夜神月を演じる甲斐翔真「完璧でないといけない」徹底した役作りを語る<デスノート THE MUSICAL>
2019.08.16 12:00
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漫画「DEATH NOTE」(原作:大場つぐみ/漫画:小畑健)を舞台化した『デスノート THE MUSICAL』で主演を務める俳優の甲斐翔真(かい・しょうま/21)が、モデルプレスのインタビューに応じた。
集英社「週刊少年ジャンプ」に連載された「DEATH NOTE」を、ブロードウェイの作曲家、鬼才フランク・ワイルドホーン氏×日本を代表する演出家・栗山民也氏×グラミー賞受賞ジェイソン・ハウランド氏のコラボレーションで日本発世界へ向けたオリジナルミュージカル『デスノートTHE MUSICAL』として舞台化。
2015年の世界初演を皮切りに、日本国内のみならず、ライセンスの輸出による韓国版公演、さらには日本人キャストによる海外公演でも成功をおさめた今作が、2020年1月、オール新キャストで上演される。
甲斐は、応募総数2416名の主役オーディションで、夜神月役に合格(村井良大とWキャスト)。エル役の高橋颯(※「高」は正式には「はしごだか」)とともに歌うミュージックビデオ「ヤツの中へ」の撮影エピソードや、役柄についての思いを聞いた。
MVでテニスのシーンを撮影するにあたり、夜神月を演じるのであれば完璧でないといけないと思い、美しいフォームを習得するために、ロジャー・フェデラー選手とノバク・ジョコビッチ選手の動画を観て自主練しました。学生時代の部活もサッカーでしたし、テニスには正直自信はなかったのですが、撮影時にスタッフさんからフォームを褒めてもらえたので安心しました!
デスノートファンの皆さんの期待に応えられるように、夜神月のビジュアルになるために、筋トレや食事制限をして撮影に臨みました。その甲斐あって、ビジュアル解禁になったときの皆さんの反応も良く、夜神月だ!と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。
L役の高橋颯くんと一緒にレコーディングだったのですが、歌唱指導の方からOKが出ても、もっとできる!と2人が納得するまで何度も録らせていただきました。だんだん2人の息も合ってきて良いものが録れたと思います!でも声が限界を迎えそうになり、僕は蜂蜜を抱えながらレコーディングをしていました(笑)。
歌の精度と感情のバランスが難しいです。感情に任せて荒々しくなり過ぎても歌として雑に聞こえるし、丁寧すぎても物足りなくなってしまうので。「ヤツの中に」はLと月の探り合いのシーンなので、対決しているのが伝わるように語尾はわざと荒々しくしましたが、レコーディングではどこまでやっていいのかバランスが難しかったです。夜神月の冷静さを保ちつつ、焦りや湧き出てくる感情をどうやって出すか、本番まで悩みそうです。
― MVで特に注目してほしいポイントをお聞かせください。
カメラワークがかっこいいので是非見てほしいですね!最初の月に近づいていくシーンがお気に入りです!あと、最後の2人がすれ違うシーンは対比的に2人の個性が出ていて好きですね。夜神月のスーツ姿とリンゴの組み合わせにも注目してください!
ミュージカルは客席に放つパワーが大きいので今のままでは足りないと思い、歌はもちろん芝居のメソッドから学び直しています。今まではありがたいことに現場で揉まれて学んできた部分が多かったですが、今また一からレッスンで学び直すことによって、技術を理解した上で芝居に取り組むことができます。歌はより心に響くような身体の使い方を学んでいます。方法は秘密です(笑)。今はインプットの時期ですね!!
― MVの解禁を楽しみにしていた、とのことですが、観た感想はいかがでしたか?
「デスノート THE MUSICAL」のイメージがより具体的になって、演じる身としてもさらに楽しみになりました。本番までにもっともっと歌も芝居もレベルを上げて、皆さんが観終わった後に満足感を持っていただけるように頑張りますので、是非、劇場へお越しください!
(modelpress編集部)
2015年の世界初演を皮切りに、日本国内のみならず、ライセンスの輸出による韓国版公演、さらには日本人キャストによる海外公演でも成功をおさめた今作が、2020年1月、オール新キャストで上演される。
甲斐は、応募総数2416名の主役オーディションで、夜神月役に合格(村井良大とWキャスト)。エル役の高橋颯(※「高」は正式には「はしごだか」)とともに歌うミュージックビデオ「ヤツの中へ」の撮影エピソードや、役柄についての思いを聞いた。
甲斐翔真「夜神月を演じるのであれば完璧でないといけない」
― 今回の楽曲収録、MV撮影での印象深いエピソードをお聞かせください。MVでテニスのシーンを撮影するにあたり、夜神月を演じるのであれば完璧でないといけないと思い、美しいフォームを習得するために、ロジャー・フェデラー選手とノバク・ジョコビッチ選手の動画を観て自主練しました。学生時代の部活もサッカーでしたし、テニスには正直自信はなかったのですが、撮影時にスタッフさんからフォームを褒めてもらえたので安心しました!
デスノートファンの皆さんの期待に応えられるように、夜神月のビジュアルになるために、筋トレや食事制限をして撮影に臨みました。その甲斐あって、ビジュアル解禁になったときの皆さんの反応も良く、夜神月だ!と言ってもらえたのがとても嬉しかったです。
L役の高橋颯くんと一緒にレコーディングだったのですが、歌唱指導の方からOKが出ても、もっとできる!と2人が納得するまで何度も録らせていただきました。だんだん2人の息も合ってきて良いものが録れたと思います!でも声が限界を迎えそうになり、僕は蜂蜜を抱えながらレコーディングをしていました(笑)。
甲斐翔真、MVのこだわり&注目ポイントは?
― 役を演じながら歌うことについての難しさや特にこだわったところはありますか?歌の精度と感情のバランスが難しいです。感情に任せて荒々しくなり過ぎても歌として雑に聞こえるし、丁寧すぎても物足りなくなってしまうので。「ヤツの中に」はLと月の探り合いのシーンなので、対決しているのが伝わるように語尾はわざと荒々しくしましたが、レコーディングではどこまでやっていいのかバランスが難しかったです。夜神月の冷静さを保ちつつ、焦りや湧き出てくる感情をどうやって出すか、本番まで悩みそうです。
― MVで特に注目してほしいポイントをお聞かせください。
カメラワークがかっこいいので是非見てほしいですね!最初の月に近づいていくシーンがお気に入りです!あと、最後の2人がすれ違うシーンは対比的に2人の個性が出ていて好きですね。夜神月のスーツ姿とリンゴの組み合わせにも注目してください!
初舞台の甲斐翔真「今はインプットの時期」
― 初舞台へ向けて今準備していることや、これから極めていきたいことはありますか?ミュージカルは客席に放つパワーが大きいので今のままでは足りないと思い、歌はもちろん芝居のメソッドから学び直しています。今まではありがたいことに現場で揉まれて学んできた部分が多かったですが、今また一からレッスンで学び直すことによって、技術を理解した上で芝居に取り組むことができます。歌はより心に響くような身体の使い方を学んでいます。方法は秘密です(笑)。今はインプットの時期ですね!!
― MVの解禁を楽しみにしていた、とのことですが、観た感想はいかがでしたか?
「デスノート THE MUSICAL」のイメージがより具体的になって、演じる身としてもさらに楽しみになりました。本番までにもっともっと歌も芝居もレベルを上げて、皆さんが観終わった後に満足感を持っていただけるように頑張りますので、是非、劇場へお越しください!
(modelpress編集部)
甲斐翔真(かい・しょうま)プロフィール
1997年11月14日生まれ。東京都出身。2016年、「仮面ライダーエグゼイド」でパラド役を演じデビュー。主な出演作、に映画『写真甲子園0.5秒の夏』(2017)、『覚悟はいいかそこの女子。』(2018)、『君は月夜に光り輝く』(2019)、ドラマ「花にけだもの」(2018)、「パラレルスクールDAYS」(2019)、「いつか眠りにつく日」(2019)、「空探偵おゆう 大江戸科学捜査」(2019)など。8月26日より「花にけだもの~Second Season~」がフジテレビで地上波放送。
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