神木隆之介・吉沢亮・松岡広大…歌って踊る25人の“ハンサム”がキラキラすぎて「目が足りない!」と叫びたくなった<レポ/セットリスト>
2016.12.29 21:00
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芸能事務所・アミューズ所属の若手俳優による毎年恒例のファン感謝祭『HANDSOME FESTIVAL 2016』(通称:ハンサム)が29日、東京国際フォーラム ホールA(※追加公演)で全5公演、1万5千人動員のフィナーレを迎えた。モデルプレスでは17日夜の部(TOKYO DOME CITY HALL)のレポートをお届け。“ハンサム第2章”幕開けの興奮と感動をお伝えしよう。
目次
2年ぶり復活“ハンサム”とは?
ファンへの感謝を伝えるイベントとして2005年から始まったハンサムは、2014年に10周年を迎えた歴史あるイベント。過去の出演者には小出恵介や平岡祐太、佐藤健、三浦春馬らが名を連ねる。一般的なファンイベントと言うとトークショーや握手会などが思い浮かぶが、ハンサムのすごさは“俳優が本気で歌って踊る”という点だ。毎年、様々なコンセプトのもとイベントが構成されてきたが、軸となる歌とダンスは一流の制作陣を迎えオリジナル曲も多数発表。年に一度のステージへ向けた特訓を経て、俳優たちが“いちパフォーマー”として成長する貴重な機会でもあるということだ。昨年はDVDリリースのみで悲しみの声が上がっていただけに、2年ぶりの“復活開催”となる今回のチケットは全公演即完売。ハンサム史上最大規模となる東京国際フォーラム ホールAでの追加公演も決まった。キャストは神木隆之介、吉沢亮を筆頭にニューフェイスも加わった総勢25人。制服姿に身を包んだビジュアルがとびきりフレッシュで次世代を感じさせる。事前に新曲2曲、カバー曲1曲を収録した予習サウンドトラック「HANDSOME FESTIVAL 2016」もリリース。ファンも気合十分で本番を迎えた形だ。
歌って踊る25人のハンサムがキラめく!
TOKYO DOME CITY HALLが満員御礼で熱気に包まれる中、ド頭から25人勢揃いのダンスチューン「PARTY RIDE」で盛大に幕開け。生バンドの演奏をバックに歌って踊るハンサムたちでステージがいっぱいになり、観客のテンションは一瞬で最高潮に達する。階段状になったセットで繰り広げられるフォーメーション全体に目を奪われながらも、前方スクリーンには今年“国宝級イケメン”とも称された吉沢亮の悩殺ウインクや、キラキラ笑顔で高音ボイスを響かせる神木隆之介の姿が次々とドアップで映し出されるから忙しい。青柳塁斗、平間壮一らベテラン勢の経験に裏付けられた“エンターテイナー感”もとにかくすごいし、緊張あらわな新人ハンサムの初々しさも良い。オープニング早々「25人全員を見たい、目が足りない…!」と嬉しい悲鳴を上げそうになるのだった。
「ここにいるみんな友達だと思って、僕たちと一緒に遊んで楽しみましょう!」(平間)、「ついに今日がやって来ましたね~!みなさんのパワーを肌で感じています」(神木)、「今年の吉沢亮、マジヤバイ。気をつけてくださいね、みなさん!」(吉沢)と個性あふれる25人のあいさつに黄色い歓声。訪れたファンには言わずもがな各々の“推しメン”がいるのだが、それに関わらず25人平等に大きな歓声を送る温かい雰囲気も印象的だ。Perfumeの「FLASH」、ポルノグラフィティの「ミュージック・アワー」、福山雅治の「それがすべてさ」とアミューズならではのカバー曲を畳み掛けた序盤。モデルプレスのインタビューでダンスへの不安をこぼしていた松島庄汰は、桜田通とのコンビでRADIO FISHの「PERFECT HUMAN」ならぬ「PERFECT SHOTA」を披露、持ち前のキャラクターで観客のハートをがっちり掴み「sho,u,ta」コールを浴びていた。
神木×吉沢×小関×松岡「THRILL」色気ダダ漏れ!
アミューズからは今年、2.5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!」のメインキャラクターを演じる5人(石原壮馬、太田将熙、富田健太郎、正木郁、溝口琢矢)によるユニット「DearDream(ディアドリーム)」がCDデビュー。この日は「PLEASURE FLAG」をはじめ、戸谷公人と株元英彰(劇団プレステージ)のユニット「KUROFUNE」を迎え「ARRIVAL -KUROFUNE Sail Away-」など全4曲を披露した。そしてハンサムで歌い継がれる名曲「THRILL」は神木、吉沢、小関裕太、松岡広大の次世代を担う4人で。「ココロ カラダ 狂わせる」「禁断の果実」といった魅惑の歌詞に合わせて繰り出されるウインクや投げキッスにファンの熱狂は止まらない。中でもキレのあるダンスと色気で魅せた松岡は今回、ステージ全編にわたりマイクを握りMCの役割も担当。19歳ながらイベント全体を牽引する圧倒的なパワーの持ち主だった。
ブリッジのVTRでは吉沢、松岡、青柳、溝口の4人が“可愛すぎる女装”を披露。特に“みぞたく”こと溝口の女装には「可愛い!」の歓声が止まず、「本当の女子が女子を辞めたくなる」くらいの破壊力があったと言える。“胸キュン告白”を競うコーナーでは、告白を受ける女性役に任命された神木がノリノリで「入れ替わってる!?」と映画『君の名は。』の名ゼリフを披露。その後のVTRでも『君の名は。』のセルフパロディをふんだんに盛り込む大サービスがあり会場も大盛り上がりだった。
山本寛斎の衣装提供も 1年の締めにふさわしい華やかさ!
後半はハンサムのオリジナル曲をぶっ続けで披露。新曲「Festival Night」は青柳、平間、植原卓也、水田航生の4人が圧巻のダンスパフォーマンスで魅了する。デザイナー・山本寛斎提供による、漢字がプリントされたド派手なセットアップに着替えて披露したのは「無礼講!!!」。総立ちの観客がタオルを回して一体となった。全力のパフォーマンスで汗だくになったハンサムたちは「やっぱり、こうしてみんなと歌って踊るのが好きです。来年ももっと面白いことをやっていきたいので、応援してください!」(平間)、「本当に楽しかったです。みなさんのおかげです、感謝の気持ちしかありません。皆さんからいただいたパワーを糧に来年も頑張ります!」(神木)、「皆さんのことを絶対に裏切りません!来年もNo.1よりOnly1を目指して頑張ります」(松岡)と口々にファンへの感謝と、新しい年への意気込みを宣言。ラスト1曲はファンへの思いを歌う「ALICE」。神木の透き通った高音で丁寧に歌われる「僕のALICEは君 大切なOnly 僕のヒロインさ」に会場全体が酔いしれていた。
アンコール含め全24曲、その大半が見応えのあるダンス曲で、ハンサム初参戦の筆者も存分に盛り上がることのできる内容だった。“25人全員参加”による曲数の多さにも驚かされたが、プロの振付師によるハイレベルなダンス、複雑なフォーメーションを本業の合間を縫ったわずかな練習期間で仕上げてくる努力には感服。吉沢が「仕事が忙しくてリハに来れない人も結構いるので、そういう時は(松岡)広大が教えてくれることが多いですね」と語っていたように、メンバー同士で助け合うチームワークがあってのクオリティと言える。
イベントが幕を下ろした後も、客席で「DEAR MY GIRL 2011」を合唱するファンの姿が全てを物語っていた『HANDSOME FESTIVAL 2016』。その温かい空間を共有できたことを感謝しながら「来年もハンサムで1年を締めくくりたい!」としみじみ思う筆者だった。(modelpress編集部)
『HANDSOME FESTIVAL 2016』セットリスト
2016年12月17日・18日:TOKYO DOME CITY HALL2016年12月29日:東京国際フォーラム ホールA
<出演者>
青柳塁斗、石賀和輝、伊村製作所(伊藤直人、吉村卓也)、植原卓也、甲斐翔真、金子大地、神木隆之介、許峰、CROSS GENE(SANGMIN、SEYOUNG)、小関裕太、桜田通、DearDream(石原壮馬、太田将熙、富田健太郎、正木郁、溝口琢矢)、戸谷公人、平間壮一、松岡広大、松島庄汰、水田航生、吉沢亮、渡部秀
<セットリスト>※17日夜公演
1.PARTY RIDE/チーム・ハンサム!
2.So Free/チーム・ハンサム!
3.Brand New World/チーム・ハンサム!
4.キミノリズム/チーム・ハンサム!
5.FLASH/Perfume
6.sHi-tai/CROSS GENE
7.ミュージック・アワー/ポルノグラフィティ
8.それがすべてさ/福山雅治
9.PERFECT SHOTA/RADIO FISH
10.DearDream+KUROFUNE
Pleasure Flag/DrearDream
ARRIVAL-KUROFUNE Sail Away-/KUROFUNE
ユレルMIDNIGHT/KUROFUNE
Dream Greeting!
11.SIGN/チーム・ハンサム!
12.THRILL/チーム・ハンサム!
13.White Serenade/チーム・ハンサム!
14.Butterfly/チーム・ハンサム!
15.君だけのHERO/チーム・ハンサム!
16.Festival Night/チーム・ハンサム!
17.THIS IS THE TIME/チーム・ハンサム!
18.BANG!/チーム・ハンサム!
19.無礼講!!!/チーム・ハンサム!
20.Feel The Same/チーム・ハンサム!
21.ベストスマイル/チーム・ハンサム!
<アンコール>
22.YES!WE CAN!/チーム・ハンサム!
23.Never Let Go/チーム・ハンサム!
24.ALICE/チーム・ハンサム!
【Not Sponsored 記事】
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