私を見下し、別れを迫った夫。届け出に判を押すと立場が逆転した話
見下され続けた10
結婚してから10年、夫は何かにつけて私を下に見ていました。「お前は俺がいなきゃ生きていけない」「誰のおかげで生活できてると思ってる」「お前みたいなのを拾ってやったんだから感謝しろ」。私はパートで働きながら、家事も育児も全て担っていました。夫は家のことは何もしない。
「別れてやってもいい」
ある日、また些細なことで夫と口論になりました。私が珍しく言い返すと、夫は鼻で笑って言いました。「そんなに不満なら別れてやってもいいぞ。困るのはお前だけどな」と。いつもなら黙っていました。でもその日は違いました。「分かった。別れよう」と答えたのです。夫は一瞬驚いた顔をしましたが、すぐに余裕の表情に戻りました。
届け出に判を押した日
私は本気でした。専門家に相談し、必要な手続きを進め書類を用意しました。夫に書類を見せると、夫はまだ笑っていました。「本気か?まあいいけど、後悔するなよ」と言いながら判を押しました。その瞬間から、夫の顔色が変わっていきました。財産分与の話になり、私が正社員の仕事を決めていたことを知り、子どもの親権が私になることを知りました。
そして...
届け出が受理された日、私と子どもは新しい家に引っ越しました。決して広くはないけれど、誰にも見下されない場所です。夫は一人残されました。家事ができない、料理もできない、子どもの学校のことも把握していない。「俺がいなきゃ何もできない」と言っていた夫が、一番何もできなかったのです。数ヶ月後、夫から連絡がありました。「やり直さないか」と。私は答えました。「あなたが言った通り、別れて正解だった。困っているのは私じゃなかったね」と。今、私は自分の足で立っています。あの日「分かった」と言えた自分を、心から誇りに思っています。
(30代女性・会社員)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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