【SM発・日本人グループGPPインタビュー連載Vol.3・アナミを深堀り】バレエを怪我で断念・陸上県大会2位経てデビューへ 追加メンバーとして味わった自信喪失もバネに
2025.11.09 18:00
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SM ENTERTAINMENT JAPANからデビューする日本人8人組ガールズグループ・GPP(ジーピーピー)にモデルプレスがインタビュー。第3回目はアナミ(大園亜波)を深堀り。【インタビュー連載】
SMエンタジャパンからデビュー・GPPとは?
BoA、東方神起、SHINee、少女時代、EXO、Red Velvet、NCT、aespa、RIIZEなど数々の世界的アーティストを輩出してきたSM ENTERTAINMENT JAPAN。全員日本人で構成された初のガールズグループ・GPPが始動し、2025年12月16日にデジタルシングル「Bring it Back」でデビューする。8人は世界最高水準の育成ノウハウに基づいた圧巻のダンスパフォーマンスと生きた歌唱力を備えており、グループ名は「G:限界突破」と「PP:Paper Plane」を意味し、試練を経ながら力強く飛び立つ紙飛行機のように、常識を打ち破り日本から世界へ飛び立つという彼女たちの覚悟と挑戦を体現している。
アナミはクラシックバレエで培った繊細な表現力と、抜群の運動神経でパワフルな動きを両立。ステージに深遠な美をもたらす表現者。
GPPアナミ「バレエとパッション全開のパフォーマンス」で表現
― 自己紹介をお願いします!アナミ:クラシックバレエで培った表現力とパッション全開のパフォーマンスです。ボーカル面では高音が武器です。普段は明るくチームを盛り上げます!
― アーティストを目指したきっかけを教えてください。
アナミ:小さい頃からバレエを習っていたこともあり、音楽に合わせて自分を表現することが大好きでした。その延長で、小学生の頃には毎日のようにYouTubeでJ-POPやK-POPのガールズグループのパフォーマンス映像を見ては、夢中で完コピし、家の鏡の前で踊っていました。きっとその頃から、心の奥底でステージに立つことへの憧れを抱いていたのだと思います。もともと「人とは違う生き方をしたい」と思いながらも、自分が本当にアーティストになれるとは想像していませんでした。けれど今、GPPとして活動できているのは、心の中に秘めていた「好き」という気持ちを少しずつ外に出し、追い求め続けた結果だと感じています。
GPPアナミ「最後に追加されたメンバー」デビュー発表は半信半疑
― デビューが決まったときの心境はいかがでしたか?アナミ:最初は正直、自分のダンスや歌にそこまで自信があったわけではありません。しかも私は、グループの中でいちばん最後に追加していただいたメンバーだったこともあり、「本当にデビューできるのかな…」と心のどこかでずっと疑っていました。それでも、あきらめずに一つひとつの課題に食らいついていくうちに、少しずつ自分の中で変化を感じられるようになりました。そして迎えたデビュー発表の瞬間は、「え、本当に私が!?」と半信半疑で、嬉しさと驚きが入り混じったあの感覚は今でも忘れられません。デビューが決まるまでは将来の自分を具体的に想像することが難しかったのですが、その日を境に少しずつ現実味が増していって、「こんな自分になりたい」「GPPとしてこんなことに挑戦したい」という気持ちがどんどん湧き上がってきました。
GPPアナミ、追加メンバーとしての初めてのダンスレッスン「この人たちと同じ場所に立ちたい」
― デビュー前の期間で印象に残っている出来事はなんですか?アナミ:追加メンバーとして初めて受けたダンスレッスンの日のことは、今でも鮮明に覚えています。想像していた以上に難易度が高く、振りを覚えることもままならず、少しずつ自信を失っていく自分がいました。周りのメンバーは完成されたステージのように輝いていて、その圧倒的なうまさとオーラにただ見惚れるばかり。不安もありましたが、それ以上に「この人たちと同じ場所に立ちたい」と強く思った瞬間でもありました。
GPPアナミが悲しみを乗り越えたエピソード
― 不安を抱えているモデルプレス読者へのアドバイスとして、アーティストを目指すこれまでの人生の中で「悲しみ」や「怒り」などを乗り越えたエピソードを教えてください。アナミ:私は他のメンバーと経歴が違うのですが、私なりに今まで生きてきた中でいろいろな経験をしてきました。4歳から始めたバレエですが、バレリーナになりたいという夢の為に、毎日のように夜遅くまでレッスンをしていました。しかし、中学1年生のとき、三角骨というバレエの怪我でバレエを断念する経験をしました。たくさんの病院に行って藁をもすがる思いで治療をしていたときは、とても不安な気持ちでいっぱいでした。バレエしか考えてこなかった自分にとって人生で初めての大きな挫折となりました。人生をかけて頑張っていたことを挫折する、諦めなくてはならない「悲しみ」は私も経験し、しばらくは暗い気持ちになりましたが、その後、バレエ以外も楽しいことがたくさんあるだろうと持前のポジティブさで気持ちを切り替えていきました。その後は陸上部に入り、たくさんの友達や先生方と巡り合うこともできました。中学2年生のときには100m走で県大会2位まで記録をあげることができました。新しい目標を持つことで常に心を元気に保つことができていると思います。でもやはり悲しいときは悲しいですよね。自分の経験上、後悔しないよう精一杯頑張って、それでもダメだったときは、時間をかけて新しい目標をたてて気持ちを切り替えていくというやり方だったと思います。
GPPアナミの夢を叶える秘訣
― モデルプレス読者の中には今、夢を追いかけている読者もたくさんいます。そういった読者に向けて、「夢を叶える秘訣」を教えてください。アナミ:「諦めない継続力」と「出会い」と「柔軟性」だと思います。どんな夢でも後悔しないくらい頑張りぬいていく「諦めない継続力」が何よりも大切だと思います。でも夢を叶えるためには自分の力では及ばない、周りの人からの評価も必要になることがあります。自分がコントロールできることは全力で頑張ることが大切だと思います。また、私は人との「出会い」でたくさんのことを学び、助けていただきました。経験上、夢は一つだけではないと思います。人生のステージにおいてたくさんの夢を持てるような「柔軟さ」も必要だと思います。自分なりの夢を叶えていこうという気持ちが大事だと思います。
GPPアナミ「爆発力と引き出しのあるアーティスト」、理想は「世界一の仲良しグループ」
― 最後に、これからどんなアーティストになりたいか、理想のグループ像と叶えたい目標を教えてください。アナミ:爆発力と、たくさんの引き出しのあるアーティストになりたいです。歌もダンスも内面もつねに努力を重ねてバージョンアップして、ファンの方にワクワク楽しんでもらえるような存在でありたいです。また自分自身を愛し、幸せであることで、周りの人に幸せを伝えていけるようなアーティストになれたら最高です。理想のグループは世界一の仲良しグループです。GPPは個性がバラバラでバックグラウンドも考え方も物事の取り組み方も全然違うのですが、毎日のように話し合いの時間を大切にしていることでお互いの個性を尊重できていると思います。いつも一緒にいるので阿吽の呼吸ができているのか、私がギャグで滑っていてもみんな温かい目で笑ってくれるので、本当にこのグループで良かったなと思います。叶えたい夢は、GPPのパフォーマンスに心が動いてくれる人ができることです。個人的には陸上や運動系の番組のMCもやってみたいです!
(modelpress編集部)
アナミ プロフィール
生年月日:2005年8月24日生まれ出身:東京都
特技:運動神経、走る速さ、一発ギャグ、辛いもの食べれます!
趣味:美味しいものをたくさん食べること、サウナ、ファッション、知らない国に行くこと、写真を撮ること、寝ること
小さい頃の夢:バレリーナ、アナウンサー
【Not Sponsored 記事】
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