三代目JSB山下健二郎を襲った災難…東京03・山本舞香ら「漫画みたいにいかない。」チームを直撃<モデルプレスインタビュー>
2019.02.23 12:00
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話題のコメディードラマ『漫画みたいにいかない。』の舞台第2弾『漫画みたいにいかない。第2巻』。モデルプレスは出演する東京03(角田晃広、飯塚悟志、豊本明長)、三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの山下健二郎、山本舞香、上杉柊平、相島一之を2日目の昼公演後に直撃。舞台さながらの笑いあふれるトークをそのままお届けする。
舞台『漫画みたいにいかない。第2巻』
『漫画みたいにいかない。』は、時代遅れの売れない漫画家とその周りの人々の“漫画みたいにいかない日常”を、シニカルな笑いと哀愁で描く、シチュエーション・コメディー。今回は、昨年1月にドラマが放送され、同4月の舞台はチケット即完するなど、大きな話題を呼んだ同作の舞台第2弾となる。第1弾に引き続き脚本・演出を務めるのは「ゴッドタン」などの人気バラエティやドラマ・舞台も手掛け、バナナマンや東京03の盟友でもある奇才、オークラ氏。前作でともに作品の世界観を作り上げたニイルセンも再び、イラスト&アニメーションを担当した。
同舞台は計7回の東京公演を経て、3月8日から神戸国際会館こくさいホールにて計3公演を予定。なお千秋楽の9日には全国各地の映画館にてライブ・ビューイングも行われる。
山本舞香、本番中にハプニング?
― 本番お疲れ様でした。公演は3回目ですが、まだ緊張しますか?角田:始まる前は毎回それなりに緊張します。でもステージに出ちゃえば、こっちのものって感じでやらせてもらいますよ。
飯塚:まぁまぁ緊張しています。
― 今日は何かハプニングはありましたか?
飯塚:今日はそうですね……。
(一同、山本に視線を送る)
飯塚:舞香ちゃん何かあったの?
山本:ふふふ。台詞、間違えちゃいました。しかも「間違えちゃった」と言っちゃった(笑)。
飯塚:そうなんですよ。「間違えちゃった」と言わなければバレないのに…(笑)。
豊本:正直すぎるんですよ。
飯塚:良い子だな。
山本:鳥さん(鳥飼昭雄/演:飯塚)が嗚咽するシーンで笑っちゃって、そこから崩れてしまいました(笑)。
豊本:爆笑してたよね(笑)。その後、乱れたって感じですね。
飯塚:あのシーンは急遽追加したんです。最初はなかったから、あまり練習もしていなくて。嗚咽後に台詞を言おうと振り返ったら、舞香ちゃん笑ってるもんね。どうしようかな~って(笑)。
山本:あれは笑っちゃうもん(笑)。
― チームワークの良さを感じました。
飯塚:嗚咽で(笑)?本当ですか(笑)?
『漫画みたいにいかない。』シリーズ化に喜び
― 前回シリーズ化したいとおっしゃっていましたが、今回2巻目ということで、叶いましたね。飯塚:本当ね、ありがたい。
角田:これは嬉しいですね。ドラマもまた撮らせていただいて、本当にありがたい。
― 前回のときには「フルハウス」を目指したいってことをおっしゃってましたけど…。(舞台第1弾の取材時、山下が「フルハウス」ぐらい続けたい、とコメント)
角田:ちょっと記憶にないですけど…言ったかな(笑)?
山本:健二郎くんが言ったんじゃない?
山下:おれ、言ったかも。
飯塚:覚えといて(笑)!
山下:「フルハウス」長いじゃないですか!みんな好きじゃないですか!そういう作品になれば良いなっていう思いを込めて…。
飯塚:っていうのを忘れていたんでしょ(笑)?
山下:いま、思い出した(笑)。
― (笑)。今回は神戸公演もありますが、皆さん楽しみにされてることありますか?
角田:飯だね。
飯塚:飯だね。
山本:ご飯!
山下:プロデューサーさんが美味しいお店をバチッとセッティングしてくれるみたいなんですよ。
山本:そうなの?!
山下:焼き鳥でしたっけ?
(川邊昭宏プロデューサー:予約済みです。)
一同:いぇ~い(拍手)
豊本:川邊さん、グルメなんでね。
山本:頑張ろ~っと!
山下:楽しみですね~。
― 今回、みなさんでご飯行ったりはされているんですか?
角田:今回はねー…。
飯塚:全然余裕なかったね。
山下:実は「行こう」って言ってた日があったんですよね。
豊本:あったあった。
山下:でも、行っている場合じゃないなって、無くなったんです。
飯塚:稽古中に食事会がある予定だったんですけど、プロデューサーの川邊さんが「忘れてください」って(笑)。
山本:そうそう。「忘れてください」って(笑)。
飯塚:それどころじゃなかったからね。
山本:台本も完成していなかったもんね。
飯塚:…この話はやめようか!
豊本:「忘れてください」!
舞台中にトラブル?山下健二郎の“災難”も
― 今回はあるトラブルをきっかけにお話が進みますが、今回の舞台を通して、印象的なトラブルがあれば教えて下さい。豊本:本番中に変な声が入ってきた。
飯塚:(大声で)あーーーーー!それ!!
角田:あったね。変な声がしてたよね。
山下:あれ、すげー怖かった。
山本:昨日の昼だよね。怖かった!幽霊かと思った。
豊本:知らないおじさんの声が入ってきたんですよ。
飯塚:後で聞いたら、隣の会場の催し物の声が混線して入って会場のスピーカーから流れたとか、トラックの運転手さんの無線が流れたとか、色んな説があったんですけど、実際は分かりませんでした。でも、とりあえず知らないおじさんの歌声みたいなものが入ってきたんです。
角田:トラックの運転手さんだったら、運転しながら歌っていたってことですよね。
豊本:それが聞こえたってことですね。
飯塚:トラックの運転手さん、マイク使うかな?
山本:使わない!
飯塚:そうだよね、使わないよね。
山下:ラジオとかが入ったのかなぁ。僕はキャストの誰かが裏で歌っているのかと思いましたよ。
角田:俺がちょうどステージに出る間際だったから「あいつ、どうせまた何かやっているんだろうな」と思われているんだろうな、と。
飯塚:思った思った(笑)。
(取材中にも突如、音楽が流れる)
山下:これ何(笑)?
飯塚:これは分からない。
角田:歌っているな。俺じゃないよ。
山本:あとトラブルと言えば、「ブヨ」ね。
飯塚:そう~。ブヨ!
山下:僕が初日の前日くらいに両足ブヨに刺されまして。しかも右足にバイキンが入っちゃってすごく腫れたんです。一週間くらい歩くのも痛い中、稽古をしていました。…この話あんまり盛り上がらなかったですね。
豊本:いやいやいやいや!
飯塚:ブヨってすごいよ!
山下:『ZIP!』中に「なんか足が痒いな」と思っていて。終わって見たらパンパンに腫れていたんです。
山本:いや~…痛そうでした。
豊本:ゲストの方たちがダンスを覚えなきゃいけなかったのに教えられなかったもんね。
相島:みなさんは去年からやっていたダンスだけど、僕と上杉くんは今回からで。時間が無い中で覚えなきゃいけないのに先生がブヨで教えられないって(笑)。
山下:トラブルでしたね(笑)。
飯塚:でもさ、ちょっと心配し辛いというか…(笑)。「ブヨじゃん」っていう(笑)。痛そうだけど、響きが「ぶよ」だから…。
角田:ブヨ、ちょっと笑っちゃうよね(笑)。
山下:あはははは(笑)。めっちゃ痛かったのに!
飯塚:すごく痛いんだろうし、すごく腫れてるから、同情も心配もしたいんだけど「いや、ブヨでしょ」って!
角田:この時期にね!
飯塚:ストレートに心配できなかったよね(笑)。
相島一之&上杉柊平、初参戦で印象は?
― 相島さんと上杉さんは今回からの参加ですけど、おふたりの印象はいかがでしたか?飯塚:相島さんは本当に大ベテランじゃないですか。本当に昔から知っている方だったので正直「気難しい方だったらどうしよう」と本当に思っていました。
山本:怖かったもんね。
山下:最初ね!
角田:最初ね!「怖い人だったらどうしよう」って思った。
飯塚:まぁ、でも優しいおじさん…優しいおじさんだったね。
一同:(笑)。
相島:(笑)。僕は角ちゃんに親近感を感じます(笑)。
角田:でも舞台上で2人のシーンになると、ちょっとね…ちょっと絵面が地味ね(笑)。
飯塚:いや、でも本当にお芝居を見ていて勉強になります。
― 上杉さんはどうですか?
飯塚:面白い!
山下:面白い!コメディ初めてなんでしょ?
上杉:はい。
山下:信じられないですよ。本当に面白い。
一同:ねー!
飯塚:今回もオークラが脚本を書いているんですが、稽古を見ながら当て書きするから、どんどん内容や台詞が変わっていくんです。それで上杉くんが面白いってことで、どんどん台詞が増えていました。
上杉:本当にありがたいです。
飯塚:ラップも英語もできると知って、シーンができたよね。
角田:特技を全部出しているからね。
上杉:ラップシーンのプレッシャーが半端じゃなくて、毎回ドキドキしています。
飯塚:失敗できないからね。
上杉:これ!「失敗できないよ」とみんなで言ってくるんですよ(笑)!
飯塚:ラップのシーンは、上手くできる人とできない人の対比が面白くなっているから、上手にできなきゃだめなんですよ。
上杉:「ラップは失敗できないから」とずっと言ってプレッシャーをかけてくるんです。それで緊張しちゃって…。でも楽しいです。
山本:緊張して、唾をめっちゃ飛ばしてくるのー(笑)。
上杉:ごめん(笑)。
山本:本番中にさ、耳にピッて飛んできて!
飯塚:別角度のクレームだな(笑)。
角田:そんなことある?なかなかないよね(笑)
上杉:緊張しちゃって…(笑)。
― 逆におふたりからの印象はどうですか?
上杉:もう、めちゃくちゃ楽しいです。
相島:僕はコメディのお芝居が好きなんですけど、こういうコントベースのコメディは、すごく久しぶりで、すごく楽しいです。東京03の完璧なチームワークがあって、そこに去年から1年くらいやっている山下さん、山本さんが加わっている。そういう世界がちゃんとできた中に参加するから楽。でも反面、少し寂しいところもある。だから一生懸命、中に混ざりたいんです。この「漫画みたいにいかない」の世界がちゃんとできていて、すごく素敵なチームだと思います。
上杉:僕はコメディも初めてでしたし、山本さん以外の方とは初めてご一緒させて頂きました。なので最初は、すごく緊張していたんですけど、お会いして稽古場に行ってみたら、ほんとに…受け入れがすごくて…(笑)。
山下:受け入れがすごい(笑)。
飯塚:引いてんじゃねぇか(笑)!
上杉:違うんです、違うんです!言葉が出てこないだけ!言いたいこと分かりますよね?!温かいんですよ、みなさん。…まとまっていなくてすみません…(笑)。
飯塚:上杉くんは可愛いんですよ。
相島:柊ちゃんは本当に毎日なんですけど、角ちゃんの1人語りが始まると、椅子の端に足をのせて三角座りをしながら、毎回「まじ気持ち悪いっす…」って(笑)。
山本:舞台裏に来た瞬間も「舞香、気持ち悪い」と言っていたよね(笑)
山下:緊張しいなんだよね。
上杉:はい、すごく緊張しいなので…。
相島:でも舞台に出てると、ああだからすごいよね。素晴らしい。
上杉:舞台に出たら、もう面白いんです。笑ってはいけないのに、ずっと笑っちゃいそうなくらいなんですけど、舞台に出るまでがずっと緊張で…。
相島:飯塚さんも舞台上だと全く見えないのに緊張されていますよね。舞台上ではマスターのように空間を支配しているのに、裏ではすごくナーバスに「ここの所はこうでね」「頭からやろう」「もう1回チェックしよう」と入念にチェックをして。
飯塚:初日の本番前は本当に1回も椅子に座ってないかもしれないですね。そわそわそわそわ…。
山下:昨日ひどかったよね。
山本:ずっと歩いていて、色んな所に出没していた(笑)。
山下:ミッキーマウスみたいな。
角田:たくさんいる(笑)。
山下:どこに行っても飯塚さんがいるから「あれ、ここにもいた!」「こっちにもいる!」みたいな(笑)。
飯塚:ミッキーマウスにしては出没先が地味すぎない?!トイレとかでしょ(笑)?
角田:階段の踊り場とかね(笑)。
山本:メイク部屋に来たら「メイクするー?」とか、着替え部屋に来たら「着替えるー?」とか聞いてくる(笑)。
山下:それで「ちょっと着替えるには早いかな」とか言っていたよね(笑)。
飯塚:どうしてたらいいか分からないの(笑)!ずーっと不安だし…本当にそわそわしました。
山本:でも、そんな様子を見ていると「飯塚さんでも緊張してるんだ」って安心しちゃうんです。
角田晃広、一人語りシーンはまさかの“前説”?
― 3月9日にはライブ・ビューイングも行われます。角田さんは以前、苦手だとおっしゃっていましたが…。角田:いえいえ!別にそんなことはないですよ。過去にちょっと間違いが多いというだけです。
飯塚:それを苦手って言うんだよ(笑)。
― 見に来られる方に向けて見どころを紹介して下さい。
飯塚:前説(本編の冒頭に登場する、角田の一人語りシーン)じゃない?
山下:前説かな。
角田:あのさ、前説が見どころってなに(笑)?!まず前説じゃなくて本編だから!そこから話は始まりますから(笑)!あぁ、やめて…意識させないでください…(笑)。
山本:長い前説だもんね。
飯塚:「携帯の電源は切って下さい」とか言うんですけど、「前説でお客さんに対する注意事項が多すぎる」とプロデューサーに怒られていました(笑)。
角田:「ノリが良かったのに冷ましてる!お客さんがシュンとしちゃう!」とね。だから減らしたんですよ。
山下:知らなかった(笑)。
角田:「せっかくお金を払って楽しみに来てるのに、何でこんなに文句を言われなきゃいけないんだ!私、別にやってませんけど!」と思われちゃうから(笑)。
飯塚:注意事項を説明するっていう、前説の職務を全うしすぎたんだよね。
角田:ちゃんとやらなきゃと思って…(笑)。よくよく考えたら前説じゃないから、そんな説明はいらないんですよ。いやあ油断しました。だから、これから前説は最低限の所から始まりますから!良い感じで本編に…いや、本編だよ!これも!最初から最後まで楽しんで下さい(笑)。
飯塚:ライブ・ビューイングは前説の後から始まるんでしょ?
角田:だから前説じゃねぇから(笑)!一人語りから始まるの!
― ありがとうございます。以上になります。
(modelpress編集部)
『漫画みたいにいかない。第2巻』舞台情報
・神戸公演(@神戸国際会館こくさいホール )2019年3月8日(金)~3月9日(土) 計3公演
・ライブ・ビューイング(@全国各地の映画館)
2019年3月9日(土)①13:00開演/②17:30開演
・DVD(3月9日神戸公演を収録)
2019年6月12日(水)発売
【Not Sponsored 記事】
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