中島颯太(C)モデルプレス

<FANTASTICSデビュー記念リレーインタビューVol.2中島颯太>5つの質問から紐解く素顔とは?

2018.11.28 17:00

12月5日にシングル「OVER DRIVE」でメジャーデビューを果たすEXILE TRIBEの新星・FANTASTICS from EXILE TRIBE。モデルプレスでは今回、デビューに向け、リーダーの世界・佐藤大樹、パフォーマーの澤本夏輝・瀬口黎弥・堀夏喜・木村慧人、ボーカルの八木勇征・中島颯太にインタビューを実施。ソロインタビュー+グループインタビューを連載形式でお届けする。Vol.2は中島颯太(19)。「Q1.この世界に入ったきっかけは?」「Q2.デビューまでの日々を振り返って1番思い出に残っている出来事は?」「Q3.ほかのメンバーに負けない!と思う自分のアピールポイントは?」「Q4.夢を叶える秘訣は?」「Q5.メンバーからメンバーへリレー質問!」の5つの質問から紐解く素顔とは?

EXILE TRIBEの新星・FANTASTICS

FANTASTICS from EXILE TRIBE(提供画像)
FANTASTICS from EXILE TRIBE(提供画像)
FANTASTICSは、EXILEの世界・佐藤をリーダーに、パフォーマー集団として2016年12月29日に結成。2017年5月から12月にかけ行われた「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」にて、約3万名の応募者の中から勝ち上がった八木・中島をボーカルに迎え、ダンス&ボーカルグループとして始動した。

これまでに2度の武者修行を実施。2018年5月には、EXILEの楽曲「Turn Back Time」に異例の参加。同楽曲はFANTASTICSの中尾翔太さんへの想いを込めてTAKAHIROが歌詞を書き下ろし、大きな反響を呼んだ。そして、9月15日、帯同しているEXILEの約3年ぶりとなるドームツアー「EXILE LIVE TOUR 2018-2019“STAR OF WISH”」のステージにてデビュー決定を発表した。

Q1.この世界に入ったきっかけは?

中島:僕は子ども頃からピアノやギターをやっていたので元々音楽が好きだったんですけど、EXILEさんのライブを観に行ったときに「歌ってこんなにも瞬間的に人を幸せにできるんだ」ってエンターテインメントのすごさを感じて自分も歌手になりたいと思い、LDHが運営するEXPG STUDIOの大阪校に通い始めました。EXILEさんだけじゃなく、三代目(J Soul Brothers from EXILE TRIBE)さん、GENERATIONS(from EXILE TRIBE)さんのライブにも行って、FANTASTICSがパフォーマンス集団として7人で活動しているときには夢者修行も観に行って。そのパフォーマンスに感銘を受け、「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5~夢を持った若者達へ~」が開催されるということで、人生を賭けて勝負しようとオーディションを受けることを決意したのがきっかけです。

― 「VOCAL BATTLE AUDITION 5」の知らせを聞いたときには、迷いは一切なく?

中島:絶対受けたい、勝ち取りたいという気持ちが強かったので、それはなかったです。僕は中高大とエスカレーター式の進学校に通っていたんですけど、三次審査のときは大学の試験日と被ってしまって、でも歌の道に進みたいと思ってこっちを選びました。親にも相談したんですけど、背中を押してくれて、迷わず夢に向かっていくことができました。ただ、実は後から聞いた話なんですけど、おじいちゃんおばあちゃんはオーディションを選ぶことを反対していたらしく…親には「大学に行ってほしかった」って言っていたみたいです。でも、それを僕には知らせず、親はずっと「夢を選べ」って言ってくれてました。本当に親の偉大さを感じましたし、おじいちゃんおばあちゃんも心配してくれていたんだなと知ったので、これからは生半可な気持ちじゃいけないなと改めて思いました。

― オーディションの様子を放送していた「週刊EXILE」(TBS系、毎週月曜深夜)でも、ご両親が登場されていましたね。

中島:本当に仲が良くて、喧嘩もしたことないくらい。家族は全員ポジティブですし、出たがりなんです(笑)。

― 家族皆で応援している姿が印象的でした。

中島:今帯同させていただいているEXILEさんのツアー(EXILE LIVE TOUR 2018-2019“STAR OF WISH”)にもおじいちゃんおばあちゃんが来てくれました。あまり体調が良くなかったんですけど、夢者修行とかツアーとか僕がステージに立っている姿を見て、どんどん元気になっていて。歌とかパフォーマンスで恩返しできて嬉しいですし、もっともっとたくさんに人に元気を届けたいなと思いました。

― 感想はお聞きしましたか?

中島:「感動した」「泣いた」って言ってくれました。ドームツアーでは、夢者修行のときと比べて、大人になったというか、成長を感じてくれたみたいで「嬉しい」って泣いていました。もっと驚かせたいですし、想像を超えられるくらい頑張りたいです。親も「ここは良かったよ」「ここは緊張してたでしょ」とか思ったことを伝えてくれるので、ありがたいです。今は大阪と東京で離れて過ごしているんですけど、頻繁に連絡も取り合っています。家族にしか言えないこともあるので、支えになっています。

Q2.デビューまでの日々を振り返って1番思い出に残っている出来事は?

中島颯太(C)モデルプレス
中島颯太(C)モデルプレス
中島:合格者発表で「スッキリ」(日本テレビ系)さんに出させていただいたことです。今思うと、9人で出演した最初で最後のテレビだったので、印象に残っています。僕は当時高校生だったので、大阪から東京に行ったんですけど、テレビで初めて合格者を発表したので、学校の皆は僕が出るか分からないのに観てくれたみたいで。受かってなかったらどうするんだくらいの雰囲気だったらしく(笑)、盛り上がっていたと聞きました。人生が変わった瞬間でした。

― 初の生放送だったかと思いますが、緊張しましたか?

中島:めちゃくちゃ緊張しました(笑)。カメラがどこについているかも分からず…。

― 学校の皆さんの反応はいかがでしたか?

中島:大阪に帰ったときは「テレビの人だ!」みたいなノリで迎えてくれました。本当に応援してくれています。僕は文化祭とかで歌っていたんですけど、そのときも「歌手になりたいので、いつか大きなステージで歌う日がきたら、見に来てください」って言っていたんです。それが現実に近づいた瞬間でした。

Q3.ほかのメンバーに負けない!と思う自分のアピールポイントは?

中島颯太(C)モデルプレス
中島颯太(C)モデルプレス
中島:何事にも動じずにいられるポジティブなところだと思います。自分では気がついてなかったんですけど、FANTASTICSのメンバーから「動じないよね」って言われて、確かにと思いました。緊張したり噛んだりはするんですけど、人見知りもしないのでそこはアピールポイントかなと思います。

― オーディションを振り返ってみて、そのアピールポイントが活かせたなと思うところはありますか?

中島:緊張はしていたんですけど、始まってしまえば強気なイメージで臨めていました。「もっとこうした方がいい」「ここはこうしよう」とか浮かぶくらい、動じずアピールできたと思います。

― 今まで1番緊張したことは何ですか?

中島:ATSUSHIさん、TAKAHIROさんと一緒に歌わせていただいた「Turn Back Time」のレコーディングです。ATSUSHIさん、TAKAHIROさんがいらっしゃる中で僕が歌ったので、人生であれほど緊張したことはないです。

― お2人がいらっしゃる前でのレコーディングだったんですね。

中島:見えている状態でした。「ここはこういう歌い方をして」とかアドバイスもいただきました。EXILEさんを見て元気になったり歌手になりたいって夢ができたりした憧れすぎている存在なので、緊張しました。デビュー前ですし、夢のようでした。今はツアーに帯同させていただいているので、ボーカルとしての在り方だったり歌のことだったり、本当にたくさんのことを教えていただいています。今いる環境に本当に感謝の気持ちを忘れず、頑張っていきたいです。

Q4.夢を叶える秘訣は?

中島颯太(C)モデルプレス
中島颯太(C)モデルプレス
中島:夢の先までイメージすることだと思います。夢が叶ったら、その後に自分がどうしたいのか考えると実感が沸くと思いますし、夢を通過点と捉えるというか、叶った上に何があるのか考えることが大切なのかなと。あとは、夢を過去形で表現すること。例えば僕なら「歌手になれました」って口にする。そうすると夢を通過点と思えるし、夢が近づくと親から教えてもらいました。そういう気持ちでオーディションにも臨むことができたので、ひるまずに挑戦できたのかなと思います。

― ご両親の教えなんですね。

中島:根拠があるわけじゃないんですけど、昔から「何事も過去形にしたら叶うよ」って。そういう気持ちでポジティブにいることが大事だと思います。

― 「歌手になる」という夢以外に、そういった気持ちでいることで何か叶ったことはありますか?

中島:めちゃくちゃあります!小学校のとき、中学受験に受かったのもそうですし、七夕のときは短冊に願い事を書くんですけどそれも全部叶っています!今年は「アーティストになる」って書きました。引き寄せの法則ってあると思っているので、友達とか先生にも言います。卒業式のときに学校で10年後の自分に向けて手紙みたいなものを書いたんですけど、そこには「アーティストになって母校に帰ってきます」って書きました。オーディション前だったんですけど、サインも書いて(笑)。そのあとデビューが決まったので、先生から「夢叶えたね」って言ってもらいました。あとは10年以内に母校に帰るだけです!

Q5.メンバーからメンバーへリレー質問!

FANTASTICS from EXILE TRIBE /(前列左から)佐藤大樹、八木勇征、中島颯太、世界(後列左から)堀夏喜、木村慧人、澤本夏輝、瀬口黎弥(C)モデルプレス
FANTASTICS from EXILE TRIBE /(前列左から)佐藤大樹、八木勇征、中島颯太、世界(後列左から)堀夏喜、木村慧人、澤本夏輝、瀬口黎弥(C)モデルプレス
佐藤大樹より「『VOCAL BATTLE AUDITION 5』の合宿審査で1番きつかった出来事は?また、どんな思いで乗り切りましたか?」

中島:きつかったことはたくさんあるんですけど、初日のダンスレッスンがびっくりするくらいハードでした。THE RAMPAGE(from EXILE TRIBE)さんが決まった「VOCAL BATTLE AUDITION 4」のコメントを覚えてるくらい何百回も観ていたんですけど、朝はめちゃくちゃ走りますし想像よりキツかったです。でも、僕はライバル心むき出しだったので、ほかの人に負けたくないって気持ちで乗り切りました。相当きつかったんですけど、ボーカルになるってイメージを働かせて必死に頑張りました。

★Vol.3はパフォーマーの木村慧人。

(modelpress編集部)

FANTASTICS from EXILE TRIBEプロフィール

EXILE TRIBEの新グループとして、EXILEの世界・佐藤大樹をリーダーに、パフォーマー集団として 2016年12月29日に結成。全国18会場50公演、約3万人動員をした武者修行を完遂し、グループとして大きく飛躍し新たなステージに進むため、ボーカルを迎えることを決意。2017年5月から12月にかけて「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 5 ~夢を持った若者達へ~」を開催し、約3万名の応募者の中から勝ち上がった八木勇征・中島颯太が加入した。

2018年4月から6月にかけて行われた「夢者修行 FANTASTIC9」では、デビュー前にも関わらず全国33 会場78公演で約7万5000人を動員。2019年9月にはEXILEの約3年ぶりとなるドームツアー『EXILE LIVE TOUR 2018-2019“STAR OF WISH”』の全公演にサポートメンバーとして帯同し、同公演初日の9月15日、ドームのステージ上でデビューを発表した。
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