「アカデミー賞」“ビンタ騒動”ウィル・スミス、インスタで謝罪 妻の容姿ネタにされ「耐えられず感情的に反応」
2022.03.29 09:34
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日本時間28日に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された「第94回アカデミー賞」授賞式にて、米俳優のウィル・スミスが、プレゼンターで登場したクリス・ロックに手を上げ会場が騒然となる場面があった。日本時間29日、ウィルは自身のInstagramにて謝罪した。
ウィル・スミス“ビンタ騒動”
「アカデミー賞」のプレゼンターとして登場したクリスが、脱毛症に悩み坊主風のヘアスタイルにしたというウィルの妻であるジェイダ・ピンケット・スミスの容姿をジョークのネタに。するとウィルは客席から突然壇上に上がり、クリスをビンタして会場は騒然となった。その後悲願の主演男優賞を「ドリームプラン」の演技で受賞したウィルは、泣きながら「僕はこの人生で人を愛し、守らなければいけない。川のような存在にならなくてはいけない。そうするためには、罵詈雑言に耐えなければならないことを分かってる。軽蔑されてることにも慣れなきゃいけない。笑顔で平気なふりをしなければならない」と訴え。「愛を受け止める器でありたい。愛と思いやりと気遣いを伝える立場でありたい」と語った。
ウィル・スミス、謝罪
「アカデミー賞」終了後、ウィルはInstagramにて「あらゆる形のすべての暴力は、有毒で破壊的です。昨晩のアカデミー賞での私のふるまいは、受け入れがたくて、許しがたかったです。冗談を言うのは仕事の一部ですが、ジェイダの病状についての冗談は私には耐えられず感情的に反応しました」と自身の行動について言及したウィル。しかしどんな理由があれ、暴力については反省したようで「クリス、あなたに公に謝罪したいと思います」「私は間違っていました」とクリスに向け謝罪。
また「アカデミー賞のプロデューサー、すべての参加者、そして世界中で見ているすべての人に謝罪したいと思います。ウィリアムズ家と私のキング・リチャード家に謝罪したいです」と後悔をつづっている。
4年ぶり司会者あり「第94回アカデミー賞」
世界最高峰の映画の祭典とされるアカデミー賞。最重要部門の作品賞は、シアン・ヘダー監督・脚本の「コーダ あいのうた」が受賞した。また濱口竜介監督の「ドライブ・マイ・カー」が日本映画初の作品賞ほか4部門にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞。日本映画の同賞受賞は、「おくりびと」以来13年ぶりの快挙となった。(modelpress編集部)
情報;WOWOW
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