柴咲コウ、福山雅治と14年ぶりタッグ「完全なる湯川先生がそこにいました」次回作にも期待
2022.09.16 20:30
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俳優の福山雅治と柴咲コウが16日、都内で開催された映画「沈黙のパレード」初日舞台挨拶に出席し、劇場版第4弾に意欲を見せた。この日は、北村一輝、本西谷弘監督も来場。原作者の東野圭吾からは手紙が寄せられた。
福山雅治主演「沈黙のパレード」
「ガリレオ」シリーズの映画第3弾となる本作は、天才物理学者の湯川学(福山)が、警視庁捜査一課の刑事・内海薫(柴咲)とともに、不可思議な事件を科学的検証と推理で解決していくさまを描く。本日15時までの観客動員数と土日の座席予約数を考慮すると、興行収入30億円突破確実の大ヒットスタートを切った。福山は「やっとみなさんに観ていただくことができた今日という1日を新たな始まりと実感しております。感無量でございます」と感激の面持ち。また、「みなさまの声が気になるので、朝からTwitterを見ています。北村さんは『賛否いろいろあると思いますが』とおっしゃっていましたけど、ほぼ『賛』ですよ。『賛』の嵐」と満足。
「やったことが結果に結びついていくのは嬉しいことで、さらに嬉しいのは、お一人お一人の観た感想の中にある『胸に迫るものがありました』とか『待ってました』とか、血の通った言葉たちによって、やってよかったなと思えるので、引き続き、みなさんの声を聴かせていただきたいと思います」と呼びかけた。
柴咲コウ、14年ぶりで“大人部門”に変化
柴咲は本シリーズでの福山とのタッグが14年ぶりであることに対して、「そんなに時が経っていたんですね」としみじみと話すと、「テレビドラマは違うエッセンスや新しい刺激が必要だったりするから、後輩(吉高由里子)にバトンタッチして変化していくことも必要だと思っていたんですけど、今回呼び戻してもらって、いつもの3人(福山、柴咲、北村)と新しく出てくるたくさんのキャラクターたちとのバランスがよかったので、安心して見てもらえる3人なのかなと感じました」と本作を振り返る。続けて、「テレビドラマの最初の方は、キャラクターを通して(ドラマを)盛り上げないと(いけない)みたいなところがあったし、ちょっと声のトーンも高くて、賑やかし的なところがあったり、湯川先生をたきつけたり、怒らせたり、嘆かせたりする役割だと思っていたけど、年月が経つと大人部門になって、やっている方は楽になりました。落ち着いてお芝居ができました」とも打ち明けた。
福山と久しぶりの対面を果たしたときも思い返し、「100%、完全なる湯川先生がそこにいました。福山さ~ん!と思ったら、湯川先生っぽいゆっくりした独特の動きで、あっ、違う!湯川先生だと思った」と驚いたことも明かした。
福山雅治、原作者・東野圭吾からの手紙に逆質問
東野から手紙が届けられ、感謝の言葉や「今作が最高作」という称賛、「ガリレオはこれでゴールインなのでしょうか?」という質問をもらった一同。福山は「僕らが先生に訊きたい」と逆質問を投げかけながら、「『透明な螺旋』(ガリレオシリーズの小説)があります。僕だけで決めてよければゴリゴリ進めますけれども」と意欲をのぞかせ、会場に盛大な拍手が響き渡ると、「長い拍手をいただきました。みなさん、お気が早い」とにんまり。そして、MCから「(前作から)9年は長かったので、9年と言わずやっていただきたい」と提案されると、福山は「そうですね。9年後は僕も62歳になっているので」と早めの第4弾制作を希望。
柴咲が「それはそれで見たい」と求めると、「いいですか?じゃあ9年後だとするなら、我々ちゃんと生きてましょうね。でも、9年後じゃない方がいいですよね」と笑った。
柴咲コウ、ガリレオ愛感じる
柴咲は東野の手紙により「薫に対する愛情を感じました」と喜ぶと、衣装の胸元に「UTSUMI」というチャームがあしらわれていることを紹介。「SHIBASAKIでもKOUでもないんですよ。UTSUMIなんです。何が言いたいかと言うと、周りの方のガリレオ愛がどんどん増して深くなっているのを感じるし、『観客として待っています』という声をくださる方も増えてきていて、それだけ愛情が膨らんでいるものなので(第4弾も)出せるといいですね」と期待を寄せた。(modelpress編集部)
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