「俺の親と同居してくれ」が口癖の夫に、私が用意した1枚の紙→彼の顔色が変わった
「親も歳だしさ」と繰り返される夜
帰省から戻った夫が、夕食の途中で「俺の親と同居してくれ」と切り出したのは、ある秋の夜のことでした。あまりに唐突でした。
私は一度、はっきりと「ごめん、それは難しいと思う」と伝えました。けれど夫は「親も歳だしさ」「考えておいてほしい」と繰り返すばかりで、こちらの理由を聞こうとはしませんでした。翌日も翌々日も、同じ話が始まる。気づけば私は、夕食後の時間が来るのを少し恐れるようになっていたのです。
3日かけて作った、たった1枚
このままでは平行線だと感じた私は、ノートパソコンを開きました。そして夫に渡すための「条件リスト」を作り始めたのです。義実家との家事分担の比率、月々の生活費の負担額、私の働き方、子どもを持った場合の教育方針の決定権、義両親のどちらかに介護が必要になった場合の役割分担。
職場で先輩にもこっそり相談しながら、3日かけて項目をひとつずつ詰めていきました。プリントアウトしたのは、用紙にぎっしりと並んだ20項目ほどのリスト。これは喧嘩を売るためのものではなく、本気で同居を考えるなら必要な話し合いのつもりでした。
読み進める夫の顔色が変わっていく
夕食を終えた夜、私はその紙を夫の前にそっと置きました。「同居するなら、こういう条件で進めたいんだけど、どうかな」と、できるだけ穏やかに伝えました。夫は最初、軽い顔で読み始めました。
けれど中盤に差しかかったあたりから、介護の項目で目が止まり、教育方針の項目でもう一度止まり、最後の項目までたどり着いた時には、夫は紙をテーブルに置いて「ちょっと待ってくれ」と言いました。何も考えていなかった、という顔でした。
そして...
翌朝、夫から「昨日のリスト、ちゃんと見て、考え直したい。同居の話、白紙にしてほしい」と切り出されました。週末、夫は一人で実家に帰り、両親と長い時間話し合ってきたようです。
戻ってきた夫は「同居の話は親にも撤回してもらった。本当にごめん」と頭を下げました。私はただ「ありがとう、よく考えてくれて」と答えました。同居が正解か不正解かではなく、本気で向き合えば何が必要か見えてくる。あの1枚は、夫婦で初めてその入口に立つための紙だったのだと思います。
(40代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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