飯豊まりえ、中川大志に救われた日々「本当は泣くシーンじゃなかったのに、2人とも泣いてた」<モデルプレスインタビュー>
2017.02.18 08:00
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モデルで女優の飯豊まりえ(19)が、モデルプレスのインタビューに応じた。雑誌「Seventeen」専属モデルとしてティーンから熱い支持を集める飯豊は、ドラマ・映画・CMと多岐に渡り活躍中で、2月25日公開には俳優の中川大志が主演をつとめ、自身がヒロインをつとめる映画「きょうのキラ君」が公開。撮影は約1年前、高校卒業の時期――学業と両立しながらの撮影は、「大変だった」と本音を明かす。胸キュンラブストーリーの裏で込めた思いとは?
目次
切なく純愛な“キュン泣き”ラブストーリー
同作は、別冊フレンドで連載され、累計230万部を突破したみきもと凜氏の同名少女漫画を実写映画化。物語は、他人と関わることが苦手な“ニノ”こと岡村ニノン(飯豊)が、学校のクラスメイトで、誰もが憧れる“キラ”こと吉良ゆいじ(中川)に初めて恋に落ちるところから始まる。しかしキラ君には、誰にも言えない秘密があり…切なく純愛な“キュン泣き”ラブストーリーを描き出す。
“壁ドン”“肩ズン”に次ぐ、新たな胸キュンテクとして注目を集める、突然カーテンの中に引きこまれてキスされるという“カーテンの刑”など胸キュンシーンも満載。中川、飯豊のほか、葉山奨之、平祐奈ら旬の若手俳優が揃う。
高校卒業間近…多忙な撮影は「大志くんに救われた」
― 撮影を振り返ってみて、いかがですか?飯豊:すごく温かくて明るい作品なんですけど、実は撮影はいっぱいいっぱいだったんです。当時、高校卒業が出来るか出来ないか…って時期で「この日とこの日は学校に来ないと卒業出来ない」って言われていて、「撮影押したら行けない」「撮影の合間にレポート書かなきゃ間に合わない」って、結構ピリピリしていた気がします。
― 学業、仕事…とお忙しい中…。
飯豊:テスト期間に入ると、撮影はもっと大変でした。台詞を覚えて、テスト勉強して、現場では当日アドリブ渡されて…。でも、無事に卒業出来て、良かったです!
― そんな中、撮影された「きょうのキラ君」。とても思い入れの深い作品になったのでは?
飯豊:皆の背中を押せるラブストーリーで、でもただの青春じゃなくて生と死がテーマになってる…ってすごくやりたかったタイプの作品だったんです!出来れば10代のうちにと思っていたので、本当に嬉しかったです。それに、役者さんたちも普段からプライベートで仲の良い人ばかりだったので、それも楽しかったですね。
― 元々親交が?
飯豊:(中川)大志くんは昔から知っていたので、救われる部分も多かったですし、相手役が大志くんで良かったなって思います。スケジュールがパツパツの中、当日台詞を渡されて「これ噛んだらヤバイかも…」って思いながらも、「大志くんなら大丈夫かもしれない」って安心感があったんです。
― 気心知れた仲だからこその空気感があったということでしょうか。
飯豊:最初は恋人役だとキスシーンとかラブシーンがあるから、気まずいかなって思ってたんですけど、意外にも全くなくて!“カーテンの刑”のときも「私はこう動くから、そっちはこうね」みたいに、練習していました。普通だったら「今集中したいかな?」とか気を遣いそうなところなんですけど、良い意味でそれがなかったので、その差は大きかったと思います。“カーテンの刑”は、スタッフさんがカーテンの薄さや透け感までこだわっていたので、私達も中途半端には臨めないなって。台本を読んで衝撃を受けたシーンでもあったので、皆さんにも同じように衝撃を受けてもらいたいって1番気合いを入れたところですね。
中川大志にキュンとした瞬間は…?
― ドキドキするシチュエーションでした!ちなみに、飯豊さんのお気に入りの胸キュンシーンは?飯豊:ニノンちゃんが「キラ君大好き」って言う練習をずっとしてて、それを本人に見られちゃうところ。お互い照れて、キラ君が「行くぞ」って手を出して、それにニノンちゃんが「アメですか?ティッシュですか?」って返すんです(笑)。2人らしさが出てて良いなって思います。
― 可愛らしいシーンでした。そのシーンでも特に恥ずかしさはなく?
飯豊:全く!逆にプロデューサーさんに、「大志くんのこと、今日かっこいいって思えた?」「大志くんのかっこいいところを見つけられるように頑張ろう」って気を遣われていました(笑)。
― (笑)。撮影中、キュンとした瞬間は訪れましたか?
飯豊:そうですね…お芝居の中ではなく、私が体調を崩したときに優しくしてくれたときですね(笑)。
「泣くシーンじゃなかったのに」号泣
― それはキュンとしますね(笑)。キラ君もニノンちゃんも、すごく素敵な台詞がばかりで、きっと多くの方がこの映画で胸キュンすると思います。飯豊:台詞、素敵ですよね。私、1番好きな台詞が、キラ君の「俺の生きる意味はニノだから」なんですけど、そんな人に出会いたいなって思っちゃいました!リハから号泣しちゃって、言われる度に泣いてました。本当は泣くシーンじゃなかったのに、大志くんも私も2人とも泣いていました。
― ド直球な台詞ですが、飯豊さん自身が言われるとしたらどうですか?
飯豊:嬉しいです!素直にまっすぐ言ってくれる人が素敵だなって思います。気持ちを伝えないと心に距離が出来るから、言わない方が大人とかじゃなく、言い合えるような関係が良いなって。特に私は自分が言えないタイプなので…。
― では、キラ君のような男性は?
飯豊:素敵だけど、ストレート過ぎるところがあるというか(笑)。「遊んでたのは認める。でも、今はお前だけだから」とか(笑)。でも、隠すよりはいいですよね。
バレンタインの思い出は?「1回だけ青春したことあります」
― バレンタインが終わり、来月にはホワイトデーも控えますが…飯豊さんは、バレンタインなどは手作り派ですか?既製品派ですか?飯豊:作らないことが多いです!
― それはなぜ!?
飯豊:バレンタインじゃないときに作ってあげるのは好きなんですけど、バレンタインはこだわった美味しいチョコレートをあげたいなって思うんです。海外から取り寄せるくらいのことをしたいし、見た目と味重視(笑)。あと、私はバレンタイン当日より、1週間前辺りが好きなんですよ。その期間って男性は絶対ドキドキしてると思うんです!女性もドキドキしてるし、準備期間の方が楽しいですよね。ソワソワした空気があって、良いですよね~。
― マニアック!でも、分かります(笑)。理想のバレンタインは?
飯豊:会うんだけど、最後まで渡さなくて、「ないのかな?」と見せかけて、あげるとか?でも、会った瞬間に「これ、バレンタイン!」って言うのも理想!
― ザ・青春!
飯豊:1回だけ、学生のときに青春したことあります(笑)。学校に頭が良くて真面目ですごく人気があってモテる男の子がいたんですけど、「バレンタインデー誰かにあげるの?」って聞かれて、「欲しいのかな?」って思ってあげました。いつも勉強を教えてもらってたし、お礼の意味を込めて、用意して行ったんですけど、ほかの子にもたくさん渡されてて、それをバッグに乱暴に突っ込むのを目撃しちゃったんです。それで、「これは図に乗ってる」って思って、1度は渡すのをやめたんですけど、最終的にモヤモヤしてきたから、名前は書かずに「いつもありがとう」ってメッセージカードを添えて下駄箱に入れました。結局、私だってバレたみたいで、「文字間違ってたぞ」って言われたんですけど…(笑)。ただ、私はその子のことが別に好きじゃなかったので、惜しいんですよ!好きな人だったら、胸キュンエピソードだなって(笑)。
― 惜しい!でも、まさに青春ですね。
飯豊:好きじゃないのに渡すって、バレンタインマジックですよね(笑)。学校内で恋をしたことなかったので、そういうドキドキを味わうことってないだろうなって思ってたんです。ちょっとだけドキドキ出来て、嬉しかったです。
心にグッとくる台詞も注目
― では、最後になりますが、映画「きょうのキラ君」の見どころをお願いします。飯豊:自分の台詞、友達の台詞、家族の台詞、全部がグッときます。私は、葉山くん(矢部和弘役)の「明日生きてるって言い切れるやつは、1人もいねーからな。皆一緒だから」って台詞に、大切な人がそばにいるって奇跡に近いんだなって、ハッとさせられました。心に刺さる言葉多いので、そこにも注目していただきたいです。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
飯豊まりえ(いいとよ・まりえ)プロフィール
生年月日:1998年1月5日/身長:167cm/血液型:B型/出身地:千葉県2008年「avex kids×ニコ☆プチ公開モデルオーディション」にてグランプリを受賞し、雑誌「ニコ☆プチ」でモデルデビュー。2011年、姉妹誌にあたる「nicola」に移籍し、瞬く間に看板モデルへと成長。2013年は同誌最多9回の表紙を飾り、2014年1月号では異例の単独表紙も務めた。同年8月より「Seventeen」に専属モデルとして加入。近年は女優としても活躍中。2017年は連続ドラマ「嫌われる勇気」(フジテレビ系)に出演中のほか、映画「きょうのキラ君」(2月25日公開)、「暗黒女子」(4月1日公開)の公開が控えている。
映画「きょうのキラ君」(2017年2月25日公開)
監督:川村泰祐出演:中川大志、飯豊まりえ、葉山奨之、平祐奈ほか
原作:みきもと凜
<ストーリー>
誰もが憧れるクラスの人気者“キラ”(中川大志)に恋をした“ニノ”(飯豊まりえ)。
他人と関わることが苦手なニノだったが、キラの秘密を知ったことから2人は急接近!初めての気持ちにとまどいながら、ある重大な“秘密”を抱えたキラを笑顔にしようと奮闘するニノの恋の行方は―?
同級生の矢部(葉山奨之)、キラの幼馴染の澪(平祐奈)も加わって、かけがえのない“365日”がはじまった。キラ君、あなたとずっと一緒にいたい―。
【Not Sponsored 記事】
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