「御上先生」脚本制作はほぼ制限なし スクールカースト描かなかった理由【脚本家・詩森ろば氏インタビューVol.3】
2025.02.23 12:00
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俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系日曜劇場「御上先生」(毎週日曜よる9時~)の脚本を担当する詩森ろば氏にインタビュー。学園ドラマと言えばスクールカーストを連想する人も多いが、本作でスクールカーストを描かなかった理由を明かした。【Vol.3】
松坂桃李主演「御上先生」
本作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に展開。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師・御上孝(松坂)と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーだ。詩森ろば氏「御上先生」脚本はほぼ制限なし
民放連続ドラマの脚本を初めて担当した詩森氏。制約があることも覚悟していたというが、実際は「プロットを出したときにあまり何も言われなくて、まず書いてくださいって言われて、ほぼほぼ私が書いたまま。」と告白。「民放の壁、ガラスの天井みたいなものは勝手に作られているものなのかもしれないと思いました」。せっかく脚本が最後まであるのだからよりよいものになるようにとプロデューサー、監督と膨大な時間を費やし細かなところまでこだわったリライトはありつつも、テーマや骨子などの大切なところは制限されなかったと語った。また、詩森氏は作品を書く際には多くの人に取材。本作は、自ら学校や知り合いを通じて話を聞きに行ったといい「特に生徒に考えさせるっていうのは、素晴らしいなと思う教育者の方が皆さんやっていらっしゃることで、生徒に考えさせるっていう教師像は今お伝えすべきなんじゃないかなと思いました」と意見を述べた。
「御上先生」スクールカースト描かなかった理由
さらに、学園ドラマに関してはスクールカーストが描かれるものも多いが、本作ではそれが描かれていない。この部分に注目する視聴者もおり、詩森氏は「先行する優れた学園ドラマがいっぱいあるので、私が書かなくてもいいかもしれない。既存のドラマを超えたいとかではなくて、優れたものがあるものはそちらに任せればいいんじゃないかと思いました」と新たな学園ドラマを作った経緯を明かした。(modelpress編集部)「御上先生」第6話あらすじ
週刊誌に記事が出て、生徒たちは御上の兄・宏太(新原泰佑)のことを知る。「昔のことだ」と、生徒からの問いに答えない御上だが、御上の過去を知るある人物の後押しもあり、静かに口を開く。果たして御上は何を語るのか――。
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