lol、デビューから2年の集大成…メンバーとの絆が深まったこと・ファンの愛を感じる瞬間は?<モデルプレスインタビュー>
2017.08.02 12:30
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10代、20代の若者を中心に人気急上昇中の男女混成5人組ダンス&ヴォーカルグループ・lol-エルオーエル-。2015年8月にシングル『fire!』でデビューして、もうすぐ丸2年が経過する。そんな中、lolにとって初のフルアルバム『lolol』が8月2日に発売される。今回モデルプレスがインタビューを行い、この2年を振り返ってもらった。
目次
1stアルバム『lolol』とは
1stアルバム『lolol』は、デビューシングルからの5作品に加え、映画『仮面ライダー 平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴースト with レジェンドライダー』の主題歌「hikari」、住宅メーカーのCMソング「party up!!」、さらにライブで歌唱していてファン投票No.1楽曲「hanauta」が全形態に収録される。また、リード曲「perfect summer」は今年の夏をパーフェクトに彩る、トロピカルサマーダンスアンセムとなっている。― ついにアルバムが発売されるんですね!おめでとうございます!
小見山直人(以下直人):ファンのみなさんからも「アルバムまだ?」という声をいただいていたのですが、やっとリリースできます。デビューから2年の経験が活かされているので、みなさんにとって楽しんでいただける作品に仕上がったんじゃないのかなと思っています。
― 2年間の集大成ですね。リリース直前のいま、みなさんはどんな心境ですか?
佐藤友祐(以下友祐):シングル曲+夏のリード曲、ファンのみなさんにも人気のある曲が収録されていて、ベストに近い状態のアルバムがリリースできて嬉しいです。ちょっとだけアレンジしたトラックも収録されているので、絶対に楽しんでいただけるのではないのかと思っています。
moca:アルバムなら買おうと言ってくださるファンの方がたくさんいたので嬉しいです。楽しい曲や悲しい曲など幅広い楽曲がたくさん収録されています。誰もが共感できるようなアルバムになったのかなと思っています。
hibiki:デビューしてから2年間活動してきて、やっとリリースできるアルバムなので、集大成でもあるのですが、シングル曲はすべて収録されているので、ある意味入門編でもあります。lolを初めて知る人にも聴いてほしいアルバムになりました。
honoka:私たちもですが、ファンのみなさんも待ちに待ってくださったアルバムがリリースされます。みんな好きだけど、まだ音源化されていなかった曲も収録されているので、すごく豪華な作品になったのかなと思っています。これを聴いてこの夏を楽しいでもらいたいです。
デビューから2年の集大成…これまでを振り返る
― デビュー曲から最新曲まですべて収録されているわけですが、思い入れが強い曲を挙げるとしたら?友祐:「ladi dadi」(2ndシングル、2016年1月発売)かな。イントロを聴くだけで、ミュージックビデオを撮影していた時期を思い出します。
直人:まだ2年しか経っていないのに、すごく懐かしく感じるんですよね。みんなもそうだと思いますが、「fire!」(デビューシングル、2015年8月発売)はもう何十回もパフォーマンスしていて。多分、1番パフォーマンスしている曲なんじゃないのかなって。パフォーマンスする度に、いろんなことを思い出します。
hibiki:「bye bye」(4thシングル、2016年12月)です。悪い意味ではなく、いろんなことが重なり、正直しんどい時期でした。「bye bye」の歌詞が好きで、パフォーマンスするたびにその瞬間の出来事をバーっと思い出してしまいます。
moca:私も「fire!」です。デビューシングルというのもあるので、初めていろんな経験をさせていただいた曲です。パフォーマンスしているときや、レコーディングしているとき、いろんなときを思い出しますね。
honoka:私もしんどかった瞬間を思い出してしまうのは「spank!!」(3rdシングル、2016年6月発売)。リリースイベントでいろんな箇所を周っていたのですが、その間に2回も声を潰してしまいまして…。カスカスなのですが、歌いたい!けど、声が出ない。こんなもどかしい気分でライブをやることが辛くて。それに「spank!!」は楽曲が完成するまでに、歌詞が変わったり、振り付けが変わったりと、何回もやり直した楽曲です。それと声のこともあって、正直しんどかったなと思いました。でも、だからこそいい楽曲に仕上がったので、大好きな曲の1つになりました。
hibiki:「spank!!」は本当に大変だったかも。グループとしても、確かにそんなことあったなと思っています。
honoka:歌詞が何回も変わったり、深夜練習をしたりもして。あと、ミュージックビデオの撮影も遠征で、旅館のような場所で壮大な撮影をしたなって。
hibiki:あと、初めてのワンマンライブの時期で、大変さを初めて味わいました。
honoka:8曲ぐらい新しい振りを覚えなくてはいけない+「spank!!」もあって。「spank!!」はテレビバージョンも覚えなくちゃいけなかったし。
友祐:そうそう!その時期が1番しんどかった。まじで…。毎朝、起きた瞬間に自分が兵隊になったかのようで、反骨心もなかったですから(笑)。
― そんな大変な時期を乗り越えられたからこその感じるものもあると思います。
友祐:そうですね。初のワンマンは思い出になるようなパフォーマンスが出来たと思っていますし、今考えるとやっぱ初ワンマンってすごくよかったなって。思い出が深いです。
― この2年でグループの絆が深くなったりは?
honoka:いい意味で気を使わなくなりました。
hibiki:なにかがあったわけではないけど、一緒にいる時間が家族より長いので、自然とそうなったのかもしれません。
honoka:曲をリリースするたびに、振り付けを覚えるとき、「もうちょっとこうした方がいいんじゃない?」とか、「ここはこの角度じゃない?」とか、デビューシングルのときと比べると、みんなで話し合いながら決めるようになりました。そういう回数が多くなっていくたびに、絆もだんだん深まったなと感じます。
直人:楽しいときも、緊張するときも、しんどいときも、共有することが増えてきたので、その分絆も深まったのかなと思います。
honoka:確かに!緊張とか恐怖とか不安とか、共有するタイミングが1番団結しやすいと思います。
hibiki:個人的なことも、相談できるようになりました。メンバーそれぞれに言えることが増えたと思います。私、壁を作ってしまうタイプで、人に相談することが苦手だったのですが、隠すことじゃないなって思うことが増えました。なにか嫌なことがあっても、気軽に話せるようになりました。
“大切”なファンとの交流では…
― lolにとってファンのみなさんはどのような存在でしょうか?友祐:世代が一緒のファンの方が多いので、友達のような距離間でステージに立っています。だから、友達感覚で応援してくれていると思います。MCなんて、楽屋で話しているような感覚です!
直人:TwitterやInstagramなどのコメントを結構チェックしています。ファンの方が僕らに発信してくれる場所なので、大切にしていきたいです。
moca:SNSを見ていると、直接会いに来られない方とかがいるので、そういう方にとって近い存在でいたいなと思いながら、SNSを更新しています。
hibiki:私にとってファンの方は家族と同じくらい本当に大切な存在です。なので、それくらいの距離間でいたいと思っています。SNSは唯一、ファンとやり取りが出来る場所なので、hibikiのことや、lolのことを身近に思っていただけたら嬉しいです。
honoka:「少し前髪切りました」と投稿するだけで、みんな反応してくれるので、それがすごく楽しいなと。友祐が言ってくれたように、友達のような感覚なんですよね。ファンの方のSNSを見るのもすごく楽しくて、「この子はこんなことやっているんだ」って思ったりしています。
― ファンの方の愛を感じますね。
友祐:地方に初めて行ったときに、会場が埋まっているだけで、感じるんですよね。来てくれるだけで、“ありがとう”って思います。
直人:いつもびっくりしているのは、僕らがテレビに出演すると、その瞬間を携帯で撮影して、それをリプで送ってくれること。絶対に待ち構えてなくちゃできないことじゃないですか。だから、そう考えると嬉しいです!
moca:パフォーマンスしているときに、ファンの方と目が会うのですが、歌詞を口ずさんでくれているのがわかるので、私たちの曲を聴いてくれているんだなって感じます。
hibiki:SNSのリプやお気に入り、通知設定にしてくれるとか、そういう1つ1つが嬉しいですね。ライブ中も一生懸命盛り上がろうとしてくれるときとか、挙げたらきりがないのですが、今の私はファンから愛をもらって生きています。だから、本当に感謝しかないです。
honoka:ファンの方も学校やバイトですごく忙しいのに、私の体調を心配してくれる方が多くて。多分、同じくらいファンの方もしんどいのに、心配してくれるのはすごく愛を感じます。
今後の目標と夢を叶える秘訣
― みなさんの今後の目標を教えてください。友祐:今年全国ツアーで16ヵ所やらせていただいたのですが、それをどんどん更新していきたいです。行ける都道府県を増やしていきたいですね。
moca:地元が大阪なので、大阪の大きな場所でライブをやることが目標です。
hibiki:47都道府県全部でライブがやりたいなって。簡単に会いに行けない人もいると思うので、私たちが47都道府県に行けたらいいなと思っています。
直人:僕も一緒なのですが、今回ツアーをやっていて、隣の県でも行けないという方もいたので、僕たちが行きたいなと思いました。グループとしても47都道府県に周ることが目標です。今回発売されるアルバムは、みなさんと笑顔で楽しんでいきたいという意味が込められているため、“lol”に“ol”が追加されています。だから、より多くの人たちと楽しんでいきたいです。
honoka:lolを大好きって思ってくれる人が増えてほしいなと思っていて。その人たちの生活の一部になりたいです。なにをしていても、lolのことを考えちゃうみたいな(笑)。自然と口ずさんでもらえるようになりたいです。
― 最後に夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。
hibiki:昔はデビューしたいというのが目標だったのですが、デビューできたので1つ叶ったんですよね。それからどことなくふわっとしていて、どこに向かっているのか、わからなくなっちゃった時期がありました。そういう思いの人っていると思います。だから、これを叶えたいという手前の目標でもいいし、1番大きな目標でもいいのですが、それを明確にして、そこに向かって頑張るって決めた方が、忘れずにまっすぐ進んでいけるのかなと思いました。
直人:僕も本当にやりたいことがわかったら、とことん努力した方がいいなと思っています。例えば、自分に才能があったとしても、努力はやっぱり必要になってきます。漫画「スラムダンク」の桜木花道も、自分は天才と言っているのにも関わらず、努力は絶対に欠かしませんでした。だから結果を残せた。たとえ天才だとしても努力が必要だったということがわかっていたんだと思います。だから、努力することは大事だなと思っています。
moca:何事にも挑戦することが大事だなと思います。一歩を踏み出さないとわからない景色ってたくさんあると思います。後悔をしてほしくないです。何事にも挑戦して、チャレンジ精神を身に付けてください。
honoka:私は努力することが正直すごくしんどくて…。ダンスがすごく好きだったのに、だんだん嫌になっていく時期がありました。でも、夢を叶えるためには、ずっと好きでいることが大事かなと思っていて。好きじゃなかったら、努力できないと思うので、ずっと好きでいてください。
友祐:今、夢がない人って多いと思います。でも、それが1番よくないなと思っていて、なんでもいいので、夢を作ってほしいです。“人を笑顔にする”でもいいと思います。中途半端なのがよくないと思うので、夢がある人もない人も、今を全力で生きて、いろんなことを経験してください。苦手なことにチャレンジしたら、好きになるかもしれません。だから、そういうことを大事にして生きてほしいなと思っています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
1stアルバム『lolol』
8月2日発売【CD+DVD】
CD
01 fire!
02 ladi dadi
03 perfect summer(リード新曲)
04 spank!!
05 hanauta
06 girlfriend
07 boyfriend
08 party up!!
09 hikari
10 bye bye)
DVD
01 fire!(1st Sg)
02 ladi dadi(2nd Sg)
03 spank!!(3rd Sg)
04 bye bye(4th Sg)
05 boyfriend(5th Sg)
06 girlfriend(5th Sg)
07 perfect summer
08 shake shake
09 OFF SHOT-2017 summer-
10 OFF SHOT-all singles-
【CD+DVD】
CD
01 fire!
02 ladi dadi
03 perfect summer(リード新曲)
04 spank!!
05 hanauta
06 girlfriend
07 boyfriend
08 party up!!
09 hikari
10 bye bye
DVD
01 LIVE DIGEST(lol live tour 2016 101より)
(ladi dadi / fire! / pop that / bye bye / sweet pain / gimme gimme / starlight / woooooh!!)
02 OFF SHOT-live tour-
【CD】
CD
01 the wave
02 perfect summer(リード新曲)
03 boyfriend
04 party up!!
05 shhh...
06 girl is mine
07 fire!
08 ladi dadi
09 catch the wave
10 hanauta
11 girlfriend
12 blue ocean
13 spank!!
14 hikari
15 brand new story
16 bye bye
全16曲収録
lol-エルオーエル- プロフィール
人を笑顔に、感動させるグループになりたい!という想いを込めた男女混成ダンス&ヴォーカルグループ。2014年オーデションを経てそれぞれが夢を抱き出会いを果たしたこの5人がlolとして笑顔を届けるべく結成された。メンバーは佐藤友祐、小見山直人、hibiki、honoka、moca。全員がダンスとヴォーカルを担当。さらにはモデルや俳優などマルチに活躍中。10代、20代の若者を中心に人気が急上昇中。高校生の認知度No1。新人ながらデビュー前からiTunesアルバム総合ランキングにて1位を獲得。続く2ndシングルも同ランキングで1位に。2015年「第57回 輝く!日本レコード大賞 新人賞」を受賞した。
【Not Sponsored 記事】
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