“インスタの女神”わたなべ麻衣「デビューのきっかけ」「“ぷぅ顔”旋風」「転機になった出来事」モデルプレスインタビュー
2016.03.25 07:20
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多数の女性誌でモデルとして活動、WEBや映画、TV‐CMでも活躍中、同世代から絶大な支持を得る、わたなべ麻衣(※渡部麻衣から改名)。すでにInstagramのフォロワーは約17万人、“インスタの女神”と呼ばれる彼女に、デビューのきっかけや仕事に対する意識の変化、グラビア挑戦による反響、大人気の“ぷぅ顔”のことなどを聞いた。
21歳で上京「最初はノリでした」
― デビューのきっかけを教えてください。渡部:最初は若い頃のノリで広島から上京してきました。広島の大学に行っていましたが、やりたいことがなくて2年で中退して、それから1年、働いてお金を貯めて「ちょっと東京に行ってみよう」みたいな。21歳の時でした。最初はアパレルの仕事をしていて、東京2年目に原宿でサロンモデルのスカウトを受けて、このお仕事も始めました。事務所に所属したのは一昨年の8月、24歳の時です。
― この業界にはもともと興味がありましたか?
渡部:全くなかったです(笑)。広島でもこういうお仕事はしていなくて、最初は綺麗にしてもらえてお小遣いももらえるアルバイト感覚。事務所に入る時は、最初、Facebookに連絡がきて、怪しくて怪しくて仕方なくて…。絶対に偽物だと思って無視していました(笑)。お母さんにも連絡して「危ないから止めなさい」と言われましたが、熱心に連絡をくださったので、一度お会いし、話を聞いて決断しました。
根っからの負けず嫌い!「どうせやるなら売れたい」
― それから2年、仕事への意識は変わりましたか?渡部:変わってきました。最初はフリーでやっていた時のモデルのお仕事を事務所に入っても継続していただけだったので、意識が劇的に変わることはなかったですが、演技のお仕事もいただけるようになって、演技の面白さを知って、もっと本格的にやりたいと思うようになりました。「どうせやるなら売れたい」と思っていますし、同じような名前の子もいっぱいいると思うので「渡部麻衣=私」にしたいです。一番最初の演技はクリープハイプさん「リバーシブル」のプロモーションビデオ。その時セリフはなくて動きだけでしたが、動画っていうのがとても新鮮で面白いと思いました。セリフを初めてやったのは映画の「にがくてあまい」。1シーンだけで、その少ない中でも上手く表現しようと意気込んでいたのですが、上手くできなくて本当に悔しかったです。
― 負けず嫌いですね。
渡部:昔からです。人とはあまり比べませんが、自分が「ここまでできる」と思っていたことができないと、とても自分が許せない気持ちになります。以前オーディションで緊張からセリフが飛んでしまった時があって…。事前にセリフを覚えて完璧だと思って行ったのに、初めての光景でカメラを向けられて、大人たちがいる中で「どうぞ」って言われた時に、全くできなくて、全部セリフが飛んでしまいました。それがもう悔しくて悔しくてしかたなかったです。それに今は映画やドラマ、それこそバラエティ番組でさえ見方が変わりました。今までは面白いで終わっていましたが、間の取り方だったり、声のトーンだったり、いろいろ意識して見るようにしています。
― 憧れの沢尻エリカさんと共演できる日がくるといいですね。
渡部:はい。でも共演できたら緊張しすぎてセリフが飛ぶかも…沢尻エリカさんは全人類、生き物の中で神だと思っています(笑)。
“インスタの女神”は「こっ恥ずかしい」
― 何かフォロワーを増やすために意識していますか?渡部:写真の色味、文章量、アップする時間…こっちにした方が反応が良いなとか、分析みたいなものはもともと好きで、けっこう意識しています。
― “分析”って言葉が負けず嫌いを象徴していますね(笑)。“インスタの女神”というキャッチフレーズについてはどのように思っていますか?
渡部:こっ恥ずかしいですよね…そんな大それた名前をいただいてすみません!(笑)
転機になったグラビア挑戦
― 「週刊ビッグコミックスピリッツ」(2015年8月)で披露した水着姿がとても美しかったです。渡部:最初は単純に恥ずかしくて、とても抵抗がありましたが、「絶対に売れるきっかけになる」とプロデューサーの方に熱く語っていただいて、挑戦することにしました。今まで胸の大きさがコンプレックスだったので、夏場は晒しを巻いていたし、ぶかっとした服ばかり着て、胸の大きさを隠してきました。それにグラビアをやるまで女の子のファンが多かったので、水着になったら女の子のファンが離れていってしまうという不安もありました。でも女の子が見ても「可愛い」「綺麗」と思ってもらえるような写真を撮っていただき、結果的に女の子からも好意的な反響が多かったので良かったです。さらにたくさんの人に知っていただける良い転機になりました。
女の子の間で“ぷぅ顔”旋風
― 渡部さんといえば口をキュートに尖らせる“ぷぅ顔”も魅力です。渡部:いつの間にかやるようになっていたんですよね(照れ笑い)。でも東京に出てきてからだと思います。何か話している時とか、ボーっとしている時とか、癖でよくやるようになっちゃっていて。そんな中、美容師さんに「よくその顔やっているね」「ぷぅ顔だね」みたいなことを言われて、その後に誌面でも“ぷぅ顔”って取り上げられて徐々に浸透していきました。今ではファンの子と写真を撮る時も、「ぷぅ顔で撮っていいですか?」と言われます。それで二人とも“ぷぅ顔”みたいな(笑)。
オフの日の過ごし方
― オフの日は何をしていますか?
渡部:家にいることが多いです。出不精(でぶしょう)なので、家で大好きな漫画を読んだり、撮り溜めたテレビをずっと見ていたり。計画を立てるのが苦手で、友だちと前もってご飯に行く約束をしていても、日が近づくにつれて外に出たくなくなるんです(笑)。だから急に誘われたら行きますが、自分から連絡を取って予定を立てたりとかはできないタイプ、結果、完全オフの日は家で過ごすことが多いです。
― 人気者の宿命ですが、以前よりもお休みは減っていると思います。日々のモチベーションは何ですか?
渡部:今は仕事をやりたい欲が本当に強いです。いつでも100%の力を出し切れるように準備することが生きがいになっています。どうやったら知名度が上がるのか、そういうことを考える時間がとても多いです。
夢を叶える秘訣
― 夢を叶えたいと頑張っている女の子にメッセージをお願いします。渡部:言霊(ことだま)が大事だと思っているので、なるべく次にやりたいことを口に出すようにしています。これをするようになってから、少しずつですが本当にお仕事が増えていて、それは言葉にすることで自分自身も「やらなきゃいけないぞ」っていう気持ちになるのもあると思うんです。自分の胸の内だけに留めておかずに、どんどんアピールしていった方が夢に近づくと思います。
(modelpress編集部)
わたなべ麻衣(わたなべ・まい)プロフィール
生年月日:1989年9月23日/出身地:広島県/血液型:O型/身長:160cm/スリーサイズ:B88 W61 H85/趣味:バレエ歴5年、ヨガ歴1年、パズル、読書★タケダ漢方便秘薬CM出演中~(2015.12~)
★映画「にがくてあまい」出演(2016年公開/主演:川口春奈・林遣都)
★「週刊ビッグコミックスピリッツ」2015・8/31発売号で表紙
★AmebaFRESH!「わたなべ麻衣 金曜どーする?」
★クリープハイプ「リバーシブル」PV出演
★「ar」(主婦の生活社)/「mina」(主婦の友社)/「CYAN」(カエルム)ほか、多数のファッション誌&ビューティー誌に出演
●Instagram: @mmaaiipp
●Twitter: @w_mai0923
●ブログ: http://ameblo.jp/maip-23/
【Not Sponsored 記事】
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