共働きはアリ⁉ ナシ⁉ メリットとデメリットを解説
物価上昇、光熱費高騰など金銭的な負担が数年前に比べるとアップしている昨今。このような社会ということもあり、夫婦ともに働く共働きを選択する家庭も増えています。今日は、共働きをするメリットとデメリットなどを紹介するので、共働きを考えている人は是非チェックしてください。
共働きのメリットとは?
金銭的な余裕が生まれる共働き最大のメリットは、金銭的な部分です。夫婦共に働くからこそ家計に余裕が生まれます。
金銭的に余裕を持てることで、子どもにかけられるお金も増えていくでしょう。
冒頭で紹介した通り、物価の上昇や光熱費の高騰など、家計が圧迫している家庭も多いと思います。少しでも、家計に余裕を持ちたいのなら共働きを選ぶのがいいでしょう!
どちらかが働けなくなっても安心
夫だけ働いていると、その夫になにかあったときに収入がなくなってしまいます。病気であったり、リストラだったりと、人生なにがあるかわかりません。
しかし、共働きの場合、仮に夫になにかあったとしても妻も稼いでいるので収入が0になることはありません。
これは私の体験談になるのですが、私の両親は共働きでした。小学生の高学年になったときに、父親が病気になり半年ほど働けない状況に。そんなときでも、母親の収入があったので生活が一変するということはありませんでした。
母親が仕事をしていなかったらと考えると、少しばかりゾッとしますよね。
このように、リスクヘッジができるというのは、共働きのメリットの一つだと言えるでしょう。
仕事に対しての価値観が近くなる
お互い仕事をしているからこそ、仕事に対する価値観が近くなります。働いているからこそわかる辛さなどを共有できるので、相手をより理解できるように。
共働きではない場合、片方が仕事をしていないので、仕事に対する価値観にズレが生じてしまいます。「こんなに仕事を頑張っているのに」「仕事ばかりしてないで家庭のこともしてよ」というような喧嘩が起こってしまうのも、この価値観のズレが原因です。
仕事に対する価値観が近くなるので、このようなトラブルを避けられるのも共働きのメリットの一つです。
共働きにはデメリットもある
子育てに時間を割けない共働き最大のデメリットは、「子どもとの時間が減ってしまう」というもの。お互い働いていると、子どもに寂しい思いをさせてしまうことが多くなります。
実際に共働きの家庭で育った自分としては、この部分は強く感じます。風邪を引いたときは、親が仕事で病院に連れて行くことができないからと、祖母と共に病院に行きましたし、参観日に両親どちらも出席できないということもありました。
他の家庭と比べると「親と過ごす時間が少ない」というのは、子どもながら明確に感じていたのを大人になった今でも覚えています。
私はそこまでは感じませんでしたが、親と過ごす時間が少ないゆえに「自分は親に愛されていないんだ」と感じる子どももいるでしょう。共働きだからこそ、子どもに寂しい思いをさせない配慮が必要になります。
夫婦の時間が減ってしまう
お互いが働いていると、子どもとの時間だけではなく、夫婦の時間も減ってしまいます。これが原因ですれ違いが起こってしまうこともあるでしょう。
共働きの家庭で育った自分としては、今思うと両親が一緒にいる姿をあまり見かけませんでした。それでも、夫婦関係は悪くなかったことを考えると、「お互いの絆が強かったんだろうな」と、今になって思います。
夫婦の時間が減るからこそ、お互いの絆の強さが大事になります。
お互いが仕事のストレスを家庭に持ち込んでしまう
仕事をしているとストレスを感じることもあります。両者がそのストレスを家庭に持ち込んでしまうと、家庭の雰囲気が悪くなることも。
お互いがそのストレスを家庭に持ち込んでしまうことで、衝突が起こることもあるでしょう。家庭の雰囲気が悪くなってしまうと、子どものメンタルにも影響してしまいます。
ストレスが倍になるのも共働きのデメリットだと言えます。
共働きをする際に意識してほしいポイント
共働きをするときは、いくつか注意したいポイントがあります。その中で最も大切なのが、子どもに関することです。
片方だけが働いている家庭に比べると、共働きの家庭は子どもに寂しい思いをさせてしまう場面が多くなります。現に、共働きの家庭で育った自分も、何度も寂しい思いをしてきました。自分はそうではありませんでしたが、共働きで育ったからこそ、間違った方向に進んでしまう子どももいると思います。
そうならないように、子どもへのケアを第一に考えることが大切!
「お金のことばかり考えて仕事をしていたら、いつの間にか子どもがグレていた」ということにならないようにしましょうね。
夫婦共働きには一長一短がある
この記事で紹介した通り、共働きにはメリットとデメリットがあります。一概にどちらがいいとは言えません。
また、その家庭によって「共働きが合っているかどうか?」が分かれることも。「自分の家庭は共働きをしたほうがいいのか?」というのを考えることが大切です。
そして、この記事で紹介した通り、子どもへのケアはしっかり行うようにしましょう。
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