“菅田将暉に話しかけていいのか”悩んだFukase 殺人鬼役で「包丁売り場でセリフの練習」も明らかに<キャラクター>
2021.04.27 15:22
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俳優の菅田将暉とSEKAI NO OWARI・Fukaseが27日、都内で行われた映画『キャラクター』(6月11日公開)の完成報告会に、共演の高畑充希、中村獅童、小栗旬、メガホンをとった永井聡監督、原案・脚本を手掛けた長崎尚志氏とともに登壇した。
本作は、もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまったら?しかも、その顔を“キャラクター”化して漫画を描いて売れてしまったとしたら??そんなアイデアを基軸に、登場人物(キャラクター)それぞれが幾重にも交錯する物語を描いたダークエンターテインメント。
『20世紀少年』ほか浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者の長崎氏が、10年の歳月をかけて練り上げた企画が実写映画としてそのベールを脱ぐ。人の悪を描けず苦悩する才能のない漫画家である主人公・山城圭吾を菅田が演じ、山城と出会い運命を狂わす天才的な殺人鬼・両角をFukaseが演じる。
菅田将暉&Fukase、初共演を振り返る 衝撃エピソードも
本作で俳優デビューを飾るFukaseと初共演となった菅田は「Fukaseさんは1個1個丁寧に考えている感じが新鮮でした。Fukaseさんと喋っていたら、プライベートで包丁売り場に行って包丁が売ってる目の前でセリフの練習をしていたと言っていた」と衝撃を受けたエピソードを告白。会場がどよめく中、Fukaseは「もしこれが警備員とかに見つかって捕まったら、『映画のセリフの練習をしていました』ってすごい変なかたちになってしまうと思ったので、一度千漁売り場に行ってからまた包丁売り場に戻って…なるべく早くスーパーを出ました(笑)」と入念な役作りを回顧。そんなFukaseに菅田は「ちょっとハッとしましたね。何周もまわって忘れていたことを思い出しました」と初心にかえったようだった。
また、初めての映画撮影について「それはもうめちゃくちゃ緊張しました」というFukaseは、「まず本読みで顔を合わせて、初めてセリフを言う時にもすごい体が震えちゃって。それを隠すために『なんかこの部屋寒くないですか?』って言ったんですけど、誰も反応してくれなくて(笑)、誰も温めてくれなくてそのまま本読みに入りました」と笑いに。
菅田は「その挙動みたいなものも役作りの一貫に見えた。両角の役作りのプレーとして見ていました」というが、Fukaseは「とにかく不安だったんです。一番の不安は、“菅田くんに話しかけていいのか”ということ。万が一ですけど、たとえば僕が『昨日何食べました?』とか他愛もないことで話しかけて、『僕たちそういう役の間柄じゃないですよね』とか言われたら立ち直れないと思って…(笑)。今回の撮影でそれが重大なミッションだったので、それを乗り越えました」と振り返っていた。
なお、MCはフジテレビの宮司愛海アナウンサーが務めた。(modelpress編集部)
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