【SM発・日本人グループGPPインタビュー連載Vol.5・ミカを深堀り】世界大会優勝の経歴持つメインダンサー「J-POPをもっと盛り上げていけるような存在に」
2025.11.11 18:00
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SM ENTERTAINMENT JAPANからデビューする日本人8人組ガールズグループ・GPP(ジーピーピー)にモデルプレスがインタビュー。第5回目はミカ(高宮美香※「高」は正式には「はしごだか」)を深堀り。【インタビュー連載】
SMエンタジャパンからデビュー・GPPとは?
BoA、東方神起、SHINee、少女時代、EXO、Red Velvet、NCT、aespa、RIIZEなど数々の世界的アーティストを輩出してきたSM ENTERTAINMENT JAPAN。全員日本人で構成された初のガールズグループ・GPPが始動し、2025年12月16日にデジタルシングル「Bring it Back」でデビューする。8人は世界最高水準の育成ノウハウに基づいた圧巻のダンスパフォーマンスと生きた歌唱力を備えており、グループ名は「G:限界突破」と「PP:Paper Plane」を意味し、試練を経ながら力強く飛び立つ紙飛行機のように、常識を打ち破り日本から世界へ飛び立つという彼女たちの覚悟と挑戦を体現している。
ミカは、数々の世界大会優勝経験を持つ「ダンスの神童」。コレオ・トレーナー経験も豊富なグループのメインダンサー&ラッパーとして、技術と創造性でパフォーマンスを牽引する。
GPPミカは「HipHop経験とラップの特徴的な声」が武器
― 自己紹介をお願いします!ミカ:動物とダンスが大好きで、ヴィンテージショップ巡りが趣味です。HipHopを長く踊ってきた経験と、ラップのときに響く特徴的な声、そして普段とのギャップを活かしたパフォーマンスが自分の武器です!
― アーティストを目指したきっかけを教えてください。
ミカ:幼少期からダンスを始めて、気づいたらダンスの沼にハマっていました。ダンスは、なかなか言葉にできない苦悩や悲しみも表現に変えられる、自分にとって唯一の、一番ダイレクトに伝えられるコミュニケーション方法でした。幼い頃から歌って踊るアーティストさんの姿に憧れていて、「自分の想いを、自分たちの楽曲で表現したい」と思うようになり、アーティストの道に進みました。ロールモデルはマイケル・ジャクソンさんです。
GPPミカ「ここからがスタート」、最高のメンバーとのデビュー決定
― デビューが決まったときの心境はいかがでしたか?ミカ:正直、最初は実感が湧きませんでした。でも、「ここがゴールじゃなくて、ここからがスタートなんだ」と思った瞬間に覚悟が決まりました。そして何より、この最高のメンバーと一緒にデビューできることが本当に心の底から嬉しかったです。みんなとだからここまで頑張れたし、これからもどんな壁も越えていけると思っています!スタッフさんや支えてくださる全ての方々への感謝を忘れずに、これからも前に進み続けたいです。
GPPミカ、毎月の評価会で学んだ「本番で失敗したら、それが実力」
― デビュー前の期間で印象に残っている出来事はなんですか?ミカ:毎月行われていた評価会が特に印象に残っています。練習ではできていたことが、本番では緊張でできなかったこともあって、人前でのダンスは慣れていましたが、歌はほぼ未経験からのスタートだったので、手が震えるほど緊張していました。そんな中でも、メンバーのスキルの高さや、努力の姿勢に何度も刺激を受けました。本番の緊張も、みんなへのリスペクトも、全部あの時間で学んだと思います。そして、プロデューサーのシム・ジェウォンさんが言ってくださった「本番で失敗したなら、それが今の実力。良くも悪くも、実力は全部本番で出るもの」という言葉にとても納得し、今でもずっと胸に残っています。
GPPミカが悲しみを乗り越えたエピソード
― 不安を抱えているモデルプレス読者へのアドバイスとして、アーティストを目指すこれまでの人生の中で「悲しみ」や「怒り」などを乗り越えたエピソードを教えてください。ミカ:私もこれまでに様々なオーディションや、いろいろな道に挑戦してきました。もちろん、うまくいかないこともたくさんありました。でも、うまくいかなかったときも、これは終わりじゃなくて、違う道への始まりだと思うようにしていました。もしあのとき、別の結果だったら、今の私はGPPにはいなかったと思います。だからこそ、どんな出来事も「運命の一部」だと信じています。
そして、心から尊敬していた父を亡くし、とても辛い時期もありました。8年経った今でも、寂しさや悲しみは消えません。他のメンバーもそれぞれ、苦しみや悔しさを乗り越えてきました。GPPは、そうした悲しみや怒り、いろんな感情を経験してきたからこそ、「キラキラした部分」だけを見せるのではなく、痛みや葛藤もすべて抱えたまま、それをパフォーマンスの力に変えて、伝えたいと思っています。そんな私たちの表現が、誰かの心の支えになったり、前を向くきっかけになったら嬉しいです。
GPPミカの夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、「夢を叶える秘訣」を教えてください。ミカ:少しスピリチュアルに聞こえるかもしれませんが、私は「言霊」を信じています。このプロジェクトを通して、言葉にしたことが現実になっていく瞬間を本当にたくさん見てきたからです。だからこそ、悪い言葉はできるだけ口にせず、ポジティブな言葉だけを意識して発するようにしています。言葉は本当に力を持っていると思います。そして、どんなときも自分を信じて自分を愛し、恐れずに挑戦し続けることです!苦悩や挫折も、すべてが未来の自分のためになると思っています。あの時の悔しさや悲しみがあったからこそ、今の自分がいると思えた出来事が、思い返してみるとたくさんあります。常に感謝と初心を忘れず、自分を信じて努力を続けていれば、夢はきっと現実になります。
GPPミカ「誰かの希望や勇気になれる存在」、東京ドーム単独公演を目指す
― 最後に、これからどんなアーティストになりたいか、理想のグループ像と叶えたい目標を教えてください。ミカ:今、何かに向かって頑張っている人、悩んでいる人、自信がなかなか持てない人…そんなすべての方々に「GPPを見て救われた」と思ってもらえるような、誰かの希望や勇気、前に進むきっかけになれる存在に
なりたいです。私たちはそれぞれ、どん底も挫折も何度も経験してきました。これからもたくさん壁はあると思いますが、そのたびにみんなで一緒に乗り越えて、すべての想いをパフォーマンスに込めて届けていきたいです。そして、日本のガールズグループ界に新しい風を吹かせて、J-POPをもっと盛り上げていけるような存在になりたいです。目標は、GPPで東京ドームに立つこと。これはずっとメンバー全員で言い続けてきた夢なので、絶対に叶えてみせます!
(modelpress編集部)
ミカ プロフィール
出身:神奈川県生年月日:2002年5月4日生まれ
特技:ダンス、ポジティブな心、強いメンタル、動物愛
趣味:ファッション系(服屋巡り、調べることなど)、カフェ巡り、占い、自然に触れに行く
小さい頃の夢:歌って踊れるアーティスト、サンタさんに弟子入り、ペットショップの店員さん
【Not Sponsored 記事】
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