彼氏の「愛ゆえの行動」にゾッ…！彼の強すぎる“束縛”に悩んだ彼女の選択

「週末はどうする？」「今日はどこに行くの？」
そんな何気ない一言に、嬉しさよりも“なんとなく引っかかる”違和感を覚えたことはありませんか？
恋人のことが好きなはずなのに、予定を把握されすぎていたり、自分の交友関係を気にされたり――。
それは「愛されている実感」ではなく、もしかすると“束縛”かもしれません。

今回は、そんな悩みを抱えた女性が、どうやって自分らしい選択をしたのか、その体験談をお届けします。

• ?【漫画】束縛ゆえに、どこまでも彼氏！？限界を感じた彼女は別れを決意して…

彼に愛されてると思っていたけど…

私の彼氏は、とても私のことが好きで、いつも私と一緒にいたがる人でした。
付き合い始めは「こんなに愛されているんだ」と嬉しかったのですが、次第にその気持ちは違和感に変わっていきました。

どこへ行くにも誰と会うにも「俺も一緒に行っていい？」と聞いてくるのです。
最初は「そんなに私のことが好きなんだな」と可愛く思えたのですが、次第にそれが「束縛」だと気づき始めました。
どこへ行くにも絶対に「駅まで送っていこうか？」「俺もついていこうか？」と言われ、待たせてしまうからなどと理由を付けてやんわり断っても「大丈夫、大丈夫！待つの好きだし！」となかなか引き下がってくれないんです。

束縛の強い彼氏に…

特に印象に残っているのが、友人との旅行を計画していたときのことです。
私から「今度友達と旅行に行ってくるね！」と伝えると、彼は「俺も行きたいな」と返してきました。
さすがに友人との旅行にまでついてこようとする彼に、私は戸惑いを隠せませんでした。

彼に「それはちょっと…友達と気を遣うだろうし」と伝えると、彼は「なんで？」と不満そうな顔。
その「なんで？」という一言に、私は彼の行動が「束縛」であるという確信を強めました。
彼は自分が私を束縛しているという自覚がないようでした。

その後も彼の束縛はエスカレートするばかり。
そして決定打は、旅行から帰ってきた私へ、彼がお菓子をくれた時です。
お菓子はどこかのお土産のようで、さらに彼は私の旅行先のことをあまりにも詳しく知っていたんです。
私は「どうして？」と聞かずにはいられませんでした。
すると彼は「実は…こっそりついていっていたんだ」と打ち明けたのです。

その瞬間私はゾッとして、彼と一緒にいることの限界を感じ、別れを決意しました。
好きな気持ちがあっても、自分らしくいられない束縛的な関係は健全ではない、と気づいたからです。

最後に

パートナーの言動に「少し重いかも」「なんだか息苦しい」と感じたとき、相手を好きな気持ちとの間で揺れ動いてしまうのはごく自然なことです。
相手を傷つけたくない、関係を壊したくない、そんな優しい気持ちがあるからこそ悩んでしまいますよね。

この体験談からわかるのは「束縛」は少しずつエスカレートしていくものだということです。
初めは愛情表現だと感じていたパートナーの言動も、いつの間にかあなたの自由を奪う行為になっていませんでしたか？

束縛は、境界線をどこに引くかが大切です。
例えば「友達との予定を把握したがる」「行動を逐一報告させたがる」といった行動は、愛情と束縛の境界が曖昧になっているサインかもしれません。

もしあなたが今、同じような違和感を抱えているなら、関係性を一度見つめ直すことが必要になるでしょう。

まずは、相手の言動が「お願い」か「強制」かを区別しましょう。
どちらにも見える言葉であっても、断ったときの反応で本音が見えることがあります。
次に、自分の生活や交友関係が以前よりも狭まっていないかを確認してみてください。
束縛が進むと、自由な時間や人間関係が静かに削られていくことがあります。
そして最後に「これ以上はちょっと辛いな」ということを、ためらわずに相手に伝えてみましょう。
二人で話し合い改善に向かえば、より健全で心地よい関係を築けるかもしれません。
もしその答えが曇っているなら、それは立ち止まるサインかもしれません。

関係を守る努力も、まずは自分自身を守ることから。
あなたがあなたらしくいられることこそが、健やかな恋愛の第一歩です。

※Grapps編集部が独自に収集した実際の体験談をもとに記事化しています