鮮烈デビューで脚光!「Ray」最年少モデル・中村里帆が今キテる “別人級振り幅”で新風吹き込む<モデルプレスインタビュー>
2017.05.28 11:00
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松井愛莉、乃木坂46白石麻衣などが活躍する雑誌『Ray』に5月号より専属モデルに加入した中村里帆(なかむら・りほ/17)が、モデルプレスのインタビューに応じた。同誌最年少となる中村は、いきなり7ページに渡る着回し企画の主役を務めるという華々しいデビューを飾り、注目度が上昇中。その素顔に迫った。
「nicola」から「Ray」へ
中村は、1999年8月6日生まれ、高知県出身。2013年、当時中学2年生のときにティーンファッション誌『nicola』のモデルオーディションでグランプリを受賞し、モデルデビュー。約3年間同誌で活躍し、昨年卒業して以降、『Ray』では、レギュラーモデルとして誌面に登場していた。『nicola』から『Ray』へのステップアップを果たした先輩には、松井がいる。発売中の7月号では、2回目の着回し企画を任されるなど、誌面での存在感は増す一方だ。また、同時に『mini』にもレギュラーモデルとして出演中。『Ray』とは全く異なる表情で誌面を飾っている。
いきなり着回し企画で鮮烈デビュー
― 改めて『Ray』専属加入おめでとうございます。専属になった号で単独の着回し企画を担当するのは、同誌史上初だそうですね。発売されてからファンや周りの方の反響はいかがでしたか?周りの皆やファンの方に「すごくいっぱい載ってたね」って言ってもらえました。今までレギュラーモデルとして出させて貰っていたんですけど、1人で1つの企画をやるのはほとんど初めて。『nicola』でも着回しはやったことがなくて、昔からの憧れだったので、初めての登場ページが着回しで嬉しかったです。
― 『Ray』の撮影はいかがですか?先輩方との撮影も多いと思いますが。
1番年下なので、一緒の撮影はすごく緊張します。
― 先輩方とはどんなお話をされましたか?
松元絵里花さんは初めてのときもすごく優しく話しかけて下さって嬉しかったです。元からインスタとかも見ていたので、話しかけてくれたときは心臓が飛び出そうなくらい嬉しくて。会ったその日に私のインスタも「フォローするよ」って言って下さって…もう飛び跳ねました!
―(笑)。『nicola』との違いは撮影中に感じられますか?
全然雰囲気は違います。『nicola』は同い年くらいの子も多いし、小学生の子もいたので、ワーキャーワーキャーしていて本当に学校みたいな感じでした。
― 『nicola』から意識して、変えている部分はありますか?
ポージングもそうだし、『nicola』が表情もウィンクや舌出しが多かったんですけど、『Ray』ではもう舌出しとかはあんまりせずに、ちょっと大人っぽく、上品な表情を心がけています。
― 服もメイクも全然雰囲気が違いますもんね。
『Ray』は大学生がメインで読んでいる雑誌なんですが、私はまだ高校生なので、ちょっとでも大人っぽく見えるように研究しています。
― 『Ray』に入ってから大変だなと感じたことは?
やっぱり、周りの方もすごい自分より大人の方ばっかりなので、雰囲気は未だに緊張します。女性らしい表情を目指しているのですが、笑顔も笑いすぎてしまったり、微笑み方1つとっても難しいなって思います。
「mini」でも活躍中
― 『mini』といった、『Ray』とは全くテイストが違う雑誌にも出演されていますが、自分の中でスイッチを入れ替えるなど意識されていますか?
カジュアルな服もガーリーな服と同じくらい好きなので、そこの違いを出せるといいなと思っています。『mini』の時は笑わない表情を多めにしてみたり。
― 『mini』6月号のキラキラメイクの特集などは特に、全然同じモデルさんに見えなかったです。
本当ですか?嬉しい。
憧れは先輩・松井愛莉
― では、『Ray』ではどんなイメージを担当していきたいですか?『Ray』といえば“ザ・ガーリー”なイメージが強いと思うんですけど、最近は着回しでもリュックやスニーカーなどカジュアルなアイテムを取り入れることも増えているんです。私も普段の私服は、ガーリーにカジュアルもちょっと混ぜたスタイルが多いんですけど、『Ray』では珍しいスニーカー特集があったときも1人でやらせて頂きました。なので、新しい “カジュアルガーリー”のようなジャンルを担当したいです。
― すごく大きな強みになると思います。目指している先輩や、最終的なモデルとしての目標は?
『nicola』からの先輩の松井愛莉さんは自分の連載も『Ray』で持たれているし、表紙も沢山飾られていてとても憧れています。本当に遠い遠い夢なんですけど、いつか表紙が出来るモデルさんになれたら良いなって。
― 同世代にも沢山モデルさんがいますが、中村さんの強みをアピールするならどんなところがあると思いますか?
難しい…(笑)。でも、良い意味で「モデルさんっぽくない」って言ってもらえるのは嬉しいです。『nicola』でも変顔担当だったりして「親近感があって良いね」ということはファンの方にも友だちにもよく言ってもらえましたね。
あとは可愛い女の子が好きなので、憧れの飯豊まりえさんの話をし始めると止まらないなど、ちょっとヲタク気質なところがあるかもしれないです。
― 飯豊さんがお好きなんですね。
大好きなんです!小学3年生から好きで、飯豊さんに会いたいがために『nicola』に応募しました。
中学2年生で「イチかバチか」で受けたオーディション
― それがデビューのきっかけですね。小学3年生ぐらいから雑誌を読み始めたんです。最初は『ニコプチ』(『nicola』姉妹誌で小学生向け)から入って、そこに飯豊さんが出ていて、一目惚れしちゃって。そこから本当にモデルさんが大好きになって『ラブベリー』とか『ピチレモン』とか月に4冊ぐらい雑誌を買っていました。それで自分もモデルさんになりたいなと。『nicola』は応募できるのが中学3年生までなんですけど、中2のときにすごく悩んで、でも多分来年応募するのじゃ遅いと思って、イチかバチかで応募しました。
― その時はまだ地元の高知にいらしたんですよね?
はい。
― スタイルも抜群ですし、周りからモデルになるように勧められたこともあったのでは?
いやいやいや。全然そんなことないです。母親は、雑誌やファッションが好きだったので「応募してみたら?」って勧めてくれましたが。
― 地元には芸能界に進むお友達はあまりいらっしゃらない?
そうですね。私が『nicola』に出始めて「初めて雑誌買ったよ」って言ってくれる子も多いです。
高知から上京…「nicola」で苦労した時期
― それで『nicola』のオーディションでグランプリを獲得して、デビューされたんですね。上京はいつ?中学卒業までは高知から頑張って通って、高校入学のタイミングで上京しました。東京で暮らし始めてからは2年とちょっとくらいですね。
― 東京には慣れましたか?
まだまだ疲れることもあるんですけど、慣れてきました。
― 方言は出ますか?
全然出ないんですけど、飛行機に乗るとすぐ土佐弁に切り替わっちゃうんです(笑)。
― そうなんですね!モデルのお仕事を始めてから今までで一番苦労したなって思うことは何ですか?
一番苦労したこと…うーん。ポージングですかね。高校生になって、『nicola』で連載が始まった頃、編集部さんに指摘されて気付いたんですが自由な動きができないというか、どうしてもキメキメポーズになってしまって自然な感じのポージングができない時期があったんです。それが一番苦戦しました。
― それはどうやって克服していったんですか?
全然違うジャンルの雑誌を沢山買って勉強したり、あとはひたすら鏡の前で、どうしたら自然に動けるのかなと練習したりしていました。
― 先ほど、マネージャーさんも努力家だと仰っていました。
いやいや(笑)。恥ずかしい。『nicola』の連載を担当してくれていた編集さんが、「こういうポーズをしたら?」って参考になるような画像をまとめてLINEで送ってくれたので、それにもすごく助けられていました。自然に動けるようになったのは、本当にその編集さんのおかげですね。
― 今でも『nicola』時代からのファンの方が多いですか?
そうですね。『nicola』の時の写真を未だに送ってきてくれたりとか。イベントも多かったんですけど必ず毎回来てくれる子もいて。そういうファンの方の顔は今でも全員覚えています。
「泣きそうなくらい嫌」だった時期乗り越え…
― 最近はモデルだけでなく、フジテレビ系バラエティ番組『スカッとジャパン』の人気コーナー『胸キュンスカッと』への出演など女優としても活動されていますね。演技のお仕事はいかがですか?演技レッスンに通い始めた頃は本当に毎回行く前に泣きそうなぐらい嫌で、お腹もめっちゃ痛くなったりしていたんですけど、高校2年の春休みに受けた集中レッスンを終えたら、いつのまにかお芝居がすごく好きになっていたんです。『スカッとジャパン』の撮影はそのレッスンの直後だったので、とても楽しく撮影できました。
― では、将来の最終的な夢や目標は?
モデルとしては『Ray』の表紙を飾ること、そして、早くお芝居の仕事をもっとしたい。いつか朝ドラに出て両親を喜ばすことも目標です。
― 憧れの女優さんはいらっしゃいますか?
やっぱり飯豊さん。モデルさんとしてのまりえちゃんも好きだけど、お芝居しているまりえちゃんが一番好きです。普段は家族がテーマの映画などをよく観るので心が温まるような映画に出てみたいですね。
― 最後に、夢を追いかけるモデルプレスの読者に中村さんの夢を叶える秘訣を教えてください。
私、元々すごいネガティブで、ずっとため息を付いているような性格だったんです。でも、最近全部ガラッと変えようと思って、何事もポジティブに考えるようにしたんです。叶えたい目標があって、失敗したとしてもあんまり深く考えすぎないようにしていたら、そんなに落ち込まなくなりました。
― どうやって思考を切り替えたんですか?
割りと無理矢理。
― 無理矢理(笑)。全然ネガティブに見えないです。
あまり表には出さないんですけど、実は1人になるとすごくネガティブなことばかり考えちゃうんです。でも、それだとそれに引きずられちゃって全然切り替えられないし、いつまで経っても前に進めないなと思って。ちょっと考え方を変えてからはいい方向に進むようになってきました。
― とても素敵なお話、ありがとうございました。
『Ray』と『mini』、2誌で見せている顔はまさに別人。どんなヘアメイクやファッションも映えそうな上品な顔立ちには、モデルとして無限大の可能性を感じた。
「本当に遠い遠い夢なんですけど、いつか表紙が出来るモデルさんになれたら良いな」と、話す控えめな口ぶりの奥には、真面目で実直な人柄がのぞくよう。これから1つ1つ彼女が丁寧にのぼっていくであろうスターへの階段を、しっかりと見守っていきたい。(modelpress編集部)
中村里帆をもっと知りたい!Q&A
・好きな食べ物/嫌いな食べ物好きなのは、牡蠣、白子、どろめ、塩辛、あん肝、アイス!!嫌いな食べ物はないです!!
・好きな男性のタイプ
ギャップのある人。何を考えているか分からない人に惹かれます。
・好きな言葉(座右の銘)
前進あるのみ。
・自分にキャッチコピーをつけるとしたら?その理由は?
「陽気なネガティブ」
普段は明るい性格でよく笑っているんですが、自分に自信が持てる性格ではないので、何かにつまづいたり悩んだりするとどんどんネガティブ思考になっていくんです。でも毎回いつの間にか吹っ切れていて、また笑って暮らしているので、陽気なネガティブなんだと思います。
・スタイルキープのためにやっていること
夜は炭水化物を食べません。それとごくたま~にジムへ。
・美容のためにやっていること
ハトムギ化粧水をじゃぶじゃぶつける!!(笑)ニキビもできなくなったし肌がモチモチになりました。ハトムギ化粧水はプチプラで本当におすすめです。
・最近ハマっていることは?
一眼レフで撮って加工して、インスタにあげること。人を撮るのが好きです。
・最近した初体験
階段を降りていたら、靭帯を切ってしまったことです。まさかここで靭帯をやってしまうなんて…!
・今、最も情熱を注いでいること
表現(芝居やポージングなど)。
・今、悩んでいること
18歳になるにもかかわらず、好きな人ができないことですかね(苦笑)。
・最近泣いたこと
とあるオーディションが終わったあと、安心とやり切った感でいつの間にか泣いてしまいました。1ヶ月くらいそのことしか考えてなかったので、終わった後は抜け殻状態でした(笑)。
中村里帆(なかむら・りほ)プロフィール
生年月日:1999年8月6日(17歳)出身:高知県
身長:165cm
趣味:DVD鑑賞
特技:よさこい踊り
2013年、ニコラモデルオーディションでグランプリを受賞。2016年『nicola』専属モデルを卒業し、以降『Ray』専属モデルとして活躍中。主な出演作品に、日本テレビ系ドラマ『MARS~ただ、君を愛してる~』、TBS系ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』、日本テレビ系『兄に愛されすぎて困ってます』、沖縄国際映画祭出品作品・映画『女々演』など。「イッツコム」のCMイメージキャラクターを務めるほか、WEAVER『Shake!Shake!Shake!』MVにも出演。
【Not Sponsored 記事】
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