中高生の「こんな彼氏欲しい」を独占 今モテる男子“大倉士門”に迫る モデルプレスインタビュー
2014.11.27 20:28
views
『こんな彼氏が欲しい!』― 今、女子中高生たちの理想を独り占めにしてしまう、1人のイケメンモデルがいる。
彼の名は大倉士門(おおくらしもん・21)。地元・京都から大学進学を機に上京し、表参道でのスカウトをきっかけに読者モデルの世界に足を踏み入れた。大学4年生を迎えた現在は「Samurai ELO」などのメンズ誌をはじめ、ティーン誌「Popteen」でもレギュラーモデルをつとめ、「好きな男の子モデル1位」の座を独占。今年3月から芸能活動を本格的にスタートさせ、テレビ出演を重ねると、Twitterのフォロワー数は20万人を突破した。
男女問わず熱い支持を得る、いわば究極の“モテ”を体現する彼。モデルプレスは約1年ぶりとなるインタビューで、その魅力と胸の内に迫った。
【SPECIAL INTERVIEW】地元、家族、ファン、ライバル…今どきイケメンが愛するモノ
― 以前、北千住での「Popteen」イベントでインタビューさせていただいたのが、ちょうど1年前でして…
大倉:(記事を見ながら)うわぁ~、懐かしいですね。なんか若くないですか?!髪型がツンツンすぎて(笑)。
― この時はまだ、事務所に所属していなかったんですよね。
大倉:そうなんです。今年の3月から事務所に入らせていただいて、まだ7~8ヶ月くらい。それまでの3年間はフリーという形でやってたんですけど、スケジュールの管理がとにかく大変でしたね。1個1個、自分で電話対応していたんで。今は事務所から「今日は何時に、ここで撮影」と連絡をもらえる。昔、「事務所ってこんな感じなんやろな」ってなんとなく想像してたのが、現実になったっていう感じ(笑)。
― 今は大学4年生ということですが、撮影はどのくらいのペースで?
大倉:1日に3~4本ですね。
― 学業との両立は、すごく忙しいですよね。
大倉:いやいや、今が華なんで(笑)。学校→撮影→学校→撮影…みたいに1日で行き来することもあったり。大学1年の時に単位がとれなかった分、2・3年は試験を思い切り頑張ったので、卒業だけは絶対にしたいなと思ってます。仕事も勉強も、もっともっと頑張らなきゃあかんなぁと思ってるんですけど…あっ、関西弁で大丈夫ですか?
― 大丈夫です(笑)。11月28日には、フォトスタイルブック「大倉士門フォトブック 笑う士門には福来たる。」が発売されますが、こちらはご自身初の書籍ということで。
大倉:そうですね。ほんまに本を出すのがずっと夢やったんですよ。実はこれまでにも本を出せるタイミングは何度かあったんですけど、どうせやるなら全部自分で考えたい!っていうこだわりがあって、今になりました。事務所に入って「今年中に絶対に本を出したい!」って宣言していたのが実現できてよかったですね。単独本ではようぢ(こんどうようぢ)と富(藤田富)にはちょっとだけ遅れてしまいましたけど(笑)、絶対負けへんぐらいのもの作ったろ!っていうのは、自信あったんで。
― 制作にあたって、特にこだわったポイントは?
大倉:まず、自分は笑顔キャラで認識していただいているので、笑顔は絶対に入れようと思って。それと、普段のファッション誌では着ている洋服や、ペアになる女の子のモデルを引き立てられるように意識していますけど、今回は“大倉士門という人間”に焦点を当てているので、背景や服は後からついてくるものという意識で作っていました。だから、普段自分が見せへん表情とかにも挑戦して。裸のシーンもそうですね。いろんな自分を見てほしくて。
大倉:京都のロケ撮影は、2日間とも早朝から夜までで体力的には大変だったんですけど、すごい楽しかったです。「ここ、もうちょっとふんわり撮ってもらっていいですか?」と自分からカメラマンの方にお願いしたりして。撮影スポットは、全然京都を知らん方でもパッと見て「京都っぽいな」と感じてもらえるような場所を選びました。伏見稲荷大社に関しては、ここ何年かは必ず初詣をしていますし、実家に帰ったら2回に1回は行くようにしています。ほんまにパワースポット。空気がめちゃくちゃきれいなんですよ。ぜひいらしてください、案内させてください(笑)。
― “京都愛”が伝わってきますね!
大倉:京都がもうめっちゃ好きなんですよ(笑)。「士門=京都」みたいな感じで、みんなにもわかっていただきたいんです。実は昨日も、大阪でイベントが終わった後「実家帰ろう」と新幹線のチケットを急遽変更して。6時間くらいしかいれなかったんですけど、それでも全然ちゃうんですよね。ほんまにリフレッシュできます。
― Twitterに、弟さんとの2ショットをアップされていましたよね!
大倉:あ~、見てくださったんですか!弟の亜門、めっちゃカワイイんですよ~(笑)。今高1なんですけど、一緒に「Popteen」に出たりしてるので、Twitterのフォロワーが1万人以上いて、地元で声をかけられることも多いみたい。僕には「また声かけられた。ああいう時、どういう顔していいかわからへんねん」ってめっちゃ嫌そうに電話してくるけど、おかんには「また今日声かけられてんで」ってちょっと嬉しそうに報告しているみたいです(笑)。
― 今作でも弟さんとのページがあって、とても微笑ましいですね!ファッションやヘアのページも充実です。
大倉:男の子も女の子も楽しんでもらえると思います。「Samurai ELO」から抜粋したヘアスタイルの写真はめちゃくちゃ昔で、「お前誰やねん!」みたいな顔してるんですけど(笑)、これも成長過程の1つとして載せてみました。私服は20体くらい載っていて、男の子もすごい参考になると思います。
― インタビューでは過去の恋愛も語られています。
大倉:そうですね。恋愛はツイキャスで少人数の“おしのびキャス”をやったときにしゃべったりはしていたんですけど、なかなか語れなかったので、この機会に。21歳ということで、いい区切りにはなったかなと思います。
― “おしのびキャス”ではどんな話を?
大倉:人の恋愛観を聞くのが大好きなんで、ファンの子から相談を受けたら「こうしたらええんちゃうか?」ってアドバイスしたり。それがすごいウケよくて。最近は妄想ばっかりやってますね。魚座のA型って、ロマンチストですごい妄想癖があるらしくて。例えば、夏やったら「彼女と花火大会に行ったら、俺はこうするで~」みたいなのをしゃべったり。そういう妄想キャラでもあります(笑)。
― ファンの方とのやり取りの中で、特に印象深かったものは?
大倉:「彼とケンカしてたけど、士門くんの言ってた通りにしたら仲直りできました」とか報告してくれるのはめちゃくちゃ嬉しくて。あと、自分のイベントやファングループの中で出会って、付き合ったカップルもいるみたい。
― それはすごい!
大倉:そうやってみんながつながってくれるのは嬉しいですね。ファンの子がイベントに彼氏を連れてきてくれることもあるんです。「で、チューとかした?」って聞いたりね(笑)。彼氏さんは、ちょっと嫉妬してるんじゃないかな(笑)。
― では、士門さんご自身の恋愛観も少し教えてください!
大倉:自分は、めっちゃ惚れっぽいタイプ(笑)。一目惚れとかも普通にしますし。でも、ここ最近はずっと恋愛してなくて…
― そうなんですね!来月はクリスマスですが…
大倉:彼女いないんで、クリスマスは実家に帰ろうと思ってます。寂しい男なんですよ~(笑)。
― 気になる人もいないんですか?
大倉:いないです!好きな人は、ファンのみんなです(満面の笑み)!
―(笑)。
大倉:ちょっと、なんですか~その失笑(笑)!でもね、ファンの子としゃべってると、ほんまに「めっちゃ愛おしいな~、可愛いな」って思ったりしちゃうんですよね。
― イベントなどでの“神対応”は、その愛があってこそですよね。
大倉:でも僕的には普通なんですよね。人としゃべるのが大好きなだけ。今も、こうやってしゃべってるのがめちゃめちゃ楽しいんです(笑)。
― ずばり、士門さんの“モテ”の秘訣は何でしょうか?
大倉:う~ん、なんやろ…自分は特別顔がイケメンとか、スタイルがいいとか、ファッションセンスがあるとか、そういうわけじゃないんですけど…ファンの子に対しては、一切飾らずに接しています。Twitterもブログも、ほんまに全部“素”なんですよ。そうやってみんなに認めてもらえるっていうのは、ほんまに嬉しいことやし。それは誰に感謝したらええんやろうね(笑)?みんなに感謝すると共に、育ててくれたおかんにも感謝しつつ。…俺クサいことしか言えないんですよね(笑)!まっ、いっか!
大倉:相当悩みました。自分はこれまでの人生、普通に受験を経験して、当たり前のように生きてきたんです。大学3年になったら就活して、卒業したら就職…という風に考えていました。大学1年の途中から始めたモデルも、最初はほんまに仕事っていう感覚がなくて、呼ばれたらなんとなくっていう感じで行ってて。でも3年になって、いざ進路を決めるタイミングになった時、自分が後に引けない位置にいることに気づいたんですよね。
― ファンの期待を裏切れない、と。
大倉:周りはみんな黒髪の短髪、就活のスーツで学校に来ているのに、僕だけチャラチャラした格好で髪の毛もこんなで…「俺何してんねやろ?」って不安になったこともあったけど、自分は今この仕事が一番向いてると思ったし、その時はぶっちゃけ「ファンのみんなを捨てられない」っていうのがデカかったです。
― 周囲の方々の後押しもあったんですか?
大倉:いろんな人に相談して、「ちゃんともう一回、考え直してみたほうがいいんじゃない?」と言ってくださる方もいたり、賛否両論ありました。ただ、結局は決めるのは自分やし。本気でやっていこうと決意して、今に至るっていう感じです。家族は芸能活動に反対で、おかんからは「あんた何言うてんの~!せっかく大学行ったんだから、就職しなさい!」と言われてましたね。「わかったわかった、就職先探してみるよ~」と言いつつ、全然そんなつもりもなくて…。最終的には「あんたがそんだけ言うんやったら、もうしかたない。ただ、やるんやったら1番になりなさい」と応援してくれて。これからもその教えを忘れずに、いろんなことにチャレンジしたいと思っています。
― 「Popteen」に“メンズモデル”というジャンルができて、大々的な特集が組まれるようになったのも、士門さんがきっかけでしたよね。
大倉:元々“メンズ読者モデル”という言葉自体、知名度があまりなかったんですよね。そのカルチャーをみんなで少しずつ盛り上げてきて、これからは後輩が続いてくれればいいなと。今「読モになりたい」という高校生がめちゃめちゃ多いんですよ。「大倉士門くんに憧れてます!」と言われるとすごく嬉しいし、その子らが後に続けるようなシーンを作らなきゃあかんなと思ってて。プレッシャーというよりは、それがまた頑張ろうという意欲につながりますし。
特にようぢや富とは、お互いを見て常に刺激し合って、ケンカもするし、悔しいと思うこともめちゃくちゃある。だからこそ「俺もやったんで~!」と思えるし、俺ら3人はずっとこんな感じで成長してきたから、結局、何やっても一緒にいるんですよ。これからもこの関係は続くと思いますね。
― そんな中で、「自分はここだけは負けない」という部分は?
大倉:ファンのことを想う気持ち!これだけは絶対負けない!
― 今後、芸能界でやってみたいことは?
大倉:事務所に入って少し経ってから、演技をやってみたいと思うようになって、事務所の演技レッスンにも少しずつ参加させてもらっています。佐藤健くんがずっと好きで。以前プライベートで健くんにお会いした時、感動のあまり泣いちゃったくらい(笑)。めちゃくちゃカッコよくて、ほんまに憧れてます。健くんのほかには、山田親太朗くんと安田美沙子さん。安田美沙子さんは、同じ京都出身でマルチに活躍されていて、「京都=安田美沙子さん」というイメージが単純にめちゃくちゃうらやましくて。やっぱりそういう風になりたいと思います。
― 2014年も間もなく終わりますが、今年はどんな1年でしたか?
大倉:今年は本当にいろんなことに挑戦しました。最近は「Popteen」で毎月自分の企画を考えさせてもらっていて、妄想企画や、少女漫画の実写化もすごく反響がよかった。そういった挑戦の積み重ねや、事務所に入ったことで、軸を作れたと思います。
― 今回の書籍も含めて、様々な夢が実現しましたね。では、次の夢は何でしょうか?
大倉:大好きな京都で定期的な仕事をすること。それと、テレビのレギュラー番組は絶対にとりたいです。今年はテレビにも少し出させていただいたんですけど、なかなか難しくて。「メンズ読者モデル?何それ」って言われたり、厳しい部分もあるんですけど、今のまま頑張っていればみんなが知ってくださって、イメージも変わってくるんじゃないかなと思っています。
― 2015年はどんな1年にしたいですか?
大倉:来年はついに学生を卒業して、タレント・モデルとしてスタートする年。今まで以上に活動に専念できると思いますし、後悔しないようにやりたいですね。今まで生きてきて、後悔したことはないです。だからこれからもこのままでやっていきたいし、もっと大きいことをやりたい。演技の舞台や、ドラマ、バラエティ番組でひな壇に座ったり…。
― 今後の幅広い活躍が楽しみです。最後に、モデルプレス読者へ向けて“夢を叶える秘訣”をアドバイスお願いします。
大倉:当たり前のことを当たり前にやるんじゃなくて、プラス「0.1」でもいいから、小さな心がけを積み重ねていくことかな。例えば僕の場合だったら、撮影では他の人よりも10分早く入るとか、スタッフの皆さんにレッドブルを差し入れするとか…なんでもいいけど、普通の人がやらへんようなことをやろうと心がけていましたね。僕も3年前に読者モデルになって、ブログのコメント1件という所から始まり、徐々に応援してくれる人が増えてきて。だからこそ1人1人を大事にしたいし、みんなの応援に応えたい。まだまだ未熟だし、夢の途中なんで、今言葉に出したことで「もっと頑張らなきゃあかんな!」と思えました!
― ありがとうございました!
完成したばかりの本を前に、「自分で言うのもあれなんですけど、めちゃめちゃいい本やな~(笑)。みんなに1人ずつ届けて、目の前で反応を見たい。めちゃくちゃ楽しみです」と瞳を輝かせる。その人懐っこさ、周囲への感謝を忘れない素直さこそが“モテ”の秘訣!2015年は、その魅力がより多くの人々に伝わる1年となりそうだ。(modelpress編集部)
12月13日(土)時間未定 ジュンク堂書店 千日前店
12月14日(日)時間未定 大垣書店 イオンモール京都桂川店
※詳細は各店へお問い合わせください。
男女問わず熱い支持を得る、いわば究極の“モテ”を体現する彼。モデルプレスは約1年ぶりとなるインタビューで、その魅力と胸の内に迫った。
【SPECIAL INTERVIEW】地元、家族、ファン、ライバル…今どきイケメンが愛するモノ
― 以前、北千住での「Popteen」イベントでインタビューさせていただいたのが、ちょうど1年前でして…
大倉:(記事を見ながら)うわぁ~、懐かしいですね。なんか若くないですか?!髪型がツンツンすぎて(笑)。
― この時はまだ、事務所に所属していなかったんですよね。
大倉:そうなんです。今年の3月から事務所に入らせていただいて、まだ7~8ヶ月くらい。それまでの3年間はフリーという形でやってたんですけど、スケジュールの管理がとにかく大変でしたね。1個1個、自分で電話対応していたんで。今は事務所から「今日は何時に、ここで撮影」と連絡をもらえる。昔、「事務所ってこんな感じなんやろな」ってなんとなく想像してたのが、現実になったっていう感じ(笑)。
― 今は大学4年生ということですが、撮影はどのくらいのペースで?
大倉:1日に3~4本ですね。
― 学業との両立は、すごく忙しいですよね。
大倉:いやいや、今が華なんで(笑)。学校→撮影→学校→撮影…みたいに1日で行き来することもあったり。大学1年の時に単位がとれなかった分、2・3年は試験を思い切り頑張ったので、卒業だけは絶対にしたいなと思ってます。仕事も勉強も、もっともっと頑張らなきゃあかんなぁと思ってるんですけど…あっ、関西弁で大丈夫ですか?
― 大丈夫です(笑)。11月28日には、フォトスタイルブック「大倉士門フォトブック 笑う士門には福来たる。」が発売されますが、こちらはご自身初の書籍ということで。
大倉:そうですね。ほんまに本を出すのがずっと夢やったんですよ。実はこれまでにも本を出せるタイミングは何度かあったんですけど、どうせやるなら全部自分で考えたい!っていうこだわりがあって、今になりました。事務所に入って「今年中に絶対に本を出したい!」って宣言していたのが実現できてよかったですね。単独本ではようぢ(こんどうようぢ)と富(藤田富)にはちょっとだけ遅れてしまいましたけど(笑)、絶対負けへんぐらいのもの作ったろ!っていうのは、自信あったんで。
― 制作にあたって、特にこだわったポイントは?
大倉:まず、自分は笑顔キャラで認識していただいているので、笑顔は絶対に入れようと思って。それと、普段のファッション誌では着ている洋服や、ペアになる女の子のモデルを引き立てられるように意識していますけど、今回は“大倉士門という人間”に焦点を当てているので、背景や服は後からついてくるものという意識で作っていました。だから、普段自分が見せへん表情とかにも挑戦して。裸のシーンもそうですね。いろんな自分を見てほしくて。
― 故郷である京都での撮影はいかがでしたか?
大倉:京都のロケ撮影は、2日間とも早朝から夜までで体力的には大変だったんですけど、すごい楽しかったです。「ここ、もうちょっとふんわり撮ってもらっていいですか?」と自分からカメラマンの方にお願いしたりして。撮影スポットは、全然京都を知らん方でもパッと見て「京都っぽいな」と感じてもらえるような場所を選びました。伏見稲荷大社に関しては、ここ何年かは必ず初詣をしていますし、実家に帰ったら2回に1回は行くようにしています。ほんまにパワースポット。空気がめちゃくちゃきれいなんですよ。ぜひいらしてください、案内させてください(笑)。
― “京都愛”が伝わってきますね!
大倉:京都がもうめっちゃ好きなんですよ(笑)。「士門=京都」みたいな感じで、みんなにもわかっていただきたいんです。実は昨日も、大阪でイベントが終わった後「実家帰ろう」と新幹線のチケットを急遽変更して。6時間くらいしかいれなかったんですけど、それでも全然ちゃうんですよね。ほんまにリフレッシュできます。
― Twitterに、弟さんとの2ショットをアップされていましたよね!
大倉:あ~、見てくださったんですか!弟の亜門、めっちゃカワイイんですよ~(笑)。今高1なんですけど、一緒に「Popteen」に出たりしてるので、Twitterのフォロワーが1万人以上いて、地元で声をかけられることも多いみたい。僕には「また声かけられた。ああいう時、どういう顔していいかわからへんねん」ってめっちゃ嫌そうに電話してくるけど、おかんには「また今日声かけられてんで」ってちょっと嬉しそうに報告しているみたいです(笑)。
― 今作でも弟さんとのページがあって、とても微笑ましいですね!ファッションやヘアのページも充実です。
大倉:男の子も女の子も楽しんでもらえると思います。「Samurai ELO」から抜粋したヘアスタイルの写真はめちゃくちゃ昔で、「お前誰やねん!」みたいな顔してるんですけど(笑)、これも成長過程の1つとして載せてみました。私服は20体くらい載っていて、男の子もすごい参考になると思います。
― インタビューでは過去の恋愛も語られています。
大倉:そうですね。恋愛はツイキャスで少人数の“おしのびキャス”をやったときにしゃべったりはしていたんですけど、なかなか語れなかったので、この機会に。21歳ということで、いい区切りにはなったかなと思います。
― “おしのびキャス”ではどんな話を?
大倉:人の恋愛観を聞くのが大好きなんで、ファンの子から相談を受けたら「こうしたらええんちゃうか?」ってアドバイスしたり。それがすごいウケよくて。最近は妄想ばっかりやってますね。魚座のA型って、ロマンチストですごい妄想癖があるらしくて。例えば、夏やったら「彼女と花火大会に行ったら、俺はこうするで~」みたいなのをしゃべったり。そういう妄想キャラでもあります(笑)。
― ファンの方とのやり取りの中で、特に印象深かったものは?
大倉:「彼とケンカしてたけど、士門くんの言ってた通りにしたら仲直りできました」とか報告してくれるのはめちゃくちゃ嬉しくて。あと、自分のイベントやファングループの中で出会って、付き合ったカップルもいるみたい。
― それはすごい!
大倉:そうやってみんながつながってくれるのは嬉しいですね。ファンの子がイベントに彼氏を連れてきてくれることもあるんです。「で、チューとかした?」って聞いたりね(笑)。彼氏さんは、ちょっと嫉妬してるんじゃないかな(笑)。
― では、士門さんご自身の恋愛観も少し教えてください!
大倉:自分は、めっちゃ惚れっぽいタイプ(笑)。一目惚れとかも普通にしますし。でも、ここ最近はずっと恋愛してなくて…
― そうなんですね!来月はクリスマスですが…
大倉:彼女いないんで、クリスマスは実家に帰ろうと思ってます。寂しい男なんですよ~(笑)。
― 気になる人もいないんですか?
大倉:いないです!好きな人は、ファンのみんなです(満面の笑み)!
―(笑)。
大倉:ちょっと、なんですか~その失笑(笑)!でもね、ファンの子としゃべってると、ほんまに「めっちゃ愛おしいな~、可愛いな」って思ったりしちゃうんですよね。
― イベントなどでの“神対応”は、その愛があってこそですよね。
大倉:でも僕的には普通なんですよね。人としゃべるのが大好きなだけ。今も、こうやってしゃべってるのがめちゃめちゃ楽しいんです(笑)。
― ずばり、士門さんの“モテ”の秘訣は何でしょうか?
大倉:う~ん、なんやろ…自分は特別顔がイケメンとか、スタイルがいいとか、ファッションセンスがあるとか、そういうわけじゃないんですけど…ファンの子に対しては、一切飾らずに接しています。Twitterもブログも、ほんまに全部“素”なんですよ。そうやってみんなに認めてもらえるっていうのは、ほんまに嬉しいことやし。それは誰に感謝したらええんやろうね(笑)?みんなに感謝すると共に、育ててくれたおかんにも感謝しつつ。…俺クサいことしか言えないんですよね(笑)!まっ、いっか!
芸能界に進む決意「ファンのみんなを捨てられない」
― 現役大学生ということで、進路に迷うことはありませんでしたか?大倉:相当悩みました。自分はこれまでの人生、普通に受験を経験して、当たり前のように生きてきたんです。大学3年になったら就活して、卒業したら就職…という風に考えていました。大学1年の途中から始めたモデルも、最初はほんまに仕事っていう感覚がなくて、呼ばれたらなんとなくっていう感じで行ってて。でも3年になって、いざ進路を決めるタイミングになった時、自分が後に引けない位置にいることに気づいたんですよね。
― ファンの期待を裏切れない、と。
大倉:周りはみんな黒髪の短髪、就活のスーツで学校に来ているのに、僕だけチャラチャラした格好で髪の毛もこんなで…「俺何してんねやろ?」って不安になったこともあったけど、自分は今この仕事が一番向いてると思ったし、その時はぶっちゃけ「ファンのみんなを捨てられない」っていうのがデカかったです。
― 周囲の方々の後押しもあったんですか?
大倉:いろんな人に相談して、「ちゃんともう一回、考え直してみたほうがいいんじゃない?」と言ってくださる方もいたり、賛否両論ありました。ただ、結局は決めるのは自分やし。本気でやっていこうと決意して、今に至るっていう感じです。家族は芸能活動に反対で、おかんからは「あんた何言うてんの~!せっかく大学行ったんだから、就職しなさい!」と言われてましたね。「わかったわかった、就職先探してみるよ~」と言いつつ、全然そんなつもりもなくて…。最終的には「あんたがそんだけ言うんやったら、もうしかたない。ただ、やるんやったら1番になりなさい」と応援してくれて。これからもその教えを忘れずに、いろんなことにチャレンジしたいと思っています。
― 「Popteen」に“メンズモデル”というジャンルができて、大々的な特集が組まれるようになったのも、士門さんがきっかけでしたよね。
大倉:元々“メンズ読者モデル”という言葉自体、知名度があまりなかったんですよね。そのカルチャーをみんなで少しずつ盛り上げてきて、これからは後輩が続いてくれればいいなと。今「読モになりたい」という高校生がめちゃめちゃ多いんですよ。「大倉士門くんに憧れてます!」と言われるとすごく嬉しいし、その子らが後に続けるようなシーンを作らなきゃあかんなと思ってて。プレッシャーというよりは、それがまた頑張ろうという意欲につながりますし。
特にようぢや富とは、お互いを見て常に刺激し合って、ケンカもするし、悔しいと思うこともめちゃくちゃある。だからこそ「俺もやったんで~!」と思えるし、俺ら3人はずっとこんな感じで成長してきたから、結局、何やっても一緒にいるんですよ。これからもこの関係は続くと思いますね。
― そんな中で、「自分はここだけは負けない」という部分は?
大倉:ファンのことを想う気持ち!これだけは絶対負けない!
― 今後、芸能界でやってみたいことは?
大倉:事務所に入って少し経ってから、演技をやってみたいと思うようになって、事務所の演技レッスンにも少しずつ参加させてもらっています。佐藤健くんがずっと好きで。以前プライベートで健くんにお会いした時、感動のあまり泣いちゃったくらい(笑)。めちゃくちゃカッコよくて、ほんまに憧れてます。健くんのほかには、山田親太朗くんと安田美沙子さん。安田美沙子さんは、同じ京都出身でマルチに活躍されていて、「京都=安田美沙子さん」というイメージが単純にめちゃくちゃうらやましくて。やっぱりそういう風になりたいと思います。
― 2014年も間もなく終わりますが、今年はどんな1年でしたか?
大倉:今年は本当にいろんなことに挑戦しました。最近は「Popteen」で毎月自分の企画を考えさせてもらっていて、妄想企画や、少女漫画の実写化もすごく反響がよかった。そういった挑戦の積み重ねや、事務所に入ったことで、軸を作れたと思います。
― 今回の書籍も含めて、様々な夢が実現しましたね。では、次の夢は何でしょうか?
大倉:大好きな京都で定期的な仕事をすること。それと、テレビのレギュラー番組は絶対にとりたいです。今年はテレビにも少し出させていただいたんですけど、なかなか難しくて。「メンズ読者モデル?何それ」って言われたり、厳しい部分もあるんですけど、今のまま頑張っていればみんなが知ってくださって、イメージも変わってくるんじゃないかなと思っています。
― 2015年はどんな1年にしたいですか?
大倉:来年はついに学生を卒業して、タレント・モデルとしてスタートする年。今まで以上に活動に専念できると思いますし、後悔しないようにやりたいですね。今まで生きてきて、後悔したことはないです。だからこれからもこのままでやっていきたいし、もっと大きいことをやりたい。演技の舞台や、ドラマ、バラエティ番組でひな壇に座ったり…。
― 今後の幅広い活躍が楽しみです。最後に、モデルプレス読者へ向けて“夢を叶える秘訣”をアドバイスお願いします。
大倉:当たり前のことを当たり前にやるんじゃなくて、プラス「0.1」でもいいから、小さな心がけを積み重ねていくことかな。例えば僕の場合だったら、撮影では他の人よりも10分早く入るとか、スタッフの皆さんにレッドブルを差し入れするとか…なんでもいいけど、普通の人がやらへんようなことをやろうと心がけていましたね。僕も3年前に読者モデルになって、ブログのコメント1件という所から始まり、徐々に応援してくれる人が増えてきて。だからこそ1人1人を大事にしたいし、みんなの応援に応えたい。まだまだ未熟だし、夢の途中なんで、今言葉に出したことで「もっと頑張らなきゃあかんな!」と思えました!
― ありがとうございました!
完成したばかりの本を前に、「自分で言うのもあれなんですけど、めちゃめちゃいい本やな~(笑)。みんなに1人ずつ届けて、目の前で反応を見たい。めちゃくちゃ楽しみです」と瞳を輝かせる。その人懐っこさ、周囲への感謝を忘れない素直さこそが“モテ”の秘訣!2015年は、その魅力がより多くの人々に伝わる1年となりそうだ。(modelpress編集部)
大倉士門(おおくらしもん)
1993年3月16日生まれ。京都府出身、A型。「Samurai ELO」や「Popteen」などファッション誌で活躍する人気モデル。「Popteen」の読者アンケートでは「好きな男の子モデル1位」を独占。「人生が変わる1分間の深イイ話」「SASUKE」などテレビ番組にも出演し、Twitterフォロワー数は20万人超を誇る。「大倉士門フォトブック 笑う士門には福来たる。」サイン会日程
11月30日(日)14時~ パルコブックセンター渋谷店12月13日(土)時間未定 ジュンク堂書店 千日前店
12月14日(日)時間未定 大垣書店 イオンモール京都桂川店
※詳細は各店へお問い合わせください。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
“福岡の16歳アイドル”LinQ有村南海、グラビアでも躍進 撮影までの体作り&表情のこだわり明かすモデルプレス
-
【「光る君へ」道長役・柄本佑インタビュー】出家シーンで実際に剃髪「一気にグッと来ました」 最高権力者の孤独を演じて思うことモデルプレス
-
「光る君へ」敦明親王役・阿佐辰美が話題 大河ドラマ初出演の心境&共演者に“救われた”エピソード明かす【注目の人物】モデルプレス
-
MADEINマシロ・ミユ・イェソ「顔が似ている」3人を直撃 日本で挑戦したいことはバラエティー出演【インタビュー】モデルプレス
-
TWICEナヨンの夢を叶える秘訣 “自分を信じる大切さ”語る【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
櫻井海音&齊藤なぎさ【推しの子】実写化への“プレッシャーを上回った感情” 互いの呼び方&信頼も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス