30周年の「ミナペルホネン」 活動を紐解く展覧会 皆川氏「“つぐ”要素伝えたい」
2025.11.25 06:27
提供:繊研plus

展覧会「つぐ mina perhonen」が11月22日、東京・世田谷美術館で開幕した。ブランド創設30周年を迎えた「ミナペルホネン」は今年、国内外でこれまでの活動をひも解く展覧会を行ってきた。今回は新たに、ブランドの活動を通してクリエイションが波紋のように広がる様子を伝える。26年2月1日まで。
タイトルの「つぐ」には、ブランドを受け継ぐという意味だけでなく、人と人をつなぐ、思いを告げるなど様々な意味を込めた。創業者でデザイナーの皆川明さんは、「物作りの中にある『つぐ』要素を伝えながら、私たちがどういうことを感じ、どのように物作りを日々行っているのかを見てもらいたい」と語った。
展示の冒頭には、様々な柄のミナペルホネンのテキスタイルが約180種類、並んだ。一つのモチーフが派生し、広がっていく様子が分かる。次のエリアではテキスタイルが服や雑貨、セラミックなどに展開する。皆川さんや、同社のデザイナーも務める田中景子CEO(最高経営責任者)が普段、デザインを行う部屋も再現。期間中、何度か実際にそこで仕事する。

主要工場でテキスタイルが織り上がる様子、スクリーンプリントを手作業で行う様子も見どころの一つ。顧客が長年着てきた服のリメイクも展示している。同展は来春から、長野や熊本などにも巡回する。

関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
広島・中村奨 定位置奪取へ野球ノート導入 好調時の打撃感覚書き留め「次のステップに上がれるように」デイリースポーツ -
「you never know」の意味は?直訳してみるとわかるかも…!【1分英会話】Ray -
「ゴールドウイン」 国内外のスキーヤーつかむ 付加価値ある値上げで繊研plus -
嘘の電話でサークルが活動停止...しかし【まさかの事実】が発覚して主人公絶句!Ray -
【衝撃ラスト】サークルが突然、活動停止に!?黒幕は“まさかの人物”で…?Ray -
【二字熟語クロスワード】真んなかに入る漢字は?5秒で答えて!Ray -
帝人フロンティア 「エコペット」で特別展 30年の歩みと未来を描く繊研plus -
西武池袋本店本店の改装中5フロア 42ショップが年内オープン繊研plus -
あのちゃん 地上波ドラマ初主演「絶対に見逃さないで」 鈴木福と複雑な主従関係を体現 来年4月スタート「惡の華」デイリースポーツ芸能