<ジャニーズWESTインタビュー>“7人全員主役”でネット界降臨 笑いあり涙ありハプニングあり!?「手応えを感じた」初挑戦
2017.10.27 10:00
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「ジャニーズWEST全員主演」「ジャニーズがネット進出」――今年3月に発表されたニュースは大きな話題を呼んだ。島本和彦氏原作の伝説コミック「炎の転校生」を新たに現代に蘇らせ実写化した、Netflixオリジナルドラマ『炎の転校生REBORN』(11月10日世界配信)で、ジャニーズWESTのメンバー7人全員が主役を務めることが決定。モデルプレスではジャニーズWESTにインタビューを実施し、今回の抜擢や今作に対する思い、撮影中のエピソードなどを対談形式で語ってもらった。
目次
ジャニーズWEST全員主演「炎の転校生REBORN」
原作登場から30年の熱血を引き継いで現代に生まれ変わる今作は、ストーリーをも破壊し、何が飛び出すかわからない、既成概念を覆すオールジャンル・バトル・コメディ。かつて「炎の転校生」と呼ばれた伝説の男・滝沢昇は、校長となり、ある目的のため謎のエリート校である種火学園を設立。そこに7人の転校生が現れる。そんな7人は偶然にも全員、下の名前が「駆(カケル)」だった。彼らには全国の問題がある学校に転校生として忍び込み、学校を内部から改善する極秘ミッションが与えられる。No.1「炎の転校生」を目指し、7人の駆たちの熱血学園バトルを繰り広げる。
「貴重な出来事」「実現に感謝」…個々で培った“成長”も
― ジャニーズWESTの皆さんは、これまで舞台での共演経験はありましたが、今回、7人全員でのドラマ主演は初の試みですね。それぞれご感想をお願いします。小瀧望:今このタイミングで、7人で主演させてもらえたことが本当にありがたいです。デビューしてから7人で映像作品に出るのは初めてだったので、すごく新鮮でした。でもお互い意思疎通は取れていたから、懐かしい感じもあって…。「やっぱりこいつのこういうテクニックには勝たれへんなぁ」みたいな、メンバーそれぞれが個々の活動で培ったものを間近で見ることができて、本当にいい機会になりました。楽しかったです!
濱田崇裕(※「濱」は正式には「ウかんむりに眉の目が貝」):決まった時は素直に嬉しかったのと同時に、世界に配信されるということで心配にもなりました。でも無我夢中に撮っていって完成を見てから、その心配は全部吹っ飛んだので、今は自信があります。島本先生とお話ししたんですけど、島本先生もすごく自信があると言われていたので、僕らもさらに自信がついて面白いものができたと思っています。
重岡大毅:グループ全員でひとつの作品に出演することって、これからあるのかな?というくらい貴重な出来事だと思うし、僕らがやりたかったコメディ色の強い漫画原作の作品に7人で出ることができて、素直に嬉しかったです。そして自分たちが思っていたよりもスケールの大きい中身になっているので、そこは楽しみにして見ていただけたらいいなと思います。いろいろなサプライズが待ってます!
桐山照史:シゲちゃんが言ったように、僕も7人で一緒にドラマに出るというのが率直に嬉しかったです。そして何よりNetflixで世界に配信されることは初めての試みで、そこに僕たちジャニーズWESTを起用していただけたことに感謝でいっぱいです。ネットだと、日本だけでなく、僕たちのコンサートを観に来てくれる海外のファンの方たちにもいつでも気軽に見てもらえますし。
あとは、それぞれメンバーがキャラクターをどう演じてくるんやろう?とか、このキャラ難しそうやなぁとか、そういうワクワクがいっぱいありました。撮影が終わってから、ロスになるというか、求めている自分がいるというか…(笑)。配信されて見終わった後に、皆さんにもこの“転校生ロス”が生まれればいいなと思います。
神山智洋:照史も言いましたけど、ネットドラマが初の試みということで、それを僕たちジャニーズWESTに任せていただけたことがすごく嬉しくもありながら、プレッシャーに感じたところもありました。
でも撮影を進めていく中で、7人がずっと和気あいあいとしていて、完成を見るとその空気感がすごく生きているな、と思ったんです。日本のファンの方はもちろん、海外のファンの方たちにもクスッと笑ってもらえるような、見ていて病みつきになるようなお芝居になっているんじゃないかと手応えを感じました。これがどんどんクチコミで広がっていけば嬉しいです。
藤井流星:グループ全員でドラマに出演することは、いろいろなタイミングが合わないとできないので、それが実現できたことに感謝です。撮影初日から、ドラマというより楽屋のような、関西のバラエティー番組を収録する前の雰囲気のような感じでした。普通だったらドラマの初日はめちゃくちゃ緊張するんですけど、良い意味でラフな現場で、そのラフさがドラマのシーンにも表れていて、この7人だからこそ作り出せる笑いや空気感だったと思います。ぶっ飛んだシーンもいくつかあって映像だけでも笑えたりするので、言葉だけでなくて動きなどで海外の方を笑わせられたら嬉しいです。
中間淳太:7人全員で挑戦できたことが素直に嬉しかったです。僕、デビューしてから情報番組やバラエティー番組には出ているんですけど、ドラマはなかったんですよ。デビュー後初のドラマ仕事で。撮影に行くと、みんなが監督と「こういう役にしたいです」と話し合っている姿を見て、「すげぇな、こいつら」と思いました。
桐山:俳優に見えた?(笑)
中間:そう。「かっこええ!いつの間にこんなんになったん!?」って、すごいプレッシャーになって。
桐山:めっちゃ恥ずかしい。
中間:成長というか、みんなすごくしっかりしているなと思いました。それで、いざ撮影が始まったら一瞬で「あれ?これはもしかしたら僕の思っているドラマとちゃうな」ってすぐ気づいたんです。良い意味で、ドラマじゃないんですよ!ドラマとバラエティー番組の間のような、誰でも楽しんでもらえる作品になったと思うので、気軽に見てほしいです。
濱田:これだけは言いたい!このドラマは僕たちにしかできないとホンマに思いました!これは自信を持って言えると思います。もしもSexy Zoneがこれをやったとしたら、「あぁ恥ずかしい」って言うシーンがあるかもしれない。でも僕たちだったら恥ずかしさはないかもしれない!
神山:ないかもって!「ないです」でいいねん。なんやねん!
小瀧:決定打をくれ!
藤井:なんで若干恥ずかしがってねん(笑)。
重岡:しかもSexy Zoneとか意識してたんや。
中間:中島健人だったらどうしてるんやろ、とか?(笑)
濱田:そうそう。この髪型を中島健人はしてくれるのかな?とか思ったら、しないやろうなって。絶対健人はかっこいい健人のままで演じるでしょ。
小瀧:まぁ確かに、(菊池)風磨もリーゼントなんてしないよな。
濱田:せぇへんでしょ!?
重岡:ジャニーズの中でも、わちゃわちゃ寄りの俺らだからこそできることやな。
中間:これは自信を持ってお届けしたいです。
個性的すぎるキャラに嫉妬?「ジャニーズということを完全に忘れていた」
― 先程、小瀧さんから「メンバーのこういうところには敵わない」というところが多々あったというお話が出ましたが、皆さんが他のメンバーに対してそう感じた部分を具体的に教えてください。濱田:はい!(挙手)
桐山:じゃあ~、小瀧さん!
濱田:なんで!?
小瀧:僕は…(無視して話し始める)
濱田:えー!
小瀧:僕は、神ちゃん。あの役は、僕だったらあそこまで面白くならないと思うので、すごいなって。ジャニーズってことも完全に忘れて、俳優としてやらないとあのカツラを受け入れることはなかなか難しいと思うし、表情的にも結構振り切っているので、素直にすごいと思いました。
神山:カツラを被っているというか、乗せてる状態やな(笑)。
桐山:神ちゃんの役は、ポジションが一番おもろかったもんな(笑)。
小瀧:メンバーも、撮影に入ってから一週間くらいは直視できなかった。
重岡:そうなんですよ!
濱田:芝居中は「こういう人なんだ」と思って芝居をするんですけど、普段はこういう人じゃないって知ってるから、余計に…(笑)。
桐山:俺も神ちゃんやな。プロレスのシーンで戦っている時に、一回ピタッとフリーズするときがあったんですけど、神ちゃんのほうをパって見たらめっちゃ情けない顔で俺のこと見ててん。「おい、見るな!」って思ったわ。
重岡:わかる!リングも若干揺れてたから、アカンかったよな。声の出し方も、泣き虫な感じが出てた。
濱田:はい!(挙手)
桐山:はい、流星。(再び濱田をスルー)
藤井:僕は、淳太です。
中間:俺!?
桐山:嬉しそう(笑)。
藤井:役もそうやし、淳太のもともとのツッコミスキルの間があってできたギャグなんだなぁって。
小瀧:(中間の嬉しそうな反応を見て)両手、膝に置いてるやん。
濱田:なんかオネエっぽいな。(と話しながら突然後ろの機材に頭をぶつける)痛っ!!
一同:(爆笑)。
藤井:おい、邪魔すんなって~!
桐山:今インタビュー中やから!
濱田:ヒリヒリする(泣)。そんなつもりない、マジでごめん。
重岡:ナイス!
― (笑)。中間さんはデビューしてからドラマ初出演とのことでしたが、普段の姿が出た感じだったんでしょうか?
中間:そうですね。普段ツッコミをやっててよかったです。
藤井:ツッコミの間もありますし、英語でやり取りをするところも淳太の普段のスキルがあるからこそできることだから、あれは真似できへんなぁって。
中間:嬉しい。
重岡:監督も「ツッコミは難しい」「見ている人を一気に現実に引き戻しちゃうからツッコミはあまり好きじゃない」って言ってたけど、淳太はそこをちゃんとものにしてやっていた。
桐山:間が完璧やったもんな。
重岡:淳太にやったら、俺らどつかれてもええもんな。
桐山:それくらい感謝してるよな!
重岡:いつも「ありがとう」って思ってるで!
桐山:これからも頑張れよ。
重岡:頼むで!
中間:はい(笑)。
濱田:はい!(挙手)
桐山:(スルーして)じゃあ、淳太くん!
中間:僕、濱田ですね。
濱田:おっ!よくぞ!
重岡:自分で合いの手入れるなや(笑)。アホか。
中間:濱田はアクションがメインの役なんです。あの身体能力は本当に羨ましいですね。僕は運動ができないので、楽しみながらやっている感じが「すごいな、羨ましいな」って思います。僕も動けるならあんな役をやりたいですね。
濱田:ありがとうございます!
中間:僕のアクションはほぼ逃げるアクションだったので、尊敬してます。
桐山:それはそれで難しいねんけどな。
濱田:ありがとうございます。本当にありがとうございます!
桐山:じゃあそろそろ…?
濱田:そろそろ。はい!(挙手)
桐山:(スルーして)はいシゲちゃん。
重岡:俺は流星かな。あのナルシストなキャラというか、美しくいなきゃいけないという役どころは、たぶんめちゃくちゃ難しいと思います。
桐山:確かに(重岡は)できなさそうやな!
重岡:俺たぶん無理やと思うわ~(笑)。
藤井:シゲが長い金髪をずらす姿はちょっと見てみたい(笑)。
重岡:仕草をものにしながらセリフを喋るのはめっちゃ難しいと思うし、俺は多分苦手だと思うので、そこをよくやっていたなって。一番顔立ちとも合っていたし、ハマり役だったんじゃないかと思います。
― 藤井さんの新しい一面が引き出されていましたか?
重岡:そうですね。でも普段から結構ナルシストなんで…。
藤井:え、マジ?
重岡:嘘だよ!(笑)面白かったです。
濱田:はい!(挙手)
神山:はい!(挙手)
濱田:はい、神ちゃん。わかってたから。(神山に発言権を譲る)
神山:俺、照史かな。みんなもちろん良かったんやけど、照史の回で俺と濱ちゃんがついていったんですけど、最後の切ない感じが現場にいてもグッときちゃって、「うまっ!すっげぇ」って思った。
桐山:びっくりするわ。照れちゃう。
神山:もともとのキャラが、ちゃきちゃきした明るい感じの役でムードメーカー的な役でもあったんですけど、そこでガラリと雰囲気を変えてお芝居していたので、完成を見てもやっぱり上手いなと思いました。
桐山:ありがとうございます。
濱田:いえいえ。
桐山:お前に言ってないわ!神ちゃんに言った。
濱田:…言われました。言いたかったやつ、今全部言われた。
神山:え、同じところやったん?(笑)俺も同じって言えば良かったやん!
小瀧:以下同文でいい?
濱田:以下同文で。
重岡:いや、アカンアカン!
濱田:流星も言いたかったけど言われたし…大丈夫です!みんなそれぞれ良かったです。
一同:(笑)。
― オチをありがとうございます(笑)。全員女装をした第4話がとても面白くて見どころだと思うのですが、撮影エピソードを教えてください。
小瀧:人によっては“いそう”なんですよね。照史とかホンマにいそう。
濱田:めっちゃ早くに結婚するタイプの子!
藤井:結婚して子供おって、離婚して育てるやつや。
桐山:やめろ!声ガラガラで頑張るわ!
重岡:照史よかったよなぁ。
桐山:みんな女装したら若干“きゅっ”て女の子らしくならへん?(笑)
一同:なる!
小瀧:ストッキング伝線したら、ホンマにテンション下がんねや…って、女性の気持ちがわかった。ストッキングに穿き慣れてないから、長時間穿いてると伝線して「う~わ、伝線してるやん」ってホンマになるんや、と思った。だんだんセーラー服の着方がわかってしまう自分も嫌やった(笑)。
藤井:周りのスタッフさんが(女装に対して)お世辞でも「お、いいやん」って言ってくれるやん。その気になってこーへん?メイクもつけまつげとかしてたから。
桐山:その時だけみんな自撮りしてたよな(笑)。
神山:いや、するやろ!
桐山:ちょっと斜め上から撮ったりして…(笑)。
藤井:淳太だけ、謎につけまつげしたほうが年齢上がるっていう。
中間:そうなんですよ。僕だけつけまつげした方がどんどんオカマに見えてくる…。胸も触ってしまってた(笑)。みんなカットかかったら直しはじめて…。
重岡:ホンマに(笑)。
撮影中にハプニング多発
― ジャニーズWESTは、デビューして4年目ですが、今回のドラマ共演を機に知った“メンバーの知らなかった一面”はありましたか?桐山:知っていたけど足された一面として、濱田がめっちゃゲラ。笑い上戸。一回ツボると、なかなか抜けない。
濱田:ハマったら抜けないんですよ。笑わない役だったんですけど、お話が面白いんですもん!バカバカしすぎて笑ってしまって、NGを出してしまいました(笑)。
藤井:笑ってるシーン、あるよな。
濱田:全員で見た時に、「これ濱田笑ったやつちゃうか?」って(笑)。俺は笑っていないつもりでやっていたけど、後ろを向いてむいてごまかそうとしているシーンがあります。
藤井:ごまかし方ヘタクソやねん!あからさまに上向いてるから、「笑ってるやん!」って(笑)。
濱田:だって校長爆発するんですよ!?めっちゃおもろいやん。
中間:あと、シゲが役柄でもヘラヘラしていて、監督に「ヘラヘラするな!」って言われてた(笑)。
重岡:ヘラヘラするのが悪い癖!
濱田:悪い癖♡
重岡:だから、俺と濱ちゃんはそういう部分で似てるところがあるんですよね。
藤井:俺と神ちゃんは、笑わなかったよな?
神山:そうね。
濱田:神ちゃん、全然笑わへん。
桐山:神ちゃんはびっくりするほど笑わへん!
濱田:あの顔で笑わへんって、なおさら面白いんですよ。
神山:変顔するのに必死やから、俺は。こっちに神経がいってるから!ぶっちゃけ、これでちょっと笑っててもバレへんやん?(実際に顔をその場で再現)
重岡:ホンマや!そうやったんや(笑)。
濱田:望は、誰よりも一番先に現場に入っていて成長したなと思いました。意外でした。
小瀧:流星とかが遅すぎるんですよ!
濱田:違います!「じゃあ今からスタンバイで~」ってなった時に、だいたい皆で行くんですけど、望はそのちょっと前に行ってもうスタンバイしてる。ドラマを何回も経験して得たものをしっかり活かしてるなって、ホンマに後輩に勉強させられました。
小瀧:先輩何してんねん(笑)。僕、スタンドイン(※撮影前に、準備作業のため俳優の代理をする人物のこと)があまり好きではなくて、「だったら僕が全部やります!」ってなるから、結果的に先に行っちゃうんでしょうね。
濱田:えらい!いいと思います。本当に褒めるところ。
小瀧:あざっす!
桐山:確かに、スイッチが入った時わかるよな、のんちゃん。
小瀧:短期集中型なので、サッと行ってサッとやろう!って感じです。
― 今回はアクションシーンもありましたが、演じる中で苦労したシーンはありましたか?
重岡:ありました~。もうビンタが怖かった!しかも(川島)海荷ちゃん、ずっと練習してるの(笑)。現場に入ったら、監督が「ここは往復ビンタでいこう!」「叩けるだけ叩こう」みたいなことを言っていて、海荷ちゃんも「はい!」って言ってるから、もう怖いなぁ~って…。「目をつぶって近づいていけ」って言われてたから、いつ来るかわからない怖さもあった。
桐山:向こうの力加減やからな。
藤井:ビンタって、上手い人は痛くないからな。
桐山:ツッコミも上手い人は痛くないもんな。
重岡:1回“ゴチッ”って言った気がするな…。
藤井:骨あたってもうてるやん(笑)。
重岡:頬骨ずれた気がしたわ(笑)。
桐山:プロレスのシーンでワイヤーアクションをした時に、最後に実況するシーンを撮ったんですよ。その実況にあわせるために、プロレスをやっている体で1から流れをやったんですけど、俺はロープの上を歩くシーンがあって、ちょっとだけ上にのぼったら、濱ちゃんがワイヤーから手を離して、俺の股に…。
重岡:それはホンマにアカンわ(笑)。
濱田:段取り通りにやりましたよ?
桐山:「ちょっと待て!待て!」って思ったら、もうバーンってあたってました。
中間:女子校の回で、のんちゃんが最後に2階から飛び降りるシーンがあるんですけど、あれはスタントなしでホンマに飛んだんですよ!それは見ていてドキドキしました。
小瀧:いや、マジで怖かったです。
桐山:あれ、めっちゃ高かったよな?
小瀧:普通に高い。でも下から見たらそんなにやって、「小瀧くんできる?」って聞かれて、大したことないと思ってたから「全然やりますよ!」って返したんです。でも上でヤンキー座りしながら下を見たら、めっちゃ高いやん!って思って…。
一同:(笑)。
小瀧:スタントの方が説明してくれて「こんな感じだからってやってみよう」と言われて、「…全然いけます」と。
桐山:見栄張ってるやん(笑)。
小瀧:1回目はなんとか着地成功して、よっしゃ!一発OKかな?って思ったら、飛んだ瞬間の画が下を向いてたから、前を向いてるパターンをもう1回撮ることになって、「う~わ、マジか」って。もう恐怖心しかなかった。それで、2回目飛んだら着地に失敗して“グキッ”てなった。
桐山:体張ってるね~。
重岡:最後グキッてなったんや…。
小瀧:でもそれでOKやった。
濱田:体いっぱい張ったな。
― 体を張ったシーンがたくさん出てきましたが、ぜひここは見てほしい!という見どころのシーンを他にも教えてください。
濱田:最終話は、僕たちも台本を見た瞬間に「えっ!」「嘘や、見てみ」「うわ~」って驚きました。どんでん返しが待っているので、早く見てビックリしてほしいです。
桐山:原作も出てきて、なかなかできない漫画っぽい面白さがギュッと詰まっているのが第7話かなと思います。偽物の僕たちが出てきて、そこの対決のテンポ感や動きも面白いので、2回3回と見てほしいです。「この人こんなポーズしてんの?」とか「この人ちょっと笑ってるやん」とか、面白いところがたくさんあるんちゃうかな(笑)。
中間:原作通りのセリフがあって、普段の自分とは違うことを言っているので、そこは意識して演じました。その変化を見てほしいです。
重岡:フジイ駆の知られざる過去も見どころやな。
一同:あ~。(納得)
重岡:あれ、Tシャツにしたもんな(笑)。
桐山:全員持ってる!
藤井:フジイ駆の過去の写真が劇中に出てくるんですけど、「Tシャツにしたらオシャレじゃね?」ってなって…。
一同:オシャレじゃね?(笑)
藤井:マジで15枚くらい作ったんですよ。友達が家に来たら着ようかなと思ってたら、打ち上げの時にちょうど出来上がって持って来てもらったんですけど、大好評でみんなその場で着てくれた(笑)。
桐山:監督も着てくれてたな。
藤井:ドラマの打ち上げやのに、俺のTシャツを全員で着て写真を撮ったから、違う作品みたいやった(笑)。
神山:あの過去が出た時にフジイ駆が言った言葉って、誰もが予知できなくて深いよな。度肝を抜かれた。あぁいうところにも注目してもらいたい。
濱田:メッセージ性があるよね。
藤井:キャラに押されがちやけど、みんなわりといいこと言ってんねん。
重岡:島本先生も、「ギャグはあるけどいい話でありたい」って言うてはったもんね。そういうところに注目してもらいたいな。
もしもジャニーズWESTが転校生になったら?
― 皆さんが実際に転校生になったとしたら、転校先の初日に、どんな挨拶で印象づけますか?中間:僕は小学校4年生で台湾に転校したんですけど、日本人の学校だったから普通に自己紹介しました。でもジャニーズWESTは人見知りがほぼいないので、すぐに仲良くなれるんじゃないかな?誰かウケ狙うんかな(笑)。
一同:無理無理!
神山:そこでしくったら学園生活ボロボロになるぞ(笑)。
藤井:「こいつ寒っ!」ってなるで。
重岡:「アイドルやらせてもらってますっ!」
濱田:だっせ!(笑)
桐山:そこは猫かぶるでしょうね。
小瀧:かぶれるところまでかぶりますね。
桐山:シゲが最初にボロが出てくるやろうな。最初は真面目に「重岡です」とか言ってるけど、1時間目の授業が終わったらもう普通になってそう。
小瀧:1時間目の授業終わったらシャドーボクシングしてるで。それで周りが話しかけてくれるでしょうね。
藤井:ツッコミどころ多いからな!
重岡:まぁいじられキャラではあるからな(笑)。
― 皆さん、転校初日でもそんなに緊張しないですか?
神山:あがり症なんで絶対しますね。
重岡:神ちゃんするやろな~!緊張すると目つきがキリッとするもんな。
桐山:濱ちゃんは緊張しなさそうやな。
濱田:俺せぇへんね。
中間:自己紹介で噛みそうやけどな(笑)。
濱田:自己紹介は噛むねぇ。
重岡:噛まへんかったことないもんな、生きてきて。
小瀧:名前変えろよ!そんだけ噛むんやったら名前改名!
一同:(笑)。
中間:流星とか小瀧は、絶対他のクラスの女子が見にくるやつやん!この2人はダントツやから。
重岡:そんでシャイニングウインクして?
藤井:そんなんでモテたら苦労せぇへんで(笑)。
重岡:ホンマやな(笑)。
桐山:でも転校じゃないけど、ドラマや舞台の最初の顔合わせで喋る時あるやん。みんなあれ何言ってる?
小瀧:初めての場所に飛び込むっていうのが、転校と同じ感覚やと思う。顔合わせの時全然面白いこと言われへん。
藤井:人の出方を見るな。
重岡:スタッフさんも多いしな。わかる。
桐山:必要以上に関西弁で喋る(笑)。「関西人なんで、すんませーん!よろしくお願いしますう~」みたいな、「こいつアホやな」って思われたい(笑)。あと後輩がいてくれたらめっちゃいじる!
重岡:あと基本的には「兄さん」「姉さん」って言う。最初スタッフさんの名前がわからなくても、男の人だったら兄さん、女の人だったら姉さん。「兄さんこれあれっすか?」「姉さん、姉さん!」って(笑)。
一同:わかるわ~(笑)。
桐山:関西人の得なところやな。
7人が描く今後の未来
― 今後ジャニーズWESTの7人で挑戦するとしたら、何をやってみたいですか?小瀧:僕はリターンをやってみたいですね。これだけ良い作品に出会えたのも運命ですし、これだけ熱くて、バカバカしくて、笑えて、青春を思い出させてくれるようなドラマって他にあったのかな?と思うので、ぜひ「炎の転校生RETURN」をやってみたいです。
濱田:やってみたい!
重岡:いいね。綺麗な答えだ。
桐山:できるように、頑張りたいですね。
小瀧:…リターンがないパターンも話しときます?(笑)
重岡:僕、野球やりたいですね!チームを組んでスポーツものやりたいな。
桐山:そういう熱いのが合ってんねやろうな、うちらは。
中間:イメージがそっちやもんな。だから逆に、騙し合いとかかっこいい感じのもやってみたいな。
桐山:それもおもろいやろな!
― その際は、誰が勝ちそうですか?
小瀧:まぁ、濱田じゃないでしょうね。
重岡:あらすじで死ぬタイプや。
小瀧:あらすじで!?(笑)
濱田:クランクアップ早い…。
桐山:ルール説明の段階で死ぬ(笑)。
重岡:登場人物のところで「×」ついてんねん。
桐山:でもそんな濱ちゃんが、最後に裏切り者だったらめっちゃおもろい。
中間:一番良いやつに見えて、一番悪いやつっていう役が合いそうやな。
濱田:少なからず、笑いが絶えないやつがいいですわ!
重岡:せやな!
― ありがとうございました!
(modelpress編集部)
「炎の転校生REBORN」
2017年11月10日(金)Netflixにて全世界配信主演:ジャニーズWEST 重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望
エピソード:全8話
原作:島本和彦「炎の転校生」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)
監督:李闘士男
脚本:川邊優子 ほか
音楽:佐橋俊彦
ジャニーズWESTプロフィール
重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望による7人組男性アイドルグループ。2014年4月に「ええじゃないか」でCDデビューを果たす。2016年12月には、京セラドーム大阪でグループ初の単独ドーム公演を開催。ドラマ、映画、舞台、バラエティー、ラジオと多方面で活躍中。
【Not Sponsored 記事】
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