神木隆之介、今年の誕生日は吉沢亮をロックオンしていた 小関裕太は“逆プレゼント”に歓喜<HANDSOME FESTIVALインタビュー/前編>
2017.06.10 10:00
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映画やドラマで観ている人気俳優たちがアイドルさながらに歌って踊る…しかも本気で。そんな貴重すぎるイベントが、アミューズによる年末恒例のファン感謝祭「HANDSOME FESTIVAL」、通称「ハンサム」である。
「なんかおもしろそう」という興味本位でひとたび足を踏み入れてみれば、俳優たちが日頃の感謝を伝えるべく準備した全力のパフォーマンス、それに応えるファンの大声援……会場全体を包み込む温かな一体感に、フィナーレは感動の涙さえ流してしまうであろう。そのアツさ、“沼の深さ”は是非とも会場で味わってほしいのだが、昨年末の熱狂をそのまま詰め込んだ保存版DVD「HANDSOME FESTIVAL 2016」が6月14日に発売されるという朗報。モデルプレスはハンサム総勢25人の中心に立った神木隆之介(24)、吉沢亮(23)、小関裕太(22)の3ショットインタビューを実施。ネットを騒がせた“キス事件”から舞台裏のマニアックなエピソードまで、たっぷり前後編に分けてお届けする。<前編>
保存版DVD「HANDSOME FESTIVAL 2016」はDisc1からDisc2にかけて昨年の公演内容をたっぷり収録した“ほぼ”フルDVD。「チーム・ハンサム!」のオリジナル曲を中心に、福山雅治、ポルノグラフィティ、Perfumeなどアミューズならではのカバー曲も。またDisc 2には公演初日に密着したメイキング映像が特典として収録される。
― みなさん元気ですね!
神木:1人(=吉沢)はもうヘタっている感じがします(笑)。
吉沢:全然、元気ですよ。ちょっと「羅生門」(※)の世界にね…。
(※)吉沢が9月に公演を控えるミュージカル「百鬼オペラ『羅生門』」
神木:今から「羅生門」の世界観に突入してるの?すごい!(笑)
吉沢:入っちゃったの。
神木:とんでもない世界観だ!
吉沢:ちょっともう、今から芥川の苦悩がね…。すごいのよ。
― 楽しそうですね(笑)。突然ですが、今月は神木さんのお誕生日(5月19日)でしたね!おめでとうございます!
一同:拍手
神木:ありがとうございます!
― 何やらウワサによると、誕生日当日、吉沢さんに電話したとか…
神木:電話しました。
吉沢:0時ちょうどに…。
神木:違う、違う!23時58分に電話したの。それで、(吉沢が)「どうしたの?」って。「何してるの?元気?」(神木)「元気だよ。…で、何?」(吉沢)「ちょっと待って」(神木)というやり取りがあり、0時になった瞬間「はい、祝って~!」って(笑)。
小関:すごい(笑)。新しいやり方。他の人から着信あっても絶対出られないじゃん!
― 強制的なロックオンじゃないですか(笑)。
吉沢:俺の誕生日(2月1日)にも、0時ちょうどに(神木から)電話が来たんですよ。
― だからやっぱり今回は吉沢さんが0時ぴったりに電話したほうが良かったんじゃないのかなって…
吉沢:あー。
神木:本当だよ!
吉沢:…いや、俺は電話しようとしてたよ?0時ちょうどに。でもそれより先に電話が来ちゃったから…(笑)。
― 神木さんが誕生日0時ちょうどに声が聞きたい相手は吉沢さんだったと。
神木:「祝え~!」と。
吉沢:俺のこと好きなんだろうなって思います。
神木:「メシ、おごる」って言われたので、おごってもらおうと思います。
吉沢:「一緒に(ご飯)行ってやるよ」って。
神木:誕生日を過ぎて、25秒後には電話を切っていました。それだけのために電話したので(笑)。
― それにしても仲良しですね。
小関:仲良いですよね。
吉沢:キスした仲ですからね。
― その件は後ほど…(笑)。小関さんは、神木さんの誕生日をお祝いしましたか?
小関:「あっ、今日会う!」って思ったので、本当に軽いプレゼントですけど、差し上げたんです。
神木:Tシャツをいただきました。ありがとうございます。
小関:そしたら「ちょっと今から電気屋行こう!20歳の時に祝えなかったから」って、逆にプレゼントしていただきました!
― えー! Twitterを見ましたが、「魔法の書」ももらっていましたね?
小関:そうなんです。ハリー・ポッターの「魔法の書」。USJのお土産です。
神木:誕生日に、事務所のスタッフの皆さんとUSJに行ったんです。
吉沢:完全にプライベートなんだね。楽しかった?
神木:楽しかった。めちゃくちゃ楽しかったです!
吉沢:楽しいよね。最近、俺も行ったんだよ。
― その時に買った「魔法の書」を小関さんに。
神木:自分へのお土産をたくさん買ったのですが、買いすぎたものも多くて。それで(小関が)ハリー・ポッターが好きだったので「じゃあ『魔法の書』あげる」という感じで。
小関:さらに重ねてプレゼントをいただきました。自分の誕生月なのに…素敵です!
(※)「HANDSOME FESTIVAL 2016」追加公演のゲームコーナーにて、神木と吉沢が“恋のバトル”を演じる中でキスを交わし、会場のみならずネット上をも騒がせた
神木:どう思いましたか?
吉沢:逆質問(笑)。
― それはもう…名シーンをありがとうございますという感じで(笑)。
神木:生放送(※ネット生中継)でしたしね。
吉沢:恐ろしい(笑)。
― あれは事前にどこまで打ち合わせされていたんですか?
神木:そこまで綿密にはしていなかったのですが、細かいセリフの内容などはもちろんその場で合わせるのは難しいので、なんとなく『君の名は。』のセリフを入れようということで。キスは、(MCをつとめていた)よしたく(吉村卓也/伊村製作所)に本気で止められたら止める、ということにしていました(笑)。
― 吉沢さんとの間で?
神木:はい。よしたくは多分止めに来るだろうなと予想していたんです。でもあの時、抑える力が弱かったんです。なので「いける!」と思って(笑)。ね?
吉沢:いっちゃいましたね。
神木:やろうと思ってやらない、というのが一番嫌だと思ったので。
吉沢:中途半端はきつい。
神木:そう。もうやってやろう!って(笑)。
― 勢いがすごかったですもんね。そこに小関さんがバーッと止めに入ってましたけど…(笑)。
小関:でも、誰に言われても止めない!っていうくらいの勢いだったので(笑)。
― あのキス事件以来、誕生日に電話したり親密になったんじゃないかなって…
吉沢:(笑)
神木:あの会場で2組カップルができたのではないかと噂になっているからね。もう1組は、松島(庄汰)くんと水田(航生)くんね。
吉沢:アツいっすね。
神木:噂になっちゃいますね。
― “吉沢亮、キス魔説”があるんですが…
吉沢:めっちゃチューしてますからね。
小関:フゥ~!
神木:イケメン、さすが!
吉沢:役者とすごいチューしてんのよ。
神木:(中川)大志とか?
吉沢:大志もそうだし(※「Seventeen 夏の学園祭2015」にて)、芝居の中でもしてるし…
― キスへのハードルが低い?(笑)
小関:軽い男みたい(笑)。
神木:イケメンだからしょうがないよ!
吉沢:キスには何の抵抗もないです(ドヤ顔)。
神木:これだけイケメンだから、むしろそうであって欲しい(笑)。
小関:これ文字にしたら、この空気感伝わらないですよね(笑)。
― 強烈な字面になる可能性が…(笑)。
吉沢:きつい。
小関:リアルな感じに(笑)。
― 次は誰と誰がキスするんでしょうか?
吉沢:…っていうことになっちゃいますよね、この流れはね。
神木:誰ですかね?楽しみですね。
小関:ちょっと(唇を)潤しておこう…。
吉沢:でも、俺らはもうやっちゃったからさ。
神木:そうそう。DVDにもきちんと残っていますしね。僕らはしっかりと歴史を歩んだので(笑)、次世代のメンバーに期待します。
小関:そうやって勝手にたすきを渡して…。たすき…たすきーて…助けーてー。(注:ダジャレ)
神木・吉沢:……。
神木:そうですね。いろんなキャラクターがいるので。(桜田)通くんは急に踊り出す(笑)。
小関:衣装、消えたりしますもん。
吉沢:消える!本当に。早替えで、衣装バーッて脱いだのに「あれ?俺の衣装は?」って。裸で。
小関:「先生、俺の衣装ないです!下のこの衣装ないです!」って。裏をパンツ一丁で走り回って、逆側に行ってみてもないっていう(笑)。
神木:「もう着なくていい、着なくていい!」とか言って(笑)。
小関:とりあえず(松島)庄汰さんのを手にしたりとかして。
― 松島さんが困ってしまう(笑)。
吉沢:でもマジで結構あるんですよ。
神木:毎年恒例です。どったんばったん大騒ぎ。
吉沢:人数が多いから、何がどうなっているかとか、誰も把握できていない場所がそこらじゅうにあるんです(笑)。
― 今回、特に印象的だった事件は?
吉沢:僕個人としては、出とちったっていうのはあります。「FLASH」に出る6人が2階からバーッと出てきて、ポーズを取って始まるという流れだったんですけど、最初僕だけいなくて。5人がポーズを取ってるところに、僕が袖からビューンって出てきて(笑)。
― それは何日目の公演で?
吉沢:最終日!
― まさかの(笑)。
小関:多分、(DVDに)残ってますよ。
吉沢:やらかしましたね。
神木:僕は大きなミスはなかったかな…。「Festival Night」とか「BANG!」の時に、ズボンがだんだん落ちてくるというのはありました。汗で少しずつ落ちてくるのを、上げながら踊っていました(笑)。
― 一気に落ちちゃったら事件ですもんね(笑)。
吉沢:それと、最終日かどうかは覚えてないんですけど、割とセンターめの位置で、サビで全く違う曲の振りを踊っていた時があって。「Festival Night」だったかな。「いつだって最高~♪」って時に1人だけ「BANG!」の振りをやってた(笑)。
― それは何事ですか?!(笑)
吉沢:「あれ?なんか俺、違うことやってる」って思いながら、ずっと「BANG!」踊ってて(笑)。
神木:予言者じゃん!次の曲の予言者!(笑)
吉沢:「Festival Night」「THIS IS THE TIME」「BANG!」の流れが一番のピークだったんですよ。疲れもきてるし、いろんなことも考えてるし…意味わかんなくて出てきたんでしょうね。
神木:意味わからなすぎるよ!(笑)
― でも、そんなミスさえも「そういうものだ」って思わせる力が吉沢さんにはあるんじゃないですか?
吉沢:いや…あれは誰も思わないと思う(笑)。みんな「Festival Night」踊ってるのに俺だけ「BANG!」踊ってるって!
神木:ごまかしようがない(笑)。25人中1人だけ違う動きしていたら、それはバレますよ(笑)。
吉沢:しかもサビだから!
小関:ほか全員同じ動きしてる(笑)。
吉沢:これほどすごいミスって、自分史上初めてかもしれない。どうしたんでしょうね…あれはヤバかった(笑)。
小関:僕は「Yes! We Can!」という曲の見せ場で、松岡広大くんと2人で歌うところがあって、階段から降りるために2階にいなきゃいけなかったんですけど、僕はなぜか1階にいて。もう自分の居場所を見失ってたんですよ。「場所飛んだ!」って思いながらずっと1階にいて、だんだん自分のパートが近づいてきたところで「これはまずい!上だ」って気づいて。その数秒の間に階段を駆け上がりましたね。それはハプニング。25人いるので、カメラはいろんな人に振るわけですけど、僕はずっと1階にいたのに、画面が切り替わると同時に上にいるっていうマジックが起こっています(笑)。その間に走っているので注目してください。
― DVDならではの見どころですね(笑)。出演者が過去最大の25人だったので、位置どりも例年より大変だったことが伝わってきます。
吉沢:立ち位置が一番大変だった。本当に覚えられなくて。人数が多いとその分複雑になって、列とか何列もできるし。かなり大変でしたね。
神木:「THRILL」だけは間違えないように頑張りました。
吉沢:俺、なんかミスったなー。
神木:僕も一回ミスした(笑)。回れなかったから無理やり回った(笑)。
吉沢:そう、1人だけ回転が逆だったりとか…それこそ「THRILL」でも全然違う動きしてた。サビの最初でイントロの動きしたりとか、ちょっと違うことやってた(笑)。俺、ちょいちょいそういうこと起きるんですよ。なんでかわからないんですけど、多分、脳みそがついてきていなくて。
神木:酸欠状態かな?!
― 「THRILL」はバシバシにイケメンに決めないといけない曲ですよね。
小関:4人という少人数だし。
神木:しかも、確実に間違えない松岡広大がいるので。松岡広大と違う動きをした人間は必ず間違っているという定義があったくらいで(笑)、心強いけど怖いんです。横並びになると(松岡が)見えなくなっちゃうので。
小関:でもお互い、“間違えてないですよ感”が備わってるじゃないですか。だから4人して「間違えてないですよ~」って顔しながら、間違えてたりする(笑)。
神木:「間違えた!」という顔は絶対にしない(笑)。「THRILL」自体は、ガッツリ踊るような曲ではないんです。ふわりふわり踊る…先代の佐藤(健)さんのような感じ。なので「Festival Night」のような曲よりは、結構曖昧さが大事になってくるので、「間違えてないよ」という顔をした人が一番いいんです。
― 松岡さんは弱冠19歳にして色気がすごいですよね。
神木:唇舐めてたよね。
吉沢:べろりんちょしてた。
― カメラに寄りでバーンと抜かれる瞬間のウインクや投げキスは、事前に決めておくものなんですか?
神木:あれは流れですね。
吉沢:完全に流れ。
― その時に出てくるものを。すごい!
神木:かっこつけすぎると失敗する説があるんです。(吉沢と自分を指差して)ここの2人は、この4人の中ではおじさんなので…。若い感じはあとの2人に任せて。僕らはすごくかっこつけるというわけではなく、スッと。
小関:いや、2個しか変わらない!広大はさらに僕の2個下なので、僕はもう「頑張ってください…」っていう気持ちでした(笑)。「僕は頑張って大人になろうとしているので、よろしくお願いします…」っていう、中間の立ち位置(笑)。
吉沢:「THRILL」に続けて「White Serenade」を歌ったんですけど、あれが地獄でした(笑)。「THRILL」終わって暗転したら即後ろに戻ってバーッて水飲んで、ガーッて汗拭いて。
神木:そう、「チャラーン♪」って終わったらすぐに(桜田)通くんが出てくる。僕は「達者でな!」と思いながら捌けていったけど(笑)。
吉沢:気づいたら汗がダラダラ流れてくるっていう。
神木:その前に「SIGN」も踊っているので。
吉沢:あのタイミングもかなりすごかったですね。あそこが終われば仕事終わりな気持ちでしたもん(笑)。
神木:だから「Festival Night」で「BANG!」踊っちゃうんだよ(笑)。
小関:自分の中で終わってるから(笑)。
吉沢:終わったと思ってたんだね、多分ね(笑)。
★インタビュー後編では、3人それぞれが選ぶ“推しの1曲”や、新人ハンサムのMVPも発表!(modelpress編集部)
収録内容:DVD2枚組+ブックレット
【Disc1】
1:OPENING VTR
2:PARTY RIDE
3:So Free!
4:Brand New World
5:MC
6:キミノリズム
7:FLASH
8:sHi-tai!
9:ミュージック・アワー
10:それがすべてさ
11:VTR
12:PERFECT HUMAN(12月17日公演ver.)
13:VTR
14:PLEASURE FLAG
15:ARRIVAL-KUROFUNE Sail Away-
16:ユレルMIDNIGHT
17:Dream Greeting!
18:SIGN
19:VTR
20:THRILL
21:White Serenade
22:Butterfly
23:君だけのHERO
24:ゲームコーナー「LOVE TRIANGLE」
25:VTR
26:Festival Night
27:THIS IS THE TIME
28:BANG!
29:MC
30:Yes! We Can!
31:Never Let Go!
32:無礼講!!!
【Disc2】
1:Feel The Same
2:ベストスマイル
3:MC
4:ALICE
<特典映像>
・12月17日メイキング映像
・PERFECT HUMAN(12月18日公演ver.)
目次
「ハンサム」とはなんぞや!
2005年からスタートし、過去の出演者には平岡祐太や佐藤健、三浦春馬らが名を連ねる「ハンサム」。2014年以来、2年ぶりの開催となった昨年は「SUPERハンサムLIVE」から「HANDSOME FESTIVAL」にタイトルを変え、出演者は初出演9人を含む、過去最大の25人に。会場もハンサムとしては初のTOKYO DOME CITY HALL(2016年12月17日・18日)、追加公演は過去最大規模となる東京国際フォーラム ホールA(12月29日)にて開催され、全5公演・約1万5千人を動員した。保存版DVD「HANDSOME FESTIVAL 2016」はDisc1からDisc2にかけて昨年の公演内容をたっぷり収録した“ほぼ”フルDVD。「チーム・ハンサム!」のオリジナル曲を中心に、福山雅治、ポルノグラフィティ、Perfumeなどアミューズならではのカバー曲も。またDisc 2には公演初日に密着したメイキング映像が特典として収録される。
神木隆之介、今年の誕生日は吉沢亮を“ロックオン”していた
5月末、都内で集まった3人。1日取材デーだったこの日、モデルプレスの取材は終盤だったが、全く疲れを見せず元気いっぱいの3人は部屋に入ってくるなりおしゃべりを開始。写真撮影中もとにかくワイワイと楽しそうだ。― みなさん元気ですね!
神木:1人(=吉沢)はもうヘタっている感じがします(笑)。
吉沢:全然、元気ですよ。ちょっと「羅生門」(※)の世界にね…。
(※)吉沢が9月に公演を控えるミュージカル「百鬼オペラ『羅生門』」
神木:今から「羅生門」の世界観に突入してるの?すごい!(笑)
吉沢:入っちゃったの。
神木:とんでもない世界観だ!
吉沢:ちょっともう、今から芥川の苦悩がね…。すごいのよ。
― 楽しそうですね(笑)。突然ですが、今月は神木さんのお誕生日(5月19日)でしたね!おめでとうございます!
一同:拍手
神木:ありがとうございます!
― 何やらウワサによると、誕生日当日、吉沢さんに電話したとか…
神木:電話しました。
吉沢:0時ちょうどに…。
神木:違う、違う!23時58分に電話したの。それで、(吉沢が)「どうしたの?」って。「何してるの?元気?」(神木)「元気だよ。…で、何?」(吉沢)「ちょっと待って」(神木)というやり取りがあり、0時になった瞬間「はい、祝って~!」って(笑)。
小関:すごい(笑)。新しいやり方。他の人から着信あっても絶対出られないじゃん!
― 強制的なロックオンじゃないですか(笑)。
吉沢:俺の誕生日(2月1日)にも、0時ちょうどに(神木から)電話が来たんですよ。
― だからやっぱり今回は吉沢さんが0時ぴったりに電話したほうが良かったんじゃないのかなって…
吉沢:あー。
神木:本当だよ!
吉沢:…いや、俺は電話しようとしてたよ?0時ちょうどに。でもそれより先に電話が来ちゃったから…(笑)。
― 神木さんが誕生日0時ちょうどに声が聞きたい相手は吉沢さんだったと。
神木:「祝え~!」と。
吉沢:俺のこと好きなんだろうなって思います。
神木:「メシ、おごる」って言われたので、おごってもらおうと思います。
吉沢:「一緒に(ご飯)行ってやるよ」って。
神木:誕生日を過ぎて、25秒後には電話を切っていました。それだけのために電話したので(笑)。
― それにしても仲良しですね。
小関:仲良いですよね。
吉沢:キスした仲ですからね。
― その件は後ほど…(笑)。小関さんは、神木さんの誕生日をお祝いしましたか?
小関:「あっ、今日会う!」って思ったので、本当に軽いプレゼントですけど、差し上げたんです。
神木:Tシャツをいただきました。ありがとうございます。
小関:そしたら「ちょっと今から電気屋行こう!20歳の時に祝えなかったから」って、逆にプレゼントしていただきました!
お昼まで寝ていた神木隆之介くんに、「魔法の書」をもらいました。
— 小関裕太 (@yutakoseki) 2017年5月25日
小関はハッピーです
裕太。 pic.twitter.com/OtMpYgO2RZ
小関:そうなんです。ハリー・ポッターの「魔法の書」。USJのお土産です。
神木:誕生日に、事務所のスタッフの皆さんとUSJに行ったんです。
吉沢:完全にプライベートなんだね。楽しかった?
神木:楽しかった。めちゃくちゃ楽しかったです!
吉沢:楽しいよね。最近、俺も行ったんだよ。
― その時に買った「魔法の書」を小関さんに。
神木:自分へのお土産をたくさん買ったのですが、買いすぎたものも多くて。それで(小関が)ハリー・ポッターが好きだったので「じゃあ『魔法の書』あげる」という感じで。
小関:さらに重ねてプレゼントをいただきました。自分の誕生月なのに…素敵です!
あの“キス事件”について掘り返してみる
― 先ほど少しお話が出ましたが、ハンサムでは“キス事件”(※)が…(※)「HANDSOME FESTIVAL 2016」追加公演のゲームコーナーにて、神木と吉沢が“恋のバトル”を演じる中でキスを交わし、会場のみならずネット上をも騒がせた
神木:どう思いましたか?
吉沢:逆質問(笑)。
― それはもう…名シーンをありがとうございますという感じで(笑)。
神木:生放送(※ネット生中継)でしたしね。
吉沢:恐ろしい(笑)。
― あれは事前にどこまで打ち合わせされていたんですか?
神木:そこまで綿密にはしていなかったのですが、細かいセリフの内容などはもちろんその場で合わせるのは難しいので、なんとなく『君の名は。』のセリフを入れようということで。キスは、(MCをつとめていた)よしたく(吉村卓也/伊村製作所)に本気で止められたら止める、ということにしていました(笑)。
― 吉沢さんとの間で?
神木:はい。よしたくは多分止めに来るだろうなと予想していたんです。でもあの時、抑える力が弱かったんです。なので「いける!」と思って(笑)。ね?
吉沢:いっちゃいましたね。
神木:やろうと思ってやらない、というのが一番嫌だと思ったので。
吉沢:中途半端はきつい。
神木:そう。もうやってやろう!って(笑)。
― 勢いがすごかったですもんね。そこに小関さんがバーッと止めに入ってましたけど…(笑)。
小関:でも、誰に言われても止めない!っていうくらいの勢いだったので(笑)。
― あのキス事件以来、誕生日に電話したり親密になったんじゃないかなって…
吉沢:(笑)
神木:あの会場で2組カップルができたのではないかと噂になっているからね。もう1組は、松島(庄汰)くんと水田(航生)くんね。
吉沢:アツいっすね。
神木:噂になっちゃいますね。
― “吉沢亮、キス魔説”があるんですが…
吉沢:めっちゃチューしてますからね。
小関:フゥ~!
神木:イケメン、さすが!
吉沢:役者とすごいチューしてんのよ。
神木:(中川)大志とか?
吉沢:大志もそうだし(※「Seventeen 夏の学園祭2015」にて)、芝居の中でもしてるし…
― キスへのハードルが低い?(笑)
小関:軽い男みたい(笑)。
神木:イケメンだからしょうがないよ!
吉沢:キスには何の抵抗もないです(ドヤ顔)。
神木:これだけイケメンだから、むしろそうであって欲しい(笑)。
小関:これ文字にしたら、この空気感伝わらないですよね(笑)。
― 強烈な字面になる可能性が…(笑)。
吉沢:きつい。
小関:リアルな感じに(笑)。
― 次は誰と誰がキスするんでしょうか?
吉沢:…っていうことになっちゃいますよね、この流れはね。
神木:誰ですかね?楽しみですね。
小関:ちょっと(唇を)潤しておこう…。
吉沢:でも、俺らはもうやっちゃったからさ。
神木:そうそう。DVDにもきちんと残っていますしね。僕らはしっかりと歴史を歩んだので(笑)、次世代のメンバーに期待します。
小関:そうやって勝手にたすきを渡して…。たすき…たすきーて…助けーてー。(注:ダジャレ)
神木・吉沢:……。
ハンサムたち、パンツ一丁で走り回っていた
― …はい(笑)。特典のメイキング映像を観ましたが、あれだけ人数がいると舞台裏がカオスですね。神木:そうですね。いろんなキャラクターがいるので。(桜田)通くんは急に踊り出す(笑)。
小関:衣装、消えたりしますもん。
吉沢:消える!本当に。早替えで、衣装バーッて脱いだのに「あれ?俺の衣装は?」って。裸で。
小関:「先生、俺の衣装ないです!下のこの衣装ないです!」って。裏をパンツ一丁で走り回って、逆側に行ってみてもないっていう(笑)。
神木:「もう着なくていい、着なくていい!」とか言って(笑)。
小関:とりあえず(松島)庄汰さんのを手にしたりとかして。
― 松島さんが困ってしまう(笑)。
吉沢:でもマジで結構あるんですよ。
神木:毎年恒例です。どったんばったん大騒ぎ。
吉沢:人数が多いから、何がどうなっているかとか、誰も把握できていない場所がそこらじゅうにあるんです(笑)。
― 今回、特に印象的だった事件は?
吉沢:僕個人としては、出とちったっていうのはあります。「FLASH」に出る6人が2階からバーッと出てきて、ポーズを取って始まるという流れだったんですけど、最初僕だけいなくて。5人がポーズを取ってるところに、僕が袖からビューンって出てきて(笑)。
― それは何日目の公演で?
吉沢:最終日!
― まさかの(笑)。
小関:多分、(DVDに)残ってますよ。
吉沢:やらかしましたね。
神木:僕は大きなミスはなかったかな…。「Festival Night」とか「BANG!」の時に、ズボンがだんだん落ちてくるというのはありました。汗で少しずつ落ちてくるのを、上げながら踊っていました(笑)。
― 一気に落ちちゃったら事件ですもんね(笑)。
吉沢:それと、最終日かどうかは覚えてないんですけど、割とセンターめの位置で、サビで全く違う曲の振りを踊っていた時があって。「Festival Night」だったかな。「いつだって最高~♪」って時に1人だけ「BANG!」の振りをやってた(笑)。
― それは何事ですか?!(笑)
吉沢:「あれ?なんか俺、違うことやってる」って思いながら、ずっと「BANG!」踊ってて(笑)。
神木:予言者じゃん!次の曲の予言者!(笑)
吉沢:「Festival Night」「THIS IS THE TIME」「BANG!」の流れが一番のピークだったんですよ。疲れもきてるし、いろんなことも考えてるし…意味わかんなくて出てきたんでしょうね。
神木:意味わからなすぎるよ!(笑)
― でも、そんなミスさえも「そういうものだ」って思わせる力が吉沢さんにはあるんじゃないですか?
吉沢:いや…あれは誰も思わないと思う(笑)。みんな「Festival Night」踊ってるのに俺だけ「BANG!」踊ってるって!
神木:ごまかしようがない(笑)。25人中1人だけ違う動きしていたら、それはバレますよ(笑)。
吉沢:しかもサビだから!
小関:ほか全員同じ動きしてる(笑)。
吉沢:これほどすごいミスって、自分史上初めてかもしれない。どうしたんでしょうね…あれはヤバかった(笑)。
小関:僕は「Yes! We Can!」という曲の見せ場で、松岡広大くんと2人で歌うところがあって、階段から降りるために2階にいなきゃいけなかったんですけど、僕はなぜか1階にいて。もう自分の居場所を見失ってたんですよ。「場所飛んだ!」って思いながらずっと1階にいて、だんだん自分のパートが近づいてきたところで「これはまずい!上だ」って気づいて。その数秒の間に階段を駆け上がりましたね。それはハプニング。25人いるので、カメラはいろんな人に振るわけですけど、僕はずっと1階にいたのに、画面が切り替わると同時に上にいるっていうマジックが起こっています(笑)。その間に走っているので注目してください。
― DVDならではの見どころですね(笑)。出演者が過去最大の25人だったので、位置どりも例年より大変だったことが伝わってきます。
吉沢:立ち位置が一番大変だった。本当に覚えられなくて。人数が多いとその分複雑になって、列とか何列もできるし。かなり大変でしたね。
禁断セクシーな名曲「THRILL」について
― この3人+松岡広大さんによる「THRILL」はやはり最高でした…!神木:「THRILL」だけは間違えないように頑張りました。
吉沢:俺、なんかミスったなー。
神木:僕も一回ミスした(笑)。回れなかったから無理やり回った(笑)。
吉沢:そう、1人だけ回転が逆だったりとか…それこそ「THRILL」でも全然違う動きしてた。サビの最初でイントロの動きしたりとか、ちょっと違うことやってた(笑)。俺、ちょいちょいそういうこと起きるんですよ。なんでかわからないんですけど、多分、脳みそがついてきていなくて。
神木:酸欠状態かな?!
― 「THRILL」はバシバシにイケメンに決めないといけない曲ですよね。
小関:4人という少人数だし。
神木:しかも、確実に間違えない松岡広大がいるので。松岡広大と違う動きをした人間は必ず間違っているという定義があったくらいで(笑)、心強いけど怖いんです。横並びになると(松岡が)見えなくなっちゃうので。
小関:でもお互い、“間違えてないですよ感”が備わってるじゃないですか。だから4人して「間違えてないですよ~」って顔しながら、間違えてたりする(笑)。
神木:「間違えた!」という顔は絶対にしない(笑)。「THRILL」自体は、ガッツリ踊るような曲ではないんです。ふわりふわり踊る…先代の佐藤(健)さんのような感じ。なので「Festival Night」のような曲よりは、結構曖昧さが大事になってくるので、「間違えてないよ」という顔をした人が一番いいんです。
― 松岡さんは弱冠19歳にして色気がすごいですよね。
神木:唇舐めてたよね。
吉沢:べろりんちょしてた。
― カメラに寄りでバーンと抜かれる瞬間のウインクや投げキスは、事前に決めておくものなんですか?
神木:あれは流れですね。
吉沢:完全に流れ。
― その時に出てくるものを。すごい!
神木:かっこつけすぎると失敗する説があるんです。(吉沢と自分を指差して)ここの2人は、この4人の中ではおじさんなので…。若い感じはあとの2人に任せて。僕らはすごくかっこつけるというわけではなく、スッと。
小関:いや、2個しか変わらない!広大はさらに僕の2個下なので、僕はもう「頑張ってください…」っていう気持ちでした(笑)。「僕は頑張って大人になろうとしているので、よろしくお願いします…」っていう、中間の立ち位置(笑)。
吉沢:「THRILL」に続けて「White Serenade」を歌ったんですけど、あれが地獄でした(笑)。「THRILL」終わって暗転したら即後ろに戻ってバーッて水飲んで、ガーッて汗拭いて。
神木:そう、「チャラーン♪」って終わったらすぐに(桜田)通くんが出てくる。僕は「達者でな!」と思いながら捌けていったけど(笑)。
吉沢:気づいたら汗がダラダラ流れてくるっていう。
神木:その前に「SIGN」も踊っているので。
吉沢:あのタイミングもかなりすごかったですね。あそこが終われば仕事終わりな気持ちでしたもん(笑)。
神木:だから「Festival Night」で「BANG!」踊っちゃうんだよ(笑)。
小関:自分の中で終わってるから(笑)。
吉沢:終わったと思ってたんだね、多分ね(笑)。
★インタビュー後編では、3人それぞれが選ぶ“推しの1曲”や、新人ハンサムのMVPも発表!(modelpress編集部)
チーム・ハンサム!保存版DVD「HANDSOME FESTIVAL 2016」
2017年6月14日(水)発売収録内容:DVD2枚組+ブックレット
【Disc1】
1:OPENING VTR
2:PARTY RIDE
3:So Free!
4:Brand New World
5:MC
6:キミノリズム
7:FLASH
8:sHi-tai!
9:ミュージック・アワー
10:それがすべてさ
11:VTR
12:PERFECT HUMAN(12月17日公演ver.)
13:VTR
14:PLEASURE FLAG
15:ARRIVAL-KUROFUNE Sail Away-
16:ユレルMIDNIGHT
17:Dream Greeting!
18:SIGN
19:VTR
20:THRILL
21:White Serenade
22:Butterfly
23:君だけのHERO
24:ゲームコーナー「LOVE TRIANGLE」
25:VTR
26:Festival Night
27:THIS IS THE TIME
28:BANG!
29:MC
30:Yes! We Can!
31:Never Let Go!
32:無礼講!!!
【Disc2】
1:Feel The Same
2:ベストスマイル
3:MC
4:ALICE
<特典映像>
・12月17日メイキング映像
・PERFECT HUMAN(12月18日公演ver.)
【Not Sponsored 記事】
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