

ミッツ、紅白のジェンダー問題に物申す 某事務所タレントの一言に「誰とは言わないけど…」「嫌なのよ!」
ジェンダー平等の観点から色分け廃止の議論もある『NHK紅白歌合戦』に、当事者としてミッツ・マングローブが感じることとは?

年末まであと3ヶ月ほどとなり、出場歌手をめぐる報道も、にわかに増え始めた『NHK紅白歌合戦』。2日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、タレントのミッツ・マングローブが近年の『紅白』へ物申した。
「紅とか白とか分けないで...」
自他ともに認める『紅白』ヘビーウォッチャーのミッツを迎えたこの日は、『どこよりも早い!? 紅白司会者予想ダービー』なる企画を開催。
まずは過去10年分の司会一覧が表示されると、ミッツは不満げな表情で「最近、『紅とか白とか分けないでやりましょう』みたいな...」と、近年の『紅白』を取り巻く議論に触れた。
『NHK紅白歌合戦』では、1951年(昭和26年)1月3日に第1回目が放送されてから、女性アーティストを紅組、男性アーティストを白組とし、勝敗を決めてきたが、近年ではこの男女色分けの形式が “紅白のジェンダー問題”として物議を醸している。
「私は絶対白組から出ますからね!」
これに火曜レギュラーの作家・岩下尚史氏が「なんで?」と聞くと、ミッツはさらに表情を険しくしながら「なんかもう、『性別で分けるな』みたいな」と色分け廃止派の意見を紹介。
続けて、「だったらもう『紅白』とか言ってんじゃないよって話よ!」と語気を強め、「私は絶対、白組から出ますからね! 出るとしたら」と宣言した。
『紅白』大量出場の事務所もチクリ
ミッツはさらに、「こういうこと言うと、なんかアミューズのタレントとかが『せっかくだからピンク組作りましょうよ!』とか言うのよ。誰とは言わないけど」と、歌手や司会者で例年多くのタレントを輩出する芸能事務所・アミューズに言及。
「そういうとこでお茶を濁されるのが嫌なのよ!」とぶっちゃけると、「私とはるな愛は白組で出ますから!」と再度宣言した。
近年のジェンダー議論にも一石
アミューズは俳優でタレントの大泉洋が2020年から3年連続で司会を務め、2023年には歌手としても初出場。同年はPerfume、エレファントカシマシ、福山雅治、星野源も出場し、計5組となる、事務所別での最大勢力だった。2008年の創設の特別枠でも、サザンオールスターズと桑田佳祐だけで計5回出場している。
この点をうまくイジリつつ、当事者として近年のジェンダー議論に物申すコメントは、番組のカラー意識や重くなりすぎないような配慮といえる。
筆者は、長年テレビ番組やエンタメ系の記事を手掛け、タレントたちの発言にも注目しているが、ミッツはさすがの話術だと改めて感心した。
(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)
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