『べらぼう』コンビ出演を果たした爆笑問題だが… 太田光ブチギレ「大河俳優とか言ってんじゃねぇよ」

2日放送の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』（NHK）42回に、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光と田中裕二が登場。自分たちのラジオ番組内で、太田が「田中への怒り」を爆発させ、大きな話題を集めている。

【今回の投稿】仲睦まじい爆笑問題のオフショット

42回のあらすじ　※ネタバレあり

のちに「江戸のメディア王」と呼ばれる、吉原・江戸の浮世絵版元（出版人）・蔦重こと蔦屋重三郎（横浜流星）の波乱万丈な人生を描く本作。

江戸で流行する「人相見（人相によって運勢を判断する職業）」に目をつけた蔦重は人気の人相見・大当開運役（太田）を店に招き、人相見目当ての客に絵師・喜多川歌麿（染谷将太）の美人画を売り込んでいった。

歌麿が江戸の看板娘を描いた錦絵も評判になり、各店は看板娘目当ての客で大繁盛。水茶屋・難波屋では1杯4文の茶を看板娘が入れるだけで48文に高騰、煎餅店・高島屋では行列ができるなど、江戸の経済が活気づいていく。

開運らが訪ねてきて...

そのころ、蔦重の妻・てい（橋本愛）が懐妊。蔦重は美人画ブームの波に乗り、江戸の不景気をひっくり返そうと、ますます精力的に策を打っていく。しかし、義理の兄弟以上の感情で蔦重を慕い、支えてきた歌麿は、蔦重の自分勝手な無茶振りに徐々に不満を募らせていった。

そんなおり、開運と相学仲間の観相家（田中）が店を訪ねてくる。気まずい表情を浮かべる開運を横目に、観相家は物腰柔らかく「（歌麿の作品）『婦人相学十躰』いいですね」と笑顔をこぼす。

その後、歌麿の作品はいい加減な相学をつけて描いているため、人相見の客といざこざが起きていると伝えられる。そうして、観相家によって「相学の文言を使うな」「相の字を書き入れるな」と注意され、これまでのような人相見の作品を禁じられてしまった。

太田の不満が爆発

4日深夜放送『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』（TBSラジオ）では、撮影の裏側に太田が触れた。まず「なにお前、当たり前みたいな顔してさぁ...なにやってんの？　お前、大河。なに、当たり前みたいな顔して出てきてんの、お前さぁ」と田中に詰め寄っていく。

田中「大河俳優ですからね」と笑いながら答えたが、太田は「大河俳優とか言ってんじゃねぇよお前、この野郎！」「違うよね、俺が大河俳優だよね。お前はバーター俳優...バーター俳優だよね、お前は！」とブチギレる。

今回の『べらぼう』出演のきっかけは太田で、自分が足で稼いで取ってきた仕事だと主張。「今後、大河俳優って名乗るつもり？」「なんでお前が出てくんだよ、おかしいだろ、どう考えても！」と怒りがおさまらなかった。

リスナーは満喫

NHKの粋なはからいだと理解を示しながらも、しれっと大河初出演を果たした田中に「俺のときはお前いつもついてくるんだよ、なんか知らないけど」と不満を爆発させた太田。田中はそれを軽くいなしながら、2人で『べらぼう』裏話を楽しげに語っていった。

リスナーは「バーター俳優ウーチャカ（田中）さすが！　大河を見ずに出る人なんてウーチャカくらいじゃない！？」「裏口大河俳優とバーター大河俳優の撮影裏話めちゃくちゃ面白かった！」「絶対文句つけると思った」と2人ならではの丁々発止のやりとりを楽しんでいる。

オフショットも公開

また公式SNSでは2人のオフショットを公開。「爆笑問題の太田光さん、田中裕二さんがクランクアップ。太田さん『横須賀流星くんに出してよと言ったら本当に実現しまして』　田中さん『横浜流星くんね』　すかさずのツッコミでした」と綴っている。

「爆笑問題のお二方のシーンは心から癒されましたねー」「もう爆笑問題は終わりなんですか。いいキャラしてました」「なんだかんだで太田さんも嬉しそうじゃない？」といった感想が寄せられていた。

これまで、俳優として数々の作品に出演、高く評価されている田中に太田は嫉妬を募らせてきている。今回、やっと手に入れた大河俳優の肩書きまで、翌週には簡単に手にしたとあって、心中穏やかではない太田の気持ちも理解できるというものだ。

【今回の投稿】爆笑問題がクランクアップ

https://twitter.com/berabou_nhk/status/1985663437092028809