毎回「今忙しい」とLINEして誤魔化し続けた友人→ついに離れられて焦った話
面倒だった、ただそれだけ
大学を卒業してからも、彼女は定期的に連絡をくれていました。「久しぶりにご飯でもどう?」「元気にしてる?」。その度に私が返していたのは「今忙しい」「また落ち着いたらね」という決まり文句。
本当に忙しかったわけではありません。ただ、彼女と会うことが面倒だったのです。他の友人とは週末にカフェを巡ったり、新しいお店を開拓したりと楽しく過ごしていました。彼女にだけ「忙しい」を使い続けていたことに、罪悪感がなかったと言えば嘘になります。でもそれ以上に、「まあ、また今度でいいか」という甘えのほうが勝っていました。彼女はいつだって待っていてくれる。そう思い込んでいたのです。
バレるはずがないと思っていた
共通の友人の結婚式で、久しぶりに顔を合わせることになりました。気まずさはありましたが、彼女はいつも通りの笑顔で接してくれて、内心ほっとしていました。式の合間にお手洗いに立った際、テーブルにスマホを置いたまま席を離れたのですが、そのとき画面をつけっぱなしだということに気づきませんでした。別の友人とのやりとりでは、「明日空いてる?新しくできたカフェ行こうよ」「行く行く!楽しみ」というやりとり。あの場で彼女が見ていたかどうか、そのときは確認する余裕もなく、私はいつも通りの態度を貫きました。
最後の嘘
式の数日後、彼女から「来週の土曜日、時間あったらランチしない?」と連絡がありました。その週末、すでに別の友人たちとの予定が入っていた私は、いつものように「ごめん、今忙しいんだ。また連絡するね」と返しました。そしてその週末、友人たちと撮った写真がインスタで共有されたのです。そのなかに、彼女との共通の友人がいることなど、すっかり頭から抜け落ちていました。あの写真が彼女の目に触れた可能性に気づいたのは、ずっと後のことです。
そして…
それからぱったりと、彼女からの連絡が途絶えました。最初は「たまたまだろう」と気にも留めていませんでした。しかし一か月、二か月と経つうちに、妙な不安が胸に広がっていきました。
数か月後、私は「最近どうしてる?」とメッセージを送りました。返ってきたのは「元気にしてるよ」というたった一言。それ以上、会話が続くことはありませんでした。
あのとき私が感じた寂しさは、彼女がずっと味わっていたものと同じだったのかもしれません。いつでも会えると思っていた人は、いつの間にかもういなくなっていました。失って初めて気づく大切さという言葉の意味を、これほど痛感したことはありません。
(20代女性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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