岡田将生、橋本愛と「告白」以来15年ぶり共演に喜び「僕自身の変化も見せたい」唐田えりかとはプライベート交流【地震のあとで】
2025.03.24 05:00
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俳優の岡田将生、橋本愛、唐田えりかが3月13日、都内で行われたNHK総合土曜ドラマ『地震のあとで』(4月5日スタート/毎週土曜夜10時~/全4話)の完成試写会見に出席。お互いの印象を明かした。
岡田将生、撮影裏話明かす
第1話「UFOが釧路に降りる」にて主人公・小村を演じた岡田は、本作に参加した感想を聞かれると「台本を読んでいて、答えが見つからないまま日々時間が過ぎていく感じがしまして、それを監督とともに試行錯誤をしながらこのドラマを作りました」とコメント。映画『ドライブ・マイ・カー』(2021)以来、2度目の村上春樹原作の作品となったが、映画の撮影時と同様に「役とともに『この先に何があるのか』と前を見据えて立ち続けなければいけない作業が、なかなか身体ともに来るものがありまして」といい、「どこまで自分が保てるかというのを、皆さんに支えてもらいながら撮影に臨んでいた」「小村自身の内部にある痛みというものがどこで出てくるのかっていうのは、このドラマの1つの見どころ」と語った。小村の妻・未名を演じた橋本は「セリフがほとんどないので、佇まいの中にいろんな言葉や思いが詰まるように頑張ってきた」と自身の役どころについて説明。小村が釧路で出会う不思議な女性・シマオを演じた唐田は「この作品のことを全部理解できたかといえば、はっきりそうとは言えない」としつつ、「難しさとか、分からなさとか、不安定なものの中で演じるからこその面白さみたいなものを今回感じられて、ただただありがたい現場で、経験でした」と振り返った。
岡田将生、橋本愛・唐田えりかの印象
共演してのお互いの印象を問われると、岡田は「橋本さんは『告白』という映画で、もう10年以上前に初めて会ってお芝居をさせてもらっていたんですけど、またこうやって時を経て大人になって共演させてもらうのは大変嬉しいものがあります」と明かし、「逆に緊張するというか、僕自身の変化も見せたいなっていうのもありました」と回顧。セリフがほぼ無い未名は“難しい役”だというが、「橋本さんのお芝居を見ていると、“彼女がテレビを見ている先には何があるのか”っていうのをずっと思わせてくれる」と芝居を絶賛していた。また、唐田とは初共演だが「何度かプライベートでお会いしていた」と告白。撮影の際は「2人で迷いながら、撮影を待ってる間に『そのシーンの意図はなんなんだ』っていうのを2人でお話していた」といい、「その瞬間、その時間じゃなければ成立していない瞬間が結構あったので、それを2人で共有しながらお芝居できたのはすごく嬉しかったです」と語った。
橋本は、岡田と共演した『告白』(2010)が商業映画デビュー作だったといい、「中学生と先生という役柄だったので、大人になって再会できたのは本当にすごい嬉しかった」と笑顔でコメント。本作については「私が小村さんの役割だったらめちゃめちゃ大変だなと思いました」と話し、作中ではほとんど目を合わせていないものの「この物語の言語化しない世界観が声に乗っていたような気がして、それをずっと聞いているのが心地よかったなっていう記憶があります」と岡田の芝居を振り返った。
さらに唐田は、岡田との共演について「こんなことを言うのはおこがましいですけど、悔しいと思っちゃって」と心境を吐露。「私の感覚では、芝居がちょっと似ていると感じた瞬間があって」と明かし、「映像には顔が映ってないときの私から見える岡田さんの表情を見て『なんて顔をする人なんだろう』って思うタイミングがあって」「役としての感情も味わせてもらいましたし、自分の役者としての思いもグワッと持ち上げてくださった」と語った。
この日は、岡田、橋本、唐田のほか、制作統括の山本晃久氏、演出の井上剛氏が出席した。
土曜ドラマ「地震のあとで」
1995年に発生した阪神淡路大震災の後、村上氏が著した4つの短編を、震災から30年を迎える2025年の節目に連続ドラマ化。原作の舞台を1995年だけでなく、2025年にいたる設定に置き換えることで、今に続く地震のあとの30年の時間を描き、これらの連鎖の先に回復を祈るドラマを目指した。阪神淡路大震災の影響を、現地ではなく遠い場所で受けた人間たちの喪失を伴う奇妙な物語である本作は、映画『ドライブ・マイ・カー』の大江崇允氏が脚本、ドラマ『その街のこども』『あまちゃん』で震災を描いてきた井上氏が演出を担当する。(modelpress編集部)「地震のあとで」第1話あらすじ
#1「UFOが釧路に降りる」1995年、東京。阪神淡路大震災のニュース映像を見続けていた未名(橋本愛)は、突然家を出ていく。夫の小村(岡田将生)は、妻の行方も分からないまま、後輩に依頼された「届け物」をするため釧路へ赴く。妻はなぜ出ていき、どこに行ってしまったのか?小村は、釧路で出会った女性たちに奇妙な旅へと導かれていく。
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