

2025年秋冬新作下地&ファンデ&コンシーラー、何を買えばいい? コスメオタクが使い比べてみた
今回のテーマ
内側から発光する肌を手に入れたい! 2025年秋冬の下地&ファンデ&コンシーラーは何を買う?
さまざまなブランドから続々と秋冬の新作ベースメイクが発売される今日この頃。この秋冬はどんな肌で過ごしたいか考えている人も多いのではないでしょうか?
今回のトークテーマは「秋冬コスメ 下地&ファンデーション&コンシーラー」。ポイントメイク編に引き続き、よしかわとにしきおりが、豊作の秋冬ベースメイクの中から化粧下地とコンシーラー、ファンデーションをピックアップ。気になるアイテムとなりたい印象について語ります。
プロフィール
ライター よしかわ
カラーコーディネーターの母親の影響で、小学生時代に色彩とメイクの楽しさに魅了される。学生時代はコスメ集めに夢中になり、高校卒業後はアパレル店員や化粧品業界で広報を経験。素肌をグレードアップさせたセミツヤ肌に多幸感ヴェールをまとったヘルシーな印象に憧れ。コントロールカラーを駆使したい気分。
編集 にしきおり
初めて自分でメイクをした14歳の頃からコスメの魅力に取りつかれ、学生時代から女性向けメディアに従事。美容系ニュースメディア、商品比較情報サイトのスキンケア部門ライターを経て、現在はマイナビウーマンでレビュー記事から取材記事、企画記事まで幅広く担当中。ポイントメイクで青みに挑戦するので、ベースもピンク系を中心にセレクト。
■内側からの発光感、ピンクニュアンスは化粧下地で仕込む
にしきおり:今季の新作ベースメイクを見てみると、全体的にコントロールカラーが多い印象があります。
よしかわ:国産ブランドからカラバリ豊富なコントロールカラーが登場しましたね。化粧下地だったりコンシーラーだったり、ファンデーションをのせる前の楽しみが増えました。
にしきおり:特に下地はピンク系が多いですよね。あとは明るめの肌に仕上がるファンデーションも増えてきた気がします。
よしかわ:既存のものに新色として発売されたり、明るいカラーを含むカラバリの新作ファンデーションが発売されたり、最近の肌を明るく見せたいニーズを捉えてそう。
にしきおり:よしかわさんがこの秋どんな肌になりたいですか?
よしかわ:素肌を生かしながらも自然な陰影と多幸感ヴェールをまとったヘルシーな肌ですね。くすみを飛ばす化粧下地と素肌を格上げするようなファンデーションをうまく使いこなして、セミグロウな肌に仕上げたいなと思ってます。にしきおりさんは?
にしきおり:私はピンク系のカラーリングが多いところに影響を受けて、ピンクニュアンスの明るめの肌で、内側からふわっと発光するようなツヤ感が理想です。
よしかわ:ツヤの質にもこだわれるアイテムが今季は多いから注目していきたいですよね。ではまず化粧下地から紹介していきましょう!
にしきおり:被りアイテムでいうと、雪肌精 BLUEの「アウェイクニング マイ トーン プライマー」が良すぎましたよね。
よしかわ:雪肌精 BLUEからベースメイクが誕生したということで注目していたんですけど、この美容液下地はどんな肌の色でも溶け込むようになじんで、ほのかな明るさと血色感、さらに透明感まで与えます。
にしきおり:美容液のようになめらかでみずみずしさがあるのに、なじませていくとピタッとととまって。どんなファンデーションにも合いそうですよね。
よしかわ:あとは雪肌精BLUEならではのハーバルな香りが、忙しい朝のメイク時間で心を浄化してくれる。
にしきおり:癒されますよね。 雪肌精だと「雪肌精 クリアウェルネス エアリースキンヴェール ブライトアップUVベース」もお気に入りで、化粧下地なのにカバー力が高くて、これ一つでも肌がきれいに見えます。
よしかわ:低刺激処方のブランドだから、肌が揺らいでる時に使おうかなと思ってたけど、毛穴や色ムラをカバーして透明感のヴェールをまとったような仕上がりになるから、シチュエーション問わずに使いたい。ノンケミなのに紫外線防止効果はSPF50+・PA++++もあって、そのハイスペック! 化粧下地以上のクオリティです。
にしきおり:隠ぺい感がないですよね。この下地を塗った後に、気になるところにコンシーラーをのせてパウダーをしたらベースメイクが完成します。
にしきおり:ETVOSから数量限定で発売された「ミネラルインナートリートメントベース」もかぶりアイテムですね。私が選んだ「マカロンピンク」は、手に出すと濃いめのピンクでびっくりするんですけど、伸ばすとピンクのニュアンスだけ肌に残しつつ、透明感も加わってフワッと明るいかわいい肌になれます。
よしかわ:これは触ったときに絶対にしきおりさんが好きそうだなと思いました!
にしきおり:よしかわさんが選んだ「マカロンイエロー」も全顔に使ってみたんですけど、黄ぐすみすることなく色ムラがきれいに整ったから、イエローの下地に抵抗がある人に使ってみてほしい。
よしかわ:イエローってものによっては色が出すぎちゃうから難しいんですよね。これは肌にしっかり溶け込むし、フレッシュな印象になれるからおすすめです。
あとは使いたいシーンごとに紹介すると、ツヤと透明感を仕込みたいときは、発売前から話題になっていたマキアージュの「エッセンスベース EX」。ファンデ美容液と同じように美容液で下地成分を包み込む処方になっていて、ジェル状のみずみずしいテクスチャーで毛穴や色ムラをカバーして、なめらかな肌に仕上げてくれます。
にしきおり:同日に美容液パウダーも発売されたから、この機会に美容液仕立てのベースメイク三点セットで土台を作りたい!
よしかわ:わかるー! 肌の揺らぎが気になるときはナチュラグラッセの「モイスチャーバランシング ベース」を使いたくて。水分と油分バランス、肌のバリア機能に着目した化粧下地で、真っ白だから結構トーンアップしそうだなと思ったんですけど、肌になじませるとふんわりと明るくしてツヤ感も仕込めます。こっくりとしたクリーム状で高保湿なのにベタつかずにピタッととまる。ファンデーションとの相性を考えずに使えそうです。
にしきおり:この保湿感は肌が揺らいでる時に安心感をくれそう。
よしかわ:乾燥が気になるときに使いたいのがファンケルの「スキンケアベース Wモイスト」。みずみずしいクリームで、水を蓄えたようなうるおい感を与えられます。「ベージュ」はナチュラルに肌色を補正しつつ、光を味方にするパウダーも配合されているので、やわらかな透明感と血色感が得られます。
にしきおり:繊細なパールがきらめいてますね。この軽やかさだから万人受けしそう。
私はほとんどがピンクニュアンスになってしまいました(笑)。ルナソルの「クラリティスキンプライマー」は、青みニュアンスのミルキーなピンクにバイオレットパールが入っていて、黄ぐすみを抑えながらトーンアップをかなえて透明感の際立つ肌に仕立ててくれます。
よしかわ:トーンアップしてかわいい肌になれるのかなと思ったけど、さらに黄ぐすみも飛ばしてくれるなんて。
にしきおり:トーンアップと秋冬らしい上品なツヤ肌になれるので愛用してます。もう一つがロフトの展示会で出会ったモイットという薄肌さんのための新ブランドの「シアーモイストベース」です。厚塗り感をなくしているのと薄肌さんは乾燥肌の人が多いから高保湿仕様になってるみたい。
よしかわ:新発想! 仕上がりが気になります。
にしきおり:「グロウピンク」は、白さがなくてふんわりと明るいピンクのヴェールをまとったような肌に仕上がります。ノンケミなのにSPF50+・PA++++もあるってうれしいですよね。どちらかというと薄肌の自覚があるので、使ってみようと思います。
ピンク以外だとAPEXの「アペックス UVベース」が、日焼け止めとして日々使いたいぐらいの心地良さなんです。手に取ると白いんですけど、伸ばすと溶け込んで透明になります。APEXは肌分析から自分の肌状態に合うアイテムを提案してくれて、私は全8種類の中からモイストタイプのシアーな仕上がりでつるんとした肌にしてくれるものが良いらしく。パーソナライズされたファンデーション以外でもどのタイプと合わせてもきれいに仕上がるんですよ。ペタペタはしないけど、ちゃんと密着力も上げてくれるので万能! SPF50・PA++++もあるので日焼け止めいらずです。
よしかわ:すてき! 私も肌分析やってみたくなりました。
にしきおり:カラー下地はエレガンスの「モデリング カラーベース」が外せないですよね。
よしかわ:どの色にしようか悩んだんですけど、私はこれまでエレガンスのカラー下地にはなかった「BU300」と「YE401」を選びました。ザ・イエベ秋の私にとってブルーってかなり挑戦なんですよ。白浮きしたりグレーっぽく見えたりしがちなんですけど、これは浮かないしくすまない。ブルーの下地の良さを教えてくれたのが「エレガンス モデリング カラーベース」でした。
にしきおり:冴えわたるような肌になりますよね。
よしかわ:私、夏休みに日焼けして小麦肌なんですけど全然浮かない(笑)。肌色関係なく内側から透明感を底上げしてくれるなんてすばらしい!
にしきおり:説得力がありすぎる(笑)。私はブルーの下地を全体に塗ると、顔色が悪く見えがちなんですけど、これは赤みや色ムラを整えつつも顔色が悪くならない絶妙なカラーです。
よしかわ:イエローの「YE401」も良くて、くすみや色ムラを補正しながらもいきいきとしたフレッシュでヘルシーな肌に仕上げてくれる。そして私の悩みである頬の赤みにもアプローチしてくれるので、これがあると安心します。
よしかわ:部分用下地では、TIRTIRの「MASK FIT COLOR BRIGHTENER」が画期的で、スティックタイプで先端に丸いスポンジチップが付いているので、手を汚すことなくポンポンとのせることができます。カラーは「MELLOW LEMON」と「SOFT LAVENDER」どっちも持ってきたんですけど、ポイント使いに最適。ラベンダーはハイライトをのせるところにポンポンしたり、イエローは赤みやシミそばかすがイマイチ消えてないなっていう時に使ってます。
にしきおり:紫外線防止効果がSPF43・PA++もあるのはうれしいですね。うるおい感もあって、手に取った時と肌にのせた時の印象が全然違う。これは私も感動しました!
それから、おもしろいと思ったのがスキンヒーローの「スキンヒーロー リンクルシーラークリーム 部分用<クリーム・下地>」っていう部分用のものなんですけど、シワを隠せるんですよ。ふわっとしたクリームが溝を埋めて、シワが目立ちにくくなってハリが出たような肌になれます。
よしかわ:そんなことができちゃうなんて魔法の下地!
にしきおり:凹凸を隠してくれるからシワによるメイク崩れも防げるんですよね。ピンクっぽい明るいカラーだからシワの影もカバーしてくれる。エイジングケア成分(※1)も配合されているから、仕込みとして眉間にも使おうと思ってます。
※1 プラセンタエキス、レチノール、加水分解コラーゲン、ナイアシンアミド、アセチルヘキサペプチド-8 すべて保湿成分
■コンシーラーはカバー力だけでは物足りない とまりがよくみずみずしいタイプが好み
にしきおり:被りアイテムになったエクセルの「エシリアル セラムコンシーラー」は、初めて使った時に感動して。なじみつつ、ちゃんとカバー感も担保してくれる絶妙なバランスのリキッドコンシーラーに初めて出会いました。
よしかわ:美容液コンシーラーだけあってみずみずしいテクスチャーなのに、肌になじませるとピタッと密着してしっかりカバー力もあるし、さらに崩れにくい!
にしきおり:なじませるのも簡単ですよね。皮膚の薄い目の下に使った時が一番感動しました。ちゃんとフィットしてくれてひび割れもなく、厚塗り感もなくて本当にすごい!
よしかわ:色別の肌悩みに合わせてケア成分を配合されているのもうれしいですよね。これは指で伸ばすのも良いけど、ぜひハート型のコンシーラーブラシと一緒に使ってみて欲しい!
にしきおり:ETVOSの「ミネラルインナートリートメントリキッドコンシーラー」の限定色「アイボリーベージュ」は、特にコンシーラーをハイライトとして使いたい人におすすめ。
よしかわ:これもなじませていくとピタッととまるから使いやすいですよね。ホワイトニュアンスだから、立体感がきれいに作れる。涙袋メイクとかに合いそう!
あとはメイベリン ニューヨークの「SPステイ コンシーラー」も使いやすくて、軽い付け心地で素肌感はあるのにカバー力抜群なルミマット リキッド ファンデーションのSPステイ シリーズから登場したんですけど、コンシーラーでもそれをかなえてくれる。ハイカバーなのに塗ってる感はないし、独特な薄いチップで面もポイントものせやすくて。今日は特に崩したくないぞっていうシーンの救世主になると思います。
にしきおり:大人気のファンデシリーズに仲間入りしたコンシーラーだなんて、これも人気になりそう。
ルナソルの「シームレスコレクティングリクイド」はカバー力が高くて、リキッドタイプでここまで隠せるんだと驚きました。しかも、少量でかなり伸びるんですよ。指でぼかしてもきれいに仕上がります。
よしかわ:塗ってないところとの境目が全然分からないのにちゃんとカバーしてくれてる。
にしきおり:どうしても肌とコンシーラーの境目がわかってしまうことに悩んでて、これはテクいらずでそれが解消されるから一押しです。
ニキビを隠したい人におすすめなのが、素肌記念日の「薬用スキンケアコンシーラー ACホワイト【医薬部外品】」。ニキビって隠したいけど、「ニキビの上に塗って大丈夫かな?」って罪悪感もありません? これはスキンケア成分がしっかり入ってるので、罪悪感も少なく使えるかなと思います。少し明るめの色設計だから肌の色が明るい人に特に良いかも。
よしかわ:ケアしながら隠せるのはありがたいですね。
にしきおり:ニキビって隠したあとパウダーをのせたり、時間が経ったりするとニキビが「こんにちは」しちゃうこともあるけど、これはうるおい感がしっかりあるし止まってくれそう。
■今季激アツなカラーコントロールコンシーラーを使いこなしたい!
よしかわ:コントロールカラーのコンシーラーは被りアイテムがたくさん。エクセルの「エシリアル セラムコンシーラー」は選べなくて二本持ってきちゃいました。
にしきおり:「ER03 アプリコットピンク」が一緒! クマ消しにすごく良い。これはファンデーションの前に仕込むときれいに仕上がりますよね。
よしかわ:下地の次にこれを塗ってね。ベージュのコンシーラーの時も話したけど密着力がすばらしいので皮膚が薄い部分でも不安にならずに使えます。
にしきおり:コントロールカラーこそハート型のコンシーラブラシでのせると、よりきれいになじみますよね。よしかわさんが選んだ限定色の「ER05 アイシーブルー」も使いやすい。
よしかわ:私はハイライトとして使っていて、目頭の“女神スポット”にのせるだけでもパーンと明るくなる。イエベ秋の私からしたらブルーのコンシーラーってかなり挑戦だなって思ってたけど、これは濁らずにメイクの幅を広げてくれます。
にしきおり:ハイライトとして使いたいのはセザンヌの「ブライトカラーシーラー」の新色「00 メリハリホワイト」。ぱっと見は真っ白だけど、なじませていくと白浮きすることなく自然にハイライトとして機能してくれますよね。
よしかわ:初めてみた時は、平成ギャルメイクのハクビシンハイライトが帰ってきたと思っちゃったんですけど(笑)、ちょっぴりベージュニュアンスもあって肌の色を拾ってくれるから、すごく自然な立体感が生まれます。
にしきおり:あとナチュラグラッセの「カラーコレクター」は、ふわっとした質感で高保湿ですよね。
よしかわ:気になる肌悩みをしっかりカバーして、透明感もプラスしてくれます。私は「03 ペールグリーン」を選んだんですけど、グレーにならずに赤みをカバーしてくれるし、グリーンに発色しすぎないからなじみが良い。
にしきおり:適度な発色ですよね。特に「01 ラベンダー」は、青みが強すぎずにかわいらしい発光感を出してくれる。今季はポイントメイクでも青みカラーに挑戦しようと思っているので、その仕込みとして使いたいですね。「02 クリームイエロー」は顔色に自信がないときに、頬の中心あたりにのせると健康的な肌に見えるから大好きです。
よしかわ:このイエローもなじみが良さそう。
にしきおり:あとはルナソルの「シームレスコレクティングリクイド」の「05 Clear Lavender」が、黄ぐすみを払って透明感を与えながら明るい印象へ導いてくれます。結構青みがあるように見えるけど、シアーでみずみずしいテクスチャーなんです。肌にのせると薄膜で、ラベンダーの透明感をふわっとまとえます。
よしかわ:ふわっと発色だからラベンダーカラーに挑戦したい人に良さそう。
パレットタイプだと雪肌精 BLUEの「メルティ マイ カラー バランサー」に惹かれましたよね。
にしきおり:国産コスメでカラフルなコンシーラーパレットを初めて見たかも。こんなにも鮮やかな色なのに、肌にのせるときれいになじみますよね。
よしかわ:それぞれ悩みに応じたテクスチャーになっているけど、どれも軽やか。肌と調和してサラサラになってくれるのに保湿感もあって、さすが雪肌精 BLUEだなって思いましたもん。あとコンシーラーをチップでのせる良さを知りました。
にしきおり:感覚的に使えて、なおかつ仕上がりも良くて、よく考えられてますよね。
よしかわ:こういう配色のパレットって使いこなすのが難しいイメージがあるけど、これはそんなイメージを払拭してくれるアイテムなんじゃないかなと思います。
にしきおり:私がすごくチャレンジしたいなと思ってるのが、雪肌精PRさんに教えていただいた、「ブルーを口元に入れると口角が上がって見える」というテクニック。怒ってる時すらも笑顔に見えると聞いて、最近プンプンしちゃう時があるから実践したい(笑)。
よしかわ:あのエピソードは私もめっちゃ響きました(笑)。もう一緒にやりましょう!
■ツヤ系ファンデでより内側からツヤめく肌へ
よしかわ:雪肌精 BLUEの「ブリージング マイ グロウ フルイド」は、もう驚くほどになめらか。ちょっとコクのあるテクスチャーでうるおいと光のヴェールをまとったかのような仕上がりで、心まで満たされた健康的な肌になれる気がします。
にしきおり:美容液感がさすがスキンケアブランドですよね。うるおい溢れるツヤ感。生命力があふれるツヤ肌になれる。カバー力も欲しいけどうるおい感も外せない人におすすめしたいですね。
よしかわ:もう一つの被りアイテムとなったアルマーニ ビューティの「ルミナス シルク プリマ グロー」は生ツヤ仕上がりですよね。シルキーでエレガントなツヤ肌になれる。
にしきおり:高貴な肌に仕上がりますよね。
よしかわ:シームレスにフィットしてみずみずしくなめらかな肌が完成する。このツヤ感が長時間続くのもうれしいですよね。上品なツヤを放ちながらも、すぐにサラッとしてくれるので、パウダーなしでも良さそう。
イヴ・サンローランの「オールアワーズ リキッド グロウ」は、ロングラスティングで人気の「オールアワーズ」からツヤタイプが登場したということで注目してたんです。しっかりとカバー力があって光のヴェールをまとったかのような透明感のある肌に仕上がります。このツヤ感がさまざまなラスティング効果で長時間キープできるだけでも魅力的なのに、約78%がスキンケアベースという完璧さ! これは話題になっている理由がわかります。
にしきおり:欲しいものが全て入ってると言っても過言じゃないですよね。このハリのある肌に私もなりたい。
よしかわ:そして“生ツヤ”で気になっていたCelvokeの「レアグロウ リキッドファンデーション」は、薄膜で厚塗り感がないのにカバー力もしっかりあります。肌に溶け込むようになじんで、水をたっぷり抱えたようなグロウ肌になれる!
にしきおり:この化粧下地も良かったから気になってたんですけど、ノンパールでこのツヤはすばらしい。塗った感が全然ないですね。
よしかわ:素肌を自然に理想のクオリティに底上げしてくれる名品だと思います。
にしきおり:ランコムの「イドル スキン セラム ファインカバー クッション」も“生ツヤ”仕立てだと思います。みずみずしいローズの香りに癒されながら、アイドルのような“隙なし肌”になれる。
よしかわ:ヴェールを一枚まとったような上品なツヤ! 美容液ファンデの中でも肌が呼吸をしているような軽やかさがありますね。
にしきおり:これはデイリーで使いたい! フレッシュな生ツヤが欲しい人にぜひ使って欲しいですね。
生ツヤ素肌感でいうとKANEBOの「ライブリースキン ウェアⅡ」も外せないですよね。他のクリームファンデーションとは違ったスルスルとほぐれていくようなテクスチャーが気持ち良くて、唯一無二の素肌になりすまし感。
よしかわ:スルスルと肌と一体化しながら、隠したいものがなかったかのようにカバーしていきますね。さらなる進化を感じます。
にしきおり:これはファンにはたまらないですね。全10色と色展開も多いから自分の肌に合う一つが見つかるのもKANEBOならではだなと思います。
よしかわ:ツヤ感だけでなく立体感も欲張りたい人にはRMKの「リクイドファンデーション フローレスカバレッジ プラス」をおすすめしたいです。RMKならではの素肌感とカバー力はそのままに、何も考えずにのせただけでも溶け込むようになじんで、内側から発光するようなツヤ感と、どこから見ても自然な立体感が得られます。
にしきおり:どこに塗布したか分からないくらいシームレスなのに、ちゃんと素肌をアップデートしてくれてる! これを使うだけで肌に自信が持てそう。
よしかわ:間違いない! 忙しい朝ってコントゥアまでできないこともあるから、立体感が際立つこのファンデーションは重宝したいですね。
にしきおり:APEXの「アペックス リキッドファンデーション」も素肌になりすましてくれるんですよ。指塗りで簡単になじむから使いやすいし、毛穴や凹凸までつるんときれいにカバーできます。これも肌解析で自分の肌状態に合ったタイプを提案してくれるのでおすすめです。
よしかわ:リキッドかクリームでも選べるんですね。自分に合ったものでメイクができるとさらに自分の肌を好きになれそう。
あとはクリームタイプになるんですけど、一つ目がテクニックレスでプロ級の仕上がりをかなえてくれるアルビオン スタジオの「アルビオン スタジオ パーフェクトエディット ファンデーション」。ダイヤル式になっていて、ダイヤル1回分が1回の使用量の目安になってるんですよ。
にしきおり:おもしろいパッケージですね。使いやすそう!
よしかわ:ハイカバーなのに透明感も両立した程良いツヤ仕上がり。隙のない高貴な肌に仕上げたいときに使いたいクリームファンデです。
ファンケルの「セラムイン カバーファンデーション」は、こっくりとしてるけどなめらかに伸び広がるテクスチャーで、やさしいツヤ感とうるおい感もあるんだけどサラッと仕上がるのでバウダーはいらないかも。
にしきおり:デイリー使いしやすい仕上がりですね。
よしかわ:この仕上がりでツヤ感も透明感もかなえるのが不思議。特に保湿感は欲しいけどベタつきたくない人に合うと思います。
にしきおり:クリーム系だとSUQQUの「スキンケア クリーム ティント」は、下地いらずでベースメイクを完結できることを想定して作られていて、その仕上がりに感動しました。スキンケアが終わったら、これを指で伸び広げるだけで簡単に肌をアップグレードしてくれるんですよ。トリコになる人も多いと思うし、塗った感がないのでファンデが苦手な人はこの質感が好きだと思う。
よしかわ:みずみずしい自然な透明感が溢れますね。きれい!
にしきおり:顔料を全然感じないテクスチャーなんですけど、きれいに肌色を整えてくれますよ。
ナチュラグラッセの「スキントリートメント ファンデーションN」はとにかくしっとり仕上がりだから乾燥肌の人におすすめ。少量でもしっかりカバーできるから、「ナチュラルコスメを使いたいんだけどカバー力がいつも物足りないんだよね」って人に特におすすめしたいです。
よしかわ:水分を抱え込んだクリアな肌になれますよね。本当に進化したナチュラグラッセのベースメイクはどれも良い!
にしきおり:あと気になったのは、プリマヴィスタの「グロウカバー クッション」。ブランドとして初のクッションファンデらしいんですけど、これが“簡単にきれいに仕上がる”のがポイントで、タッピングでもムラなく、すべらせてもすじムラが出ないんですよ。今ささっと塗っただけで、こんなにきれい。
よしかわ:クッションファンデの進化を感じますね。しかも厚塗り感もない。
にしきおり:ちゃんときれいに毛穴もカバーされてますよね。クッションファンデは手軽そうだから使ってみたいけど、テクが間に合わなくてきれいにつかないんだよねって人は特に試してほしいかも。
長時間キープさせたい時に使いたいのがパーフェクトダイアリーの「バイオフェイス エッセンス ファンデーション」です。みずみずしいのにピタッととまって密着力も高め。ホクロが薄くなるくらいのカバー力もあります。メイク中もうるおいが続いて乾燥による化粧崩れを防いでくれるのはこれからの時期にありがたいですよね。
よしかわ:この使い切れるサイズ感もうれしいかも。 あとは、今季豊作のパウダリーファンデーションの中から、ファンケルの「シルキー エッセンスファンデーションUV」を選びました。
にしきおり:パウダリーファンデーション、多いですよね。粉感がなくて素肌に溶け込む仕上がりが多いのも2025年秋のトピックスだと思います。
よしかわ:リキッドやクッションでは出せない、シルキーな肌を目指せるものが多い気がする。ファンケルのもまさにそうで、粉っぽさを感じないエアリーなタッチで、磨かれたようなツヤ感をまとえます。
にしきおり:パウダーなのに発光してる!
よしかわ:光の効果で毛穴をぼかしてくれるのでシームレスな肌になれます。久しぶりにパウダリーファンデーションを使おうかなと思ってる人も使いやすいと思いますよ。
にしきおり:私が選んだ「エスプリーク メルティセラム グロウパウダー」は、リキッドファンデーションとフェイスパウダーで仕上げたようなツヤをまとえるパウダリーファンデーションです。しっとりとなめらかに肌に溶け込んで、均一な薄膜で自然にカバーしてくれます。
よしかわ:これもパウダリーファンデーションで仕上げたとは思えないなめらかさ。軽やかな付け心地だし、美容液仕立てだから肌を労われそう。
■専用ツールとの合わせ使いを楽しみたい
にしきおり:ETVOSの「ミネラルセラムファンデーション」は既存のものよりカバー力が高い印象なんですけど軽やかなつけ心地です。
よしかわ:クリームファンデに近いテクスチャーですよね。肌にハリを与えるような適度なツヤ感で、素肌仕上がり。美容液ファンデーションというだけあって保湿力も高いからこれからの乾燥の時期に活躍しそう。
にしきおり:このファンデと同時に発売された「フラットチェンジブラシ」が超優秀なんですよ。もう毎日使いたい!
よしかわ:私はすじムラができずに細かいところにもアプローチしやすいところに感動しました。ケースが持ち手に変わるから持ち運びにも保存にも便利。
にしきおり:ブラシを使いとより簡単に均一に伸ばせるし磨きもかけられる。この優秀すぎるブラシはぜひ体感してほしいです!
にしきおり:ByURの「セラムフィット スキニー グローリキッドファンデーション」はシャバシャバな質感で、伸ばしていくとあるところでピタッととまるんですよ。カバー力もありつつ素肌感を残した水光肌になれるファンデーションです。
よしかわ:スキンケアを終えた後のようなちゅるんとした肌になれますね。
にしきおり:これもぜひ一緒に使ってほしいツールがあって「マルチファンデーション パフ」は、どんな形状のファンデーションにも使えるパフなんですけど、このリキッドファンデーションをポンポンとなじませていくと簡単につるんとした美しい肌に仕上がります。モチモチとした素材で、指塗りよりも簡単で時短になるのでこれもおすすめです。
■セミマットファンデでシルキーな肌へ
にしきおり:ツヤタイプでよしかわさんがパウダリーファンデーションを紹介していましたが、セミマットではパウダリーファンデーションを使いたい気分。ナチュラグラッセの「エアリースムース パウダーファンデーション」も粉を塗った感がなくて上質。若干パールが入っててふわっと明るくしてくれますよね。
よしかわ:毛穴も色ムラも自然なカバーで、クリアでシルキーな肌に仕上がりますよね。 そしてコスメデコルテの「ゼン ウェア パウダーファンデーション」のつるんとした肌も大好き。むき卵肌がパウダーで作れるなんて……。
にしきおり:粉感なんて一切ないですよね。ゼン ウェアシリーズならではの上質さがパウダリーファンデーションにも反映されてるなと思いました。
よしかわ:コスメデコルテからパウダリーファンデーションが出ると知ったときはなぜ今なんだろうと思ったけど、この絹のような艶めきはコスメデコルテでしか出せないなと納得しました。
よしかわ:クッションファンデだとチャコット・コスメティクスの「チャコット グラスヴェールクッションファンデーション」が、光を味方にして澄み渡るような肌になれる。
にしきおり:デイリー使いしやすいセミマットですよね。厚塗り感はないし、素肌感と高いカバー力を両立した仕上がりになります。
よしかわ:パールがほんのりと入ってるから明るさもありますよね。個人的にお気に入りなのが付属のパフで……。
にしきおり:このプルプルなパフすごいですよね! ファンデを吸いすぎないから、簡単にムラなく均一に塗布できるようになっているみたいで、肌にのせるときも気持ち良いですよね。
よしかわ:実用的だしプルプルしてるのがかわいくて(笑)。このパフ単品でも売って欲しいです。
にしきおり:クッションファンデだとシピシピの「フィットスキンクッション R」も良いんですよ。既存の「シピシピ フィットスキンクッション」もハイカバーで好きだったんですけど、リニューアルを機に崩れにくくて厚塗り感がなく、ハイカバーに進化しました。密着はそのままに乾燥しにくく、薄膜仕上がりになってさらに好きになりました。
よしかわ:既存のものがSNSでも話題になってたからリニューアル品が気になってたんですよ。より明るいカラーやミニサイズが出たりとユーザーの声がこんなにも早く反映されるのも企業努力を感じます。
この秋冬は内側から発光するような肌がキーになっている二人。気になるアイテムはありましたか? この秋のベースメイク準備の参考にしてみてくださいね!
気になるコスメをコメントで教えてください!
■今回の登場アイテム
雪肌精 BLUE アウェイクニング マイ トーン プライマー 4,950円(編集部調べ)※
雪肌精 クリアウェルネス エアリースキンヴェール ブライトアップUVベース 2,750円※
ETVOS ミネラルインナートリートメントベース マカロンピンク、マカロンイエロー 各4,950円※
マキアージュ マキアージュ エッセンスベース EX 3,300円
ナチュラグラッセ モイスチャーバランシング ベース 3,740円※
ファンケル スキンケアベース Wモイスト ベージュ 2,200円
ルナソル クラリティスキンプライマー 4,950円※
モイット シアーモイストベース グロウピンク 1,760円※
アペックス UVベース 11,000円※
エレガンス モデリング カラーベース BU300、YE401 5,500円※
TIRTIR MASK FIT COLOR BRIGHTENER MELLOW LEMON、SOFT LAVENDER 各1,980円※
スキンヒーロー リンクルシーラークリーム 部分用<クリーム・下地> 990円※
エクセル エシリアル セラムコンシーラー ER01 ブライトベージュ、ER02 ナチュラルベージュ、ER03 アプリコットピンク、ER05 アイシーブルー 各1,760円※
ETVOS ミネラルインナートリートメントリキッドコンシーラー アイボリーベージュ 3,850円※
メイベリン ニューヨーク SPステイ コンシーラー 1,980円
ルナソル シームレスコレクティングリクイド 02 Natural Beige、05 Clear Lavender 各4,400円※
素肌記念日 薬用スキンケアコンシーラー ACホワイト【医薬部外品】 1,320円※
セザンヌ ブライトカラーシーラー 00 メリハリホワイト 748円※
ナチュラグラッセ カラーコレクター 01 ラベンダー、02 クリームイエロー、03 ペールグリーン 各3,080円※
雪肌精 BLUE メルティ マイ カラー バランサー 4,180円(編集部調べ)※
雪肌精 BLUE ブリージング マイ グロウ フルイド 6,050円(編集部調べ)※
アルマーニ ビューティ ルミナス シルク プリマ グロー 12,540円※
イヴ・サンローラン オールアワーズ リキッド グロウ 8,360円
Celvoke セルヴォーク レアグロウ リキッドファンデーション 6,050円
ランコム イドル スキン セラム ファインカバー クッション 7,920円※
KANEBO ライブリースキン ウェアⅡ 12,100円※
RMK リクイドファンデーション フローレスカバレッジ プラス 6,600円
アペックス リキッドファンデーション 11,000円※
アルビオン スタジオ パーフェクトエディット ファンデーション 6,600円
ファンケル セラムイン カバーファンデーション 3,300円
SUQQU スキンケア クリーム ティント 8,250円
ナチュラグラッセ スキントリートメント ファンデーションN 4,620円※
プリマヴィスタ グロウカバー クッション 4,400円(別売ケース込み/編集部調べ)※
パーフェクトダイアリー バイオフェイス エッセンス ファンデーション 3,960円
ファンケル シルキー エッセンスファンデーションUV 4,290円 ※ケースとセット
エスプリーク メルティセラム グロウパウダー 4,180円(ケースとセット/編集部調べ)※
ETVOS ミネラルセラムファンデーション 5,500円※
ETVOS フラットチェンジブラシ 2,970円※
ByUR セラムフィット スキニー グローリキッドファンデーション 3,410円※
ByUR マルチファンデーション パフ 550円※
ナチュラグラッセ エアリースムース パウダーファンデーション 4,730円※
コスメデコルテ ゼン ウェア パウダーファンデーション 7,700円(ケースとセット)※
チャコット・コスメティクス チャコット グラスヴェールクッションファンデーション 2,970円(ケースとセット) ※
シピシピ フィットスキンクッション R 2,750円※
※マークのアイテムは撮影用サンプル、それ以外のアイテムはライター・編集部私物です。
(写真・文:吉川夏澄、編集:錦織絵梨奈/マイナビウーマン編集部)
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三浦龍司の接触 日本チーム抗議、上訴も棄却「認められませんでした」 陸連発表 競技結果に変更なし SNSなどで物議デイリースポーツ
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無念5位の村竹ラシッド、涙止まらず「何が足りなかったんだろうなって…」メダルまで0秒06差「みんなと一緒に喜びたかった」デイリースポーツ
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村竹ラシッド、日本人初メダルならず 涙止まらず「何が足りなかったんだろうなって…」終盤までメダル争いもゴール前で競り負け5位「みんなと喜びたかった」デイリースポーツ
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