モデルプレスのインタビューに応じた田村真子(C)モデルプレス

TBS田村真子アナ、父の姿は「見習わなければいけない」手作り弁当から学んだ“思いやりの精神”【インタビューVol.3】

2025.08.22 07:00

8月27日、1stフォトエッセイ「陽がのぼるほうへ」(太田出版)を発売するTBSの田村真子(たむら・まこ/29)アナウンサーにインタビュー。Vol.3では、社会人生活に大きな影響を与えた父の存在についてや、「夢を叶える秘訣」について深く迫っていく。【インタビューVol.3】

1stフォトエッセイ「陽がのぼるほうへ」

田村真子1stフォトエッセイ 「陽がのぼるほうへ」(撮影:藤本和典)通常版カバー書影
田村真子1stフォトエッセイ 「陽がのぼるほうへ」(撮影:藤本和典)通常版カバー書影
田村真子1stフォトエッセイ 「陽がのぼるほうへ」(撮影:藤本和典)
田村真子1stフォトエッセイ 「陽がのぼるほうへ」(撮影:藤本和典)
本作は、田村アナがカルチャー誌「Quick Japan」と公式Web「QJWeb」で毎月掲載していたエッセイ連載に新たな書き下ろしエッセイ、、書籍オリジナルコンテンツを加えた自身初となるフォトエッセイ。「ラヴィット!」(毎週月曜〜金曜あさ8時)MCを務める朝の顔として人気を集め、老若男女の視聴者から愛される田村アナの、どこまでも明るく飾らないポジティブな魅力が詰まった1冊となっている。

田村真子、父から学んだこと

田村真子(C)モデルプレス
田村真子(C)モデルプレス
― 今回のエッセイには、大学時代に一緒に暮らしていたお父様とのエピソードについて書かれた章もあります。印象に残っている出来事はありますか?

田村アナ:父は一人暮らし歴が長いので、今の私よりもずっと家事ができるんです(笑)。洗い物1つとっても、私は作って食べて、少し休んでからゆっくり洗いたいタイプですが、父は食べ終わったらすぐに片付けたいタイプで、リビングを散らかすと「共有スペースを汚さないように」と注意されるくらいしっかりしています。

― 田村さんの社会人生活にも大きな影響を与えているのでは?

田村アナ:そうですね。そういう父の姿を見ると、私ももう30歳になるし、ちゃんと見習わなければいけないと改めて思います。家事をやっている量は私の方が圧倒的に少なかったのですが、父も忙しい中ご飯やお弁当を作ってくれることがあって、そうやって思いやりをもらうと、自分も返そうという気持ちになります。今は一人暮らしですが、大学時代に一緒に暮らした経験から「家族といえども、何かをしてもらったら返したくなる」という思いが自然と身につきました。思いやりの精神は大事だなと学びましたし、大学4年間だけでしたが、一緒に生活できて本当に良かったと思います。

田村真子、今後目指すアナウンサー像は?

田村真子(C)モデルプレス
田村真子(C)モデルプレス
― 本作は20代の田村さんが詰まった内容ですが、30代はどのように過ごしていきたいですか?

田村アナ:20代は社会人として働き始めて、『ラヴィット!』が始まってからもあっという間でした。具体的なエピソードを振り返ると、番組を長くやってきたことを実感しますし、その前のキャリアも含めて入社8年分の思い出があります。ですが、特に『ラヴィット!』が始まってからの4年間、中でもここ2年はさらに早く時間が過ぎているように感じています。私なりに「20代のうちは、多少大変でも頑張っておいた方がいい」という思いで駆け抜けてきました。特にここ2〜3年は、マラソンの後半の3分の1をずっと走り続けているような感覚です。走ったことはないですが…(笑)。それでも、この時期が将来振り返ったときに自分にとって大きな時間だったと思えることは確信しているので、今も頑張ることができています。

それを踏まえて、30代になったからといって何かがガラッと変わるわけではないと思います。日々の仕事は変わらないかもしれませんが、1つの節目ではあるので、がむしゃらに頑張ることはこれまで通り大事にしつつ、これからはもう少し長い目で自分のキャリアを考えていかなければと思っています。上司との面談でも「次はどんな仕事をしていきたい?」と聞かれますが、正直、毎日の『ラヴィット!』に必死で思い浮かばないですし、考えなければいけないと思いつつも考えてこなかったんです。だからこそ、30代は心のゆとりを持ち、自分の将来やキャリアについても考えられる生活をしていきたいと思っています。

田村真子1stフォトエッセイ 「陽がのぼるほうへ」(撮影:藤本和典)
田村真子1stフォトエッセイ 「陽がのぼるほうへ」(撮影:藤本和典)
田村真子1stフォトエッセイ 「陽がのぼるほうへ」(撮影:藤本和典)
田村真子1stフォトエッセイ 「陽がのぼるほうへ」(撮影:藤本和典)
― 今後はどういうアナウンサーになりたいですか?

田村アナ:正直、具体的に「こういう番組をやりたい」という目標はまだありません。過去には、報道などで活躍されている先輩方のようになれたらという思いもありましたが、『ラヴィット!』はTBSの中でもこれまでになかった特殊な番組です。なので、その経験を積んだ私にしかできないキャリアの築き方があるのではないかと感じています。これまで培ってきたものを、これからどう生かしていけるかは、やってみないとわからない部分も多いです。ただ、これほど幅広い経験をしてきたアナウンサーは少ないと思うので、その強みを活かせる仕事をしていきたいと思っています。

田村真子の「夢を叶える秘訣」

田村真子(C)モデルプレス
田村真子(C)モデルプレス
― モデルプレスのインタビューではいつも「夢を叶える秘訣」をお聞きしています。田村さんは具体的な目標や夢を定めることなく、日々の仕事に全力で取り組むスタイルを貫かれてきた中で、大切にしてきたことや、成功に導くために意識してきたことは何ですか?

田村アナ:具体的な目標は立てていませんでしたが、私たちの仕事はやりたいことを口にしても、会社員なのでその時に振られる仕事が全てです。ただ、なんとなくですが「30歳になる頃には活躍していたい」「文章の仕事をしてみたい」という思いは、入社当時からぼんやりとありました。はっきりした形ではなくても意識のどこかに置いておけば、自然と日々の仕事の中でその道に近づく行動ができると思っています。もちろん「これがやりたい」と声に出して叶えていくことも1つの方法ですが、それで目の前の仕事がおろそかになってしまったり「この仕事は自分の目標には繋がらないのではないか」と気持ちが落ち込んでしまうじゃないですか。だから私は具体的な目標は立てず、今あることを精一杯やる。そうすれば、自然と道が繋がっていくと思いますし、もし思い描いていた道と違っても、「これはこれで正解だった」と思えるし、最後にハッピーな気持ちになることができれば勝ちだと思っています。

田村真子(C)モデルプレス
田村真子(C)モデルプレス
― 素敵な考え方ですね。では、現在の仕事内容などは、入社時に思い描いていた姿とは全く違いますか?

田村アナ:そうですね。『ラヴィット!』でたくさんの方に知ってもらえるようになったことも、入社時には想像もしていませんでした。結果的に恵まれた環境で仕事ができているのは嬉しいことです。具体的な夢がある方は、その近道を探したくなると思いますが、私は遠回りしても最後に良くなればそれでいい。そう思えればなんでも頑張れるタイプです。社会人の仕事は思い通りにいかないことも多いですが、その中でどう過ごすかが大事だと思っています。

―素敵なお話ありがとうございました。これからのご活躍も楽しみにしています。

(modelpress編集部)

田村真子(たむら・まこ)プロフィール

田村真子(C)モデルプレス
田村真子(C)モデルプレス
誕生日:1996年2月3日(水瓶座)
出身地:三重県
出身高校:高田高等学校
出身大学:上智大学 文学部 新聞学科
担当番組:『ラヴィット!』(毎週月曜〜金曜あさ8時)、『知識の扉よ開け!ドア×ドア クエスト』(毎週金曜よる9時~)、『タミ様のお告げ』(毎週月曜よる9時~)など
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