超特急(左から)コーイチ、ユースケ、ユーキ、タクヤ、カイ、タカシ、リョウガ (C)モデルプレス

<超特急インタビュー前編>勝負の結成5周年!向き合う課題と今だから言える初対面の印象

2017.02.14 19:00

7人組メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急がモデルプレスのインタビューに応じた。昨年12月に結成5年という一つの節目を迎えた彼らだが、活躍の場を広げている中で、感じる思いとは?

近頃では、ゴールデン帯の全国ネットの番組への出演など、着実にその名を世に広めている超特急。ダイバーシティ東京 プラザでのコラボイルミネーション、渋谷マークシティのバレンタインキャンペーンのキャラクター起用など、多くの人の目に触れる機会も増えている。

結成5周年は勝負の年

― 今年は結成5周年イヤーとなりますね。これまでを振り返ってみていかがですか?

カイ:早かったですね。結成したとき、1~5号車までは高2、最年少のタカシは中3でしたが、それが今では全員が成人を迎えました。たまにメンバーで「こんなことあったよね」と昔話で盛り上がります。毎週のようにショッピングモールでフリーライブをしていた頃もいい思い出で、いろんなことがありましたが、今振り返ってみるとあっという間だったなと感じます。

カイ (C)モデルプレス
カイ (C)モデルプレス
リョウガ:いろんなことがあって、いろんなことに挑戦して、何にでも化けて、たくさんの武器を得ました。活動6年目となりますが、自分の知らないところで超特急が広がっているように感じています。特に今年は勝負の年。ここで超特急のステータスを上げていかなければなりません。

リョウガ (C)モデルプレス
リョウガ (C)モデルプレス

知名度アップの裏で感じる課題

― 最近では、ゴールデン帯の全国ネットの番組、映画単独出演ほか、メディア露出が大きく増えたかと思います。知名度の上昇を肌で感じることもあるのでは?

カイ:「ポケモンの家あつまる?」(テレビ東京系)の出演をきっかけに、ちびっこが声をかけてくれたのは嬉しかったですね。渋谷マークシティのバレンタインキャンペーンの応援キャラクターに起用していただけたこともとてもありがたいです。多くの方の目に触れ、超特急を知ってもらえる機会となりました。ただ、ちゃんと知ってもらうのは僕らの努力次第。なんとなく7人組ということは覚えてもらえても、メンバー一人ひとりをしっかり知ってもらうためには、まだまだがんばらないといけません。

ユーキ:たしかにメディアへの出演も増えて、僕たちのことを知ってもらえる機会は多くいただけていますが、知名度がアップしているとプライベートで感じたことはあまりないですね。ロケ先で気付いてもらえることはあっても、街で声をかけてもらえることはなくて…ちょっと淋しいです(苦笑)。大きな広告を見ると、自分でも「あっ!」と嬉しくなりますが、まだ「超特急の○○」とは認識されていないかと…。一人ひとりの活躍を力にして、超特急を成長させていければと思います。

ユーキ (C)モデルプレス
ユーキ (C)モデルプレス
― 一人ひとりの活躍といえば、タクヤさんが「兄に愛されすぎて困ってます」(6月30日公開)、タカシさんが「一週間フレンズ。」(2月18日公開)と、映画単独出演も大きいのではないでしょか?

タカシ:映画を楽しんでもらうことはもちろんですが、作品を通して、超特急や僕に興味を持っていただけると嬉しいですね。それから映画出演がまた違ったエンターテイメントに生きてくればいいなと思います。

タカシ (C)モデルプレス
タカシ (C)モデルプレス
タクヤ:未だに初対面の人にはグループ名を間違えられてしまうこともありますが、ユーキが言ったとおり、それぞれが多方面で活躍できれば、それも超特急の強みになります。一人ひとりを知ってほしいという気持ちは、今まで以上に強く感じています。

タクヤ (C)モデルプレス
タクヤ (C)モデルプレス

5年間の活動の中で変わったこと

― 5年間活動してきた中で、変わったことなどがあれば教えてください。

リョウガ:持ち歌が増えた分だけ、成長できていればと思いますね。今60~70曲と自分たちの楽曲があるのですが、ありがたいことに、たくさんありすぎて振りを忘れてしまうほどです(笑)。年明けに行ったファンクラブイベントで、最近披露していなかった曲に苦戦してしまったこともありましたが、本当に曲数がたくさんあるなと感じた瞬間でもありました。しっかりリハを固めて、最高のものをお届けしたいとも思いましたね。

タカシ:個人的には、新成人企画でマレーシアのキナバル山に登ったことはとても大きかったです。1年のはじめに登頂に成功して、いいスタートが切れました。末っ子担当で最年少という立ち位置ですが、新成人として、そして超特急のメンバーという自覚を持って活動していけたらと気持ちを新たにできました。

― プライベートでの変化はありますか?

ユースケ:僕は、少しは家族孝行できるようになったかなと感じています。社会人としての意識が生まれて、親にしてもらってきたことを返していければと思います。弟と妹にiPhoneをプレゼントしたこともありますが、夢は親にお家を買ってあげること。まだまだですが、家族孝行していきたいですね。

ユースケ (C)モデルプレス
ユースケ (C)モデルプレス
コーイチ:関西出身なのですが、関西弁が少し弱まりました(笑)。この前、地元に帰って友達と会ったときに、やっぱ弱まってんねんなって。上京して4年ほどですが、東京に染まったなぁと感じています。

コーイチ (C)モデルプレス
コーイチ (C)モデルプレス

初対面の印象とエピソード

― 超特急結成前から知っていたメンバーもいたかと思いますが、初対面の印象が強かったメンバーとのエピソードを教えてください。

ユーキ:リョウガとの初対面は忘れられませんね。中学生の頃なのですが、服は派手で、髪はロン毛で茶髪。超不良でやんちゃしているのかと思ったら、話してみると性格はイメージと真逆で(笑)。

リョウガ:そんなユーキはすごく大人しいキャラでしたね。ずっと下を向いてしゃべれないような子でした。

タクヤ:今と逆になった(笑)?

リョウガ:でも、ゲームの話になると盛り上がったよね。ゲームで意気投合しました。

コーイチ:みんなとの出会いはよく覚えているけど、ちゃんとしていればよかったと後悔しているのはカイとの初対面のときです。カイとは、僕がステージに立ったときに、カイが挨拶にきてくれて出会いました。僕自身、人見知りで初対面の人が苦手なのですが、そのときすごくムスッと見えたそうです(苦笑)。そんなつもりはなかったのですが、あのときに戻れるならニコッとしたいですね(笑)。

カイ:「同じ事務所の子に挨拶する?」と勧められて、コーイチに会いに行ったんですが「(ムスッと)…どうも」っていう感じで、ちょっとこわかった…(苦笑)。まさか同い年とも思いませんでした。

ユースケ:タクヤは昔から変わらずオシャレ。過去にも、一緒に活動していたことがあるのですが、年上で、クールでかっこよく、近寄りがたい存在でしたね。

カイ:ユースケは初対面のとき、謎のダンスを僕に向かってしてきた記憶がある!初めてだったので、ちゃんと挨拶したかったのに(苦笑)。今は大好きだけど、当時は少し苦手でした(苦笑)。

タクヤ:同じ高校に通っていたカイとは、入学式から仲良くなりました。その前に一度話したことがあって、入学式で声をかけられたのですが、そのときのことが印象に残っています。僕自身、人見知りしがちなので、話しかけてきてくれて嬉しかったです。

カイ:そこで打ち解けて、その後に宿題をFAXで送ってあげたっけ(笑)?

タクヤ:そんなこともあったような(笑)。でも、それ以上によく覚えているのが卒業式のこと。超特急の活動では全然涙を見せないカイですが、卒業式では号泣していて(笑)。ハグされて「ありがとうー!」って泣かれました(笑)。そんな高校時代の友達とこうして活動できているのはとても感慨深いです。

タカシ:初対面のことをよく覚えているのは同じボーカルのコーイチ。初めてレコーディングをしたときに出会ったのですが、コーイチがブースに入って歌っているときに受けた衝撃は忘れられません。歌がすっごく上手くて「うわ、どうしよう…」と不安になりました。性格は、関西人のお兄ちゃんといった印象でしたが、深く知るほどにギャップがたくさんありました。

コーイチ:僕は、タカシの几帳面なところを見て「あ、無理や」って思いました(笑)。僕の適当でガサツな性格に対して、タカシはもらった資料をキレイに重ねていたり、丁寧に服を畳んでいたりして。

タカシ:真逆で、気が合わないなってね(笑)。でも、お互いに関西人で、ボーカルで、打ち解けられました。

超特急(C)モデルプレス
超特急(C)モデルプレス
インタビュー後編では、2016年に2つのテーマで行ったライブツアーより、「~Body & Groovin’~」at パシフィコ横浜 国立大ホールの模様を収録したLIVE Blu-ray「BULLET TRAIN LIVE TOUR2016 Synchronism」にまつわるインタビューをお届け。バンド編成という初の試みで掴んだ手応え、真骨頂を見せたボーカル2人が感じたこととは…。さらに、2017年に控える自己最大規模の全国ツアーにかける思いにも迫った。(modelpress編集部)

超特急プロフィール

コーイチ(1号車)、カイ(2号車)、リョウガ(3号車)、タクヤ(4号車)、ユーキ(5号車)、ユースケ(6号車)、タカシ(7号車)からなるメインダンサー&バックボーカルグループ。多彩なジャンルを織り交ぜたダンスを踊るメインダンサー5人と、甘く伸びやかな歌声でダンサーを支えるバックボーカル2人で構成される7人組。2011年12月25日に結成。2012年6月にインディーズデビューシングル「TRAIN」を発表。その後も立て続けにシングルやアルバムを発表し、2015年12月には国立代々木競技場第一体育館で2daysのワンマンライブを開催し、2万5000人を動員した。翌2016年12月には、国立代々木競技場第一体育館と神戸・ワールド記念ホールにて、東西アリーナツアーを敢行。2月15日には、2016年に2つのテーマで行ったライブツアーより、「~Body & Groovin’~」at パシフィコ横浜 国立大ホールの模様を収録したBlu-ray「BULLET TRAIN LIVE TOUR2016 Synchronism」を発売する。(modelpress編集部)

メンバープロフィール

・1号車コーイチ
1994年6月18日生まれの奈良県出身、お父さん担当のバックボーカル。イメージカラーは黒。

・2号車カイ
1994年9月27日生まれの神奈川県出身、神秘担当のメインダンサー。イメージカラーは青。

・3号車リョウガ
1994年10月23日生まれの神奈川県出身、ガリガリ担当のメインダンサー。イメージカラーは紫。

・4号車タクヤ
1994年11月24日生まれの東京都出身、筋肉担当のメインダンサー。イメージカラーは緑。

・5号車ユーキ
1995年1月2日生まれの徳島県出身。ドジっ子担当のメインダンサー。イメージカラーは赤。

・6号車ユースケ
1995年12月24日生まれの神奈川県出身。元気担当のメインダンサー。イメージカラーは黄色。

・7号車タカシ
1996年9月23日生まれの大阪府出身。末っ子担当のバックボーカル。イメージカラーは純白。

超特急LIVE Blu-ray「BULLET TRAIN LIVE TOUR2016 Synchronism」(2月15日発売)/画像提供:所属事務所
超特急LIVE Blu-ray「BULLET TRAIN LIVE TOUR2016 Synchronism」(2月15日発売)/画像提供:所属事務所

「超特急 LIVE TOUR 2016 Synchronism」

発売日:2017年2月15日(水)
収録内容:本編~Body & Groovin’~ at パシフィコ横浜 国立大ホール(2016年6月10日)
特典映像:メイキング映像
収録分数:本編2時間24分・特典映像37分

【収録楽曲】
01.No.1
02.DJ Dominator
03.STYLE
04.Star Gear
05.panipani
06.Kiss Me Baby
07.Beautiful Chaser
08.Time Wave
09.Turn Up
10.Starlight~Billion Beats
11.スターダスト LOVE TRAIN
12.EBiDAY EBiNAI
13.Rush Hour~Secret Express~Shake body~Drive on week
14.バッタマン
15.Keyword
16.FLASHBACK
17.refrain
18.Burn!
19.OVER DRIVE
20.fanfare
21.Yell
22.Synchronism
<アンコール>
23.走れ!!!!超特急
24.Signal

<特典映像>
メイキング映像
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