過剰な“風邪対策”を家族に強要する義母。しかし外出後⇒子どもからの『的確な指摘』で顔が真っ赤に！？

2025.10.29 22:41

提供：Grapps

家族間において、特に義母からの過度な要求や言動に悩まれている方は少なくありません。
自身の生活空間において常に監視されているような状況は、想像以上に精神的な負担となります。
特に、感染症の流行といった不安要素が加わると、そのストレスはさらに増幅されてしまうものです。

今回は、義母の理不尽な要求に翻弄された主人公の体験談を紹介します。

風邪が流行

その年は季節性の風邪が大流行し、子どもたちが学校から「学年閉鎖のお知らせ」を持ち帰ってきました。
学年閉鎖が起こるほどの風邪の流行に驚きました。

同居している義母は、感染症に対して非常に神経質になってしまうところがあります。
子どもたちが学年閉鎖になったと知るやいなや「私に近づかないで」と、私と子どもたちに近づくことさえ拒否したのです。
義母がそこまで怖がっているおかげで、私たちとの間に距離をとってくれたので、少しはストレスが減るかなと思っていました。

しかし、その安心感は長くは続きませんでした。
義母の潔癖な行動は次第にエスカレートしていったのです。
私がキッチンに立って料理をしていると「料理するときはマスクしなさい。手は洗ったの？なのになんでゴム手袋もつけないの！」と注意されるようになりました。
さらには「咳なんか絶対しないでよ！？」と、私の行動を見張り、物言いが厳しくなっていったのです。

義母に仕返し

子どもたちに対しても「トイレに行くときにもマスクして！1時間に1回は手を洗って！」と、徹底した感染対策を要求。
義母は風邪を怖がり私たちから距離をとっていたはずなのに、気がつけば、その距離感はないに等しい状態に。
義母の過剰な注意や監視によって、余計なストレスが溜まっていくばかりでした。

そんなある日、義母は平然と「友達とランチ行ってくるわねー」と、外へ出かけていったのです。
「風邪が怖いと言って私たちに近づかないくせに、自分は外出するんかい！！」と、義母の無責任な行動に腹が立ちました。

さらに義母は、満足げに帰ってきたかと思うと「くしゅん！」と、大きなクシャミをしたのです。
「あら、もう花粉の季節かしら」と、手も洗わないままスリッパを探し始めました。
私たちがくしゃみをしたら大騒ぎするのにもかかわらず、平然と周りをベタベタと触っている様子に我慢できなくなり、少し仕返しをしようと思いました。
「手を洗わない、おばあちゃん汚いねー」と子どもたちに向かって言うと…
子どもたちも義母に「ばあば汚いよー」や「一緒にキレイにしよー？」と同調。
孫に自分の行動を指摘されると思っていなかった義母は、恥ずかしさで顔が真っ赤になっていました。
驚いた顔を見ることができてスカッとしました。

最後に

誰しもが、家庭という最も安らぐべき場所で、不当な要求や理不尽な態度に晒されると疲弊することでしょう。
しかし、この体験談から学べることは、ときには理不尽な要求に対して「仕返し」とも取れる行動が、結果として自分自身の心を解放し、状況を好転させるきっかけになるということです。
理不尽な要求に真摯に応え続けることだけが、健全な関係性を保つ方法ではありません。

自分を犠牲にしないためにも、心の声に耳を傾け、適切な形で自己主張をすることは非常に重要です。
例えば、子どもから純粋な疑問を投げかけるという形で指摘したり、義母の息子である夫から注意してもらったりしてみてください。
孫や息子から言われてしまえば、義母も自分の行動を省みることでしょう。
ご自身の心の健康を最優先し、自分を守るための小さな一歩を踏み出すことが、家族全員にとってより良い未来へと繋がる道筋となるはずです。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています