二宮和也、自ら発案&ナレーション担当「ラーゲリより愛を込めて」映像使用の教材DVD制作が決定
2022.12.01 14:24
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嵐の二宮和也が主演を務める映画『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)の映像を使用した全国の中・高校に向け、教材DVDの制作が決定。二宮自ら発案&ナレーションを務めている。
二宮和也主演「ラーゲリより愛を込めて」
第二次世界大戦終了後、約60万人の日本人がシベリアの強制収容所(ラーゲリ)に不当に抑留された。あまりにも残酷な日々に誰もが絶望する状況下においても、生きることへの希望を捨てず、ダモイ(帰国)を信じ仲間たちを励まし続けた実在の人物・山本幡男。ラーゲリで一筋の希望の光であった山本の壮絶な半生を、高い演技力と豊かな表現力で俳優・アーティストとして、多くの人々に希望を与え続けてきた二宮が演じた。そのほか、妻のモジミを北川景子、山本と同じく抑留者となった男たちを松坂桃李、中島健人、桐谷健太、安田顕と豪華俳優陣が熱演する。
先日行われた高校生試写会は「映画を通してシベリア抑留の歴史を少しでも多くの方に知ってほしい、特に若い学生の方たちに観て、感じて、考える場にしてほしい」という二宮たっての想いで実現。未来を担う学生たちにシベリア抑留の歴史を説くと共に、決して忘れてはいけない歴史であることを話す貴重な場となった。
「ラーゲリより愛を込めて」映像を使用した教材DVD
そしてさらに多くの学生たちに届けたいと、主演の二宮が自ら発案&ナレーションを務め、シベリア抑留を学ぶための学校教材として、本作の映像を使用したDVDを制作。配布される素材は約15分間の映像。「映画に出演して、みなさんに伝えたい戦争の歴史があるということを強く感じました」と二宮のナレーションからスタート。平和祈念展示資料館に展示されている、抑留者が実際に着用していた衣服や、ラーゲリを再現した模型の展示などと共に二宮がシベリア抑留について概要を説明し、「戦争や平和について考えてみませんか」と問いかける。その後、本作の映像を使用し、戦争の終わりとシベリア抑留・ラーゲリ(収容所)での生活・家族への想い~帰国といった大きく3つの項目に別け、歴史上の事実を集約した。当時の抑留者たちが不当に受けた苦しみ、あまりに過酷な環境に希望が見いだせず絶望する姿。さらに抑留者だけではなく、日本で帰国を待ち続ける家族の懸命な姿も描かれている。ダモイ(帰国)までに及ぶ長い闘いの事実を、胸を鷲掴みにされる本作の映像と共に紡ぐ。
最後には「この映像を観て、どんなことが心に残りましたか?みなさんが感じたことや、調べたことを誰かに伝えてみませんか?」と二宮が学生たちに自ら発信していくように投げかけ、「歴史上の事実を知ってほしい」という熱い想いの詰まった教材DVDとなっている。
このDVDは、シベリア抑留について数多くの展示を行っている「平和祈念展示資料館」「舞鶴引揚記念館」協力の下、全国約1,500校の中学・高校学校に順次申し込み案内を配布。来年度からは平和祈念展示資料館(総務省委託)が案内を継続する予定となっており、未来を担う学生たちへ歴史を繋いでいく。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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