

『ばけばけ』傳が亡くなった後の松野家に「怖い」の声 “カステラの意味”にぞくりとした人も…
17日放送の朝ドラ『ばけばけ』で、傳(堤真一)が死去。トキ(髙石あかり)が帰宅すると、松野家の面々の反応は…。視聴者からは「妖怪のように見えた」との声も。

17日放送のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』で、傳(堤真一)が息を引き取った。Xでは、その後の司之介(岡部たかし)やフミ(池脇千鶴)ら松野家の様子が注目を集め、反響を呼んでいる。
傳が息を引き取る
トキ(髙石あかり)の看病で、傳は一時回復の兆しをみせる。しかし、久々に工場を訪れた傳は、平井(足立智充)がせん(安達木乃)に手をあげるのを目撃。激高して三之丞(板垣李光人)に説明を求めるも、倒れてしまう。
三之丞は、トキが雨清水家の娘であることを暴露し、トキは「知っちょりました」と応じる。傳は「お前は、わしとおタエの子ではない。松野司之介と松野フミの子じゃ。生まれたときから、そして、これからもずっと」と伝え、息を引き取る。
松野家は傳を悼むも...
トキが松野家に帰宅すると、司之介や勘右衛門(小日向文世)、銀二郎(寛一郎)は喪服の白い裃(かみしも)を身につけていた。勘右衛門は「立派な侍ほど、早く逝ってしまうものじゃ」と悼み、司之介も「宿敵がおらんことなって、張り合いがなさ過ぎるわ」と嘆く。フミは「おトキ、あなたに看病してもらって、傳さまもお喜びになったでしょう」とトキを労う。
司之介が「きょうは好きなだけ寝ろ。昼まで寝たってええ。厠(かわや)に起きんでええ。寝小便したってええけんな」とおどけると、フミが「ええわけないでしょう」とたしなめて笑い合う。
「妙に安堵感が」「妖怪のように見えた」
この松野家の様子に、Xでは「松野家が、妙に安堵感あるのがスゴイわ」「傅さまが亡くなって、おトキちゃんが雨清水家に行くこともないわってこんなときなのに安堵に包まれてるというか、怖い...」「傳様のことを知った松野家ちょっとホッとしてるように見えて怖かった。この人たちと悲しみを分かち合えないなという感じ」との声が。
さらに、「松野家の面々の、もちろん悲しんではいるだろうけれど心の奥底の安堵がどうしても滲み出てしまう軽率さ...というか人間臭さ」「松野家の面々が妖怪のように見えた」「松野家がだんだんホラー風味に見えてくる妙脚本と演出、いやでもトキに向けられているのは確実に愛なんだよ、それは分かる」といったコメントもみられた。
カステラの“意味”に「ぞくり」
また、傳が工場に持っていった箱を取り落とし、なかからカステラがこぼれ落ちるシーンも。
カステラといえば、以前に傳がフミのためにと、トキに一切れのカステラを持たせた際、フミとトキが、カステラを司之介の墓石に見立て、手を合わせておどける場面があった。
そのため、「もらって帰ってきたカステラを親子で『お墓みたい』といっていたのって、傳の死去を暗示する物でもあったのかしらね」「玉手箱からこぼれたカステラ。松野家で『墓石に似とる』と盛り上がっていたことを思い出し、ぞくりとする」といった指摘も。
「カステラは墓石...」「今日のカステラ、傳さまの墓石だったのか(うわあ...)」「カステラのお墓は傳様のお墓やったん...? 震える」とショックを受ける人も見受けられた。
ときにユーモラスながら、人の影や業を感じさせ、ゾクッとする展開は、まさに怪談話のようだ。まだスタートして3週間だが、じつに奥深い朝ドラだと感じた。
執筆者プロフィール
しばたけろこ:フリーライター。関西のスポーツ紙や芸能情報サイトでの記事執筆を経て2021年よりSirabeeに参加。
現在はSNSを中心としたエンタメ記事のほか、ライフハック、時事ニュースなど月100本程度を執筆中。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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