金子大地の“笑顔”をチェック 共演の石川瑠華「機嫌をうかがってから…」
2021.05.18 21:11
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映画『猿楽町で会いましょう』(6月4日公開)の先行試写会が18日、東京・渋谷のホワイトシネクイントで行われ、上映後のアフタートークにW主演の金子大地、石川瑠華、主題歌を手掛けたポエトリーラッパーの春ねむり、児山隆監督が登壇した。
変わりゆく街、渋谷を舞台に、駆け出しのフォトグラファーと純朴そうに見えて嘘だらけのヒロインの夢と欲望が交錯するラブストーリー。第32回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門に正式出品されたほか、ウディネファーイースト映画祭2020コンペティション部門ノミネート、台北ゴールデンホース映画祭(台北金馬映画祭)に正式招待。コロナ禍で1年間の延期を経て、国内劇場公開を迎える。
金子は「僕自身もそうですが、20代前半ならではの自分に自信も余裕もなく、未完成さを痛感しているような役柄。撮る写真も軸が定まっていないし、そんな未完成さがすごく魅力的だと思いました。それは演じる上で意識しました」といい、石川との共演については「石川さんの素が出たらいいなと思って、監督に相談し、台本にない台詞をぶっこんでミラクルを起こすみたいなことは意識しました」とあえてアドリブを仕掛けていった裏話を披露。それを受けた石川は「勘付いてました」というが「本当にそれが心強くて。私がどうなろうと助けてくれるというか、受け止めてくれると思ったので、ユカは嘘をつきますけど、私はユカに嘘一つない形で『これならいける』と思いました」とその瞬間だけの化学反応を味わったと明かした。
撮影から2年越しの公開 金子大地「本当に安心しています」
フォトグラファー・小山田を演じた金子は「自分の中ですごく思い入れのある作品。初主演の映画だったので、この役を任せていただけたことに感謝の気持ちでいっぱいです。去年公開する予定で不安だったんですけど、こうやって2年越しに公開することができて本当に安心しています。たくさんの人に観ていただきたいなという気持ちが強いです」と感慨ひとしお。読者モデル・ユカを演じた石川も「予告編から始まり3年くらいこの映画と一緒に公開まで歩んできました。この役は最初台本を読んだ時に『嫌な奴だな』と思いましたが、今思うと本当に素晴らしい役でしたし、すごく未熟な私にあの役を演じさせていただいて感謝でしかないです」と充実した撮影を振り返り、喜びを噛み締めた。金子は「僕自身もそうですが、20代前半ならではの自分に自信も余裕もなく、未完成さを痛感しているような役柄。撮る写真も軸が定まっていないし、そんな未完成さがすごく魅力的だと思いました。それは演じる上で意識しました」といい、石川との共演については「石川さんの素が出たらいいなと思って、監督に相談し、台本にない台詞をぶっこんでミラクルを起こすみたいなことは意識しました」とあえてアドリブを仕掛けていった裏話を披露。それを受けた石川は「勘付いてました」というが「本当にそれが心強くて。私がどうなろうと助けてくれるというか、受け止めてくれると思ったので、ユカは嘘をつきますけど、私はユカに嘘一つない形で『これならいける』と思いました」とその瞬間だけの化学反応を味わったと明かした。
よそよそしい関係?石川瑠華「金子さんの機嫌をうかがってから」
そんな撮影を経て、監督から「取材で会った時はどんな気持ちか」との質問が飛ぶと金子は「一つの作品を一緒に作り上げた同士」としつつ「でも毎回よそよそしくされて…。はじめましてみたいな」と寂しそう。石川はすかさず「違うんですよ!私から言わせてもらうと金子さんがそうなんですよ。よそよそしいから、金子さんの機嫌をうかがってから出るみたいな(笑)。今日笑顔多めだな、と思ったら行きます、ちゃんと」とツッコミを入れ、これには金子も「そんな気遣わせてたんだ!」と思わず笑っていた。(modelpress編集部)
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