「次のデートどこ行きたい?」に「どこでもいい」と返した彼→「じゃあ図書館ね」と送ったら秒で返信が来た
「どこでもいい」が口癖の彼
付き合った当初、彼はいろんな提案をしてくれました。映画、水族館、テーマパーク、おしゃれなカフェ。デートのたびに新しい場所に連れて行ってくれて、私もそれが嬉しかったのです。
でも最近は違います。「次のデートどこ行きたい?」と聞いても、「どこでもいい」「任せる」「○○ちゃんが行きたいところでいいよ」最初は「私のことを尊重してくれているのかな」と思っていました。でも続くと、なんだか丸投げされている気がして、提案する側にも疲れが出てきます。
私の希望に合わせてくれているのか、それとも興味がないのか。最近の彼の本心が、私にはよくわからなくなっていました。
皮肉のつもりで送った一言
その夜も、私は彼にメッセージを送りました。「次のデートどこ行きたい?」返事は5分後。
「どこでもいい」
やっぱりか、と思いました。少しムッとしてスマホを置きましたが、しばらくしてもう一度開きました。試したくなったのです。本当に「どこでもいい」のか。私が本気で行く気のないところを提案したら、彼はどう答えるんだろう。
皮肉のつもりで打ったのは、こんな一言でした。「じゃあ図書館ね」図書館でデートする20代カップルなんて、私の周りには誰もいません。当然「えー?」とか「もうちょっと別のところは?」と返ってくると思っていたのです。
3秒後の返信
送信ボタンを押してから、3秒も経っていなかったと思います。画面に通知が光りました。
「いいね、行こう」
一瞬、目を疑いました。「えっ、本気で?」と打ち込むと、すぐに返事が来たのです。「むしろ前から行きたかった」画面を見つめたまま、私は驚いてました。前から行きたかった?図書館に?聞いたことがない。デートの提案をしないだけじゃなくて、自分の希望すら言ってこなかったということ?
私は彼を「決めるのが苦手な人」と思い込んでいたけれど、そうじゃないのかもしれません。決めないんじゃなくて、決めないようにしていたのかも。そんな考えが浮かんで、私のほうこそ返事ができなくなりました。
そして...
翌週、私たちは本当に図書館へ行きました。彼は文学コーナーで何冊か本を抜き、ベンチに腰を下ろして読み始めました。私はその隣に座って「これ、どんな話?」と手元をのぞき込みました。あらすじを話す彼の横顔は、いつもより穏やかに見えました。
帰り道のカフェで「ずっと我慢してたの?」と聞いたら、「我慢じゃないけど、地味って思われたくなくて」と笑っていたのです。「もっと早く言ってほしかった」と私はつぶやきました。彼が何を好きなのか、私もちゃんと聞いてこなかった。これからは、お互いの本音を、ちゃんと言葉にしていこうと思います。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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