恋愛がつらいのは洗脳のせいかも…心を苦しめる好きな人の言葉3つ

好きな人の言葉に洗脳されてしまう理由とは

好きな人を信じているから

自分が好きな人には自然と「信じたい」という気持ちが働きます。好きな人の発言が端から見るとおかしなものだったとしても、自分の「信じたい」という気持ちのせいで、好きな人の言うことが全て正しいということになってしまうのです。好きな人の言葉に洗脳されると言うよりも、自分が自分にマインドコントロールをかけてしまうんですね。

好きな人に認められたいから

好きな人に嫌われたくないと言う思いから、相手の期待に応えようとして、自分の気持ちや考えはさておき、好きな人の言うことを全部肯定してしまうことがあります。相手の言動に「染まる」ということが、愛情表現の1つになっているのです。

その結果、考え方や行動なども全て相手の言いなりになってしまいます。たまに「これはおかしいな」と思うことがあっても、好きな人の言ったことを否定すると嫌われるのではと、言い出すことができません。

好きな人に依存しているから

「恋は盲目」とはよく言いますが、恋愛中は好きな人の言葉が全てになりますよね。このように相手に依存しやすくなってしまうのは、恋愛中に活発に分泌されるドーパミンやオキシトシンなどの脳内ホルモンのせいです。

好きな人に嫌われたくないと思う時は、自分に自信がない時です。恋愛中は、好きな人の言った何気ない一言でも、「そうすべきなんだ」と感じさせてしまうんですね。

好きな人ができると恋愛にばかり夢中になり、友達そっちのけになる人は、好きな人の言葉で洗脳されやすい人だといえます。

洗脳されやすい言葉3つ

「普通はこうだよね」

これは、常識を武器にして、あなたの考えを否定しようとしている言葉です。

「普通」の基準は人それぞれです。ただ、恋愛期間中は、「人と自分の価値観が違って当たり前」ということに気づくことができないため、好きな人の言う「普通」に合わせなければと考えてしまいます。

自分の思いよりも、好きな人の言葉が最優先なのです。

「これは君のためなんだ」

好きな人から「君のため」だと言われると嬉しいですよね。好きな人が自分の為を思ってしてくれたことに対しては、何をされても文句は言えません。これは惚れた弱みと言えるかもしれませんね。

しかし、よく考えてみてください。「君のため」というのは一見優しく思えますが、実は「自分の意見に従ってほしい」という心の表れでもあります。

恩を着せといて、相手の身動きを取れなくする。これは実は作戦で、もしかするとあなたを操作しようとしているのかもしれません。

「僕ならそんなことはしないけどなぁ」

好きな人に「僕ならそんなことをしない」と言われると、自分の行動を否定されたように思いますよね。

好きな人の価値観にはない、常識外れな行動をしてしまったと、罪悪感すら抱いてしまうでしょう。

なんとなくごめんなさいと謝りたくなり、人によってはひどく落ち込んでしまうことも。もうこんな思いはしたくないと、次第に、好きな人の価値観に合わせた行動しか取らなくなります。

好きな人の言葉に洗脳されないためには

好きな人の言葉を絶対だと思わないこと

好きな人が言う言葉は、つい「本当のこと」、「正しいこと」に思えてしまうものですよね。

しかし、好きな人の言葉は、あくまでも好きな人の個人的な意見。正しいこともあれば、そうではないこともあるのです。

好きな人の言葉を鵜呑みにするのではなく、自分の中で「これは本当か」と一度受け止め、考える癖をつけてみてください。

自分の思いを大切にする

好きな人の言葉に「あれ？」と違和感を抱いたのであれば、その感覚を信じてください。

好きな人だからこそ、つい「そうだよね」と合わせてしまいがちですが、その場はよくても、後から考えると、モヤモヤしたり、不快に感じたり、心にしこりが残り続けてしまいます。

自分の気持ちに正直でいられないのであれば、恋愛はうまくいきません。自分の心を偽ることなく感じた思いを大切にしましょう。

愛されたいなら自分を大切にすることが最優先

好きな人とうまくいきたいと考えれば、考えるほど、相手の言いなりになってしまうものです。

しかし、それでは本来のあなたの魅力が輝きません。好きな人の言いなりになってばかりでは、人としての面白みがなく、次第に飽きられてしまうことになるでしょう。好きな人の言う通りにしたのに、結局は捨てられるなんて悲しすぎますよね。

好きな人に好かれることを考える前に、まずは自分を大切にしてください。

本当にあなたのことを愛してくれる人は、ありのままの自分をさらけ出しても追いかけてきて、大切にしてくれます。しがみついて、洗脳される恋愛は、もうおしまい。自分らしさ全開で恋愛を楽しんでくださいね。