菅田将暉、舘ひろしが才能に嫉妬「初めて男に…」「天才です」<アルキメデスの大戦>
2019.06.26 20:52
views
映画「アルキメデスの大戦」(7月26日公開)の完成披露試写会が26日、都内で行われ、主演の菅田将暉、共演の柄本佑、浜辺美波、笑福亭鶴瓶、小林克也、橋爪功、田中泯、舘ひろし、メガホンをとった山崎貴監督が登壇した。
菅田将暉、ド派手演出に「ちょっと喋りづらい(笑)」
前には霧が降り、後ろには炎が立ち上るというド派手な演出の中、登壇したキャストの面々は、挨拶を求められ、天才数学者・櫂直役を演じる菅田は「ここに立たせて頂いていることがすごく光栄です。今、皆さんも見た演出とかもすごいじゃないですか。だいぶ重厚でちょっと喋りづらいです(笑)」と吐露して観客を笑わせ、「でも、映画自体も重厚ですし、大迫力ですし、個人的にはなおかつちゃんと人の心を大事にしている映画を作れたこと、そして公開できることはすごく嬉しく思います」と感慨深げに語った。また、この場に立っての心境を聞かれた菅田は「本当に嬉しいです。もともと漫画が好きで読んでいたりしていて、そこからまさか後ろに火、目の前に水のこんな、だいぶマッチョな空間にまで発展していき(笑)、そして試写を見て個人的にちゃんと面白いなって思えたんですよ。やっぱり最初に自分の映画を見るとき色んなことを考えちゃうんですけど、本当に見てもらいたいなっていう清々しい気持ちで今、ここに立っております」と晴れやかな表情。天才数学者という役を演じる上で難しかった点については「僕も数学は好きだったんですけど、確かに一見、凄まじいことをやっているように見えるかもしれないけど、結果、櫂は自分の体を使って、汗水垂らして頑張っているだけなので、数学はそれを支えるための力だなって思いました」と語った。
舘ひろし「初めて男に嫉妬」
そんな菅田と共演した感想を聞かれた舘が「いや、もうね。天才ですよ!本当に素晴らしい。この顔でこのスタイルであれだけ芝居がうまかったら、女にモテないわけがない!」と絶賛すると、菅田は「うわー、舘さんにそれを言われるの嬉しいっすね。ちょっと録画しよう」と声を弾ませ、舘が「初めて僕は男に嫉妬を感じました」と続けると、菅田は「本当ですか(笑)?ここも録画したいと思います」と上機嫌に。さらに、長年DJとして活躍している小林からも「声がすごく良くてびっくりしちゃった」とコメントが出ると、菅田は「すごいな今日、俺。舘さんにモテると言われ、克也さんに声がいいって言われ、すごいな俺」と声を弾ませた。
柄本佑、菅田将暉と「すごく肌が合った」
菅田と共演した感想を聞かれた柄本は「初めてだったんですけど、俺、共演者の方と仲良くなるってあまりないんですけど、えらい仲良くなって、現場で映っていないところでゲラゲラ笑いながらで、ここ(菅田と柄本)の関係は、そんなことが培われたことを念頭に置いて見て頂いたら、それも楽しみの1つかなと思います」と観客に呼びかけ、「すごく肌が合ったというか、気が合ったと僕は思っているけどどう?」と菅田に質問。これに菅田は「僕も…思っていますよ」とボソッと喋ると、柄本は「その言い方、思ってないじゃん」と口を尖らせ、菅田は「いやっ(笑)、楽しかったですよ。(柄本演じる)田中と櫂というのは、バディーとして最初は喧々でしたが、最後はいいゴールに行けた気がしました」と笑顔を見せた。
浜辺美波、菅田将暉&鶴瓶と現場でしりとり
櫂に想いを寄せる造船会社の社長令嬢・尾崎鏡子役を演じる浜辺は、初の山崎組だったそうで、現場の様子を聞かれると「山崎監督はどういう方か知らなかったので、名前だけ聞いていたら大監督でドワーンって感じかなと思ったら、現場のお父さんみたいな感じで、本当に穏やかで、笑顔を絶やさない方だったんですよ」と表現し、「なので緊張もそんなにしなかったのでよかったです。本当に優しい監督でよかったです」とニッコリ。撮影現場での菅田との交流について尋ねられると、浜辺は「しりとりをした思い出がすごくあります」と明かし、菅田は「しりとりしました!負けた人はくすぐられるっていうのをやって、ずっと鶴瓶さんをくすぐっていました」と回顧。これに浜辺から「しりとり弱かったですよね」と突っ込まれた鶴瓶は「合わせたんや!あのセリフの長いのがあって、なのにここ(脇)ばっかり揉まれて…」と苦笑した。
浜辺美波「命の危険をちょっと感じました」
さらに、鶴瓶が「(撮影現場が)暑かった…」と苦言を呈すると、菅田も「あれは体感としては撮影しちゃダメです」といい、鶴瓶は「こんなの初めてやもん。大阪弁忘れたもん」と告白。菅田は「今だから笑い話にできますけど、ほんま、鶴瓶さん死んだらどうしようって。ほんまにけっこう心配していたんですよ。ずっと氷嚢を乗っけて『アワアワアワ』って(笑)」と打ち明け、浜辺も「私も命の危険をちょっと感じましたね」とコメント。これに菅田から「やっぱりさすがに、そんな中でも(浜辺は)元気なんですよ。しりとりめっちゃ上手いんですよ。あれは悔しかったですね」と褒められた浜辺は「しりとりめちゃくちゃ得意でした。1回もくすぐられずに済みました」と胸を張った。
菅田将暉主演映画「アルキメデスの大戦」
「ドラゴン桜」で一世を風靡した三田紀房氏の同名漫画を原作とする同作の舞台は、1930年代の日本。アメリカとの開戦を視野に入れた大日本帝国海軍の司令部は、世界最大級の戦艦“大和”を建造し、日本の国威を世界に示すという計画を立てていた。その計画に反対を唱える海軍少将・山本五十六(舘)は、“大和”建造を阻止するため、帝国大学100年に1人の逸材=アルキメデスの再来と呼ばれる天才数学者・櫂直(菅田)を引き入れる。櫂は、数学者ならではの視点で、巨額の国費を投じる“大和”建造費の見積もり額に矛盾を発見し、軍部の陰謀を暴こうとする。
イベントはベテラン陣がわちゃわちゃし、若手陣がツッコミを入れるなど、終始、和やかで笑いの絶えない雰囲気で進行した。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「映画」カテゴリーの最新記事
-
坂東龍汰、西野七瀬との共演に驚き「最初にフッと顔が浮かんだ」 監督と役イメージ一致【君の忘れ方】モデルプレス
-
坂東龍汰“母”南果歩からのサプライズに感激 抱擁交わす「南さんのお言葉がなかったら演じきれなかった」【君の忘れ方】モデルプレス
-
坂東龍汰、“母”南果歩からのサプライズの手紙に感極まる「南さんの言葉がなかったら演じきれなかった」<君の忘れ方>WEBザテレビジョン
-
キャプテン・アメリカ×B.LEAGUEプロバスケ選手のスペシャルタッグPVが公開<キャプテン・アメリカ:BNW>WEBザテレビジョン
-
韓国映画「THE WITCH/魔女 -増殖-」見放題独占配信スタート キム・ダミ&シン・シアの主人公像の違いにも注目WEBザテレビジョン
-
鈴木伸之、世代を超えて続く矢島金太郎の魅力を語る「共通点は無いが、憧れる部分は多い」WEBザテレビジョン
-
大泉洋、長尾謙杜の人気にぼやき節さく裂「こいつのファンしか見てねぇのか!!」WEBザテレビジョン
-
なにわ男子・長尾謙杜、“師匠”柄本明が共演前にライブ鑑賞 大泉洋悔しがる「めちゃくちゃ愛されてる」【室町無頼】モデルプレス
-
大泉洋、なにわ男子・長尾謙杜を猛烈ライバル視「長尾謙杜に勝つ!」TEAM NACSと交代希望【室町無頼】モデルプレス