小顔になりたいならマッサージはNG?プロが教える、5つの顔痩せ習慣

2024.09.22 17:05

写真を撮られた時、自分の顔が大きいと感じたことはありませんか?実は顔が大きく見えるのは、ストレスや悪い姿勢が原因となっていることもあるのです。今回は、ダイエット専門医院に勤めていた経験を持ち、現在はヨガ講師として働く筆者が、顔痩せする方法を解説していきます。

顔が大きくなる原因は?

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顔の大きさには生まれつきの骨格のほか、脂肪、むくみ、たるみなどが影響しています。

そしてもう一つ、目に見えて顔の大きさが変わってしまう原因があります。「咬筋(こうきん)」の発達です。

咬筋とは、上あごと下あごを結ぶ筋肉で、奥歯を噛みしめるとボコッと盛り上がる部分。この筋肉が大きくなるとエラがはり、顔が大きくなります。さらにむくみやたるみが合わさると、顔がどんどん四角くなっていきます。

小顔な人のフェイスラインをチェックしてみてください。ボコッと膨らんだ咬筋が、どこにも見当たらないはずです。

ストレスと悪い姿勢で顔が大きくなる

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では、なぜ咬筋が発達してしまうのでしょうか。その原因はずばり「ストレス」と「悪い姿勢」です。

人は、緊張や焦り、ストレスを感じると顎にグッと力を入れたくなります。つまり、緊張や焦り、ストレスが多い生活をしていると咬筋はどんどん成長してしまうのです。

咬筋の発達には、姿勢も影響します。うつむいてスマホやパソコンを長時間使う人は、首が前に出てしまい、食いしばりが起きやすい姿勢になっています。

以前と比べて顔が大きくなったと感じる方は、ストレスの多い生活を送っている、もしくは悪い姿勢になっていませんか?放置してしまうとどんどん顔が大きくなる一方なので、咬筋の発達を抑え、小顔を目指す方法を知っておきましょう。

自分で咬筋マッサージをしてもよい?

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顔痩せのための咬筋マッサージは、プロが行う場合は別として辞めた方が良いでしょう。

筋肉はマッサージで緩めることができますが、小さくすることはできません。発達してしまった咬筋をマッサージで小さくして顔痩せすることは、ほぼ不可能だと言えます。

それよりも、咬筋を使わないようにすることが大事です。筋肉は使わなければ、徐々に筋線維が細く弱くなっていきます。交通事故などで数週間歩かずにベッド上の生活で続けると、脚が細くなってしまうのと同じ原理です。

また、顔に摩擦が加わるとシワやシミ、たるみの原因になり得ます。間違った咬筋マッサージはしないようにしましょう。

誰でも簡単!顔痩せするための5つの方法

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顔が大きくなる原因となる咬筋を極力使わないようにするためには、どうすればよいのでしょうか。具体的な方法をご紹介します。①食いしばりに気づくまずは食いしばりの癖がある自覚を持ち、気がついたときにはすぐに辞めるようにしましょう。

口を閉じ、舌を上あごに軽くつけ、上下の奥歯同士を離します。これが本来の正しい位置です。

この状態をキープするのが辛いと感じる方は、食いしばりが癖になっています。特に心に余裕がないとき、イライラしているとき、集中しているときには食いしばりが強くなりやすいので意識してみましょう。②枕を低くする咬筋の発達を抑える方法としてぜひ試してみていただきたいのが、低い枕を使うこと。高い枕を使うと、顎を引いた姿勢になるため、自然と食いしばりが強くなってしまうからです。

顎を引いた姿勢で寝ていると首や肩周りも疲れやすくなり、朝起きたときに疲労感が残る原因にもなってしまいます。小顔を目指すなら、枕の高さにはこだわりましょう。③スマホやパソコンの高さを変えるスマホやパソコンを使用するとき、スクリーンの位置が低いと上からのぞきこむような姿勢になってしまいます。なるべく目線に近い高さに設定しましょう。

座ってスマホやパソコンを使用するときには、高さ調整のできるアイテムを導入するのがおすすめ。疲労も感じにくくなりますよ。

立ってスマホを使用するときは、スマホを両手で持つか、片手で肘を支えるなどして、画面を目線の近くまで持っていきましょう。④瞑想を習慣にするストレスを上手に発散するためには、瞑想がうってつけ。さまざまな研究から瞑想によるストレス軽減の有効性が明らかになっています。

瞑想というと難しく聞こえるかもしれませんが、楽な姿勢で座り、目を閉じて深呼吸を繰り返すだけでOKです。仰向けに寝ながら行ってもよいので、就寝前にもおすすめです。

雑念が浮かんできたら、鼻の中を通る空気に意識を向けます。「1、2、3・・・」と呼吸の数を数えるのも効果的です。

まずは1日1分。慣れてきたら1日5分を目安に習慣化してみましょう。⑤硬い食べ物を食べ過ぎない硬い食べ物を噛む機会が多いと、咬筋が発達してしまいます。一説によると、モデルさんの中には咬筋の発達を抑えるために硬い食べ物を避ける方もいるそうです。

カリカリと食感のよいおせんべいやナッツ類は、食べ出すと止まらないですよね。硬いものを噛むと脳が刺激され、ストレスを発散する効果があるため、ストレス過多な人ほど食べすぎてしまう傾向があります。

咬筋の発達をおさえるために、硬いものの食べ過ぎには注意しましょう。

顔痩せ習慣ですっきり小顔を手に入れる

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顔痩せを叶えるためには、食いしばりの原因となるストレス、姿勢、習慣などを見直すのが近道です。中でも大切なのは、食いしばりを自覚すること。ギュッと噛み締めていないつもりでも、上下の奥歯同士が当たっている状態が続くと咬筋が発達してしまいます。口の中をリラックスさせる練習をしていきましょう。

顔痩せ習慣を続けて、すっきりした小顔を手に入れてくださいね。
writer / Yukari photo / shetterstock

※記事の内容(本文・画像など)に関しては、許諾を得て掲載しております。

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