近藤しづか「ガムのカロリーも気にするほど…」 ダイエットに苦心した過去と“キレイやせ”の方法
2017.07.14 17:00
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モデルの近藤しづかがモデルプレスのインタビューに応じた。得意の料理を活かしフードコーディネーターの資格をとり、今では料理連載やレシピ提供をするなどフードコーディネーターとしても活躍の場を広げてきた彼女は、初となるレシピ本「キレイに-5kg!やせるワンプレートレシピ」を7月15日に発売。食事で5キロ減が叶う理由に迫る中で、ダイエットに苦しんでいたという彼女の意外な過去も明らかとなった。
“自炊モデル”として支持を得てきた近藤の初のレシピ本「キレイに-5kg!やせるワンプレートレシピ」は、一皿で野菜(Vegetable)、たんぱく質(Protein)、炭水化物(Carbohydrate)がバランスよく摂れる80のレシピを紹介。また、過去にはモデルプレスでレシピ連載「モデルのごはん」を配信していた近藤だが、この連載で紹介したレシピも今作には収録される。
美味しくヘルシーな80のレシピを掲載しています。近頃ヘルシーブームですが、健康でもあまり美味しくないものってけっこうあると思うんです。この本は美味しく、健康的に痩せることができて、料理の時間も20分くらいと簡単に作れるものを集めました。本当に自信を持っておすすめできるレシピばかりです。
また、体と心は繋がっているので、今回はレシピだけを載せるのではなく、ダイエットに対する考えや心の持ち方などについても紹介しています。体と心、両方からアプローチできる本に仕上がりました。
― ブログやSNSでも、この本に対する近藤さんの情熱がうかがえました。
ありがとうございます。集中してエネルギーを注ぎ込んだので、自分の子どものような作品になりました。出産した気分です(笑)。
― モデルプレスでの連載「モデルのごはん」で紹介されたレシピも掲載されているそうですね。この連載中、本にすることは想定されていたのでしょうか?
本を出すことは夢だったので、ふわっとなればいいなと考えていたくらいです。なので、こうしてモデルプレスで連載したレシピも本に載せることができて嬉しいです!夢が形になりました。
キレイに痩せるって実はシンプルで、良質なエネルギーを取り入れて、毒素や老廃物を体の外に出すことが大切だと思うんです。その循環を繰り返すことで代謝がよくなり、脂肪を燃やせる体になっていきます。根本的に、体の内から燃やせる体にしていくというアプローチを大切にしています。
そんな体づくりに必要なのがVPCのバランスです。Vはベジタブル(Vegetable)のVで、Pはプロテイン(Protein)のタンパク質、Cがカーボハイドレイト(Carbohydrate)の炭水化物。ワンプレートにしたのは、これらのバランスをわかりやすくするため。これらの栄養素をバランスよく摂ることが大切なんです。
― なるほど。確かに、料理をするにしてもバランスまで考えるのは難しいところですよね。
実はそれが簡単にわかるのが、お弁当箱なんです。お弁当の半分に日の丸のご飯、そしてからあげなどのたんぱく質、野菜やフルーツが入っているのが理想なのですが、活動レベルが変わっているなど現代の生活を考えると、もう少し野菜を摂ってもいいかなと思い、全体の2分の1をV、4分の1をPとCにアレンジしています。それを表紙でも表しています。炭水化物抜きダイエットというものもありますが、炭水化物は体を機能させるために大切なエネルギー源ですので、バランスよく食べることが重要なんです。
美味しい・楽しい・嬉しいの3つを大切にしています。やはり美味しくいただきたいですし、料理の見た目やスタイリングも楽しみ、食へのポジティブな気持ちを大事にしています。それから感謝の気持ちも。「これを食べたら太るな」などネガティブな思いを持たず、作っていて楽しいとか、盛り付けを見て可愛いとか、そういった気持ちを持っていたいですね。
また、フードスタイリングの学校にも行っていたので、その経験を活かして本では盛り付けなど見た目にもこだわっています。インスタでも流行っていますが、俯瞰から撮ったり、躍動感をつけて撮ったりと、ちょっとしたコツがあるんです。料理もファッションのように楽しんでほしいので、そういった見た目も見どころかと思います。
私自身もけっこうがさつなB型の女です(笑)なので、どれも20分くらいで簡単に作れるレシピを厳選しています。面倒なことが好きでない私が苦にならないレベルなので、皆さんも楽しんでいただけるかと思います。難しいレシピはなく、美味しく健康的なレシピなので、ぜひチャレンジしていただきたいです。また、料理が苦手、忙しくて時間がないという方にも、料理の時間を楽しんでもらえればと願っています。
― ダイエットに失敗したことが活かされているという今作ですが、いつ頃ダイエットに苦心していたのでしょうか?
読者モデルから「CanCam」の専属モデルになった頃です。もともと読者モデルをしていて、プロの世界に入ったのですが、周りは素晴らしい先輩方ばかり。憧れの先輩に囲まれ、プレッシャーから「もっと痩せなきゃ」と思い、何も食べないダイエットをしたこともありました。ガムのカロリーも気にするほどで、食べないとだんだん体も冷えるし、生理が止まったり、便秘になったり、本当よくないダイエットですよね(苦笑)。負のループにはまってしまい、笑顔も可愛くない。本当の意味で、キレイにはならないなと実感したんです。
― 変わろうと動き出したきっかけは?
やはり、食べないことでいろんな不調が出てきたことが大きかったですね。便秘に肌荒れ、ストレスでメンタルもやられちゃって。写真に映る自分も全然可愛くなかったり、笑顔になんだかハッピー感がなかったり…。いろいろなダイエットをして、やっぱり食が一番大切だと感じました。
― その後はレシピの紹介など“自炊モデル”としての活動を?
はい。自炊モデルとして特集をしていただいくことも。料理ってやればやるほど、知れば知るほど楽しいなと思いました。
代謝を上げるために運動もしています。ヨガやダンスを週に2回以上やっています。筋肉をつけないと代謝が上がらないので、骨と筋肉を鍛えるようにしています。それから睡眠も大切。睡眠はすごくダイエットに関係しているので、睡眠の質を上げるために15時以降はコーヒーを飲まないなど気をつけています。普段私が実践していることも、この本で紹介しています。
― さまざまスーパーフードも流行っていますが、積極的に摂っているものはありますか?
スーパーフードも1つの要素として取り入れています。ただ頼りすぎるのではなく、料理のプラスアルファとして取り入れています。薬膳火鍋にクコの実を入れたり、スーパーフードを使ってスティックタイプのエナジーバーを作って持ち歩いたりと、そんな感じで取り入れています。
モデルと演技の仕事をやりつつ、料理の仕事はおばあちゃんになるまでずっと、長期的にやっていきたいと思っています。続けたいことですね。
― 最後に近藤さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。
目の前のことを全力で頑張ること。こうなったらどうしようなど、将来を不安に思う人もいるかと思いますが、今は今しかないですし、今を全力で生きることが大切です。
― ありがとうございました。
9年間イタリア・ミラノ在住後、青山学院大卒業。大学在学中、ワールドミスユニバーシティコンテスト日本大会優勝、CanCam読者モデルを経て2007年~2013年CanCam専属モデル、2013年~2016年AneCan専属モデルとして活動。
(modelpress編集部)
“自炊モデル”近藤しづかの初の著書
― これまで料理の連載など、フードコーディネーターとしても活躍されてこられた近藤さん。初のレシピ本ということですが、どのような1冊になっていますか?美味しくヘルシーな80のレシピを掲載しています。近頃ヘルシーブームですが、健康でもあまり美味しくないものってけっこうあると思うんです。この本は美味しく、健康的に痩せることができて、料理の時間も20分くらいと簡単に作れるものを集めました。本当に自信を持っておすすめできるレシピばかりです。
また、体と心は繋がっているので、今回はレシピだけを載せるのではなく、ダイエットに対する考えや心の持ち方などについても紹介しています。体と心、両方からアプローチできる本に仕上がりました。
― ブログやSNSでも、この本に対する近藤さんの情熱がうかがえました。
ありがとうございます。集中してエネルギーを注ぎ込んだので、自分の子どものような作品になりました。出産した気分です(笑)。
― モデルプレスでの連載「モデルのごはん」で紹介されたレシピも掲載されているそうですね。この連載中、本にすることは想定されていたのでしょうか?
本を出すことは夢だったので、ふわっとなればいいなと考えていたくらいです。なので、こうしてモデルプレスで連載したレシピも本に載せることができて嬉しいです!夢が形になりました。
バランスの良い食事で“キレイに-5キロ”
― 今回の作品のコンセプトは“キレイに-5キロ”ということですが、とても魅力的ですね!キレイに痩せるって実はシンプルで、良質なエネルギーを取り入れて、毒素や老廃物を体の外に出すことが大切だと思うんです。その循環を繰り返すことで代謝がよくなり、脂肪を燃やせる体になっていきます。根本的に、体の内から燃やせる体にしていくというアプローチを大切にしています。
そんな体づくりに必要なのがVPCのバランスです。Vはベジタブル(Vegetable)のVで、Pはプロテイン(Protein)のタンパク質、Cがカーボハイドレイト(Carbohydrate)の炭水化物。ワンプレートにしたのは、これらのバランスをわかりやすくするため。これらの栄養素をバランスよく摂ることが大切なんです。
― なるほど。確かに、料理をするにしてもバランスまで考えるのは難しいところですよね。
実はそれが簡単にわかるのが、お弁当箱なんです。お弁当の半分に日の丸のご飯、そしてからあげなどのたんぱく質、野菜やフルーツが入っているのが理想なのですが、活動レベルが変わっているなど現代の生活を考えると、もう少し野菜を摂ってもいいかなと思い、全体の2分の1をV、4分の1をPとCにアレンジしています。それを表紙でも表しています。炭水化物抜きダイエットというものもありますが、炭水化物は体を機能させるために大切なエネルギー源ですので、バランスよく食べることが重要なんです。
見た目のセンスも光る!美味しそうに見えるコツは?
― バランス以外に、食事で大切にしていることはありますか?美味しい・楽しい・嬉しいの3つを大切にしています。やはり美味しくいただきたいですし、料理の見た目やスタイリングも楽しみ、食へのポジティブな気持ちを大事にしています。それから感謝の気持ちも。「これを食べたら太るな」などネガティブな思いを持たず、作っていて楽しいとか、盛り付けを見て可愛いとか、そういった気持ちを持っていたいですね。
また、フードスタイリングの学校にも行っていたので、その経験を活かして本では盛り付けなど見た目にもこだわっています。インスタでも流行っていますが、俯瞰から撮ったり、躍動感をつけて撮ったりと、ちょっとしたコツがあるんです。料理もファッションのように楽しんでほしいので、そういった見た目も見どころかと思います。
ダイエットに失敗した過去
― キレイに5キロ痩せが叶うことは魅力的ですが、料理が苦手という方や、忙しくてなかなか料理をする時間がないという方もいるかと思います。私自身もけっこうがさつなB型の女です(笑)なので、どれも20分くらいで簡単に作れるレシピを厳選しています。面倒なことが好きでない私が苦にならないレベルなので、皆さんも楽しんでいただけるかと思います。難しいレシピはなく、美味しく健康的なレシピなので、ぜひチャレンジしていただきたいです。また、料理が苦手、忙しくて時間がないという方にも、料理の時間を楽しんでもらえればと願っています。
― ダイエットに失敗したことが活かされているという今作ですが、いつ頃ダイエットに苦心していたのでしょうか?
読者モデルから「CanCam」の専属モデルになった頃です。もともと読者モデルをしていて、プロの世界に入ったのですが、周りは素晴らしい先輩方ばかり。憧れの先輩に囲まれ、プレッシャーから「もっと痩せなきゃ」と思い、何も食べないダイエットをしたこともありました。ガムのカロリーも気にするほどで、食べないとだんだん体も冷えるし、生理が止まったり、便秘になったり、本当よくないダイエットですよね(苦笑)。負のループにはまってしまい、笑顔も可愛くない。本当の意味で、キレイにはならないなと実感したんです。
― 変わろうと動き出したきっかけは?
やはり、食べないことでいろんな不調が出てきたことが大きかったですね。便秘に肌荒れ、ストレスでメンタルもやられちゃって。写真に映る自分も全然可愛くなかったり、笑顔になんだかハッピー感がなかったり…。いろいろなダイエットをして、やっぱり食が一番大切だと感じました。
― その後はレシピの紹介など“自炊モデル”としての活動を?
はい。自炊モデルとして特集をしていただいくことも。料理ってやればやるほど、知れば知るほど楽しいなと思いました。
食事以外の美の秘訣は?
― 健康的に美しい近藤さんですが、食事以外に美容のために取り入れていることはありますか?代謝を上げるために運動もしています。ヨガやダンスを週に2回以上やっています。筋肉をつけないと代謝が上がらないので、骨と筋肉を鍛えるようにしています。それから睡眠も大切。睡眠はすごくダイエットに関係しているので、睡眠の質を上げるために15時以降はコーヒーを飲まないなど気をつけています。普段私が実践していることも、この本で紹介しています。
― さまざまスーパーフードも流行っていますが、積極的に摂っているものはありますか?
スーパーフードも1つの要素として取り入れています。ただ頼りすぎるのではなく、料理のプラスアルファとして取り入れています。薬膳火鍋にクコの実を入れたり、スーパーフードを使ってスティックタイプのエナジーバーを作って持ち歩いたりと、そんな感じで取り入れています。
今後の目標と夢を叶える秘訣
― 夢であった本の出版が叶った近藤さんですが、今後の活動については、どのようなビジョンを描いていますか?モデルと演技の仕事をやりつつ、料理の仕事はおばあちゃんになるまでずっと、長期的にやっていきたいと思っています。続けたいことですね。
― 最後に近藤さんが思う夢を叶える秘訣を教えてください。
目の前のことを全力で頑張ること。こうなったらどうしようなど、将来を不安に思う人もいるかと思いますが、今は今しかないですし、今を全力で生きることが大切です。
― ありがとうございました。
近藤しづか(こんどうしづか)プロフィール
1984年10月10日千葉県生まれ。9年間イタリア・ミラノ在住後、青山学院大卒業。大学在学中、ワールドミスユニバーシティコンテスト日本大会優勝、CanCam読者モデルを経て2007年~2013年CanCam専属モデル、2013年~2016年AneCan専属モデルとして活動。
(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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