＜Little Glee Monsterインタビュー＞なぜ世界を目指すのか　メンバー独自の夏ポーズも発表

Little Glee Monster、世界への第一歩

― ついに世界への第一歩を踏み出しますが、今の心境はいかがですか？

かれん：結成当時からワールドツアーをすることが目標だったので、今回のアジアツアーがその第一歩になればと思っています。すごく楽しみ！

― ずっと目標だった分、いざ目の前にすると怖いといった気持ちにもなったりしませんか？

かれん：どうだろう。海外の方がどんな風に見てくれるのかなとか、受け入れてくれるのかなって不安はありますけど、楽しみの方が大きいですね。

― 現地の言葉もいくつか覚えました？

MAYU：そうですね、現地の言葉を実際に教えていただいて、MCでも言えるように準備しています。私たちなりに頑張ってみたので、どんな反応が返ってくるのかも楽しみですね。

― そもそもなぜワールドツアーを目標として掲げはじめたのですか？

manaka：もともとリトグリは、海外で通用するアーティストとして結成された側面もあるので、ワールドツアーを行うことは欠かせないと思っています。あと2020年の東京オリンピックの開会式で歌いたい目標もあって、そのためには世界中の方々にリトグリの存在を知ってもらわないといけない。なので、2020年までにはワールドツアーをやりたいですね！

― なるほど。“世界的アーティストのリトグリ”と紹介される日も近いかもしれませんね。自信はありますか？

manaka：武道館も目標として掲げた当初は、自分たちが立つ姿を想像できなかったんですけど、口に出していくうちに現実的なこととしてイメージができるようになって、直前になるとお客さんと一緒にどうやったら楽しめるかって具体的に想像できるようになったんです。だからちゃんと自信をもって頑張れば、リトグリの名前で世界の舞台に立てると思っています！

― ありがとうございます。ワールドツアーで歌ってみたい都市などありますか？

アサヒ：ニューヨークには行ってみたいです。

manaka：いいね。私個人としてはフランスにすごく行きたい。フランスでは日本のアニメ文化が親しまれていると思うので、リトグリにも興味を持ってくださる方がいたら嬉しいなって思います。

― そして映画『マンマ・ミーア！ ヒア・ウィー・ゴー』のジャパン・アンバサダーに就任したということで、今回ロンドンのレッドカーペットも歩くそうですね！

一同：ありがとうございます。

芹奈：楽しみですね。でもちょっと緊張。いつも着ないような凛としたお洋服を着るので、それも楽しみにしててほしいです。

― 9月から日本全国ツアーもスタートしますね。こちらの準備はいかがですか？

芹奈：セットリストも徐々に決まってきて、「あ、この曲やるんだ」って皆さんに驚いていただきたいです。ちょっとヒントになるかもしれないですけど、ぜひ過去曲をたくさん聴いておいてください（笑）！

Little Glee Monster「世界はあなたに笑いかけている」

― では今回リリースされる「世界はあなたに笑いかけている」ですが、明るくて元気をもらえるのと同時に、「あ、リトグリの曲だ」ってすぐに分かるほど“らしさ全開”で、聴いていて安心する気持ちにもなりました。

MAYU：良かった。

― ご自身ではどんな仕上がりになったと感じていますか？

芹奈：今までの楽曲の中でも一番と言えるぐらいハッピーソングになっているので、そう言って頂けてすごく嬉しいです。常に笑っていようって曲なので、どんなときに聴いても自然とハッピーになって、気分がアガる曲になっています。

― みなさん楽しそうに歌ってますよね。

かれん：楽しいです。でも実は、何度もメインが変わるので今までで一番ってぐらい忙しい曲なんです。メインとハモリをみんなで行ったり来たりして、難しさはあるんですけど、その分やりがいもあるので、楽しみながら歌えています。

― 難しい部分は慣れるまで大変でしたか？

かれん：最初はそうですね。何回か同じ歌詞が出てくるんですけど、毎回歌う人が違うんですね。追っかけの部分も違うので、慣れるまで本当に大変でした。

― 他の聴きどころを教えてください。

アサヒ：落ちサビ前にアカペラになるところがあるんです。そこは聴き応えがあると思います。

― MVでは様々な”スゴワザ”を持つ方々と共演されていましたね。

芹奈：はい。撮影も1週間ぐらいかかりました。監督さんやスタッフさんも一生懸命頑張ってくれたので、すごく愛のある作品になったなって思います。

― 愛☆まどんなさんの絵など、とても素敵だと感じました。

manaka：描いて頂けてめっちゃ嬉しかったです。私の大好きなでんぱ組.incさんが、愛☆まどんなさんとコラボしていたことがあって。だからその方にリトグリを描いて頂けたのはホンマに嬉しい。

― いいですね。他にも注目ポイントがあれば教えてください。

芹奈：音にも注目してほしいです。CD音源とはまた違っていて、卓球の音だったり自転車のブレーキ音だったり、色々な音と私たちの声が重なって、ひとつの曲になっています。ぜひMVでも音を楽しんでほしいです。

―「Girls be Free!」の時のような？

かれん：そうですね。いろんな音を重ねてるので、より進化したバージョンになっています！

Little Glee Monster「MY HOME」

― カップリング曲の「MY HOME」ですが、「世界はあなたに笑いかけている」とはある意味対称的で、故郷を思う曲になっています。みなさんが作詞されたとのことで、作業はどのように進めていったんですか？

かれん：今回は、5人それぞれが書いたものから言葉を、組み合わせて作りました。「新大阪とか入れたほうがいいよね」って細かい話し合いを重ねながら…。

芹奈：どこかの部分ですごく悩んでたよね。

かれん：うん。色々な言葉が出てきて、あれもいいこれもいいってなったね。でもサビの部分はみんな同じような意味合いの言葉を書いていて、表現の仕方は違ったけど、思ってたこと同じなんだって感じました。

― 改めて、どんな思いを歌詞に込めたのか教えてください。

かれん：大阪に対する気持ちだったり、上京した当時の気持ちだったり、見送る親の気持ちだったりを歌詞に込めているので、色々な人の思いが込められた歌詞になっています。

― ちなみにみなさんにとっての「MY HOME」はどこになりますか？

かれん：全員にとってのマイホームはやっぱりライブ会場じゃないかな。

芹奈：そうね。ワンマンライブってなったらマイホームって感覚はあります。

― 今回初めての海外ワンマンライブ。新しいマイホームがもうひとつ出来ますね。

芹奈：そうなれたらいいですね。本当に。

リトグリがこの夏したいこと

― いよいよ夏！皆さんに「この夏やりたいこと」を聞いていきます！まずはかれんさんから！

かれん：はい（笑）。花火がしたいです。

芹奈：…すぐに出来そう。

かれん：うるさ（笑）。

― （笑）。もしかしたらスゴい花火かもしれない…。

芹奈：巨大な？

かれん：あ、でもjuiceの撮影の時にみんなで花火をやっていたんですけど、色んな種類がありました。例えば、一見ひとつの花火なんですけど、火をつけたらバンって開いていっぱい出てくるやつがあって、6個ぐらいぶら下がって出てくるんですよ…伝わらないですよね（笑）。

― はい（笑）。

かれん：そんなタコ足みたいな花火があって、それがすごく楽しかったので今年は珍しい花火ができたらいいですね！

― わかりました。MAYUさんは？

MAYU：スイカは好きじゃないけど、スイカ割りをしたい。

芹奈：割る専門？

MAYU：そう、あと叩くだけ叩きたい。わちゃわちゃするのが好きなんで。

― 目隠しはしますか？

芹奈：それはしようや。

MAYU：そうですね、ちゃんとグルグル回って。ガチのスイカ割りをやります。

芹奈：ジャンプしながら。

MAYU：そんなパターンもあるの？

芹奈：ないない。

MAYU：なんやねん（笑）。

― スイカジャンプ割り。

MAYU：あ、カッコイイ。ありかもしれない（笑）。

― スイカ割り以外にもありますか？

MAYU：イルカに乗りたいです。

芹奈：ずっと言ってるよね。

MAYU：毎年イルカには会ってるけど、乗ることは叶ってないので。そろそろ乗ってもいいんちゃうかなって（笑）。

一同：（笑）。

― ぜひ（笑）。芹奈さんの夏は？

芹奈：みんなで水着を着てわちゃわちゃできてないので、プールや海へ行ってキャーキャーしたい。

― 1回もわちゃわちゃしたことないんですか？

芹奈：5人でっていうのはないよね。沖縄に行ってジャケ写は撮ったんですけど。

かれん：そういう時間はなかった。

芹奈：うん。夜の海とかもいいかも。

MAYU：いいね！

芹奈：昼間は肌が焼けちゃうからね。

― ロマンチックですね。manakaさんは？

manaka：私は山に登りたい！

MAYU：マジで？

manaka：今年に入って歩くのがとても好きになったんです。そしたら本格的な方向になってきて…次は山を登ってみたいと思っています。

― 本格的に歩くのが好きになったきっかけは？

manaka：運動したいと思ったときに激しいのが苦手で、軽く始められるところからやろうと歩きはじめたんです。それからですね。

― 登山いいですね！

かれん：私は絶対にイヤです（笑）。テレビ番組で富士山とかを登ってるの見て…。

MAYU：それは過酷すぎるやろ（笑）。急にガチのガチ過ぎや。

かれん：みんな苦しそうやって。

manaka：そうやろうな。ハイキングみたいなイメージやから。

― 高尾山とか？

manaka：そうです！

― でも夏はかなり暑いので、十分対策してから行ってくださいね。

manaka：確かに（笑）。

芹奈：熱中症とか危ないし。

MAYU：うん。そっちの方が心配。やめとこ。

manaka：やめとこやめとこ。

芹奈：海にしよう。

― 皆さん体が資本なので…。

MAYU：そうですね。

manaka：いま海に変えました（笑）。

― （笑）。最後はアサヒさん、どうですか？

アサヒ：MAYUと一緒になっちゃうんですけど、スイカを棒で割る、かっこスイカ割りですね。

MAYU：え、なんですか？？かっこ？？

アサヒ：ちょっと呼び方を変えていこうかなみたいな。

MAYU：ん？意味わからんぞ。

― “スイカ割り”だとMAYUさんと被っちゃうから、アサヒさんは“スイカを棒で割る”ってことですよね？

アサヒ：そういうことです（笑）。でもグルグル回りたくはないんですよ。

芹奈：あ、単純に叩くだけ？

MAYU：目も隠さず？

かれん：割りたいだけ？

アサヒ：そう。

芹奈：じゃあMAYUのわちゃわちゃしたいスイカ割りとはちょっと違うやん。

かれん：ストレス解消？

アサヒ：うん（笑）。ちょっと割りたいです。

MAYU：じゃあ違うものやったな。

アサヒ：ジャンルが違うね。私は瓦割りとかの方だから。

リトグリからメッセージ

― 最後になります。新曲「世界はあなたに笑いかけている」のリリースを楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします！

かれん：この曲は本当に夏にピッタリな曲となっています。そして好きなことをしているときってキラキラ輝いていると思うので、部活へ行く前や頑張りたいと思ったときに聴いてもらえたらすごく嬉しいです。この曲を聴いたみんなが笑顔になって、リトグリの代表曲のひとつになれたらと思います。皆さんいっぱい聴いてください！

― ありがとうございました。

ついに世界へ飛び出したリトグリ。そんなタイミングでリリースする楽曲には、偶然にも“世界”というワードが入っていた。

世界はリトグリに笑いかけている。だから安心して前に進んでほしい。多くのガオラーが思うそんな気持ちも、この楽曲には表れているのかもしれない。（modelpress編集部）

Little Glee Monsterプロフィール

研ぎ澄ました歌声で人々の心に爪痕を残すことをテーマに結成された女性ボーカルグループ「Little Glee Monster」。

力強い歌声と高度なアカペラをも歌いこなす透き通ったハーモニーを武器に、2014年10月29日「放課後ハイファイブ」でメジャーデビュー。

2017年には世界的アーティストのEarth, Wind & FireやAriana Grandeのジャパン公演でサポートアクトを務め、NHK紅白歌合戦への初出場を果たした。2018年には横浜アリーナ、大阪城ホールにて初のアリーナツアーを開催。

また、夏には自身初のアジアツアー『Little Glee Monster Asia Tour 2018 -juice!!!!!-』を開催。目標であるワールドツアーへ、大きな一歩を踏み出した。9月より自身最多動員となる全国ツアー『Little Glee Monster Live Tour 2018～Calling!!!!!』を開催する。

「世界はあなたに笑いかけている」情報

【初回生産限定盤A（CD+DVD）】
M1:世界はあなたに笑いかけている
M2:MY HOME
M3:青い風に吹かれて
M4:世界はあなたに笑いかけている instrumental
≪DVD≫
1: Feel Me -Live on 2017.11.19-
2: ダイヤモンド -Live on 2017.11.19-
3: きっと大丈夫 -Live on 2017.11.19-
4: ギュッと -Live on 2018.03.25-
5: MY HOME -Live on 2018.03.25-

【初回生産限定盤B（CD+DVD）】
M1:世界はあなたに笑いかけている
M2:MY HOME
M3:青い風に吹かれて
M4:世界はあなたに笑いかけている instrumental
≪DVD≫
1:世界はあなたに笑いかけている Music Video
2:CLOSE TO YOU Music Video

【通常盤（CD ONLY）】
M1:世界はあなたに笑いかけている
M2:MY HOME
M3:青い風に吹かれて
M4:世界はあなたに笑いかけている instrumental

Little Glee Monster Live Tour 2018～Calling!!!!!

2018年9月より全23公演の全国ツアーを開催
＜スケジュール＞
9月24日（月・祝）東京都 オリンパスホール八王子
9月29日（土）山形県 シェルターなんようホール
9月30日（日）岩手県 北上市文化交流センターさくらホール
10月 6日（土）静岡県 アクトシティ浜松 大ホール
10月 8日（月・祝）京都府 ロームシアター京都 メインホール
10月13日（土）北海道 わくわくホリデーホール
10月21日（日）東京都 東京国際フォーラム ホールA
10月23日（火）大阪府 フェスティバルホール
10月24日（水）大阪府 フェスティバルホール
10月27日（土）岡山県 岡山市民会館
10月28日（日）広島県 広島文化学園HBGホール
11月 3日（土・祝）高知県 高知県立県民文化ホール　オレンジホール
11月 4日（日）愛媛県 松山市民会館　大ホール
11月 6日（火）三重県 三重県文化会館 大ホール
11月10日（土）千葉県 森のホール21
11月17日（土）山口県 周南市文化会館
11月18日（日）福岡県 福岡サンパレスホール
11月25日（日）長野県 ホクト文化ホール　大ホール
12月 1日（土）茨城県 日立市民会館
12月 2日（日）栃木県 宇都宮市文化会館
12月 7日（金）福島県 けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)
12月 9日（日）群馬県 桐生市市民文化会館
12月19日（水）愛知県 名古屋国際会議場センチュリーホール