「御上先生」今後の展開紐解く3つのヒント「全話繋がっていくと…」プロデューサーが明かす
2025.01.26 09:00
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俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系日曜劇場「御上先生」(毎週日曜よる9時~)。第2話の放送を前に、本作を手掛ける飯田和孝プロデューサーがモデルプレスら報道陣の囲み取材に応じ、今後の物語を紐解くヒントを明かした。
松坂桃李主演「御上先生」
本作は子供が生きる「学校」、大人がもがく「省庁」という一見別次元にあるこの2つを中心に展開。未来を夢見る子供たちが汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実、そんな現実に一人の官僚教師・御上孝(松坂)と、令和の高校生たちが共に立ち向かう、教育のあるべき真の姿を描く大逆転教育再生ストーリーだ。飯田和孝P、ONE OK ROCK主題歌実現に喜び
第1話放送の翌日に行われた同取材。改めて初回放送後の反響を聞かれた飯田Pは「まずは無事に放送できて良かったです」と安堵した様子を見せつつ「Xのトレンドなどが反響に直結するのかどうかは僕も分かりません。というのも、そういったことを含めて『これが真実なのかどうなのか分からないよね?』という本作のテーマでもあるので、トレンドに入っているものがドラマを観てくださった人全ての感想ではないということを一同冷静に捉えています」とコメント。そんな中でも視聴者からの熱量ある反響を受け「1話で、企画した意図を届けることができて、視聴者の方からも想像した以上のリアクションをいただけたのかなと感じています。2話も頑張ります」と意気込んだ。また、第1話で大きな話題を集めた主題歌のサプライズ解禁。エンディングにて主題歌となるONE OK ROCKの新曲「Puppets Can’t Control You」の音源が初公開された。「元々、ドラマ『とんび』(2013)で佐藤健さんとご一緒した時に『すごくかっこいいですよ』って教えていただき。それからずっと好きなアーティストでした」と打ち明け「『18祭』の映像で生き生きとしている高校生たちの心の叫びと共鳴し合っているONE OK ROCKの姿を観た時、このドラマを作りたいと決意しました。ドラマの主題歌をやられている印象がなく、難しいかなと思いながらも自分の想いをぶつけてみようとオファーしたところ、皆さんにもご賛同いただき、この企画を実現することができました」と笑顔で振り返った。
冴島(常盤貴子)は「愛を一番表現できるキャラクター」
第2話では、常盤貴子演じる元教師・冴島がいよいよ本格登場する。重要な役どころとなるが「常盤さんの役は実はすごく愛情のある人物で、このドラマの中での“愛の化身”、愛を一番表現できるキャラクターだと思っています。すごく明るくて、朗らかな常盤さん自身のキャラクター性が魅力だと思いご相談させていただきました」と常盤の起用理由を明かした。「御上先生」今後の展開を紐解くヒント
最後に、第2話に向けて視聴者へのメッセージを求められると、「まずは1話をご覧いただいた皆さん、本当にありがとうございました!1話は、まだ生徒たちがスタートラインに立つ前の段階です。ここから、神崎(奥平大兼)をはじめとする生徒たちが御上先生からの問いにどう答えていくのか。彼らが向き合う問題はクラスの問題ではあるけれど、自分の頭を使って日本の社会のことを考えて向き合っていく、ということを受け取っていただけるような2話になっているんじゃないかなと思っておりますので、ぜひ観ていただきたいです」と挨拶。さらに「今、ホームページのビジュアルが2つ黒く塗りつぶされていますが、その黒塗り部分が2話で全部分かります。殺人犯(※1話冒頭の試験会場で起きた殺人事件)の正体も分かります」と気になるポイントを明かした。黒塗りに加え、飯田Pからは今後の物語に関わる新たなヒントも。1つは、最終回に向けて注目すべきポイントとして「『喋ってない生徒であっても、しっかりと意味のある表情を撮っています。全てが、後々繋がっていくので、その辺を丁寧に観ていただきたいです」と説明。続けて、1話のエンドクレジットを挙げ「エンドクレジットには先々の予告要素がいろいろ入っていますので、改めて見ていただければ、ヒントになるかも」と言及した。そしてプチ情報として、本編に差し込まれている提供時のモノクロのアニメーションに触れると「このアニメーションが実は1つのストーリーになっています。1話は蝶々が羽ばたいて雨に降られているカットですが、それが全話繋がっていくとこのドラマが言いたいことが分かるかもしれません。もし誰か気づいたらいいな(笑)」とこぼし、放送への期待を抱かせた。(modelpress編集部)
「御上先生」第2話あらすじ
試験会場で起きた殺人事件と自分がリークした不倫記事は関係がある。御上(松坂桃李)の言葉が気になった報道部の神崎(奥平大兼)は、隣徳学院を辞めた教師・冴島(常盤貴子)に会いに行く。事実が明らかになる中で、神崎の記事について生徒たちに討論させる御上。同じ頃、文科省の塚田(及川光博)と槙野(岡田将生)が動き出す。
殺人事件、不倫記事、隣徳、文科省、これらには一体どんな関係があるのか、そして殺人犯の目的とは――。
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