菅田将暉、号泣しすぎて「泣く泣くカット」 長澤まさみの熱演ぶりを称賛<百花>
2022.09.09 21:34
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俳優の菅田将暉、長澤まさみが9日、都内の劇場で行われた映画「百花」初日舞台挨拶に原田美枝子、永瀬正敏、川村元気監督とともに参加。印象に残ったシーンを明かした。
菅田将暉&原田美枝子W主演「百花」
「告白」「君の名は。」「悪人」など多数の映画制作に関わってきた川村氏による小説「百花」を映像化。川村氏が監督・脚本を担当しており、菅田と原田がダブル主演を務める。記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を演じるのは菅田。すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を原田が演じた。
菅田将暉、原田美枝子&永瀬正敏のシーン絶賛
約1年前に撮影された映画が封切りとなり、原田とダブル主演を務めた菅田は「こうして舞台ができてうれしい。撮影から今日まで早く感じましたね」としみじみ。初共演となった原田とは「会話は成立しないお芝居がほとんどだったので、次はぜひほんわかしたコミュニケーションがとれたら」と別ジャンルでの再共演を願った。
菅田は、注目してほしい場面を、原田と永瀬のキッチンでのシーンと挙げた。「自分のシーンはまだフラットに見れていないんですが、2人のキッチンでのシーンは本当に美しい。息子目線としては見たくないような気がしますが、なまめかしくてよかった」と絶賛した。
菅田将暉、号泣したシーンの裏話
菅田の妻役を演じた長澤は「私は子供を産むシーン」とし、「段取りをしても、いまいち掴めなくて。でも(出産シーンの)場所を貸してくれた病院の助産師さんが段取りをしてくれて、そしたら本当に産めた。産めるかなって心配だったけど、産めた」とコメント。同シーンに立ち会った菅田も「あの時号泣しましたよね~」と回想し、川村監督も「(長澤と菅田が)あまりにも長く号泣していたので、泣く泣くカットしました」と裏話を披露した。
映画に登場した赤ちゃんは、実際に撮影4日ほど前に誕生したばかり。母親の協力のもと、出演が実現したという。赤ちゃんを抱きかかえた菅田は「生まれたての体温と心臓が鳴り響きまくっていた」と新生児の生命力に感動したという。
また、もともと指導として参加していた助産師さんも、出産シーンにはエキストラとして出演。助産師さんの言動について「あればお芝居ではできない」と言う長澤は、プロがいる安心感からか「何回か産みましたもん」とにっこり。
菅田は「4人くらい産んでいましたよね。あれは本当に産んでた」と長澤の熱演を称賛した。(modelpress編集部)
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