グループと個人は違う、そう言い聞かせながら、送り続けていた悪口
グループメッセージの空気が、嫌だった
グループメッセージで誰かの悪口が流れるたびに、居心地の悪さを感じていました。全員が見ている場所で特定の誰かを話題にすることへの、漠然とした違和感。
だから「やめよう」と提案したのは、本心でした。大人になろう、という言葉も、嘘ではなかった。全員が賛成してくれたとき、少しすっきりした気持ちになったのも事実です。
自分がその後も別の形で続けていたことには、そのとき気づいていませんでした。
個人メッセージは、別だと思っていた
グループでの発言とは違う。一対一のやりとりは、ただの会話の延長だと考えていました。愚痴を言い合うことと、悪口を広めることは違う。そんなふうに自分に言い聞かせながら、メッセージを送り続けていた。
でも、送った相手が一人ではなかった。同じような内容を、複数の人に送っていたということを、当時はあまり深く考えていなかったのだと思います。
スクショが出回っていると、知った
ある日、友人から「あなたが送ってきた内容、他の子にも見せたよ」と告げられました。軽い調子の言葉でしたが、その意味は重かった。
自分のメッセージがスクリーンショットとして残り、別の誰かの手元に渡っている。
グループで「やめよう」と言った自分が、個人メッセージで一番送り続けていた。その矛盾を、言葉で否定できるものが何もありませんでした。
そして...
言い訳を考えました。でも、どれも薄かった。グループと個人は違う、とも言えない。誰かに話を聞いてほしかっただけ、とも言えない。
結局、自分がしていたことと、自分が口にした言葉の間には、大きな隔たりがありました。その隔たりに、ようやく向き合うことになったのです。
人に求める基準と、自分に課す基準が、ずっとずれていた。それに気づくまでに、ずいぶん遠回りをしてしまいました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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