街コンで「君みたいな子は売れ残るよ」と言い放った俺→半年後、彼女の結婚報告を見て気づいたこと
自信に満ちていたあの頃
35歳を目前にした頃、私は街コンに参加していました。仕事は順調で、収入も安定している。自分はそれなりに「良い条件」だと思っていたのです。
その日、隣の席になった女性は、32歳の事務職。穏やかな雰囲気で、読書が趣味だと話してくれました。
けれど私は、彼女の言葉を素直に受け止めることができませんでした。「事務職か、地味だね」「休日は読書? アウトドア派の男性にはウケないよ」「君みたいな子は売れ残るよ」とまで言ってしまいました。
うまくいかない日々
結局その女性とは、それきりになりました。街コンの後も、私は婚活を続けていました。けれど、なかなかうまくいきません。
年収や容姿、家事スキル。条件を絞れば絞るほど、気の合う人は減っていきました。何度かデートをしても、二回目につながらない。「なぜだろう」と考えても、答えは見つかりませんでした。気づけば季節は移り変わり、半年が過ぎようとしていました。
彼女の結婚報告
ある日、何気なくSNSを開いたとき、見覚えのある顔が目に入りました。あの街コンで出会った女性でした。投稿には、結婚報告と穏やかな笑顔の写真。
「売れ残る」と言ったはずの彼女が、幸せそうに誰かと寄り添っている。その瞬間、胸の奥がざわつきました。売れ残ったのは、彼女ではなく私の方だったのです。
あのとき偉そうに評価を下した自分が、今も一人で婚活を続けている。その事実が、心に突き刺さりました。
そして...
しばらく考えた末、私は彼女にメッセージを送りました。「結婚おめでとう。あのときは言いすぎた」。短い言葉でしたが、それが精一杯でした。既読はつきましたが、返信が届くことはありませんでした。
当然だと思いました。傷つけた相手に許しを求める資格など、私にはないのですから。それでも、メッセージを送ったことで、少しだけ気持ちが楽になったのも事実です。自分の傲慢さに気づけた今、ようやくスタートラインに立てた気がしています。
次に誰かと出会うときは、相手をありのまま受け止められる自分でありたい。と心に誓いました。
(30代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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