竹内涼真、将来性期待され“3年ぶり”選出「大変光栄」 授賞式はインフルで欠席<第30回日刊スポーツ映画大賞>
2017.12.28 18:22
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28日、都内で「第30回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」表彰式が開催され、インフルエンザのため欠席となった俳優の竹内涼真の手紙が代読された。
竹内涼真、将来性期待され“3年ぶり”選出の名誉
毎年、石原裕次郎さんの誕生日である12月28日に表彰式を行っている同賞。竹内は、「帝一の國」での演技が評価され石原裕次郎新人賞を受賞。石原裕次郎新人賞は、スケールの大きな将来性のある新人に贈られる賞で2014年の東出昌大以来、3年ぶりの選出となった。手紙では「本日はインフルエンザにより出席することが叶わず、心よりお詫び申し上げます。僕自身悔しい思いをしています」と悔しさを滲ませつつ、「歴史ある、由緒ある賞をいただけたことを大変光栄に思います。本当に嬉しいです」と感激。
「帝一の國」については「関わったスタッフの皆様、主演として引っ張ってくださった菅田将暉さんをはじめとするキャストの皆様に本当に感謝を申し上げます」とコメントし、「若手俳優たちで切磋琢磨し合って、それが今でも自分の大きな財産になっております」と回顧。「僕は見てくださる方々が楽しんでくださったり、元気になってくださったり、夢や希望を持ってくださったら、こんなに素敵なことはないなと思って、この世界に入りました。これからも初心を忘れず、周囲の方々を大切にして、自分の目標に向かって、自分らしく表現して精進していきたいと思います」とさらなる飛躍に向け、意気込んだ。
また、壇上にはプレゼンターとして東出が登壇。竹内の印象を「すごい爽やかな好青年なんですけど、芯の強さが画面から滲み出るものがありまして、僕も大好きな俳優さんの一人です」と明かす場面もあった。
今年を彩った映画人が集結
今年は、菅田将暉が「あゝ、荒野」「キセキ ―あの日のソビト―」「帝一の國」「火花」で主演男優賞を、蒼井優が「彼女がその名を知らない鳥たち」「アズミ・ハルコは行方不明」で主演女優賞を受賞。授賞式には、菅田、蒼井のほか、役所広司(助演男優賞)、尾野真千子(助演女優賞)、浜辺美波(新人賞)ら各賞の受賞者が登壇。なお、プレゼンターとして、妻夫木聡、佐藤浩市、宮沢りえ、有村架純、舘ひろしも出席した。(modelpress編集部)
「第30回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」受賞者・作品
作品賞:「あゝ、荒野」監督賞:石井裕也「夜空はいつでも最高密度の青色だ」
主演男優賞:菅田将暉「あゝ、荒野」「キセキ ―あの日のソビト―」「帝一の國」「火花」
主演女優賞:蒼井優「彼女がその名を知らない鳥たち」「アズミ・ハルコは行方不明」
助演男優賞:役所広司「三度目の殺人」「関ヶ原」
助演女優賞:尾野真千子「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
新人賞:浜辺美波「君の膵臓をたべたい」
石原裕次郎新人賞:竹内涼真「帝一の國」
石原裕次郎賞:「アウトレイジ 最終章」
外国作品賞:「ダンケルク」
【Not Sponsored 記事】
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