじゃないですか。「私、こういうの着れますよ」みたいな。それがちょっと嫌です(笑)。やっぱり、服に興味ないくらいのほうがいいですよね。
(周囲のスタッフざわつく)
神尾:…いや、さすがにボーダーラインはありますよ?キャラのやつとか着てたら「おぉ…」ってなりますけど。
― キャラものはNGということで(笑)。神尾さんご自身も私服は黒一色でしたね。
神尾:シンプルなほうが好きですね。
“神尾楓珠の執事”がやるべき3つのこと
― もし自分に執事がつくとしたら、普段の生活で何をしてほしいですか?3つ挙げてください。神尾:何でもやってほしいなあ。でも一番は洗濯ですね。父親と暮らしているんですけど、あんまり服を洗わないんですよ。
― 爆弾発言(笑)。
神尾:帰ってきたら服を脱いで、そこらへんに置いて、風呂入って。さすがに部屋着はあるので、それを着て。脱いだのはそのまま。次の日また着ます。
一同:(笑)
神尾:さすがに夏は考えますけど(笑)。
― イメージに関わるのでこれ以上つっこむのはやめておきます(笑)。2つ目は何にしましょうか?
スタッフ:服を選んでもらうのは?
神尾:(即答で)いや大丈夫です。選んでもらう必要ないので。
一同:(笑)
神尾:あっ、朝起こしてもらいたいです。
― 理想の起こされ方はありますか?
スタッフ:(ロケで神戸牛を食べたので)お肉が焼かれる匂いで起きるとか?
神尾:そんなので起きられるわけないじゃないですか!(笑)でもそれはありかもしれない。朝が本当に弱くて…どうやったら起きるんだろう。今はアラームをかけてるんですけど、それでもたまに寝ちゃうんですよね。(目覚ましを)遠くに置いたとしても消して、また戻る。シャトルランと一緒です(笑)。
― (笑)。では3つ目のお願いは?
神尾:起こしてもらって、立つじゃないですか。それでなんかしてる間に、ベッドに戻れないような仕組みを作ってもらう。柵をつけてもらうとか(笑)。
― 寝起きは不機嫌ですか?
神尾:全然、一度起きてしまえば大丈夫です。朝ごはんは食べないので、作らなくて大丈夫です(笑)。
― 今回のキャストの中で、実際に執事になれそうな人はいますか?
神尾:翔くんくらいしか想像できないですね。廉は絶対に無理だし。
― 清原さんの執事っぷりはいかがでしたか?
神尾:めっちゃキマってました。カメラが回っていない時もずっと背筋が伸びていて。元々猫背と言っていたんですけど、そう見えないところがすごいなと。
― 神尾さんご自身は執事になれると思いますか?
神尾:できるんじゃないですか?……いや、絶対できないです(笑)。ひたすら人に尽くすっていうことじゃないですか。しかも(烏丸家の場合は)男!男に尽くすってキツいですよね(笑)。
― サポートという意味では神尾さんにもマネージャーさんがいますね。
神尾:そうですね。だからすごいなと思います。僕は普通に仲のいい友達みたいな関係になるので、執事として考えると敬語を使い続けたりとか、そのあたりの線引きが難しそうですね。
「3年A組」菅田将暉から学んだ「人のために芝居をすること」
― ここからは役者業について伺いますが、直近では「3年A組」の反響が大きかったのではないでしょうか。神尾:そうですね。一時的なものだとは思いますが、フォロワーも増えました。
― 同世代の多い現場で刺激を受けることもありましたか?
神尾:同世代もそうですけど、やっぱり菅田(将暉)くんから学ぶことが一番大きかったですね。「人のために芝居をする」というのが菅田くんのポリシーだそうです。「人(=相手)のために芝居をすれば、人も良くなるし、人が良くなると自分も良くなる」という話を聞いて、人のための芝居って大事なんだなと思いました。それから僕も強く意識するようになりましたね。
― 役者業においてこれから特に伸ばしていきたいと思う部分はありますか?
神尾:全部です。五角形のグラフで表すとしたら今はまだ全然小さいので、全部をバランスよく広げていきたい。技術的な部分もそうだし、本を読み込む力、周りに溶け込む力、役に入り込む力…全部もっと深いところまで行きたいです。
― この一年で成長したというお話がありましたが、どんな時に実感しますか?
神尾:やれることが増えた時です。自分の中に引き出しが増えて、「これやってみよう」と思ってうまくハマった時とか。「ああ、成長したんだな」と思います。成長を感じなければやっていけないです。
― ブレイクを実感することは?
神尾:全然ないです。何も変わっていないですよ。
― 最後に今後の意気込みとファンの皆様にメッセージをお願いします。
神尾:単純に演技力を磨いて、人に届けられる芝居ができるようになりたい。そうなれるように頑張ります。これからも色んな作品に出て、色んな役をやっていきたいと思うので、見守っていただけたら嬉しいです。
(modelpress編集部)
映画 #うちの執事が言うことには 公開🎬ハウスキーパー🏡を演じた #神尾楓珠 さんからメッセージ🤗
— モデルプレス (@modelpress) 2019年5月18日
“花穎さま” #永瀬廉 ( #KingPrince )さんらとの共演エピソードや #3年A組 #菅田将暉 さんから学んだことを語ったインタビューはこちら🔻https://t.co/uD3xy3yTRx@uchino_shitsuji @kamio_fuju pic.twitter.com/Aec8MhHfo3
映画『うちの執事が言うことには』(5月17日全国ロードショー)
出演:永瀬廉(King & Prince)清原翔 神宮寺勇太(King & Prince)優希美青 神尾楓珠原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
監督:久万真路
脚本:青島武
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys’ Universe)
<ストーリー>
日本が誇る名門・烏丸家の第 27 代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面で新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして企業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。
神尾楓珠(かみお・ふうじゅ)プロフィール
生年月日:1999年1月21日出身地:東京都
血液型:O型
身長:174cm
趣味:サッカー、カラオケ
主な出演作は、映画『兄に愛されすぎて困ってます』(2017)、ドラマ「アンナチュラル」(2018)、「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018)、「恋のツキ」(2018)、「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(2019)など。放送中のドラマ「都立水商!~令和~」(MBS・TBS)に今井周役で出演中。待機作に映画『うちの執事が言うことには』(5月17日公開)、『HiGH&LOW THE WORST』(10月4日公開)など。
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