<DOBERMAN INFINITY結成3周年インタビューVol.3>「常にピンチですね。良い意味で」次の目標は?…“3年目”を語る
2017.02.25 18:00
views
KUBO-C、GS、P-CHO、SWAY、KAZUKIからなる5人組ヒップホップユニット・DOBERMAN INFINITYが6月24日、結成3周年を迎える。5月13日、5月14日には、幕張メッセ国際展示場ホールにて3周年特別記念公演「iii -three-」開催をすることが決定。モデルプレスでは、デビュー3周年に向け、彼らにインタビューを実施。2014年、2015年、2016年と3回に渡って振り返ってもらったインタビューの中から、最終回となる今回はVol.3<2016年>をお届け。
目次
デビュー3周年へ
長くHIP HOPシーンで活動してきたKUBO-C、GS、P-CHOという3人のラッパーに、劇団EXILEのメンバーで野替愁平名義で俳優としても活躍するラッパーSWAY、LDH主催のオーディション「EXILE Presents VOCAL BATTLE AUDITION 4 ~夢を持った若者達へ~」のファイナリストであるヴォーカル・KAZUKIが加入し、DOBERMAN INFINITYとして2014年に始動。これまでに、シングルを4枚、配信シングルを2曲、オリジナルアルバムを2枚、ミニアルバムを1枚リリース。現在は、昨年11月にリリースした2ndアルバム「TERMINAL」を引っさげ、初のアリーナツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2017 “TERMINAL”」を開催中と、精力的に活動している。
2016年のDOBERMAN INFINITY
3月5日:全国ワンマンツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2016“THE LINE”」スタート4月13日:3rdシングル「いつか」リリース
7月27日:4thシングル「GA GA SUMMER/D.Island feat. m-flo」リリース
11月16日:2ndアルバム「TERMINAL」リリース
当時のインタビュー紹介
<11月>1.DOBERMAN INFINITY「完璧にやりきった」2016年 “弟”KAZUKIの成長、ライブ三昧の日々…
https://mdpr.jp/interview/1635859
デビュー3年目を振り返って/インタビュー
<メンバーは“家族”「別なのは、寝る時間くらい」>― 2016年もリリース、ツアーとお忙しい日々を。
KUBO-C:夏からは「HiGH&LOW THE LIVE」にも参加したので、ずっとライブと制作と。
SWAY:2015年も忙しかったから、「これ以上に忙しいことあんのかな?」って思ってたら、すぐありましたもんね。
KUBO-C:2015年もでしたけど、2016年は本当にほぼ毎日会ってましたね。ツアーも一緒、制作も一緒、その後の飲み会も一緒で、ずっと一緒。
P-CHO:仕事終わっても、何やかんやで記念日にして飲んでたな(笑)。
KAZUKI:別なのは、寝る時間くらいでしたね(笑)。
GS:夜中まで遊んで、寝て、また次の日も会うからな(笑)。
― 感覚としては家族のような?
KUBO-C:そうですね。家族も寝る部屋は別やろうから、それと一緒ですね。2014年からずっと一緒におるもんな。
GS:会わへんの正月くらいやな。
SWAY:1人だと、不安なときありますもんね。
KUBO-C:ある。「皆何してんねやろ?」って(笑)。
SWAY:知らない人ばっかりのところに1人でいると、居場所がない感じ。メンバーいないと、今日何か…ってなる(笑)。
― 個人仕事のときなど?
GS:孤独感ありますね。
SWAY:バラバラに仕事してるときも、見に来てくださるときありますよね?「Fashion Week TOKYO」のファッションショーのときとか。
KAZUKI:本当にバラバラなのは、「HiGH&LOW」のときとかだけじゃないですか?
P-CHO:さすがに演技の現場までは行けないな(笑)。
GS:それやと保護者やもんな(笑)。でも、一緒におりすぎて、KAZUKIの中で今流行ってるものとか言われなくても分かる。
― 仲が良いからこそ。普段はどのような会話を?
SWAY:この間、外部の方に「会話の中身、ほとんどないな」って言われました(笑)。
P-CHO:そうそう!「ふわっとしてるのに、よく会話続くな」って(笑)。よくよく考えたら、何もない会話してるよな。
KUBO-C:俺らからすれば何やあるんやけどな。
GS:ノリだけやけど、ベースがあるっていうな。
― 喧嘩もなさそう!
SWAY:ないっすね。
GS:作品に対して意見が熱くなることはあっても、普段はないですね。
KAZUKI:俺、ちょっと遠い場所で仕事して、終わって帰るときの車内が好きなんですよ。仕事も終わってるから、完全にふざけてて、もうめちゃくちゃ(笑)。家に帰るまでの、何てことないあの空間が良いんですよ。
― 以前、KAZUKIさんに皆さんとの関係性を家族に当てはめてもらいましたが、今はいかがでしょうか?そのときには、「KUBO-Cさんがお父さん、P-CHOさんがお母さん、SWAYさんがお兄ちゃん、GSさんが生活指導的をする顧問」とおっしゃっていました。
KAZUKI:懐かしい!1人だけ血が繋がってなかったですよね(笑)。
GS:俺は、顧問から親戚のおっちゃんに(笑)。
KUBO-C:俺もその感覚や。巣立っていったな、もう教えることなくなったなって。
KAZUKI:いやいやいや!変わらず貫き通していきたいと思います!
P-CHO:でも、KAZUKIは変わりましたね。クリエイティブな部分では特に。僕らの立派な武器です。
<「常にピンチですね。良い意味で」3年目で感じる危機感>
― デビューから3年。今までピンチを感じたことはありますか?
P-CHO:常にピンチですね。良い意味で。
SWAY:本当に達したい目標は越えられてないので、そういう部分ではピンチを感じますね。
KUBO-C:常に持つ危機感みたいな。
KAZUKI:事件として、何かあったわけではないですよね。
― 皆さんは、常に明確な目標を立てながら進んでいるイメージがあります。
KUBO-C:そうっすね。この年に何をして…ってわりと。
― 2017年の目標は?
KUBO-C:まずは、ホールツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2017 “TERMINAL”」を成功させて、そのあとに5月のライブも成功させて…近い目標はそこですね。
GS:去年5大都市だったのが、今年は11箇所ですからね。
KUBO-C:行けなかった土地にも行けるし、今まで俺らを見たことなかった人たちにも見てもらえるチャンスなので、しっかりかましていきたいです。
思い出の場所
★全国ワンマンツアー「DOBERMAN INFINITY LIVE TOUR 2016“THE LINE”」の会場KUBO-C:これはな、1つの目標やったな。
SWAY:この瞬間は忘れないですよね。
KAZUKI:色んな方にゲストにも来ていただいて…。
GS:2015年は大阪と東京でしかライブできなかったですけど、2016年は5大都市ツアーがありましたね。幕張メッセとインデックス大阪っていうアリーナ規模でのライブも4公演やって。
P-CHO:僕らの夢が、また1つ叶った瞬間でした。
最後に…今改めて実感する“夢を叶える秘訣”
KUBO-C:何個かあります。まず、前から言ってることだと、「ずっと言い続けること」「周りの協力者を増やすこと」。年とか関係なく繋がりを大事にしていくことで仲間も増えるし、協力者も増えるし、自分が発信しなくても周りが発信して夢が広がっていくかもしれへん。それは、1つの秘訣やと思います。あと、最近始めたことやと、「死ぬまでにやりたいことリスト」を作ること。書いてたことで叶ったものもあって、それには「済」をつけるんです。それを書くことによって、大きいこと小さこと、たくさんある夢を再認識できる。書いてないと忘れることもあるから、戒めじゃないけど、しっかり残しておいて、「あっこれ書いてたな」とか、小さいでもいいから重ねていくんです。グループとしての目標である、全国アリーナツアーっていうのも書いてあって、今はそこに向かって頑張ってます。GS:前から変わってないんですけど、「今現状をしっかり知ること」「諦めないこと」、そしてまず「夢を持つこと」。その中でも、今こうやって活動させていただいて、「夢を持つこと」って本当に大事やなって改めて実感しています。そこがないと始まらないし、そこを強く持ってないと実現しないし…。その気持ちがあれば行動も変わってくるやろうから。あと僕、皆が言ってる“夢を叶える秘訣”を全部実践できたら、夢は叶うと思ってるんです。でも、全部実践することって難しいし、そのためには夢に真剣でおらないかん。僕らも3人になったときは、「無理やろ」って思いましたけど、SWAYやKAZUKIに出会って、もう1回グループを再生させて、今こうやって夢に近づいています。それは夢への思いの強さがあったからやし、この5人が真剣に「全国アリーナツアーをやりたい」って思えば、99%その夢は叶うと思ってます。夢を強く持って、諦めずにいることが大事やと思います。
P-CHO:ずっと言ってきた「諦めずにやり続けること」「周りの人への感謝」は、今も大事なことだと思ってます。あとは、「思いを閉ざさないこと」も秘訣で、閉ざさなかったから今があるのかなって。RAPが好きで、HIP HOPが好きで、SWAYやKAZUKIと出会って、このグループになって…今でも夢の中にいるような感覚があるんですけど、それは全部「音楽が大好きや!」って気持ちを持ち続けたから叶ってるんだって思うんです。毎日毎日、小さい夢が叶っていって、その積み重ねで今になってる。思いを閉ざさずに、音楽に愛情を注ぎ続けたから、今、ここに立ってるし繋がったんやと思います。
SWAY:基本ズレてなくて、「早起き」「言い続ける」は特に重要だなって思ってます。新たにそこに足すなら、「自分の弱点を知る」っていうのが必要だなって思いました。俺3日坊主なんですけど、去年は、今までずっとやろうやろうって思ってやらなかったトレーニングを早起きしてやるようにしたんです。とりあえずできる「早起き」から始めて、何とか続けられてます。それは、3日坊主って弱点を知ってるからできたことだと思います。あとは、デザインが好きでずっと続けて、周りにもそのことを言ってたら、メンバーの皆さんが後押ししてくださって、グッズに活かしたり、雑誌とコラボしたりすることができました。「言い続けた」結果だと思います。
KAZUKI:自分もずっと変わってなくて、とにかく色んな人に「自分はこうなる」とか「あんな風になるんだ」とか言うこと。大きなことを言っちゃうクセがあって、それが自分にプレッシャーを与えてくれてるんですけど、最近だと「自分で曲を作る」って夢がそれで叶いました。もちろん、周りの方がいてこそですけど、熱量を持ち続けたことや信念を貫き通したことが、それに繋がっていたのかなとも思いますし、もし辛くなっても、自分が言った言葉が自分を前に進ませてくれると思います。
(modelpress編集部)
DOBERMAN INFINITY(ドーベルマン・インフィニティ)プロフィール
2014年6月、DOBERMAN INC として活動して来た、KUBO-C、GS 、P-CHOの3人にSWAY 、KAZUKIが新メンバーとして加入。ユニット名をDOBERMAN INCから『DOBERMAN INFINITY』へ改名し、新たなスタートを切った。2017年5月13日、5月14日には、幕張メッセ国際展示場ホールにて3周年特別記念公演「iii -three-」開催をすることが決定。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
-
<DOBERMAN INFINITY結成3周年インタビューVol.2>「会場シーン」“伝説のライブ”から始まった年…“2年目”を語るモデルプレス
-
<DOBERMAN INFINITY結成3周年インタビューVol.1>緊迫の会議室、KAZUKI加入の決め手、5人初顔合わせ…“1年目”を語るモデルプレス
-
DOBERMAN INFINITY、新たな“PARTY”はDO派手で最狂にCRAZYモデルプレス
-
交通事故のEXILE MAKIDAIらPKCZ(R)、USJカウントダウンイベント出演見合わせ 代役を発表モデルプレス
-
DOBERMAN INFINITY、サイン入りチェキプレゼント<モデルプレス読者限定>モデルプレス
-
DOBERMAN INFINITY「完璧にやりきった」2016年 “弟”KAZUKIの成長、ライブ三昧の日々…モデルプレスインタビューモデルプレス
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
MADEINマシロ・ミユ・イェソ「顔が似ている」3人を直撃 日本で挑戦したいことはバラエティー出演【インタビュー】モデルプレス
-
TWICEナヨンの夢を叶える秘訣 “自分を信じる大切さ”語る【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
櫻井海音&齊藤なぎさ【推しの子】実写化への“プレッシャーを上回った感情” 互いの呼び方&信頼も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス
-
“怪演”話題の片岡凜、ブレイク中の心境語る デビューから2年――女優の夢叶えるために起こした行動「突っ走ることが大切」【「海に眠るダイヤモンド」インタビューVol.3】モデルプレス
-
「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体・今後の展開は?千景役・片岡凜が気になる伏線ポイント明かす【インタビューVol.2】モデルプレス