LiSAの“ミニオン愛”が止まらないワケは?『怪盗グルーのミニオン超変身』で新たな推しも<インタビュー>

LiSAの“ミニオン愛”が止まらないワケは?『怪盗グルーのミニオン超変身』で新たな推しも<インタビュー>

2024.07.12 17:15

幅広い層から人気を集めるアーティストのLiSA。ミニオン好きを公言し、過去作品を何度も鑑賞し、吹替にも参加している彼女が、伝えたいミニオンの魅力とは?さらに、7月19日(金)に公開される『怪盗グルー』シリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』の見どころも語ってもらった。

待望のシリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』

2010年にシリーズ初となる『怪盗グルーの月泥棒』が公開され、オーバーオールを着た可愛らしい姿とは裏腹に、最強最悪のボスに仕える姿で観客を虜にし、世界中をミニオンブームに。以降『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズ共に2作品公開され、シリーズ累計興収200憶円を突破するほどの注目を浴びている。
『怪盗グルー』シリーズの最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』が2024年7月19日(金)に公開。本作ではグルーJr.が新たに誕生したグルー家族と、スーパーパワーを身につけた“メガミニオン”たちが更なるハチャメチャ大騒動を巻き起こす?

日本語吹替版は、主人公のグルー役を笑福亭鶴瓶、ルーシー役を中島美嘉が継続して担当する。さらに、新キャラクターである、グルーにとって因縁の宿敵、マキシム・ル・マルを片岡愛之助、悪党を夢見る中学生の少女、ポピーを山田杏奈が務め、シリーズに初参加する。

LiSA「ハプニングを楽しむ姿を見て…」

― ミニオン好きを公言されているLiSAさん。ミニオンにハマったきっかけを教えてください。

LiSA:最初は映画館で、黄色い子たちがぴょこぴょこ出てきていたずらをしていく予告を観たんです。その時は彼らが何者なのかは分からなかったけど、すごく可愛い子たちがいるなと思っていました。それから『怪盗グルー』シリーズ2作目の『怪盗グルーの危機一発』を観て、ミニオンの活躍ぶりや、どんなハプニングも楽しんでいる姿が可愛いらしくてハマりました。

― 特にスチュアート推しとのことですが、スチュアートとの出会いは?

LiSA:ミニオンが主役の作品『ミニオンズ』が公開されて、1人1人の名前を把握できるようになったんです。その中で、ギターを持って演奏する“ザ・ロックンローラー”のようなスチュアートの姿を見て、推しになりました。音楽をやっているからこそ、その姿がすごく可愛いなって。消火栓を女の子に見立てて口説いたり、女の子に話しかけずにはいられない感じも好きです(笑)。
LiSA(C)モデルプレス
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― スチュアートらしさがすごく分かるシーンですよね!ちなみに、他にも好きなミニオンはいますか?

LiSA:みんな好きです!物語が進んでいくにつれて、ケビン、ボブ、ティム…ティムはボブが持ち歩いているクマのぬいぐるみなんですけどね(笑)。あとは『怪盗グルーのミニオン大脱走』に出てきたジェリーも。ミニオンにも個性があるので、出てくるたびにみんなのことが好きになります。

― 『怪盗グルー』シリーズが3作品、『ミニオンズ』シリーズが2作品公開されていますが、その中で印象的なシーンや、好きなポイントはありますか?

LiSA:『怪盗グルーのミニオン危機一発』の時に、グルーがルーシーに車で連れて行かれるシーンがあるんです。車を追いかけるんですけど、ミニオンが不意に飛んでしまって。最初は空を飛んでびっくりするけど、途中から楽しむんですよね。このシーンでミニオンのことが好きになったので、1番印象的です。あとは『怪盗グルーのミニオン大脱走』でお尻を出しながら海に入っていくシーン(笑)!「こんなぷりぷりなお尻をしてるんや!」って思いました。

― ピンチも楽しむ、ミニオンらしいですよね。『ミニオンズ』シリーズだと?

LiSA:『ミニオンズ』で、ミニオンがオーランドと書いてある看板を持って、ヒッチハイクをするシーンが好きです。このシーンでは、ミニオンたちを車に乗せてあげるネルソン・ファミリーの母親、マージとして吹替に参加させていただいたので、特に思い出深いです。
LiSA(C)モデルプレス
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― たくさんの個性を持ったミニオンが登場しますが、LiSAさんがミニオンになるならどんなシーンでどんなことをしたいですか(笑)?

LiSA:『怪盗グルーのミニオン大脱走』の、海辺のシーンで一緒にバカンスを楽しみたいです。あと、狂暴になった紫色のイーブルミニオン目掛けてゼリー銃を撃ちたい(笑)。ちなみにグルーの立場になったら、ミニオンと一緒に太陽を盗もうかな(笑)。

― 太陽を盗む、かっこいいです!ちなみに日本語吹替を3作品担当されていましたが、吹替参加後、作品やミニオンへの思いに変化はありましたか?

LiSA:参加前はただただファンでしたが、参加後は「うちの子たちすごいでしょ!」って、親の気持ちになりました。みんなが愛されていくことがとても嬉しいです。

― 世間の反響の変化も感じましたか?

LiSA:『怪盗グルーのミニオン危機一発』が公開されたとき、海外にはミニオングッズがたくさんあったけど、日本にはあまりなくて。でも『ミニオンズ』シリーズになってから、日本でもグッズをたくさん買えるようになって、とても嬉しかったです。それだけミニオンがたくさんの方に愛されるようになったんだなって実感しました。

― LiSAさんは、相当な数のグッズを持っていますよね…!

LiSA:そうですね。見たことないグッズはほとんどないんじゃないかと思うぐらい持っていると思います。初めて見るグッズは大体ゲットします(笑)。

― 今回の作品のグッズも楽しみですね。では、1作目が公開されてから14年経つのですが、長年ミニオン愛がやまない理由はありますか?

LiSA:映画を観ると、毎回彼らの新しい姿を知れたり、クスって笑える場面だったり、いろいろな感情をくれるんです。あとはビジュアル(笑)。私は毎日(グッズで)彼らに会っているから、すごく元気になります。可愛いだけじゃないところも好きです。言っても彼らは悪党なので(笑)。

― 悪さしている姿も愛おしいと。

LiSA:それでいてちょっとドジなのが可愛いです(笑)。

LiSA『怪盗グルー』最新作の見どころ語る

LiSA(C)モデルプレス
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― 『怪盗グルー』シリーズ待望の最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』。公開されることを知った時の心境は?

LiSA:(食い気味に)待っていました!とにかく楽しみにしていました。一緒に過ごして、一緒に成長している感覚があったので、次の物語はまだかなって、疑いもなく思っていました(笑)。

― 『怪盗グルーのミニオン超変身』を一足お先に観られたとのことですが、見どころを教えてください!

LiSA:グルー家族がメインの物語が久しぶりなんですけど、グルーが1作目の頃よりすごく優しくなったんですよ。時を経てルーシーと築けた関係性、彼らの成長、新たに家族が増えたグルーの家族愛が描かれているところが見どころです。
『怪盗グルーのミニオン超変身』(C)Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.
『怪盗グルーのミニオン超変身』(C)Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.
― 今回新たにグルーJr.が誕生したことによって、より家族の物語が描かれていますよね。

LiSA:グルーJr.はグルーに抱っこされると不満気な表情をするんですけど、それでもグルーJr.に愛情表現をしているパパの姿がすごくリアルでした。それに加えて、新しいミニオンの姿もたくさん見られるので、家族の物語とかわいいミニオン、一度に楽しめるところも本作の見どころですね。

― 新しいミニオンの姿、まさに『超変身』というタイトル通りですね。特に気になったミニオンはいましたか?

LiSA:メガミニオンのメガガスです。彼らが1人1人活躍するというか迷惑をかけるというか…(笑)そんなシーンが好きです。メガガスは高層ビルの窓拭きの仕事をしている彼が落ちそうになる瞬間を助けるんですけど、彼ではなく、彼の仕事を助けて満足していましたね(笑)。
LiSA(C)モデルプレス
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― そっちを助けるの?って思いましたね(笑)。

LiSA:そうなんです(笑)。メガミニオンが世界を救うのかなと思わせて…。そんなシーンも含めて、すごくミニオンらしいなと思いました。

― メガミニオンのシーンは印象的ですよね。

LiSA:あとは、自販機の中に入ってしまったラルフにいたずらをするフィルとロンのシーンも好きです。ジュースを振って自販機の中で爆発させるシーンを観て、「子どものころやったな~」って(笑)。やりませんでしたか?友達の炭酸を振るいたずら(笑)。
『怪盗グルーのミニオン超変身』(C)Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.
『怪盗グルーのミニオン超変身』(C)Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.

ミニオン好きのLiSAがおススメするシリーズの魅力とは?

― これから『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズを観る方に向けて、ミニオンの魅力やLiSAさんなりのおススメの見方などを教えてください!

LiSA:『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズは、大人も子どももみんなが楽しめる映画だと思います。大人は物語の面白さを楽しめますし、すごく心温まるシーンにほっこりすると思います。ミニオンが可愛くて、はっちゃけていて、声を上げて笑っちゃうシーンもたくさん散りばめられているので、ご家族皆さんに観てもらえる映画なんじゃないかなと思います。

― ちなみにLiSAさんは最初に『怪盗グルーの危機一発』を観られたとのことですが、公開順ではなくても楽しめますか?

LiSA:どの作品から観てもどこを切り取っても面白いです。過去の作品に戻った時に、彼らの過去を知ることになったり、彼らにこんな絆があったから、今こうなっているんだなって遡ったり、見方は皆さんに委ねられる映画だと思います。でも、過去の作品を観ていたからこそ、最新作のあるシーンでは興奮してしまいました。そこは本編で感じてもらえたら嬉しいです(笑)。

― 観てのお楽しみですね(笑)。最新作を見るなら、過去の作品を見た方がより楽しめる?

LiSA:どっちでもいいと思います。『怪盗グルーのミニオン超変身』を先に観て、もっと知りたいと思った皆さんが過去作品を見返していくと、より深く今回の作品の魅力に気付けるかなと思います!
LiSA(C)モデルプレス
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― なるほど。では、最新作含め『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズはどんな方におすすめの映画でしょうか?

LiSA:ぜひご家族で楽しみながら観てほしいです。そしてモヤモヤしてる時は最高だと思います。今日ちょっとモヤっとしているなみたいな方には、ただただ楽しく観てもらえる映画だと思うので、1日の終わりとか、休日に観るのが最高です。

― 心がスカッとしますよね。

LiSA:それはミニオンたちがただただいい子じゃないし、ただただヒーローじゃないから。彼らが自分の中の子ども心を思い出させてくれたり、いたずら心を許してくれるというか。それを含めて愛おしいなと思わせてくれるので、すごく魅力かなと思います。

― LiSAさんのミニオン愛はもちろん、作品の楽しさもものすごく伝わってきました。ありがとうございました!
LiSA(C)モデルプレス
LiSA(C)モデルプレス

終始笑顔を絶やさずに『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズへの想いを熱く語ってくれたLiSAさん。話を聞くほどミニオンをもっと知りたい気持ちにさせられるほど、ミニオン愛が溢れる彼女の言葉に、最新作が気になった人も多いはず。彼らの新たな魅力が詰まった最新作で、さらなるファンが増える予感だ。(modelpress編集部)[PR]提供元:東宝東和株式会社

撮影:TATSUYA ITO

『怪盗グルーのミニオン超変身』あらすじ

『怪盗グルーのミニオン超変身』(C)Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.
『怪盗グルーのミニオン超変身』(C)Illumination Entertainment and Universal Studios. All Rights Reserved.
幸せな日々を送るグルーたちのもとに新たな家族、グルーJr.が超爆誕。一方そのころ、家族をねらうグルー因縁の超宿敵。

グルー&ルーシーと三姉妹のマーゴ、イディス、アグネスは身分を隠し新たな街で超奮闘。

そして最強最悪のボスに仕えることが生きがいのミニオンたちは超特訓!?

この夏、グルーとミニオンの物語が史上最大の超“新化”を遂げる!

LiSAプロフィール

岐阜県出身。「Fate/Zero」、「ソードアート・オンライン」、「鬼滅の刃」など数々の人気アニメ主題歌を担当し、国内外でヒットを記録。圧倒的な熱量を持つライブパフォーマンスでその存在感を示している。『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズにおいては、『ミニオンズ』(15)でのマージ役、『怪盗グルーのミニオン大脱走』(17)でのビーチガール役、『ミニオンズフィーバー』(22)に続き、今作で4度目の吹替を務める。

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