甲斐翔真、デビュー3年目の覚悟「仮面ライダー」経て役者で生きる決意…加藤シゲアキ主演「ゼロ 一獲千金ゲーム」で新境地<モデルプレスインタビュー>
2018.07.16 12:30
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俳優の甲斐翔真(かい・しょうま/20)が、モデルプレスのインタビューに応じた。『仮面ライダーエグゼイド』(2016/テレビ朝日系)のパラド/仮面ライダーパラドクス役でデビューし注目を集め、映画『写真甲子園0.5秒の夏』、ドラマ『花にけだもの』(フジテレビ系)などに出演。今期は、現在放送中の中川大志主演ドラマ『覚悟はいいかそこの女子。』(MBS/TBS)に加え、NEWSの加藤シゲアキが主演する日本テレビ系ドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』(毎週日曜よる10時~)に出演することが決定した。デビュー3年目、ひたむきに演技と向き合ってきた純真さが、ますます広く世間に知れ渡る。期待を背負う彼の素顔に迫ると、20歳とは思えないほど芯の強い、熱い一面がのぞいた。
ドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』は、「カイジ」や「アカギ」などでおなじみの福本伸行の人気コミック「賭博覇王伝 零」(講談社週刊少年マガジン)が原作。建設中のアミューズメントパーク「ドリームキングダム」を舞台に、挑戦者たちによる命をかけた壮絶なサバイバルゲームが繰り広げられる。甲斐が演じるのは、主人公・宇海零(加藤)のライバルとなる標(佐藤龍我)の側近・梨本。能力のある者の回りにたかり、おこぼれを貰おうとするコバンザメ的な存在で、無駄に自信だけはあるダメな2世、という役どころだ。
甲斐:まず地上波のゴールデン・プライム帯の連続ドラマが初めてなので、いつもテレビで見ているような方はこういう場所で撮影をしているんだなと(笑)。みなさんがどう撮影に臨んでいるのかというのを現場では勉強させてもらっています。
これまでは高校生の役が多かったので、大人の役も今回が初めてで新鮮です。僕の役は親の力で今まで失敗してこなかったけれど中身はすっからかんという人なので、まずはボンボンになりきろうと。人間の私利私欲、根底にあるものが見える面白いドラマになっているので、「梨本はこういうやつなんだろうな」と、作品の中で描かれない部分まで想像してもらえるように演じたいと思っています。
― 具体的に役作りで意識されていることはありますか?
甲斐:僕、ボンボン顔って言われることがたまにあって(笑)。実際はごく普通の家庭ですけど、身長とか髪型でそう見えるんですかね…(笑)。衣装もシンプルな白シャツでボンボンぽい雰囲気は出しやすかったのかなと思います。それから、勝手なイメージですが、ボンボンといえば最近だと中川大志くん演じた「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS)天馬くんのイメージが強かったので、少し参考にしました。天馬くんが命をかけたこの戦いに来たらどうなるかなと考えたりもしました。
― ほかの作品を参考にすることもあるんですね。
甲斐:あくまでモチーフですが、そこから僕なりの新しいものを生み出せたらいいなと思っています。それから、今回わりと意識しているのはカッコつけている人の表現。ポケットに手を入れてみたり、歩き方も胸を張って大きく見せるように、いい服を着ている気分で歩いてみたりしています。最終的に梨本は生き残るのか、どんな結末を迎えるのか僕も楽しみです。
― 主演の加藤さんはじめ、現場はどんな雰囲気ですか?
甲斐:すごくチームワークがあって、でも撮影から離れると男だらけの現場なので、男子校みたいなバカ話をしてます(笑)。ちょうどワールドカップが重なっていたんですけど、サッカー好きな人も多いのでワールドカップの話題はかなり飛び交ってましたね。夜更かしして眠そうな人もいたり…僕もその一人なんですけど(笑)。しっかりお仕事をしつつ、サッカーも楽しんでました(笑)。
― 同世代の役者さんが集まっているのも盛り上がる理由かもしれないですね。共演されての印象はいかがですか?
甲斐:すごく刺激になります。先輩の小関裕太くんは初めてドラマの現場で一緒になったので、現場での居方を初めて見て勉強になったり、杉野遥亮くんは『花にけだもの』でも一緒だったんですが、相変わらずの感じで絡ませてもらったり(笑)。はじめましての間宮祥太朗さんはすごいお芝居をする方だなと思っていたんですが、今回の悪い感じの役も生で見た時もすごくハマっているなと感じました。いろんな刺激があるのですごく楽しい現場です。
甲斐:デビューしてすぐに「仮面ライダー」をやらせていただいて、撮影的にはその前に映画『写真甲子園 0.5秒の夏』を撮っていました。そのときはド素人の自分がいて、その自然体な感じも良かったのかもしれないですが、そこから少しずつですがいろいろな役をいただけるようになりました。そして今回秘めたるクールな部分のあるキャラクターをいただけて、この3年でまた新しい役に出会えて嬉しいです。
― もともとは俳優を目指していたわけではなかったそうですね?
甲斐:はい。スカウトがきっかけで芸能界に入ったんですけど、その頃は全くやる気もなかったし、とりあえずレッスンに行かされて、とりあえずオーディションを受けて撮影に行ってという感じで…(苦笑)。「とりあえず」が多かったんですよね。
― その「とりあえず」が消えたのは何がきっかけだったんですか?
甲斐:最初の作品『写真甲子園 0.5秒の夏』で、ずっと北海道で撮影していたんですが、それが終わった時に「面白かったな」って素直に思ったんです。最初は、「芸能界って普通じゃ入れない場所だからとりあえず撮影に行ってみよう」だったのが、「やってみたい」に変わったんです。そして北海道から帰ってきて、「仮面ライダー」を1年間やらせていただいたとき、「俺はこれで生きていくんだ」って感じました。役者をやりたい、仮面ライダーに出たいという人が何万人もいる中で、自分はすごくありがたい環境に置かれているなと。だったらやるしかないと覚悟を決めました。
― やはり「仮面ライダー」に出演したのは大きなターニングポイントになったのでしょうか?
甲斐:大きかったですね。やっぱり仮面ライダーになりたいっていうのは男誰しもが通る夢の道だと思うんです。親も友達もすごく喜んでくれて、自分のグッズが売り切れたときには夢を与える側になった実感が出てきて(笑)。本当に夢のような世界。その気持を忘れずにやっていきたいと思っています。
― 「仮面ライダー」もそうでしたが、同世代の俳優さんが集まる作品への出演が多いと思います。その中でお芝居をすることについてどのように感じていますか?
甲斐:もちろん意識はします。台本を読んでいて、どうセリフを言うんだろうっていう視点で見ていますし、同世代の俳優さんはライバルというか、一緒に上にあがっていける存在だと思うんです。もちろん同世代だけでなく、いろんな方のいいところを盗んでいきたい。現場にはそうしたヒントがたくさん転がっているので、みなさんの演技をしっかり脳裏に焼き付けておきたいとはどの現場でも思っています。だから現場では自分の番じゃなくてもベースの横でずっと立ってることが多いですね。
― 自分の目で見ていいところを盗もうと。
甲斐:はい。生で、自分の目で見るのが一番大事だと思うんです。それがいつかまた違う作品に出会ったときに、自分の血肉となってアウトプットできるんじゃないかなと思います。
それに、同じ年代の俳優たちが集まると、どうしてもキャラクターやビジュアル、居方だったりが被ってしまう部分はあると思うんです。その時にどう1人だけ違うオーラを出せるか。どうすれば画面越しに伝わるのかはというのはいつも考えていることです。見ている方に「この人誰だろう?」と気にかけてもらうことがまず第一歩。
作品に出ている限り、全員に同じチャンスが与えられている。サブの立ち位置であっても、メインよりも目立てるかもしれない世界だと思うんですよね。どこに惹かれるかは視聴者の方が決めることなので、僕はそこを狙っていきたいなと。僕にとっての命がけの戦いじゃないですけど(笑)、そういう気持ちで向き合っています。やるならやっぱり唯一無二の存在になりたいなと思っています。
甲斐:昔から変わらないんですが、ヒトカラ(一人カラオケ)です!1人で好きなだけ歌うのが一番スッキリします。
― どれくらい歌うんですか?
甲斐:時と場合によるんですけど、高校生の時には最長5時間歌いました(笑)。アイスを食べたりダラダラしながら。
― 5時間はすごいですね。1人でも楽しめるタイプですか?
甲斐:全然楽しめます。1人の時間も好きですし、友達とご飯にいって話すのも好きです。
― サッカーだったり歌だったり趣味もたくさんお持ちと聞きました。最近ハマっていることはありますか?
甲斐:韓国ドラマにハマってます。ストーリーも面白いんですけど、みなさんかっこいいんですよ。歩き方や、振り返り方、手の伸ばし方まで、すごく色気があって勉強になるんです。最近でいうと『トッケビ』っていうドラマがすごく好きで、体格の良い男性キャスト2人が両方ともすごくかっこよくて!あ、話が長くなっちゃうんでこの説明はやめておこう(笑)。とにかく韓国ドラマがすごく好きです!
― 本当に好きなんですね(笑)。スタイル維持のためにしていることはありますか?
甲斐:よる7時以降は炭水化物を食べない。そのかわり、7時より前はめちゃくちゃ食べます(笑)。最近はプロテインも飲んでいるのでちょっと減らそうかなと思ってますが(笑)。それから最近はジムに通ってます。なぜ鍛えてるかというと、ドラマで見る韓国の俳優さんがかっこいいからです。シャワーシーンでも背中越しなのに筋肉がすごくて。完全に韓国ドラマに感化されてます(笑)。
― 甲斐さんも脱げるカラダに近づいてる?
甲斐:いやいや、もうちょっと時間ください(笑)。あと2ヶ月くらい(笑)。
甲斐:夏フェスに行きたいです。以前行った時にすごく楽しかったので。ONE OK ROCKさんとかすごく好きなのでぜひ行きたいです・
― 夏デートをするならどこに行きたいですか?
甲斐:やっぱり夏祭りは行きたいですね。でも人混みは苦手なので地元のひっそりしたお祭りとかがいいです。屋台の焼きそばを食べて、花火をして…ヨーヨーすくいをしたり?(笑)。そんな夏祭りデートがいいです(笑)。
― どんな女性と行きたいですか?理想の女性のタイプを教えてください。
甲斐:どうだろうな。自分のことだけじゃなく、相手のことも考えられて、さらに第三者の目を持っている人がいいです。そういった視点のある方は気配りができたり、場の居方も上手だったりすると思うんです。そんな中身の綺麗な方は素敵だなと思います。
甲斐:まだまだ僕も夢を叶えられているわけではないんですが、仮面ライダーになれたことで1つ夢が叶えられたと思います。僕はこの世界に入るまでまさか役者をやっていくことになるなんて思ってもいなかったんですが、思いがけないところで新しい夢はできるもの。なので、高望みせず、目の前にあるものを掴んで1つずつ上にあがっていくことが夢への近道になるんじゃないかなと思っています。
あとは何かを始める、一歩進む勇気。自分が置かれている環境で安定してしまうのではなく、新しいことに一歩踏み出そうとする勇気が必要だと思います。
― 甲斐さんの今の夢は何ですか?
甲斐:僕はまだまだ夢を掲げられるところまできていない思っています。映画の主演を張りたいというのも、夢というより、通過しなくてはいけないこと。今できることをひたむきにやっていく。それをやり続けることが夢です。いろいろな作品を通して、ありがたいことに応援してくださる方も増えていっているんですが、そこに安心したり過信してしまったりしてはいけない。もっと応援してもらえるようにするにはどうしたらいいか、ずっと考えながら役者を続けていきたいです。先輩の佐藤健さんをみていると、確固たる人気があってもまだまだ努力を続けていたりするんです。そういった方たちの背中を見られる環境にいるのもすごく幸せなことだなと思っています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
甲斐翔真『ゼロ 一獲千金ゲーム』で新境地 役作りは中川大志も参考に
― 今回はかなりクセのある役どころかと思いますが、撮影はいかがですか?甲斐:まず地上波のゴールデン・プライム帯の連続ドラマが初めてなので、いつもテレビで見ているような方はこういう場所で撮影をしているんだなと(笑)。みなさんがどう撮影に臨んでいるのかというのを現場では勉強させてもらっています。
これまでは高校生の役が多かったので、大人の役も今回が初めてで新鮮です。僕の役は親の力で今まで失敗してこなかったけれど中身はすっからかんという人なので、まずはボンボンになりきろうと。人間の私利私欲、根底にあるものが見える面白いドラマになっているので、「梨本はこういうやつなんだろうな」と、作品の中で描かれない部分まで想像してもらえるように演じたいと思っています。
― 具体的に役作りで意識されていることはありますか?
甲斐:僕、ボンボン顔って言われることがたまにあって(笑)。実際はごく普通の家庭ですけど、身長とか髪型でそう見えるんですかね…(笑)。衣装もシンプルな白シャツでボンボンぽい雰囲気は出しやすかったのかなと思います。それから、勝手なイメージですが、ボンボンといえば最近だと中川大志くん演じた「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS)天馬くんのイメージが強かったので、少し参考にしました。天馬くんが命をかけたこの戦いに来たらどうなるかなと考えたりもしました。
― ほかの作品を参考にすることもあるんですね。
甲斐:あくまでモチーフですが、そこから僕なりの新しいものを生み出せたらいいなと思っています。それから、今回わりと意識しているのはカッコつけている人の表現。ポケットに手を入れてみたり、歩き方も胸を張って大きく見せるように、いい服を着ている気分で歩いてみたりしています。最終的に梨本は生き残るのか、どんな結末を迎えるのか僕も楽しみです。
― 主演の加藤さんはじめ、現場はどんな雰囲気ですか?
甲斐:すごくチームワークがあって、でも撮影から離れると男だらけの現場なので、男子校みたいなバカ話をしてます(笑)。ちょうどワールドカップが重なっていたんですけど、サッカー好きな人も多いのでワールドカップの話題はかなり飛び交ってましたね。夜更かしして眠そうな人もいたり…僕もその一人なんですけど(笑)。しっかりお仕事をしつつ、サッカーも楽しんでました(笑)。
― 同世代の役者さんが集まっているのも盛り上がる理由かもしれないですね。共演されての印象はいかがですか?
甲斐:すごく刺激になります。先輩の小関裕太くんは初めてドラマの現場で一緒になったので、現場での居方を初めて見て勉強になったり、杉野遥亮くんは『花にけだもの』でも一緒だったんですが、相変わらずの感じで絡ませてもらったり(笑)。はじめましての間宮祥太朗さんはすごいお芝居をする方だなと思っていたんですが、今回の悪い感じの役も生で見た時もすごくハマっているなと感じました。いろんな刺激があるのですごく楽しい現場です。
甲斐翔真「仮面ライダー」経て“役者で生きる”決意 内に秘める熱い想い
― 今回はいままでにない役への挑戦ということですが、デビュー3年目を迎えて、これまでの活動をご自身でどう捉えていますか?甲斐:デビューしてすぐに「仮面ライダー」をやらせていただいて、撮影的にはその前に映画『写真甲子園 0.5秒の夏』を撮っていました。そのときはド素人の自分がいて、その自然体な感じも良かったのかもしれないですが、そこから少しずつですがいろいろな役をいただけるようになりました。そして今回秘めたるクールな部分のあるキャラクターをいただけて、この3年でまた新しい役に出会えて嬉しいです。
― もともとは俳優を目指していたわけではなかったそうですね?
甲斐:はい。スカウトがきっかけで芸能界に入ったんですけど、その頃は全くやる気もなかったし、とりあえずレッスンに行かされて、とりあえずオーディションを受けて撮影に行ってという感じで…(苦笑)。「とりあえず」が多かったんですよね。
― その「とりあえず」が消えたのは何がきっかけだったんですか?
甲斐:最初の作品『写真甲子園 0.5秒の夏』で、ずっと北海道で撮影していたんですが、それが終わった時に「面白かったな」って素直に思ったんです。最初は、「芸能界って普通じゃ入れない場所だからとりあえず撮影に行ってみよう」だったのが、「やってみたい」に変わったんです。そして北海道から帰ってきて、「仮面ライダー」を1年間やらせていただいたとき、「俺はこれで生きていくんだ」って感じました。役者をやりたい、仮面ライダーに出たいという人が何万人もいる中で、自分はすごくありがたい環境に置かれているなと。だったらやるしかないと覚悟を決めました。
― やはり「仮面ライダー」に出演したのは大きなターニングポイントになったのでしょうか?
甲斐:大きかったですね。やっぱり仮面ライダーになりたいっていうのは男誰しもが通る夢の道だと思うんです。親も友達もすごく喜んでくれて、自分のグッズが売り切れたときには夢を与える側になった実感が出てきて(笑)。本当に夢のような世界。その気持を忘れずにやっていきたいと思っています。
― 「仮面ライダー」もそうでしたが、同世代の俳優さんが集まる作品への出演が多いと思います。その中でお芝居をすることについてどのように感じていますか?
甲斐:もちろん意識はします。台本を読んでいて、どうセリフを言うんだろうっていう視点で見ていますし、同世代の俳優さんはライバルというか、一緒に上にあがっていける存在だと思うんです。もちろん同世代だけでなく、いろんな方のいいところを盗んでいきたい。現場にはそうしたヒントがたくさん転がっているので、みなさんの演技をしっかり脳裏に焼き付けておきたいとはどの現場でも思っています。だから現場では自分の番じゃなくてもベースの横でずっと立ってることが多いですね。
― 自分の目で見ていいところを盗もうと。
甲斐:はい。生で、自分の目で見るのが一番大事だと思うんです。それがいつかまた違う作品に出会ったときに、自分の血肉となってアウトプットできるんじゃないかなと思います。
それに、同じ年代の俳優たちが集まると、どうしてもキャラクターやビジュアル、居方だったりが被ってしまう部分はあると思うんです。その時にどう1人だけ違うオーラを出せるか。どうすれば画面越しに伝わるのかはというのはいつも考えていることです。見ている方に「この人誰だろう?」と気にかけてもらうことがまず第一歩。
作品に出ている限り、全員に同じチャンスが与えられている。サブの立ち位置であっても、メインよりも目立てるかもしれない世界だと思うんですよね。どこに惹かれるかは視聴者の方が決めることなので、僕はそこを狙っていきたいなと。僕にとっての命がけの戦いじゃないですけど(笑)、そういう気持ちで向き合っています。やるならやっぱり唯一無二の存在になりたいなと思っています。
甲斐翔真のプライベートに迫る
― 撮影で忙しい毎日を乗り越えるためのリフレッシュ法はありますか?甲斐:昔から変わらないんですが、ヒトカラ(一人カラオケ)です!1人で好きなだけ歌うのが一番スッキリします。
― どれくらい歌うんですか?
甲斐:時と場合によるんですけど、高校生の時には最長5時間歌いました(笑)。アイスを食べたりダラダラしながら。
― 5時間はすごいですね。1人でも楽しめるタイプですか?
甲斐:全然楽しめます。1人の時間も好きですし、友達とご飯にいって話すのも好きです。
― サッカーだったり歌だったり趣味もたくさんお持ちと聞きました。最近ハマっていることはありますか?
甲斐:韓国ドラマにハマってます。ストーリーも面白いんですけど、みなさんかっこいいんですよ。歩き方や、振り返り方、手の伸ばし方まで、すごく色気があって勉強になるんです。最近でいうと『トッケビ』っていうドラマがすごく好きで、体格の良い男性キャスト2人が両方ともすごくかっこよくて!あ、話が長くなっちゃうんでこの説明はやめておこう(笑)。とにかく韓国ドラマがすごく好きです!
― 本当に好きなんですね(笑)。スタイル維持のためにしていることはありますか?
甲斐:よる7時以降は炭水化物を食べない。そのかわり、7時より前はめちゃくちゃ食べます(笑)。最近はプロテインも飲んでいるのでちょっと減らそうかなと思ってますが(笑)。それから最近はジムに通ってます。なぜ鍛えてるかというと、ドラマで見る韓国の俳優さんがかっこいいからです。シャワーシーンでも背中越しなのに筋肉がすごくて。完全に韓国ドラマに感化されてます(笑)。
― 甲斐さんも脱げるカラダに近づいてる?
甲斐:いやいや、もうちょっと時間ください(笑)。あと2ヶ月くらい(笑)。
甲斐翔真の恋愛観・理想の女性は?
― ではこの夏したいことは?甲斐:夏フェスに行きたいです。以前行った時にすごく楽しかったので。ONE OK ROCKさんとかすごく好きなのでぜひ行きたいです・
― 夏デートをするならどこに行きたいですか?
甲斐:やっぱり夏祭りは行きたいですね。でも人混みは苦手なので地元のひっそりしたお祭りとかがいいです。屋台の焼きそばを食べて、花火をして…ヨーヨーすくいをしたり?(笑)。そんな夏祭りデートがいいです(笑)。
― どんな女性と行きたいですか?理想の女性のタイプを教えてください。
甲斐:どうだろうな。自分のことだけじゃなく、相手のことも考えられて、さらに第三者の目を持っている人がいいです。そういった視点のある方は気配りができたり、場の居方も上手だったりすると思うんです。そんな中身の綺麗な方は素敵だなと思います。
甲斐翔真が語る“夢を叶える秘訣”
― では最後に、夢に向かって頑張るモデルプレス読者に、“夢を叶える秘訣”のアドバイスをお願いします。甲斐:まだまだ僕も夢を叶えられているわけではないんですが、仮面ライダーになれたことで1つ夢が叶えられたと思います。僕はこの世界に入るまでまさか役者をやっていくことになるなんて思ってもいなかったんですが、思いがけないところで新しい夢はできるもの。なので、高望みせず、目の前にあるものを掴んで1つずつ上にあがっていくことが夢への近道になるんじゃないかなと思っています。
あとは何かを始める、一歩進む勇気。自分が置かれている環境で安定してしまうのではなく、新しいことに一歩踏み出そうとする勇気が必要だと思います。
― 甲斐さんの今の夢は何ですか?
甲斐:僕はまだまだ夢を掲げられるところまできていない思っています。映画の主演を張りたいというのも、夢というより、通過しなくてはいけないこと。今できることをひたむきにやっていく。それをやり続けることが夢です。いろいろな作品を通して、ありがたいことに応援してくださる方も増えていっているんですが、そこに安心したり過信してしまったりしてはいけない。もっと応援してもらえるようにするにはどうしたらいいか、ずっと考えながら役者を続けていきたいです。先輩の佐藤健さんをみていると、確固たる人気があってもまだまだ努力を続けていたりするんです。そういった方たちの背中を見られる環境にいるのもすごく幸せなことだなと思っています。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
甲斐翔真(かい・しょうま)プロフィール
1997年11月14日生まれ。東京都出身。「仮面ライダーエグゼイド」にて、ミステリアスな敵役となる仮面ライダーパラドクスに変身するパラド役を演じブレイクする。主な出演作に、映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』(17/上堀内佳寿也監督)、『写真甲子園0.5秒の夏』(17)、ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」(16/テレビ朝日)、「花にけだもの」(18/フジテレビ)など。CMでは「LINE MUSIC」、「小岩井生乳100%ヨーグルト」に出演。現在はドラマ『覚悟はいいかそこの女子。』(MBS/TBS)に出演中、22日放送回よりドラマ『ゼロ 一獲千金ゲーム』(日本テレビ)に出演するほか、公開待機作に映画 「覚悟はいいかそこの女子。」(2018年10月12日公開)がある。
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